熊野古道「小辺路」3泊4日テント泊!②伯母子岳→三浦口→三浦峠

登山・トレッキング
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2019年4月中旬に、熊野古道「小辺路」を3泊4日のテント泊で歩きました!

今回はその2日目の記事になります!初日は明け方に小辺路の起点である高野山を出発し、水ヶ峯、大股集落を経て伯母子峠まで進みました!

このペースなら2泊3日で歩けるのでは?と伯母子峠で宿泊中に計画を再度考えましたが、最終日は熊野観光や温泉でゆっくりしたいので、熊野本宮には午前中に到着しよう!と、当初の予定通りに3泊4日のペースで歩くことにしました!

初日で伯母子峠まで進めたのもあり、2日目は少し短めの伯母子峠~三浦峠までの記録になります!

1日目の記録はこちらから↓

熊野古道「小辺路」3泊4日テント泊!①高野山→大股→伯母子峠
2019年4月の中旬に熊野古道「小辺路」を3泊4日(+現地1泊)で歩いてきました! 熊野古道(熊野...

小辺路2日目のルート!

2日目は伯母子岳→三浦口→三浦峠

初日は伯母子峠の避難小屋で夜を明かしました!

2日目は伯母子峠を出発し、まずは伯母子岳の山頂へ。そこから崩落箇所の迂回路を通り、上西家跡、水ヶ元茶屋跡を経て伯母子岳登山口へ下山。三浦口から2日目の宿泊地の三浦峠を目指します!

2日目は小辺路2つ目の難所「三浦峠越え」がスタート!距離は短めですが高低差が大きいので、体力温存しつつのんびり歩きました!

 

小辺路2日目のプラン!

  1. 伯母子峠(7:18)→伯母子岳(7:32)
  2. 伯母子岳→(迂回路)→上西家跡(8:10)→水ヶ元茶屋跡(9:04)→伯母子岳登山口(10:14)
  3. 三浦口(10:45-11:47)→吉村家跡防風林(12:21)→三浦峠(13:53)

天候:晴れ

距離:14.5km

コースタイム:6時間35分※休憩、食事時間含む

最高点:伯母子岳 1344m

宿泊地:三浦峠(テント泊)

三浦峠付近に崩落箇所があります!慎重に進めば問題なく通過できますが、雨などで路面の状態が悪い場合は十分に注意してください!詳細は本編で。

 

伯母子峠→上西家跡は通行止め!迂回路について!

伯母子峠~上西家跡までの区間で橋の崩落が発生し通行止めとなっています!※2019年4月現在

両側の入口にはしっかりと通行止めのテープが張られているので、間違えて進んでしまう心配はありませんが、伯母子峠近くの水場は利用できないので注意してください!

また伯母子岳側から上西家跡まで迂回路が整備されているので、通行の際はそちらをご利用ください!詳細は本編でご紹介します!

迂回路の詳細なマップは十津川村HPで公開されていますので、小辺路に挑戦される方はご確認ください!

十津川村HP:熊野古道小辺路「伯母子峠」と「上西家跡」北側間の迂回路について

 

熊野古道「小辺路」2日目!

2日目スタート!まずは伯母子岳へ!

お早うございます!伯母子峠の避難小屋で一晩過ごして朝を迎えました!

夜はめちゃめちゃ寒くて、寝袋の上にエマージェンシーシートを掛けて眠りました。朝外に出てみると、小屋外の貯水タンクにかなり分厚い氷が張っていました(;^ω^)おそらく氷点下だったんでしょうね~。

初日頑張ったおかげで2日目はかなり余裕のある行動ができるので、起床時間は6時とややゆっくりと起きました♪

朝ごはんは、お湯にクリープとコンデンスミルクを溶いて、フルーツグラノーラを入れたもの。すごくおいしい!っていう訳ではないけれど、温かい乳製品と栄養バランスのいいシリアルの組み合わせは、朝食には最適!体がリセットされるような感じがします(*´∀`*)

〈7:18〉避難小屋のお掃除をして、ザックにパッキングし直し、まずは伯母子岳を目指して登ります!

冒頭でもご紹介しましたが、伯母子峠~上西家跡では崩落箇所があり通行止め。伯母子岳手前の迂回路から下山します!

どちらにしても今回の山旅では伯母子岳へ立ち寄る予定だったので、むしろ行程がスムーズになってよかったかも!

伯母子岳へ登ります!伯母子岳まではそれなりに急な登りですが、距離は短いので時間は掛かりません!

しかも登ってる途中に振り返ると、こんなにもいい景色♪奥の方に見える稜線が大峯奥駈道です!

〈7:32〉15分ほど登ると伯母子岳に到着です!伯母子岳は200名山にも選ばれてる山。山頂は360°のパノラマで…。

まずは北側。真正面に見えるピークが今回はスルーした夏虫山です!

西側には300名山「護摩壇山・龍神岳」へと続く稜線。

正面やや左の一番高いピークが護摩壇山と龍神岳。龍神岳は和歌山県の最高峰でもあります!写真の真ん中あたり見える建物が「ごまさんスカイタワー」です!

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高野山、野迫川村方面。歩いてきた稜線がキレイ(*´∀`*)一番奥にうっすらみえるのは高野山?しっかり山座同定していないのではっきりはわかりませんでしたが、山深い場所なんだな~と実感できる景色でした!

東側には大峯奥駈道の稜線。右に見えるとんがり頭は釈迦ヶ岳。そこから左に稜線が続き、一番高いピークが八経ヶ岳です!

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これから向かう南側の展望。まだまだ熊野まで先は長そうだけど、いいお天気と素晴らしい展望に前日の疲れも吹っ飛びました(*´∀`*)

伯母子岳は交通の便がイマイチですが、単体で登ってもとっても楽しい登山になると思います♪護摩壇山への縦走も歩いてみたいな~(^o^)

 

伯母子岳→(迂回路)→上西家跡→伯母子岳登山口

上西家跡までの迂回路は伯母子岳の稜線上の尾根道♪伯母子峠からの本来の道は山腹を進むルートで、道幅が狭く片側が崖になってるそうなので、むしろ迂回路の方が歩きやすい。

天気がいい中、ルンルン気分でなだらかな尾根を下っていきます!

しばらく進むと伯母子峠側からの道と合流。

こちらにも通行止めのテープが張ってあり、迂回路の案内もありました!

合流してから上西家跡まではなだらかな山腹ルート。

途中に迂回路の案内がありますが、

多少崩れ気味だけど慎重に進めば問題なく通過できました!ここはよく崩落するそうなので、その場合は尾根へ登り迂回路を進んでください!

ザレザレしてて滑落したら止まらないだろうな~((((;゚Д゚))))

〈8:10〉上西家跡に到着!ここには江戸時代初期に旅籠があったそうです!高野詣の人々でにぎわい、巡礼者さんがたくさんお泊りした旅籠だったみたいですね!

上西家跡の石垣の上は広々としたフラットな広場。こちらもテント泊適地ですね!

水場やトイレはありませんが、

ロケーションも良くてテント泊にオススメ!ピーク間の低くなっているところが、昨夜過ごした伯母子峠です!

上西家跡から先へ進みます!小辺路全体を通してですが、迷いそうな箇所にはしっかりと道標・テープが張られ案内されているので、非常にわかりやすい♪

ここからしばらくはグングン下っていきます!その間に登山道の景色も、ブナ林から、

次第に杉林が混じり始め、

すっかり杉林の樹林帯へ。

ここも崩落箇所の補修かな?

小辺路はどちらかと言うと、稜線歩きよりも山腹歩きが多く、土砂崩れや崖崩れで崩落している箇所が多かった印象。

台風の後すぐなんかは登山道の状態も変わってしまいやすいと思うので、自治体のHPや登山レポなどを参考に事前に情報を仕入れてから歩いたほうが良いと思います!

〈9:04〉水ヶ元茶屋跡に到着!看板の横には弘法大師さまが座ってらっしゃる!

ここにはその昔一人の老女が住んでいて、その老女の姿が異様で山姥のような風貌であったそうです!

でも、もしかしたら異国の血を引いていたのかもですよね。天狗伝説なんかでもそんな説があるようですし、今でこそ海外からの観光客や移住者も多くなりましたが、昔は珍しかったと思いますし。

水ヶ元茶屋跡もフラットなスペースがあり、

少し手前には水場もあるのでテント泊も良さそうです!でもロケーションの良さでは、上西家跡や伯母子峠の方が良く、広さもあるのでそちらの方がオススメかも。

水ヶ元茶屋跡から伯母子岳登山口へ。それにしても伯母子岳から登山口までかなり長いな~(;^ω^)

伯母子峠~登山口までは8.5kmもあるので、通常の下山路で考えるとすごく長い!

どんどん下っていくと、何やら看板があり、この場所では携帯電話の電波も入るとのこと!※docomoのみ

docomoユーザーなので確認してみる!電波は弱いけど、かろうじて旗が1本立ちました!ちなみに画面に写っているのが、伯母子峠~上西家跡の迂回路マップです!

ふぅ~まだ2kmもあるのか…orz 

若干ですが、登山道にも石畳っぽい痕跡が。

こちらは待平。史実でははっきりしませんが、家があったとか、ここで人を待ったとか、茶屋があったとか、寺があったとか、関所があったとか色々な伝承があるそう。

待平から急な下りをひたすら下っていく。

するとようやく麓を流れる川が見えてきた(・∀・)

いやー長かった(;´∀`)

〈10:14〉ということで伯母子岳登山口に到着です!

なかなか骨が折れる長~い下りでしたが、この日はあと三浦峠まで登るだけなので時間的にはかなり余裕がありますね♪

初日に伯母子峠まで頑張って登ってよかったー(*´∀`*)

これにて伯母子峠越え完了です(`・ω・´)ゞ

 

三浦峠越え!三浦口→吉村家跡防風林→三浦峠(テント泊)

三浦峠の登山口、三浦口バス停へ向かいましょう!橋を渡って、

橋を渡りきった少し先にはトイレがあります!(伯母子岳登山口から150m!)

ちょうど我慢していたので助かったー(*´∀`*)こちらのトイレもとってもきれいでした♪

トイレの前にはかわいい公衆電話♪

トイレの少し先のトンネルをくぐり抜けると、

五百瀬の集落。のどかな景色やな~(*´∀`*)

五百瀬のバス停を通過!五百瀬の読みがわからないブログ主。バス停でようやく”五百瀬=いもぜ”だと知る。

お!桜だー!癒やされる♪

五百瀬のバス停を過ぎたあたりから、2日目の目的地の三浦峠が見えました!けっこう上りがキツそうだぞ(;^ω^)

〈10:45〉三浦峠越えの起点、三浦口バス停に到着!

立派な登山口の標識もありました!

登山口へは民家の間の細い道を進みます!道には白いラインが引いてあって、道がわかりやすい。こういう心遣いが地味に嬉しい♪

このラインは舗装路歩きしていると随所に見受けられ、旅をスムーズにガイドしてくれました!

こちらの舟渡橋を渡ると三浦峠越えスタート!

ですが、橋の入口には”三浦の湧水”という水場があったので、三浦峠越えをスタートする前に少し早めのお昼ご飯にします♪

こちらの水場はポンプで引いているらしく、十分当てにできる水場です!

お昼はゆっくりお湯を沸かして、棒ラーメン♪

やっぱり湧き水でラーメン作るとおいしいね(*´∀`*)たまごとかチャーシューとかあれば最高だろうな~。

ご飯を食べ終えたあとすぐに行動したくなかったので、しばらくベンチでのんびり。この日はとにかく天気が良くて、ポカポカ陽気に気持ちのいいそよ風。ボーと日差しを浴びてゆっくり休憩しました!

〈11:47〉あまりの気持ちよさにウトウトして、気付けば1時間も休憩してました(´゚д゚`)

そろそろ三浦峠へ向かいましょう!三浦峠越えスタート!

舟渡橋は下がスケスケ…(´;ω;`)初っ端からビビらせてくれるぜ。

橋を渡って、山道へ入っていきます!

周りを眺めながら歩いていると…おっと危ない!!

危うく踏んじゃうところだった(;´∀`)驚かせてごめんやで~!アオダイショウかな?

お!こんなところに民家が!民家の軒先を抜けて行きます!

民家のお庭には、とってもきれいで立派なお花(*´∀`*)椿かな?

民家を抜けて再度登っていくと、美しい石畳の道が!まさに熊野古道!!

小辺路は本当に石畳の道が少なくて、”熊野古道らしさ”を感じられる場面は少ないけど、石畳は結構滑りやすいし歩きやすくていいよね。

椿が咲いている民家の脇を登っていきます!

民家を抜けて樹林帯へ!

樹林帯をしばらく登っていくと、今回の旅で楽しみにしていた「吉村家跡」の防風林が見えてきました!

〈12:21〉ここには吉村家の大きな屋敷の跡で、お屋敷では旅籠も営んでいたそうです!昭和23年(1948年)まで居住されていたみたい!

写真では伝わりにくいけど、とんでもない大きさの防風林です!人の手が入っているのか、途中からまっすぐに空に向かって伸びてるのがおもしろい(・∀・)

すごい巨木で、樹齢は500年ほど。荒々しい巨木が古道の雰囲気を引き立てます!

吉村家跡の少し先で崩落箇所。こちらはしっかり整備されているようですね!

三十丁の水に到着!

三十丁の水はそれほど水量は多くないですが、標高もずいぶん登った900m付近にある水場なので小辺路を歩いている人にはありがたい水場です!

ブログ主はこちらで今晩必要な水を確保!約3Lほど補給しました!水が細くて、3L貯めるのにかなり時間がかかっちゃいました(;´∀`)

お!三浦峠が見えてきたー(^o^)あとちょっと♪

三浦峠まではもうすぐですが、ここから崖崩れしている箇所が数カ所あります!

慎重に進めば問題ないですが、少しザレてて滑りやすく、特に雨で路面が濡れているときは要注意!

こちらも靴一足分ぐらいしかない足場で通過する場面もあるので、十分に注意してください!

崩落箇所を過ぎて、ネットの間を進むと、

〈13:53〉2日目の目的地、三浦峠に到着です!

三浦峠には立派なトイレ!飲水ではありませんが、雨水の蓄えもあります!

トイレの裏からは広々とした展望(*´∀`*)

計画段階からこの景色を眺めつつテント泊したいと思っていたので、まだお昼すぎだけど、この日の行程はここで終了!短い区間だったので、休憩を多めに取りつつゆっくり歩けたので、バテずに翌日以降に体力を温存できました♪

東屋の横にテントを設営。少し砂利がごつごつしていたので、いつもはテント内に強いているオールウェザーブランケットをグラウンドシートとして下に敷きました!

東屋になぜが小銭…。何かご利益があるのかな?一応ブログ主も5円玉を追加!

その後、しばらく東屋で持ってきた文庫本を読んでのんびり。

夕方近くから炊飯を初めて、5時頃に夕食♪本日はレトルトの牛丼とサンマの蒲焼となめこ汁。茶色で統一された食事になりました!笑

6時前ぐらいから山肌が赤く色づき始める。おそらく正面が伯母子岳だと思います。ということはそこから左側に続くのは護摩壇山?

 しっかり確認はしていないけど、あっちの奥のほうが高野山かな?

6時30分頃、ゆっくり日が沈んでいくのを暗くなるまで眺めていました!

その後、暗くなってテントに戻るとすぐに爆睡!笑

この日は寒くも暑くもない、過ごしやすい夜でした♪風もなかったので静かに気持ちよく眠れてよかった(*´∀`*)

 

2日目まとめ!3日目に続きます!

 

ということで、熊野古道「小辺路」3泊4日の2日目、伯母子岳~三浦峠編でした!

一日目に伯母子峠まで頑張ったのもあり、2日目は体力温存優先で短い区間をのんびり歩くことができてよかったです!翌日は長い舗装路歩きが待っているので、2日目で体力温存できたのは、全体を通してもプラスとなった点でした♪

この日の区間では、三浦峠の登り口付近で熊野古道らしさを感じる石畳の道や雄大な巨木が並ぶ吉村家跡、伯母子岳と三浦峠からの広々とした展望と短いながらも見所が多くて楽しく歩くことができました(*´∀`*)

では、3日目の三浦峠→十津川→果無集落→観音堂編に続きます(^_^)/~

熊野古道「小辺路」3泊4日テント泊!③三浦峠→西中→果無集落→観音堂
2019年4月中旬に、熊野古道「小辺路」を3泊4日のテント泊で歩きました! 今回はその3日目の記事...
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