テンマクデザイン「パンダTC+」を購入しました!
もはや定番中の定番となっていた大人気ワンポールテント「パンダTC」!キャンプ場でもよくお見かけするので、ずっと気になっていたテントでした!
いつか欲しいな~と夢見ていると、テンマクデザインのHPから「スカート付き」にバージョンアップするという情報が!!
スカート付きのTCテントは持っていないので、これからの秋冬用のメインテントにと購入を決意!入荷情報を追いつつ待ちながら、入荷後に即購入しました!
ということでスカート付きになって一年中活躍できるようになった「パンダTC+」をレビューしていきます!
テンマクデザイン「PANDA TC+」
こちらが「パンダTC+」!!
WILD-1のオリジナルブランド「テンマクデザイン」から発売されているテントです。
約3年前に発売された「パンダTC」の後継モデルとなります。
発売からずっと大人気のワンポールテントでしたが、以前より「スカートのオプションは発売しないの?」「スカートを自作してみた」など、秋冬でも活躍できるように”スカート”を要望する声が多かった印象です!
そして今年、ユーザーさんの声を形にした”スカート付き”の「パンダTC+」が発売されました!!
「PANDAシリーズ」はテンマクデザイン×「こいしゆうか」さんのコラボアイテムです!
「こいしゆうか」さんはイラストレーター・エッセイ漫画家として活躍されている女性で、キャンプコーディネーターとしても活動しておられます!
なんとも言えないゆる~い表情のパンダマークが特徴的です♪
開封の儀!
WILD-1の公式ショップでポチって、数日後に念願の「パンダTC+」が到着!ちなみにブログ主が購入した入荷分はその日のうちに売り切れました。
早速、開封していきましょう!フライング気味に少し開けちゃいました。
箱の中からまた箱!パンダTC+のパッケージデザインは落ち着いた印象のデザインですね!
新しいテントの開封ってなんでこんなにワクワクするんだろう♪
製品スペック
製品スペックは箱の側面に記載されています。
製品スペック:品番TM-200029
〈素材〉
- フライシート:コットン混紡生地(ポリエステル65%×コットン35%)
- インナーウォール:ポリエステルメッシュ
- インナーボトム:ポリエステルタフタ68D
- ポール:アルミ(22mm径)
〈耐水圧〉
- フライシート:撥水加工
- インナーボトム:1500mm
〈サイズ〉
- 収納時:530×270×190mm
- フライ組立:W2700×D2700×H1700mm
- インナー:W2500×D1150×H1550mm
〈重量〉
- 総重量(付属品含む):6.28kg
- 本体(フライ+インナー):4.38kg
- 収納ケース:260g
箱から本体を取り出します!収納ケースに一式収まっていました!
収納ケースの上部はメッシュ生地となっています。ケース内の湿気を逃してくれるので、自宅で保管するにも使い勝手が良さそうです。
収納サイズはスカート付きのTCテントにしては非常にコンパクトだと思います!
総重量は約6.28kg!これはペグなどの付属品も全て含めた重量です。
スカート無しのパンダTCに比べて約800gほど重くなっていますが、ペグを交換したりして軽量化できるので、それほど気になる重量差ではないと思います。
天候や条件、スタイルに応じてインナーを持っていかない選択もできます!特にコットを使う場合などはインナーなしでもOK!
生地は近年のキャンプブームを席巻している”TC素材(ポリコットン)”を採用!
TC素材はコットンの通気性とポリコットンの防風・防水性を兼ね備えた素材!夏は木陰のように涼しく、冬は冷気をしっかり遮断!
ポリエステルに比べて火が燃え広がりにくいので”焚き火”との相性も◎!!
パンダTC+の場合はコットン35%・ポリエステル65%の割合の混紡生地を採用しています。
ちなみにテンマクデザインのラインナップには「パンダVC」というテントもあります。
TCとVCはどちらもポリコットンのテントですが、違いは生地の混紡割合にあります。VC素材はコットン60%×ポリ40%。
ややコットンの割合を高くして、より快適性を高めたモデルとなります。
このパンダVCも、同じくスカート付きの「パンダVC+」の発売がされました!!!
内容品一覧
収納ケースからテントを取り出して中身を確認していきましょう!
フライシートは専用のスタッフバックに収納。インナーテントに付属品を巻く形でケースに収まっていました!
内容品をすべて並べてみます。
〈内容品一覧〉
- フライシート
- インナーテント
- ポール×1
- 張り綱×4
- ペグ×14
- 取扱説明書
- 収納ケース
ポールはアルミ製のゴムコードで繋がっているタイプ!
ワンポールテントのメインポールなので、22mm径のしっかりとした太さのあるポールです。かなり頑丈そうな印象です。
設営時もパチパチはめ込むだけなので利便性も高いですね!
フライシートの張り綱。
もともと張り綱は別の物に交換しようかと購入前は考えていましたが、手にとった感想だと非常にしっかりした張り綱だったので、そのままで十分使用していけそうです♪
実際使ってみましたが、三角形の自在もロック機能がありとっても使い勝手がいい!
ペグはいわゆる”ピンペグ”!
おそらく材質はスチールだと思います。しっかり太さがありずっしりと重さのあるペグでした。
ペグに関しては、そのまま使用しても問題ないですが、愛用しているペグに交換しようと思います!ピンペグはハンマーで打ちづらい。
購入について!高額転売に注意!
購入について。
コロナウイルスの影響もあり、現在はWILD-1の店舗での販売は行われていません!※2020年10月時点
HPより告知されている入荷時期での先着順オンライン販売となります!
また品薄なのを逆手にとって、オークションサイトなどで”高額転売”されています。くれぐれもご注意ください!!おそらくもうしばらくすると在庫も落ち着くと思います!
購入は各ネットショッピングの”WILD-1公式ショップ”から購入しましょう!
- アマゾンWILD-1店
- WILD-1楽天市場店
- WILD-1YAHOOショッピング店
設営してみる
それでは実際に設営してみましょう!
設営方法は付属の”取扱説明書”に非常にわかりやすく記載されています。
パンダはワンポールテントなので設営はとっても簡単!!
フライ設営
〈フライの設営方法〉
- フライを広げて四隅をペグダウン
- センターポールを立てる
- 側面の2箇所をペグダウン
- 張り綱を張る
- 完成!
1.フライを広げて四隅をペグダウン。
設営場所が決まったら、フライシートを広げます。ファスナーがある面が入り口となります。
フライの周りを一周するように四隅をペグダウンしていきます。このとき四隅のテープは最大限緩めた状態にしておきましょう!
2.センターポールを立てて、フライを立ち上げる。
ポールを組み立てます。ゴムコードで繋がっているタイプなのでパチパチはめていきます。
ポールは黒いキャップの方が下、金属キャップが上になります。
ポールを組み立てたら、
フライの内側にあるしっかり補強されたカップにポールの先端を合わせて立ち上げます。
カップに付いているバックルはインナーテントの設営用です。
これでテントが立ち上がりました。
立ち上がったら、四隅のテープを調整しておきましょう!
3.テント本体の側面にペグを2箇所打って、テンションを掛ける!
テント側面のスカートの中にテープが隠れています。側面2箇所にテンションをかけつつペグダウンすると、耐風性が向上します。
4.最後に4箇所に張り綱を張ります。
実際、張り綱は張らなくても十分安定感がありますが、張り綱があるとテントがピンっと張ってきれいに設営できます!
耐風性もアップするので、天候やキャンプ場のコンディションに応じて張っていただくと良いかと思います。
5.これでフライシートの設営完了です!!
初めての設営でしたが、ここまで10分かからずに設営できました!ワンポールテントは本当に設営が簡単です♪
インナー設営
続いてインナーテントを設営していきましょう!
今回のバージョンアップで、パンダTC+のインナーテントは従来の横向きだけじゃなく、縦向きにも設営できるようになりました!!
インナーテントの出入り口も短辺側にもファスナーが配置され、縦横どちらからも出入りできます!!
インナーテントの設営はフライシート各所のバックル・テープに連結するだけ!
入り口を観音開きにする場合はインナーテントをペグダウン!
上部はセンターポール付近のバックルに連結!
メッシュ生地はテープを連結してしっかり広げられます!
これでインナーテントの設営完了です!
従来の逆さT字の出入り口。
パンダTC+から追加された短辺側の出入り口!
縦・横どちらにもインナーテントを設営できるから、テント内の配置も自由自在ですね♪
スカートは巻き上げ式!!フライと同じTC生地!
パンダTC+から追加されたスカート!!
スカートの生地もフライと同じTC生地が採用されています。ポリエステルのスカートだと風でバタバタと音がなって気になりますが、TC生地なら音も抑えられて快適に過ごせそうですね!
風が強い場合もスカートの端にテープが配置されていますので、状況に応じてペグダウンすることができます!!
スカートはトグルで留めて巻き上げることができます!
冬はスカートで冷気を遮断!夏はスカートを巻き上げて通気性を確保!
まさに一年中活躍するワンポールテントだと思います!!
実際に使ってみた感想
それでは最後にブログ主が実際にパンダTC+を使用して感じたことをご紹介します。
このレビューを書いている時点で、条件の異なる2箇所のキャンプ場で使用してみました!
初張りは、河川敷にあるキャンプ場の芝生サイト!
こちらのサイトは木陰がほぼ無く、しかも非常に日差しの強い一日でした。河川敷ということもあり風もかなり強いという条件でのキャンプでした。
河川敷で風がビュンビュン抜ける環境でしたが、パンダTC+は非常に安定感があり、耐風性は全く問題ありませんでした♪
またスカートはペグダウンしていませんでしが、それでもあまりバタつくことはなく、音も非常に静かでした!
日差しに関しては、TC生地は遮光性が高く、通気性も抜群なので木陰にいるように快適でした!
2回目のキャンプでは、林間・砂利サイトの山間のキャンプ場で使用しました!
やや標高が高めの寒冷な地域で、特に昼夜の寒暖差がある条件でした。
特筆すべきは、やはり防寒性!秋口ではありましたが明け方は10℃を下回る気温の中で、スカートがしっかり冷気をシャットダウンしてくれました♪
これからの真冬にも活躍してくれると思います!
ちなみにグランドシートは「ODグリーン(1.8m×2.7m)」を使用しています!
純正品の購入も考えましたが、1辺の長さがフライシートと同じ2.7mだったのでハーフインナーとしてピッタリでした♪
グランドシートがカバーできない部分はテーブルやクーラーボックスを置いてちょうどいい感じ♪靴置き場にもなります!
全体をカバーしたい場合は、純正のフルサイズシートを購入するか、ODグリーンを2枚重ねてもいいかも知れません!
2.7m×2.7mの広さはソロだと十分すぎるほどの広さ。2人ぐらいでピッタリかもです!
また四角形なのでデッドスペースがほとんどできずに荷物を配置する事ができます♪
実は、このテントを購入後すぐに専用の「パンダTCタープ」の購入を考えていました!専用タープということでパンダTC+とジャストフィットで連結できるタープです。
ですが、予想していた以上にテントが広く、タープなしでも使い勝手がよかったという嬉しい誤算。
パンダTCタープはまた機会があれば購入することにして、しばらくは単体で使用してみようと思います。購入できたらまた追記します。
パンダTC+とパンダTCタープを連結するのに必要な「スチールボール」↓
前後どちらからでも出入りできます!特にインナーなしでコットを使うスタイルの場合は夜間の出入りがとっても楽ちん♪
ちなみにコットは「DODバックインベット」です!
このコットは通常のコットよりもやや横幅が広いタイプですが、それでも余裕をもってインストールできます!
また、インナーテントにもインストールできました!!
「DODバッグインベッド」のレビュー↓
パンダTC+は細部まで品質の高さがしっかり感じられます。
前後の出入り口はダブルファスナー。動きがとってもなめらかです!
止水ファスナーではありませんが、マジックテープでファスナーを覆うことができるので、しっかり雨水の侵入を防いでくれます。
前後2箇所のベンチレーション!
寒い季節は室内で暖房器具も使用しますので、しっかり換気してくれるベンチレーションは心強い機能です♪
夜間のランタンはセンターポールに”ランタンハンガー”を付けると、効率よく幕内を照らすことができます!
とってもオシャレなワンポールテント♪
色味も落ち着いたベージュカラーで、ピンっと尖った四角錐の可愛いテントですね!
購入したばかりなので、まだまだ見えていない部分がたくさんあります。
気づいたこと・耐久性などについては、これから使用し続けていく中で確かめつつ、その都度追記していこうと思います!
まとめ
ということで今回は新調した「パンダTC+」のレビューでした!
「パンダTC」自体も”定番”といわれるほど大人気のテントだったので、性能や質の高さは折り紙付き!
そんなパンダTCが進化して、冬も活躍できるように”スカートが付き”になった「パンダTC+」!
まだ使い始めたばっかりですが、すでにめちゃめちゃお気に入りのテントになっています♪
スカートが付いて通年で活躍できるようになった「パンダ」!オススメです!!
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