2023年3月上旬、今回は『御破裂山(ごはれつやま)』に登ってきました!
御破裂山は奈良盆地の南東側にそびえる標高618mの山!桜井市と高市郡明日香村の境あたりに位置する山です!※ピークは桜井市
大化の改新の舞台である”多武峰 談山神社”のすぐ北にある山で、古くから「日本国に異変が起こるとき神山が鳴動する」という伝説が残る山となります!!
西麓には”中央集権律令国家の誕生地”である『明日香村』があり、多数の古墳群や遺跡・名高い神社仏閣などの歴史スポットが並んでいます!!
それらの『飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群』は、”世界遺産暫定リスト”に登録されており、まさに日本の礎となった奈良・飛鳥時代の古代ロマンが漂う山となります!!
そんな御破裂山を、「石舞台古墳」や西国三十三所の「岡寺」を巡りながら登ってきました!!
『談山神社』についてはこちら↓
『御破裂山』の登山コース
代表的なルート
『御破裂山』への代表的なルートは、
- 多武峰バス停→『談山神社』→御破裂山
- 『石舞台古墳』『岡寺』→万葉展望台→御破裂山
- 『飛鳥寺跡』→東山集落→万葉展望台→御破裂山
などの登山コースがあります!
モデルプランとしては、
- 談山神社→御破裂山→万葉展望台→明日香村の各スポット
という、『談山神社』を起点として、『明日香村』に下ってくるプランが人気です!
コース中にある「万葉展望台」から明日香村の各スポットに分岐できるので、お好みのコースを選択して明日香村を巡りましょう!
明日香村は非常に歴史スポットが多く、それだけでも一日かかるぐらい見どころが豊富!
「赤かめバス(周遊バス)」が村内を運行しているので、下山後にバスやレンタルサイクルを利用しての”飛鳥巡り”も楽しめます!
『飛鳥周遊ウォーキング』・明日香村観光についてはこちら↓
また計画をボリュームアップさせるなら、談山神社の東に走る『竜門山地』の山々を組み合わせることもできます!
「音羽三山」や「竜門岳」から談山神社へ向かうのがオススメです!
今回のプラン
今回は明日香村から御破裂山へピストンするプランで登りました!
「談山神社」からスタートするのも良かったのですが以前立ち寄っているのもあり、今回は「石舞台古墳」「岡寺」などの明日香村のスポットを巡るプランを選択しました!
石舞台古墳からスタート!上居集落から岡寺分岐へと登り、登山道に入ります。谷筋の急坂を一気に登って万葉展望台へ!
万葉展望台からは尾根の緩やかな道を進みます。林道出合から増賀上人墓に立ち寄り、民家の脇から林道を登ると御破裂山に到着!
下山は同じ道をピストンし、岡寺分岐から西国三十三所の『岡寺』を拝観!
参道を下って、街並みを散策し石舞台古墳にゴール!下山後は石舞台古墳を見学しました!
このプランでの総距離は約12.4km!
標準コースタイムは約5時間です!
※談山神社→御破裂山→石舞台の場合(約7.5km/3時間)
〈今回のプラン〉
- 登り:石舞台(6:58)→岡寺分岐(7:16)→万葉展望台(7:35)→御破裂山(8:33)
- 下り:岡寺分岐(9:27)→岡寺(9:34-57)→石舞台(10:06)
登山口の駐車場とアクセス
石舞台古墳に有料駐車場あり!
明日香村側からスタートする場合は『石舞台古墳』に有料駐車場があります!
石舞台古墳周辺の公園に整備された規模の大きな駐車場!キャパは約200台!
こちらが利用料金表です!
また駐車場内には、周遊バスの「石舞台バス停」があります!
今回のプランは公共交通機関での登山も計画しやすいコースだと思います♪
また談山神社側からスタートする場合も有料駐車場があります!
詳しくは『談山神社』の公式サイトをご覧ください↓
アクセス
〈マイカーの場合〉
- 京奈和自動車道「橿原高田IC」「御所IC」から約20分
〈公共交通機関の場合〉
- 奈良交通バス「赤かめ周遊バス」※
- 橿原神宮前駅東口→石舞台:380円/飛鳥駅→石舞台:280円
- 奈良交通バス:桜井駅南口→多武峰(440円)/談山神社前(500円)
※『赤かめ周遊バス』は明日香村の有名な観光スポットを巡るバス!
「1日フリー乗車券(大人650/子供330円)」も購入できるので、下山後に飛鳥巡りするならフリー乗車券が便利でオトクです♪
『御破裂山』に登山!
行き:石舞台古墳→万葉展望台→御破裂山
〈6:58〉それでは石舞台前から登山スタート!
石舞台古墳の入り口!まだ時間前なので、帰ってきてから見学しましょう!
石舞台古墳入り口から県道155号を少し進むと左手に道が現れます!
今回はここを左へ曲がって、まず上居集落へ向かいます。
ちなみにそのまま県道を進んで、稲渕棚田のT字の少し先(Google Mapでは「上居の立石」の所)からも上居集落へ向かうことができます。
どちらでも集会所の前で合流できるので好みで選択しましょう!
畑の間の林道を登っていきます!
林道から見渡す明日香の里!!
遠くに二上山~大和葛城山あたりの金剛山地の山並みも見渡せます!!
足元には石舞台古墳の公園が見下ろせる(゚∀゚)!!
それにしてもいい天気ですね~♪
3月に入ってから急激に気温が上がりましたね!この日も早朝からかなり暖かく、下山したお昼前には気温が20℃を越えるような天候でした!
それにともなって強烈な花粉が…。
この林道を道なりに進んでいくと、そのまま上居集落へ繋がっています!
道の周りには、美しい棚田(*´ω`*)!!明日香村ってまさに”日本の原風景”って感じの長閑な風景で本当に美しい!!
世界遺産に登録される日も近いんじゃないかな~♪
足元に稲渕棚田へ向かうT字路!
遠くにシルエットが見える山が、みんな大好き金剛山!!!
のどかな風景を楽しみながら登っていくと上居集落に到着!!
右手から合流してきた道が上居の立石からの道です。
〈7:09〉合流地点には上居集会所があります!そのまま集落内の道を登り、
山腹の道路をどんどん進んでいく!
上居集落から10分ほど進んでいくと、Y字路があります!
〈9:27〉ここが、上居・岡寺分岐となります!御破裂山方面への登山口的な場所!
今回の計画はここから御破裂山まで往復して、帰りは岡寺に立ち寄るプランとなります!
分岐には上居地区周辺のマップがありました!
ここから談山神社まで約2.5km!
それでは登っていきましょう!
分岐から林道を少し登ると害獣よけのフェンスがあります!扉を開け閉めして通過!
フェンスを抜けてすぐのところで、右手に登山道の入口があります!道案内あり!
ここからようやく地道に!!登山らしくなってきたー♪
登り始めのしばらくは木の階段の急登ですが、
すぐに緩やかになり、スギ林の樹林帯を進んでいきます!
鼻がムズムズする(´・ω・`)
樹林帯を奥へ進んでいくと、谷沿いにコースが続いています!!
ここから谷筋の登山道を一気に登る急坂!!
谷の核心部は少し荒れた印象で倒木などもありましたが、このように木橋なども設置されており、整備はしっかりされている印象です!
息を切らしながら谷を登りきれば、道が緩やかになって、
〈7:35〉広場に出てきました!
広場を振り返って。
この広場は明日香村からのコースが合流する交差点となっています!
左が登ってきた石舞台・岡寺の上居地区からのコース。
正面の階段が万葉展望台。
右手が飛鳥寺跡・東山地区からのコースとなります!
こんな感じの交差点!
広場から階段を登るとすぐに万葉展望台!!!
ここからは金剛山地の山並みが一望できます!!!
二上山~金剛山!!
ダイヤモンドトレールの北側の稜線全体が見渡せます♪
この日はかなり天気がよく、気温が上がりすぎていて、霞みがかった展望でした!
もう少し早いの空気の澄んだ時間帯だったら、あべのハルカスも見えたのかな?
景色を眺めながら朝ごはん!!
車で先に2つ食べちゃってたけど、その残りでエネルギー補給!
〈7:48〉それでは御破裂山へ向けて進んでいきましょう!
万葉展望台以降は、御破裂山に向けて尾根道となります!!
ほぼほぼフラットな尾根で、めちゃめちゃ歩きやすい♪
尾根上にある坂もこれぐらい緩やか(*´ω`*)
道幅も広めでのんびり歩ける尾根道です♪
しばらくのんびり進んでいくと、ベンチとそのとなりに3体の石仏が並んでいます!
この石仏のところで、左手に”高家地区”へのコースが合流します。
このコースに関しては調べてみても情報がほとんど無かったので、状態はわかりませんでした。
〈7:58〉石仏のところから少し登ると、林道に出合いました!
ここからは林道歩き!!
〈8:07〉しばらく下っていくと、左手に大きな石垣が見えてきて”増賀(そうが)上人墓”の案内が現れます!
増賀上人は、”多武峰中興の祖”とされています!
ということで少し寄り道!
またこの場所は、”大西良慶和上”の生誕の地であるようです!
大西良慶和は、京都の清水寺で貫主を務めた高僧さんです!またかなりのご長寿であったとしても知られており、109歳で亡くなられるまで貫主を務められたそうです!!
スゲー(゚∀゚)!!
お墓もこちらにあります。
上人墓へ続く石階段!!森の中の長ーい石階段!!
さらに登っていく石階段!!こちらの上にドーム状の墓所がありました!!
上人墓から林道に戻って進んでいく!!しばらく下っていくと、神社の朱いお社が見えてきます!
三社神社という神社!
三社神社を過ぎると民家が見えてきました!
〈8:21〉この民家の脇にある道が、御破裂山の山頂へ続く林道となります!!
御破裂山に登る場合、ほとんどの人が談山神社から登るので、こちらには道標などは設置されていませんでした!
見落とし注意です!!
ちなみにそのまま林道を下ると、県道155号に合流でき、談山神社の正面玄関へ向かうことができます!
県道155号は石舞台古墳~談山神社につながる道路ですね!
それでは民家脇から林道を登っていきましょう!最初は少し急ですが、
少し登ると緩やかになります。足元も舗装路と地道が混ざったような道!
林道を10分ほど登っていくと、談山神社方面への分岐に到着!!
ここを右手に曲がると談山神社です。
ここを左へ曲がると、
〈8:33〉すぐに御破裂山の山頂に到着です!!
御破裂山の山頂には古墳があり、ここには大化の改新の中心人物である「藤原鎌足(中臣鎌足)公」が眠っておられます!!
中臣鎌足と中大兄皇子が、蘇我入鹿を討ち滅ぼしたのが”大化の改新”!
その話し合い(かたらい=談い)が行われたのが、談山神社の裏山である談山(かたらいやま)となります!
ちなみに大化の改新が起こった場所は、飛鳥寺跡の近くにある「飛鳥板蓋宮」です!
大化の改新の巡るコースで登るのも楽しそうですね!!
御破裂山の説明板!標高618mなりー!!
地形図上にはさっきの林道の途中あたりに607mのピークが打たれています。そちらより少しだけ高い。
ちなみに山頂は古墳内なので、神域となり踏むことはできません!
説明板の奥に”展望台”があります!
ですが展望台は木々が伸びていて展望がありませんでした(´・ω・`)
以前、立ち寄ったときは確か展望があったはず。整備のタイミングが悪かったかな?
帰り:岡寺に拝観!
今回は山頂にはあまり長居せずに明日香村に引き返します!
〈8:41〉登ってきた林道と談山神社への分岐!
この分岐から談山神社の境内となります!
ということで、先へ進む場合は談山神社の受付で入山料を納めましょう!
以前、紅葉の時期にじっくり談山神社を拝観しているので、今回は立ち寄りしません。
ですが、やはり今回のコースを歩く場合は、談山神社を経由したほうが魅力的なので、歩かれる方はぜひお立ち寄りしましょう!
大化の改新の相談をした談山にも登れますよー!!
ということで明日香村に戻りましょ!
民家の脇へ下り、
林道を進んで、尾根道を戻る!
万葉展望台の分岐から
谷筋を一気に下って、
〈9:27〉上居・岡寺分岐に戻ってきました!!
帰りは右手にくだって岡寺へ!!
気温がかなり上がってきたので、さっきよりさらに白ずんで遠望ができなくなってきた。
登り始める時間帯としては早朝に出発して正解だったかも!
給水施設を横目に道なりに下っていくと、
岡寺の参道に突き当たりました!
〈9:34〉突き当りから右手に登っていけば岡寺(龍蓋寺)に到着です!
岡寺は、西国三十三所観音の第7番札所!!
西国三十三所観音霊場巡りが盛んになる前から霊場として栄え、約1000年もの歴史がある古刹です!!
特に『厄除けのお寺』として有名ですよね!!
岡寺の拝観には”拝観料”が必要です!!受付で料金を納めて早速お邪魔しましょう♪
〈拝観料〉
一般 | 400円 |
高校生 | 300円 |
中学生 | 200円 |
入山時間:8:30-17:00(12月~2月:~16:30)
公式サイト
受付で確認しましたが、境内の写真撮影はOKとのこと!!
御本尊・仏像などの撮影はNG!建物外構の撮影はOKです!
岡寺の境内!!まずはご本殿へお参りしましょう!
岡寺は約1300年前の創建と伝わっています!!
天智天皇の勅願によって、日本で最初の僧正”義淵僧正”が建立されたとされています!
開祖である義淵僧正は伝説に満ちた人物で、生年などは不明なところが多いそうです。
ですが出生に関しては伝説が残されています!
大和国高市郡に子供に恵まれない夫婦がおり、日々観音様に子を授かるようにお祈りを捧げていました。
そんなある日、突然、子供の鳴き声が聞こえ、夫婦が表に出てみると白い布に包まれた赤子がいました!
驚いて連れて入ると、良い香りが家の中を満たしました。
その後、夫婦により養育されていましたが、その噂を聞いた天智天皇は、「観音様の申し子だ」として子供を引き取られ、岡宮で草壁皇子とともに育てられました。
その子供こそ、後の義淵僧正である!!というのが出生の伝説となります!
岡寺の荘厳なご本堂!!
御本尊は如意輪観音像(重要文化財)!!
インド・中国・日本の3国の土で弘法大師空海さまが造られたとされる日本最大の塑像!!さらに如意輪観音像としては最古の作品であるようです!!
こちらは境内マップです!本堂からぐるっと1周できるようなので拝観していきましょう!
奥の院へ続く参道に弘法大師さまの像!
左:稲荷社と、右:奥の院石窟!
『岡寺』は古くは『龍蓋寺』という寺号が正式な名称だったそうです!
『岡寺』という名前は地名に由来し、『飛鳥の岡にある寺』から親しみを込めて岡寺と呼ばれるようになりました。※現在では宗教法人としての名称も『岡寺』
『龍蓋寺』の由来は、かつて飛鳥の地を荒らして農民を苦しめて居た「龍」を、義淵僧正が法力をもって池の中に封じ込め「蓋」をして改心させたという伝説からその名がついたと伝わっています!
また岡寺は「花のお寺」としても知られており、奥の院周辺には『シャクナゲ』がたくさん自生しています!!
見頃は4月中旬から5月中旬なので、その頃にお参りするのもオススメですよー!!
他にもサツキや、秋の紅葉も美しいお寺です♪
シャクナゲの周遊路から眺める本堂!!
「三重宝塔」と「大師堂」!!
この日は、春らしい陽気だったので、多くの参拝者で境内が賑わっていました!!
西国三十三所巡礼の装束でお参りされている巡礼者の方々もたくさんおられました!
〈9:57〉ではそろそろお暇しましょ!
参道をそのまま下っていきます!
参道沿いに咲いていた梅(*´ω`*)
そろそろ梅の時期は終わりかな~。
参道をまっすぐ下っていきます!
途中で道路の高架をくぐる!
この上部を通過する道路は、そのまま石舞台古墳につながっているのでそちらから戻ってもOK!
美しい参道!!参道沿いには木造の美しい家々やお寺が並んでいました!
参道を下って正面鳥居に到着!!
振り返って鳥居!!
鳥居の前には周遊バスの「岡寺バス停」があります。
鳥居がある通りは、明日香村のメインストリート!!
美しい通りには、酒造やお土産屋さん、カフェやギャラリー、名物の『飛鳥鍋』が楽しめるお食事処などが並んでいます!!
観光の拠点!!
メイン通りを県道の突き当りまで進み、左手へ曲がって道なりに進めば、
〈10:06〉スタート地点の石舞台駐車場にゴールです!!
ピストンということで少し長めの山行プランだったのですが、予想に反してかなり早い時間帯でのゴールでした!
予定では12時まえに到着する予定だったけど、約3時間でゴールできました!
おまけ:石舞台古墳を見学する!
帰る前に石舞台古墳も見学しましょう!!
〈石舞台の入場料〉
大人 | 300円 |
高校生以下 | 100円 |
見学時間:8:30-17:00
入場すると、どーーーんと現れる石舞台!!
石舞台古墳は、横穴式石室を持つ方形墳!!築造は7世紀の初め頃と推定されています!
すでに古墳上部の封土は失われ、巨大な石室が露出した姿となっています!!
この姿こそ「石舞台」の由来ですね!
また他にも名前の由来があり、「その昔、狐が女性に化けて石の上で舞を見せた話」や「旅の芸人がこの石の上で舞台を演じた話」などが説とされています!
もちろん、現在は石の上に登っちゃだめですよー!!笑
石舞台の中にも入ることができます!
石室の内部!!
石室は長さ7.7m・幅3.5m・高さ4.7m!大小30個の花崗岩で造られた石室です!!
岩の総重量は2300トンもあり、かなり大規模な古墳であることがわかります!!
古墳の主は不明なんだそう!!
ですが、これだけ大規模な古墳なので、かなりの有力者・豪族の墓であることが推察されています。案内員の方がおっしゃるには、やはり”蘇我馬子”の墓である説が有力とのこと!!
ちなみに石室は。2~3段ぐらいの巨岩で構成されています!
石室の正面も3段に見えますが、下の岩がちょうど半分でひび割れているので、実際は2段なんだそう!!
ほんと、石舞台をはじめ、明日香村の古墳や遺跡は古代ロマンをめちゃめちゃ感じますよね!
キトラ古墳で見つかった、四聖獣の壁画とか、ブログ主の中二心が騒いで仕方がない!!
実はブログ主は奈良県民なので、いままで何度も明日香村には訪れています。
でも石舞台を見学するのは小学生の頃の遠足以来だったりする!笑
近畿地方では、明日香村への遠足は定番ですよね♪
今回は「石舞台古墳」「岡寺」だけ巡りましたが、まだまだたくさんの見どころが明日香村にはあるので、また『明日香巡り』として訪れてみようと思います!!
石舞台にある広ーい芝生公園!!
遠足ではここでお昼のお弁当を食べるのが定番でした!町内会の遠足もここでお昼食べた!
余談ですが、映画『ガメラ』シリーズの3作目「邪神覚醒」で、怪獣の”イリス”が封印されていたのは、実はこの『南明日香村』です!
祠に卵として封印されていたイリスと出会う少女。勾玉を通じてイリスと少女が交信し、怪獣が徐々に成長して完全復活!!
ガメラとの最終決戦が、京都駅の中で行われた怪獣映画で初の屋内戦というのも話題になった作品です!
「わたしはガメラを許さない。」というキャッチコピーが衝撃的だったなー!!!
当時のCG技術の最先端の映像も凄かったし、イリスの姿が敵なのに美しすぎて、小学生の頃に観たのに未だに覚えてる!!
なんか古代ロマンというより、神話っぽい映画でした!!
まとめ
ということで今回は『御破裂山』への登山でした!!
本来は「談山神社」からスタートするプランが、モデルコースとなると思いますが、今回は「明日香村巡り」が本題だったのでピストンでの山行でした!!
そのおかげで西国三十三所の「岡寺」や、明日香村のシンボル「石舞台古墳」を巡ることができ非常に見どころの多い山行でした!
コースは全体的によく整備されており道標も豊富!集落内の道が少しだけ複雑ですが、それ以外は特に危険箇所もなくスムーズに行動できました!
今回は「石舞台古墳」「岡寺」だけ巡りましたが、明日香村には高松塚古墳・キトラ古墳や、天井絵で有名な橘寺、飛鳥寺跡などなど他にも多くの見どころがあるので、それらを組み合わせての山行がオススメです!!
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