武奈ヶ岳に登山!御殿山コースからコヤマノ岳周回コースで展望抜群の比良山系最高峰に登ってきました!

登山・トレッキング
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2018年8月下旬に武奈ヶ岳に登りました!

武奈ヶ岳は京都府と滋賀県の県境に位置する比良山地の最高峰で標高は1214m

200名山の一つに数えられていて、比良山地の山の中ではおそらく最も登山者に人気がある山です!山頂からの展望は抜群で滋賀県側に琵琶湖が広がり、京都府側には京都北山の山深さが一望できるなど訪れる登山者を魅了します。

武奈ヶ岳は登山コースが非常にバラエティに富んでいることでも有名です。山中には美しい稜線が山頂まで続く「西南陵」や冬の樹氷が美しい「北陵」、高層湿原の「八雲ヶ原」、名瀑100選にも選ばれている「八淵の滝」など様々な顔を持ち、見どころの多い何度訪れても楽しめる山です。

また武奈ヶ岳の山名はかつて山頂付近にブナ林が広がっていたことが由来とされていて、現在は山頂付近は展望の良い開けた様子ですが、それ以外は現在も美しいブナの自然林に覆われているので秋には紅葉、冬は樹氷など一年を通して登山者に親しまれています!

 

武奈ヶ岳登山コース

代表的なコース

武奈ヶ岳はとにかく登山コースが豊富です。初心者向きのコースからガレ場や滝を見ながら沢沿いを登る上級者向きのコースまで山全域に複雑にコースが絡み合っています。

その中でも特に代表的なコースを挙げるなら、

  • 御殿山コース(坊村から) 初級コース
  • 青ガレ・ダケ道(大山口から) 中級者コース
  • 八淵の滝コース(ガリバー旅行村から) 上級者コース

などが有名です。

御殿山コースは比良ロープウェイが廃止になって以来、武奈ヶ岳登山のメインとなったコースで、ブナの樹林帯を楽しみながら御殿山に登り、そこから展望開けたスケール感のある西南稜を武奈ヶ岳山頂まで縦走する、しっかりと整備された歩きやすい初心者向きのコースです。

青ガレ・ダケ道は滋賀県の比良駅側、大山口からの登山コースで、途中にガレ場があったり橋のない渡渉箇所があったりと注意が必要な箇所があり中級者向きのコースです。行程も御殿山コースと比べると長いですが、湿原の八雲ヶ原を通るなど見どころの多い登りがいのあるコースです。

八淵の滝コースはその名の通り、名瀑100選にも選ばれている「八淵の滝」を見ながら沢を登る上級者向きのコースです。ガリバー旅行村からスタートするコースで、危険箇所が連続し、滑落の危険もあるのでしっかりとした装備と経験が必要。

その他にもたくさんのコースがあり、各登山コースの途中途中で分岐が多数存在するので、組み合わせ次第で何度でもバリエーションを楽しむことができます。裏を返せば、自分が歩くコースをしっかり確認しておかないと迷ってしまう危険もあるので、計画をきっちり立て、下調べしてから訪れるようにしましょう!

 

今回のコース・想定タイム

今回は鯖街道沿いの「坊村」から御殿山コースで武奈ヶ岳山頂を目指します。御殿山コースの場合そのままピストンする人が多いですが、少しコースに変化が欲しかったので、武奈ヶ岳山頂から南のコヤマノ岳へ周回するコースを計画しました!

  • 御殿山コース 坊村→明王院→御殿山→ワサビ峠→武奈ヶ岳山頂
  • コヤマノ岳周回 山頂→コヤマノ岳→中峠→ワサビ峠→御殿山→明王院→坊村

想定タイムは

  • 御殿山コース(登り) 2時間30分~3時間
  • コヤマノ岳周回(降り) 2時間30分~3時間

コース全体では休憩込みで5時間30分~6時間30分ほどのコースとして計画しました!

 

駐車場・アクセス

駐車場

今回は坊村の「葛川市民センター駐車場」を利用させてもらいました!50台以上は駐車できるほどのとても大きな駐車場ですが、この駐車場は大津市役所の支所でもあるので、地元の方々のイベントなどで混雑する場合は迷惑にならないように注意しましょう!

御殿山コースの登山口へはこの駐車場から安曇川を渡った先にある明王院の奥に登山口があります。

アクセス

坊村から武奈ヶ岳に登る場合はマイカーで訪れるのが一般的です。

京都、大津方面からは京都東ICから国道161号線(湖西道路)を真野ICで下車、国道477号線、国道367号線を経由して坊村へ向かうと早いと思います!

公共交通機関利用で訪れる場合はJR湖西線「堅田駅」より江若交通バスを細川行きに乗車して、坊村のバス停で途中下車してください。しかしこの路線は非常に便数が少なく、一日2~3本しかないので利用する場合は、事前に運行時間をしっかり確認してから利用するようにしましょう!

 

それではさっそく武奈ヶ岳登山の様子をご紹介します!

 

武奈ヶ岳登山

御殿山コース 坊村~御殿山~ワサビ峠~武奈ヶ岳

おはようございます!駐車場に到着しました。まだまだ朝の早い時間帯ですが、すでに数台の車が停まっていました。

さっそく準備をして登山口へ。登山口へは安曇川(あどがわ)の橋を渡って向かいます。

今朝はいいお天気♪まだ7時前ですが、すでに麓の気温は24℃と高く、今日はかなり暑くなりそうです。

国道367号線を渡ります。367号線は鯖街道(若狭街道)でもあり、車でここに到着するまでの間に鯖寿司の看板があるお店が各所にありました。

御殿山コースの登山口は明王院の境内から始まります。ここを右に進みます。

綺麗なトイレもあるので済ませてから向かいましょう。ここ以降は下山するまでトイレはありません。

古風できれいな家屋が立ち並ぶ道をたのしみながら登山口へ。

料理旅館「比良山荘」。こちらでは四季折々の山の幸の懐石料理がいただけるのだとか。

水路ではビールが冷やされていました。飲みたーい!!それにしても水路を流れている水もすっごくきれいですね!手を入れてみましたが水温もかなり低く、ビールを冷やすのにもってこいですね。

地主神社。今回は立ち寄りませんでしたが麓の見どころのひとつなので立ち寄ると良いと思います!

登山口の明王院に到着!

明王院の入り口には登山届のポストもあるのできっちり提出してから安全に登山しましょう!比良山地の登山コースには危険箇所や沢沿いを歩くコースも多く、事故も多いようなので気を引き締めて先へ進みます。

明王院のすぐ前を流れる明王谷。

橋の上から見た明王谷。ここから林道を通って牛コバを経由して山頂へ向かうこともできますが、沢沿いの危険箇所があるコースのようなので今回は橋を渡って御殿山コースへ。

明王院の境内にお邪魔します。

明王院の境内。正確には葛川息障明王院といって、比良山全体の奥之院とされています。近畿三十六不動尊の一つに数えられていて、登山者だけではなく観光客の方もたくさん訪れるスポットです。

御殿山コースの入り口は境内前の道を置くまで進むとあります。

御殿山コースの入り口。ここから本格的に山道へ入っていきます。

登り始めは、樹林帯の中の急登がしばらく続きます。

この日は気温が高く、かなり蒸し暑い登山道。

途中に倒木。葉っぱがまだ青々としているので最近倒れたのかな?

このきつい坂をつづら折りに登っていきます。

登り終える頃には周りの木々がブナなどの原生林になっていました。

樹林帯を抜けると少しなだらかに。

山腹を尾根まで登ります。

尾根まで登り切ると小さな台地になっていています。

道標の裏側は立ち入り禁止エリア。道迷い防止の為かな?森林保護のためかも。

ここからは尾根をすすみます。先程の登りと比べるとこのあたりからは歩きやすい登山道です。

道も一本道なのでわかりやすいですね。

倒木が道にトンネルを作っていました。立体的なオブジェみたい(^o^)

原生林が美しい登山道です。

森が深くなってくると、

無積雪期ルートと積雪期ルートの分岐が現れます。無積雪期はこちらの分岐を右に進み山腹を横切って進みます。

山腹の道は少しだけ道が細いので滑り落ちないように注意しながら進みます。

日差しを木々が遮るのでこのあたりはすこし涼しい(*´ω`*)

山腹を巻いて進むと、日が緑をきれいに照らす森林地帯。

倒木が道を塞いでいますが、難なく通過できます。

山腹をしばらく進むと、谷筋にコースが変わります。この斜面を登っていきます。

この谷筋は道が広々としていて、歩きやすかったです。谷の斜面には原生林が覆っているので、秋の紅葉時期はこのあたりはかなりきれいな紅葉スポットなんじゃないかな?

谷から再び尾根に登ります。

尾根をしばらく進むと、

積雪期ルートと合流。この合流地点はすこし広場のようになっていて休憩しやすい地形になっています。

ここからは西側に京都北山の山並みが見渡せる展望スポットになっています。

ちょうどここで休憩されていた登山者の方がおられ、挨拶をしてすこし山トーク(*´∀`)もちろん山で出会う方々はみんな山が大好きな方々。話がはずみます(*^^*)

もう少しゆっくり休憩してから登られるようなので、出会った方に「お気をつけて!」とお互いに声を掛け合い、ブログ主は先へ進みました。

展望スポットからすこし急な登りを越えると、

御殿山に到着です!ここまで登山口から1時間30分ほどで到着しました。

御殿山のプレート。

御殿山からはこれから進む、西南陵のお姿が見渡せます。山頂は右端のピーク。山頂まではもうすぐです!

御殿山からは一旦下り。

降り終えると、ワサビ峠があります。この日は武奈ヶ岳の山頂に向かってからコヤマノ岳を周回して、このワサビ峠へと戻ってくるので、しっかり帰りのコースを確認してから先へ進みました!

ワサビ峠を過ぎると視界が開けはじめました!

先程登っってきた御殿山。

遠くの方に見えるハゲた山頂はびわ湖バレイ、蓬莱山です!

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西側の展望も美しい。少し雲が広がっていますが、すっきりと遠くまで見渡せますね!

あっ!飛行機雲!!

すこしザレた登りを登りきると、

山頂まで続く西南稜の壮大な尾根道に。

ここから山頂までは景色のいい軽快な尾根歩き♪

トンビが気持ちよさそうに飛んでいました。低山ですが開けた尾根道はまるで高地の縦走路のようなスケール感があります(*´∀`*)

山頂手前のピーク。

岩の横を抜ける。

山頂手前のピークから歩いてきた西南陵を振り返ります。

山頂が目の前に見えてきました。

あちらが山頂。

山頂少し手前にコヤマノ岳への分岐があります。山頂へ登ってからこちらを降りコヤマノ岳を周回します。

おっ!!

武奈ヶ岳山頂に到着です!登山口からは2時間弱で到着!いいペースで登れました♪

武奈ヶ岳から北側に続く、比良山縦走路。奥に見える山が蛇谷ヶ峰。

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琵琶湖方面。すこし雲がかかってあまりきれいには見えませんでした(´・ω・`)

こちらは北比良峠、釈迦ヶ岳方面かな?

雲がかかっていますが、ほんのりと琵琶湖が確認できました!雲がなければ琵琶湖が一望できる武奈ヶ岳山頂。この日は少し雲が多かったですが、それでもとてもいい景色の山頂でした(*´∀`)特に京都方面はきれいでした♪

山頂でおにぎりとお茶を食べて、のんびり休憩。風が強くなかったのでゆったり過ごすことができました!

しばらく休憩していると御殿山付近でお会いした方も登ってこられたので、ふたたび山談義に花を咲かせました。山での出会いはいつも楽しいものです。山では人がすぐ仲良くなれる。ブログ主の仲間内ではこの現象を「山マジック」と呼んでいます(*^^*)

 

コヤマノ岳周回 コヤマノ岳~中峠~ワサビ峠~御殿山~坊村

山頂でのんびり休憩できたので、お話した方に別れを告げ、ここからはコヤマノ岳を周回します。他の登ってきた方とも話をした所、やっぱり御殿山コースのピストンで歩く方が多いみたいですね。

コヤマノ岳へは山頂少し手前の分岐から南に進みます。

分岐からしばらくの間は急な降りの連続。

すこし岩の露出した下りです。

所々に鎖も設置されているので、歩きづらさはありませんでした♪

下り終えると道はなだらかに。

降ってきたところから山頂を振り返ります。山頂にも人が増えてきた様子。

コヤマノ分岐に到着。イブルキノコバ、八雲ヶ原方面との分岐です。今回はコヤマノ岳へ向かうのでここは通り過ぎて南へ真っすぐ進みます。

山頂からの降りは急でしたが、この周回コースは基本的になだらかな歩きやすいコース。

高低差もあまりないのでのんびりした山歩きが楽しめます。

再び分岐。ここもコヤマノ岳方面へ。

このあたりのブナ林はほんとうに美しく、武奈ヶ岳の山名を象徴するような原生林でした♪

気持ちいい山歩き♪御殿山コースピストンより1時間ほど行程が長くなりますが、コースに変化が生まれるので、ブログ主はコヤマノ岳周回コースを絡めるのをオススメします(*´∀`)

雲があるけどいいお天気!夏の緑がきれいだ!

尾根が広い林の中ですが、テープがしっかり貼られているので道は明瞭でわかりやすい。分岐にも道標がしっかり設置されているので、安心して歩けます。

途中展望の開けた場所がありました。

琵琶湖もきれいに見ることができました♪

登山道が広くなってくると、

コヤマノ岳に到着!

琵琶湖側が少し開けているので、休憩にもってこいの場所ですね。

ここから中峠まではすこし南西側に道が折れます。

あれ?なんでだろう?ブロッコリーが食べたくなってきた…。

コヤマノ岳から中峠へ向かいます。

このあたりの林の中ですこし道が不明瞭な箇所があります。テープをしっかり見つけながら道をたどって進みましょう!

テープをたどりながら進むと、

中峠に到着です。山頂からは40分ほどでした。

ワサビ峠からは一度、谷に降って、ワサビ峠から西南陵に合流して御殿山コースを戻ります。

さっそく谷に下ります。

美しい林の斜面を降ります。傾斜もあまり急ではないので降りやすい。

小さな沢が増えてくると、

ワサビ峠と中峠の間の谷に到着!

広々とした谷には日差しが差し込みのんびりとした雰囲気。

この谷は口ノ深谷の源流。川の流れが穏やかなのどかな風景です。

川の水がとてもきれいな静かな谷でした♪

靴を脱いで川に入ってみると、ほどよく冷たい川で疲れが吹き飛びます。あー気持ちいい♪

カエルくんも休憩中。

とても気持ちのいい場所で過ごしやすかったので、30分ほど川音を聞きながらゆっくり休憩を取りました♪

ゆっくり休憩したあとは、再び靴を履き直し、ワサビ峠へ登ります。ワサビ峠へは沢を渡った対岸から登山道が続きます。

沢を渡って、枯れた谷を登っていきます。

このあたりは少し荒れた様子の登山道。

道標もしっかり取り付けてあるので道迷いの心配はなさそうです。

足元は荒れていますが、鬱蒼とした谷の景観はとっても美しい。

谷を登ると左手に急な上りの道が現れます。ロープが設置されていますが、周りに人がいるときは足元の石を落とさないように注意が必要です!

急な上りですが距離は短いのであっという間に登り終えることができます。

カミキリムシがいました。かなり大きいカミキリムシ。子供の頃よく捕まえたな~(*´ω`*)

道がなだらかになってくると、

ワサビ峠に到着です!山頂からここまでは1時間と少し。間に沢でのんびり休憩した割にはあまり時間はかかりませんでした♪

ここからは行きで通った御殿山コースを戻ります。

ワサビ峠から再び御殿山に登りました。山頂と西南陵。楽しい縦走路でした♪

登りでは気づきませんでしたがこちらにも御殿山の看板がありました!標高は1097m。

展望スポットを抜けて、明王院まで降ります。

明王院に無事下山。ワサビ峠からは1時間ほどで降ることができました!

無事下山したことを報告。

美しい朱い橋を渡って、駐車場へ向かいます。

水路の水がとても綺麗ですね。このあたりは水も有名なのかな?

比良山荘を通って、

レトロな家屋を眺めながら駐車場へ戻りました。駄菓子屋山かな?

以上が夏の武奈ヶ岳への山旅の様子でした♪おつかれさまです~。

 

まとめ

今回は比良山地の最高峰、武奈ヶ岳に登る山旅でした♪

コースタイムは御殿山コース登りで2時間、コヤマノ岳を周回して登山口まで2時間で休憩込みで5時間ほどの行程でした!

メインコースである御殿山コースは美しいブナ林からスケール感を感じられる西南陵の展望の良い尾根を歩くことができる見どころの多い登山道でした!道も非常によく整備されていて、標識もしっかりと設置されているので初心者の方でも安心して歩くことができるコースです。

そのまま御殿山コースを往復しても武奈ヶ岳の魅力を堪能することができますが、ブログ主としては今回歩いたコヤマノ岳周回コースを絡めることをオススメします!武奈ヶ岳の山名にもなっている広々としたブナの原生林の中を歩くことができて、のどかで美しい口ノ深谷の源流を楽しむことができるので、コースに変化が生まれ、より武奈ヶ岳の魅力をより感じることができます!その場合、往復するよりも1時間ほど長くなるので体力と相談して歩くようにしましょう!

注意点としては途中に分岐がたくさんあるので、迷い込まないようにコースをしっかり計画しておく必要があるという点と、コヤマノ岳の少し先で道が不明瞭な箇所があるので、道標のテープをしっかりと確認してから進むようにしましょう!

武奈ヶ岳は西南陵と山頂からの展望が素晴らしい山でした!またコースを変え、何度でも訪れたくなりました!次は八雲ヶ原を歩いてみたいので、地図を眺めて計画しなくちゃですね♪

また季節を変えて訪れようと思うブログ主でした(*´ω`*)

ではまた~(*´∀`)!

 

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