熊野古道「紀伊路」|②布施屋駅~海南駅

登山・トレッキング
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2020年8月下旬、今回は熊野古道「紀伊路」を歩いてきました!

前回は大阪・和歌山の境である山中渓駅から雄ノ山峠を越えて、和歌山に入り九十九王子を辿りながら紀ノ川を渡って布施屋駅まで進みました。

今回は紀伊路トレッキングの第2弾!前回のゴール地点「布施屋駅」から「海南駅」までの区間を歩いてきました!

①山中渓駅~布施屋駅はこちら↓

熊野古道「紀伊路」|①山中渓駅~布施屋駅
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第3弾「藤白坂」海南駅~紀伊宮原駅をアップしました↓

熊野古道「紀伊路」|③「藤白坂」海南駅~紀伊宮原駅
2020年8月下旬、今回は熊野古道「紀伊路」を歩いてきました! 前回のパート2では、”布施屋”から...

今回の熊野古道「紀伊路」プラン!

2回目は布施屋駅~海南駅まで!

この区間は、紀ノ川の南岸にあたる和歌山市”布施屋(ほしや)”から、矢田峠汐見峠と2つの峠を越えて、熊野の入口とされた”海南”へ向かうルートです!

このコースはほとんどが現在も”生活道”として利用されています。2つの峠を越えますが、どちらも標高は低く、全体的に平坦な道をのんびり歩くことができるコースとなります!

古道の面影はあまり残っていませんが、旧中筋家住宅のある”和佐地区”や四つ地蔵周辺の”多田地区”などでは、往時の面影を感じる街並みを見ることができます。

注意点として、県道に沿って進むコースですので、通行量が多い区間があります。車には充分注意して歩くようにしましょう!

このコースの総距離は16.3km

標準コースタイムは6時間30分!

今回のプラン・山行データ!

起点:布施屋駅 終点:海南駅

  1. 電車移動:海南駅(5:40)→布施屋駅(6:25)
  2. 和佐王子(7:21)→平緒王子(8:07)→伊太祁曽神社(8:24-52)
  3. 奈久智王子(9:11)→武内神社(9:25)→松坂王子(10:11)
  4. 汐見峠(10:23)→熊野一鳥居(11:16)→海南駅(11:30)
山行データ

天候:はれ 時々 くもり

距離:18.1km

活動時間:5:05

アクセス・駐車場

公共交通機関でのアクセス

〈JR和歌山駅からのアクセス〉

  • 布施屋駅:JR和歌山線「王寺行」
  • 海南駅:JR紀勢本線・きのくに線「御坊行」

マイカーの場合は「海南駅」周辺の駐車場がオススメ!!

マイカーでアクセスする場合は、ゴール地点の海南駅周辺のパーキングがオススメです!

布施屋駅周辺にはコインパーキングが少ないため、ゴール地点に車を駐めて、電車で布施屋駅まで移動するとスムーズに行動できます♪

海南駅の特に”東出口”付近にパーキングが多く、コインパーキングは当日利用(~24時まで)で200~300円ほどで利用できます!!

〈海南駅へのアクセス〉

  • ナビの設定は「海南駅」にセット!※東出口
  • 阪和自動車道「海南IC」から約5分
  • 阪和自動車道「海南東IC」から約7分

熊野古道「紀伊路」|②布施屋駅~海南駅

電車移動:海南駅→布施屋駅

〈5:45〉まずは海南駅からスタート地点の布施屋駅へ電車で移動します。

この日は予報でかなりの暑さになるようだったので、熱中症対策で始発の時間に合わせて夜中に自宅を出発しました。コロナの事も考えて人の少ない明け方の電車を選択。

海南駅からまずは紀勢本線で和歌山駅へ向かい、乗り換えて和歌山線で布施屋駅へ向かいます。

海南駅→布施屋駅

  • 海南駅→和歌山駅(乗換)→布施屋駅
  • 運賃:330円

海南駅の構内に吉宗様!!

徳川8代将軍!「暴れん坊将軍」で有名な将軍様ですね♪

和歌山市は徳川御三家「紀州藩」のお膝元。和歌山市を観光してみたいけど、今は紀伊路!紀伊路を歩き終えたら名所巡りしたい!!

〈6:25〉和歌山線王寺行きに乗って布施屋駅に到着しました!

和佐王子→平緒王子→伊太祁曽神社

では前回のゴール地点「布施屋駅」から紀伊路旅スタート!!

駅前に熊野古道の道案内が設置されています。

この交差点を右へ。真正面の道が前回歩いた山中渓駅からのコースです。

交差点を曲がるとすぐに川端王子。前回はこちらにも立ち寄ってから駅へ向かいました。駅は右の小道。

左の道をそのまま真っ直ぐ進みます。

しばらく進んでカーブに差し掛かるところで、右側に小道があります。

道標に従って集落内の道を進んでいきます。

集落に入ると民家の軒先に熊野古道の提灯が吊るされています。前回もこの提灯が道標になってくれて、スムーズに行動できました♪有り難い(*´ω`*)

紀伊路のコースは集落内の道を進む箇所が多く、道順がわかりにくい場面がよくあります。

そんなときは足元に埋められている”導き石”を頼りに進んで行くと間違いありません♪

集落を抜けると田んぼの1本道!

田んぼから高積山!布施屋駅付近から見ると綺麗な三角錐の富士型に見える山。こちらからは南に続く城ヶ峰も見えるから、のっぺりしてる!

高積山にも登山コースがあるようなので、紀伊路を歩き終えたら登ってみたい!

県道を横断する。この県道9号は「岩出海南線」という道で、今回のゴールになる海南まで続いています。

ということで今回のコースはこの県道9号線に並走したり、合流したりしながら進むコースになります。

道路を横断して道なりに進む。

途中で右手に進み集落内に入る。

至誠小学校跡の看板。明治時代にあった小学校のようです。

小道を抜けて150mほど先に小学校があったといわれています。この道が通学路だったのかな?

先程の看板から少し進むと川に突き当たります。ここは橋を渡らすに右へ進み。

こちらの橋で川を渡ります。

川を渡ると集落を抜けて、”和佐小学校”の前を通過します。ここからしばらくはこの道を真っ直ぐ進んでいきます。

しばらくまっすぐ進んでいると大きなお屋敷が見えてきました!

〈6:59〉このお屋敷が「旧中筋家住宅」です!

こちらは江戸時代末期の和佐組大庄屋の屋敷です。1852年(嘉永5年)の建築である主屋は、三階の望楼、二十畳敷の大広間や広い接客空間などが特徴で、紀ノ川流域随一の大規模民家です。

国の重要文化財に指定されています。3月~11月の土日祝はお屋敷を見学できます!(見学 100円/高校生以下無料)

残念ながら、この時間帯は開館していませんでした…^^;

旧中筋家住宅の石碑。この綺麗なお花はなんて名前だろう?

旧中筋住宅の前に”歓喜寺”という楽しそうな名前のお寺があったので立ち寄ってみる。

歓喜寺は墓地があるお寺のようですね。境内には大きな木が立っていました!

歓喜寺は13世紀後半に建てられた寺院。この寺院は熊野古道に接しているため、鎌倉時代~南北朝時代にかけて、熊野詣の旅人に便宜を図る目的で”接待所”が設けられていたことで知られています。

境内にある大木は「柏槇(びゃくしん)」という木なんだそう。市指定の天然記念物です。

コースに復帰して進んでいく。旧中筋家住宅がある”和佐地区”は昔の面影を残した美しい街並み。特に石垣がきれいでした!

こういう石垣ってブログ主の自宅近所ではあまり見たことがありません。ここから海が近いからこういう積み方なのかな?

和佐地区の集落を抜けると県道と交差します。正面へ進むのが順路ですが、ここを左へ曲がると、

〈7:21〉和佐王子の石碑があります!

こちらには東屋も設けられているので休憩適地!

和佐王子の石碑。

和佐王子からそのまま少し県道を進むと”和佐大八郎のお墓”の看板があったので少し寄り道♪

和佐大八郎のお墓。

和佐大八郎は紀州藩の弓術指南役であった人物です。1686年に京都三十三間堂の通し矢(廊下の端から端まで一昼夜の間に射通す矢の数を競うもの)において日本一の記録をつくった人物だったそうです。

8133本/13053本という大記録!でも矢の数を全部数えた人にこそ拍手を贈りたい!!!

交差点に戻って横断。先程の交差点はカーブで見通しが悪く、通行量がかなり多いので渡る際はご注意ください。和佐王子・大八郎の墓へ向かうときも気をつけて!

次は1つ目の峠越え、矢田峠へ向かいます!!

トンネル手前のここが矢田峠の登り口。

少し登って、一旦県道に出て、ここも横断します。

登り始めに振り返ると紀ノ川方面の景色が眺められました♪うっすら見える山並みは紀泉アルプスの稜線だと思います!

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矢田峠までの登り。峠越えではありますが、標高は100mにも満たないので距離はほんの少しです!

ちなみに地道に見えますが。土がかぶっているだけでここも舗装されています。

〈7:39〉登り切ると矢田峠に到着です!

矢田峠から右へ下っていくのが本来のコースです。ですがここは左へ進んでもOK!後に合流できます。

和歌山観光情報の”街道マップ”でも左へ進む道がサブコースとして紹介されています。

ブログ主は忠実に右へ進みますが、左の方が少しの間、県道の車通りを回避できるので歩きやすいかもしれません。

矢田峠から下っていくとみかん畑の長閑な風景♪

みかん畑をのんびり眺めながら下り、

そして県道に合流です。

県道を少し進んでここを右へ。(トラックがある方の道)

お!アサガオだー(゚∀゚)!

きれいやな~♪今でも「アサガオの観察日記」とか夏休みの宿題にあるのかな?

あ、でも今年はコロナで夏休み短いからないかも…。

ここは正面の小道を進む、左へ進んでも県道と合流できます。

すぐに県道に合流。

また集落内の小道へ!(バイクの方がおられる方向)

提灯。

集落内を進んでいると、

〈8:07〉平緒(平尾)王子がありました!

この王子社は1585年の羽柴秀吉の”紀州攻め”により衰退しましたが、その後再建されて、「平緒王子社」と呼ばれていました。明治時代に”都麻津比売神社”に合祀されています。

平緒王子の先で県道13号線を渡ります。ここも信号が無くて車通りが多いので注意!

踏切を渡る。踏切と民家の蔵で顔に見える( ´,_ゝ`)プッ

踏切を渡ると道の外れに公園がありました。ここも休憩にいいポイントですね♪

そのまま道なりにしばらく進んでいくと、T字の交差点があります。

この交差点は右へ進むのが紀伊路のコースですが、左へ進むと「伊太祁曽神社」があります。

「伊太祁曽神社」はコース中の大きな見どころなのでぜひ立ち寄りましょう!

このT字の交差点には「六地蔵尊」があります。

説明を読んで見ると、仏教の世界では6つの世界それぞれでお地蔵さんが守ってくれると言われているようです。六地蔵は道路の交差点などの”辻”に「守護神」として建てられることが多いんだそう(゚∀゚)

六地蔵の交差点から伊太祁曽神社までは片道5分ほど。

ですが境内入口付近で車が立ち往生してにっちもさっちもいかない状態(´・ω・`)

この橋を渡ると「伊太祁曽駅」なのですが、こちらから駅に向かう車、向こう側から右折して駅に向かう車、駅方面からこちらへ右折したい車で、橋の前で詰まっちゃってた!

車が停車してる間に、お辞儀して通らせてもらい、なんとか通過!

正面から撮影できないので、潜ってから大鳥居を撮影!鳥居正面の道が駅へ繋がっています。

伊太祁曽神社は今回のコースのちょうど中間あたりにあるので、ショートコースで計画する場合はここを目的に設定すると良さそうです!

大鳥居に”徳川宗敬”さんの名前が刻まれています。

徳川宗敬さんは、名前の通り”徳川家”の生まれです。水戸徳川家12代当主”徳川篤敬”の次男として生まれました。

1897年の出生なので江戸幕府が終焉した後の明治30年生まれ。

陸軍軍人や政治家として知られる一方、林学者や神職としても知られています。特に緑化運動に尽力したことで有名で「緑化の父」と称されています。

また神社界にも尽力され、神社大宮司を退任した後は神社本庁統理を務められています。

伊太祁曽神社は「五十猛命(いたけるのみこと)」を祀る神社です。五十猛命は「日本書紀」に”我が国に樹木を植えて廻った”と記される「木の神様」として慕われています。

「木の神様」の伊太祁曽神社で、「緑化の父」の徳川宗敬さんの名前が刻まれているって、まさにピッタリですよね~。

伊太祁曽神社に参拝される方には”木材関係者”の方々が多いらしいですよ!

〈8:24〉ということで伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)に到着しました!!

境内へお詣りしましょう!

ちなみにですけど、境内での”動画撮影”は禁止されています。でも写真の撮影は”可”と小さく書かれていました!

ということでご本尊にお詣り。

こちらは御神木の”梛の木”です。

熊野三山の速玉大社や那智大社にも”梛(なぎ)”が神木として祀られていますが、なにか関連があるのかな?

梛=凪に通じるから船乗りの信仰も篤い樹木。和歌山は海が近いから梛の御神木が多いのかも。

伊太祁曽神社の境内にはトイレや自動販売機も設置されてるのでコース内で一番休憩しやすいポイントです!

設置されているベンチの横に何やら機械が置かれていました。

”製縄機”って書いてるから縄を編む機械!珍しい(゚∀゚)!!

神社での行事などに使う注連縄を編むのかな?

奈久智王子→武内神社→松坂王子

〈8:52〉境内のベンチでゆっくり休憩させて頂き、行動再開です!

大鳥居から六地蔵の交差点へ戻ります。

戻る最中に足元を見ると、なにか黒いカタマリが落ちていました!

なんだろう?と近づいてみると…。

まさかのカブトムシでした!!

やったー!!しかもオスじゃん!!ツノがカッコいいーヽ(^o^)丿

道路にいるとね、危ないからね。草むらに逃してあげました。何年ぶりにカブトムシ捕まえたんだろう。

子供の頃は虫かごに入り切らないぐらいミッチリ捕まえてたけど。今の子供達もカブトムシを捕まえに出かけたりするんかな?

六地蔵の交差点に戻ってきました。今度は反対側へ。

交差点からしばらく先まで県道を歩いていきます。

その県道の途中に「奈久智王子」の看板があります。この看板よりも左のレトロな看板の方が気になる。

奈久智王子のお社は、その看板の横にある小道を登ったところにあります。

〈9:11〉20mほど進んで奈久智王子のお社に到着!

”奈久智”という呼び名の由来については諸説あるようですが、名草郡(現在の和歌山市東部と海南市の一部の古称)の各所に通じる道がこの付近に集中しており、そのため「名草の口」の意味で「名口=奈久智」と呼ばれるようになったといわれています。

奈久智王子からもそのまま県道を進んでいくとT字の交差点に突き当たります。

ここで県道を離れて、真正面の集落へ続く小道へ進みます。

民家の間を抜けると田んぼの先で”阪和自動車道”の高架をくぐります。阪和自動車道と交差するのは前回のコースでの”和歌山JCT”以来です。

高架を潜って、コースは左へ進みますが、

真正面に見える”武内神社”へ寄り道しましょう!

〈9:25〉武内神社に到着!武内神社は和歌山市松原にある安原八幡宮の奥宮です。

こちらの神社には武内宿禰(たけしうちのすくね)の「産湯の井戸」があります。

武内宿禰は古事記や日本書紀に登場する伝説の人物。景行→成務→仲哀→応神→仁徳天皇と5代にも渡り仕えたとされます。

また蘇我氏・平群氏・紀氏・葛城氏などの豪族の祖となったといわれています。

事実だとすると、武内宿禰は約330歳まで生きた超長命の人物!まさに伝説(゚∀゚)!!

おそらく様々な人物がモデルになって語り継がれた伝説なんでしょうね~。

本殿横にあるこちらに「産湯の井戸」が祀られています。

隙間から失礼して、産湯の井戸。

武内神社の境内も休憩しやすいポイントです。

高架のところからコースに復帰して阪和自動車道に沿って進みます。

途中で2つの池があります。街道マップでは新池・大池。

その池付近で右へと曲がります。

ここは真っすぐ進んでも、少し先で合流しますが車が多いので右へ進んだほうが楽。

そのすぐ先で今度は左へ。田んぼ道を進みます。

今日もいい天気だー♪まだ10時前だけど、この頃からぐんぐん気温が上がり始めました。

田んぼを抜けて再び県道へ。

県道がカーブするところで正面の道へ進みます。

ここから松坂王子まで、まーっすぐ道なりに1.5km進みます。

松坂王子までのこの道付近が”多田地区”となります。多田地区はマップで見てみると、きれいな碁盤目状に集落が形成されています。

この碁盤目状の街並みは多田地区から西へ”黒江”まで続いています。

黒江は”紀州漆器”で有名な街。非常に美しいレトロな街並みで知られています。

もし海南駅まで予定より早く到着したなら紀州漆器の職人の街を散策してみてもいいかもしれません。

ちなみにこの多田地区から海南市に入りました。

多田地区にある”四ツ石地蔵”。

かつて多田にあった”三上院千光寺”の礎石を集めて地蔵尊を祀ったのがこの四つ石地蔵です。

お地蔵さんの両側に2つずつ、計4つの礎石が並んでいます。

多田地区を抜けて、動物病院の前で道路を渡る。ここもそのまま正面の道を進みます。

突き当りから道なりにジグザグに進む。真正面に見えるこんもりした山の裾に”松坂王子”があります。

道路との突き当り正面に、

〈10:11〉松坂王子跡がありました!編み笠で日除けしているお地蔵さんがおられました。

松坂王子は現在、且来(あっそ)八幡神社に合祀されています。

汐見峠→熊野一の鳥居跡→海南駅

松坂王子で県道136号線に合流。

ここから汐見峠を越えて海南駅周辺まではこの県道を辿っていきます。

松坂王子から緩やかな登り。登り終えたところに熊野古道の石碑が建てられています。

汐見峠付近には池があり、その周りに市民プールや海南市クリーンセンター、自動車教習所などが並んできます。

自動車教習所の入口付近から峠が下り始めます。

〈10:23〉少し下ったところにお地蔵さんと”汐見峠”の看板がありました!

汐見峠はその名前の通り、かつて海が見えた峠であったことが名の由来となっています。熊野への長い旅の途中で、念願の”海”を見たのは且来から井田へ越えるこの峠でした。

また安政元年(1854)の大地震のとき、大津波で逃げ場を失った人々が、汐見峠のお地蔵さんの不思議な力に呼び上げられ命を救われたと伝わっています。

それ以来、こちらのお地蔵さんは「呼び上げ地蔵」と呼ばれて信仰されています。

汐見峠からはゆったりとした下り!2つ目の峠を下ったのでここからはコースの終盤となります。

下ったところの交差点もまっすぐ横断。

渡ったところに自動販売機がありました!しかもチェリオやん(゚∀゚)!

チェリオってちょっと怪しいジュースがいいよね!思いっきり偏見だけど、関西人らしいセンスで作られている気がする!

チェリオを飲みながらのんびり歩いていると”春日神社”の石碑があります。

この石碑を目印に登っていくと”松代王子”があります。見逃し注意!!

登っていく、

すると、井田児童会館という建物があります。遊具やベンチがあるから公園なのかな?

その先、少しだけ地道を進めば、

〈10:42〉松代王子がありました!

祠の中に石碑が置かれています。説明板では、この”松代王子”と刻まれた石は、元々ここにあったものではなく、麓の古道沿いも民家敷地内にあったものが、ここに移されたとされています。

松代王子からまだ地道が続いていたので登ってみると、山頂に春日山城址という広場がありました。この広場には、”戦没記念碑”の大きな石碑も建てられていました。

春日山城址から山の反対側へ下ると入口付近に石碑があった「春日神社」へ向かうことができます。

正面の小山だと思います。街道マップでは「日方川に架かっていたとされる橋(春日の板橋)がある」と書かれていました。

立ち寄ろうかと考えましたが、実は先程の児童会館にザックをデポしておいたので、取りに戻るのが面倒。

今回は諦めました。

〈10:54〉児童会館で少し休憩して、下ってきました。

石碑の正面にある橋を渡ります。

川には大きな鯉がいっぱい(゚∀゚)!一匹だけ金色じゃん!!

再び県道と合流し、すぐ先で国道370号線の交差点へ。この国道370号線は海南駅に続くので、ここを右へ曲がればゴールすることもできます。

ですが、熊野古道のコースはここを正面へ渡り、”藤白神社”方面へ続いていきます。

藤白神社(藤白王子)は九十九王子でも格式高い「五体王子」の1社。紀伊路の人気コースである「藤白坂」もそこから始まります。

今回は海南駅がゴールですので、藤白神社手前まで進み、次回の第3回の紀伊路トレッキングで「藤白坂」にチャレンジしようと思います♪

ということでここを真正面に渡る。

渡って道なりに進み、

交差点では熊野古道の道案内を目印に集落内を進みます。

〈11:06〉すると今回ラストの王子社「菩提房王子」がありました。説明板の文字が薄くなっていて、説明が読めなかったorz

菩提房王子のすぐ先で突き当りを右へ。

すると道沿いに巨大な石垣が並んでいました。

ここは”日限地蔵尊”というお寺のようですね。

それよりもこの喫茶室の看板が気になる!境内で営業されているのかな?甘いものが食べたい!!

日限地蔵尊の石垣を過ぎると、T字路があります。ここを左へ進むと藤白神社、右へ進むと海南駅です。

今回はここで熊野古道歩きは終了!海南駅へ向かいます。

〈11:16〉このT字路の角には「熊野一の鳥居跡」があります。

ここは熊野古道と近世の熊野街道との合流点にあたります。

「紀伊続風土記」にこの地に鳥居があったこと、またこの付近の地名が「鳥居」であることの由来となったことが記されています。

次回はこの鳥居跡から祓戸王子・藤白神社へ進みますが、今回はここまで!

海南駅へ向かいましょう!線路の高架を潜る。

駅前の住宅街を抜けて駅へ!順路は複雑ですが、きっちり駅まで道案内が設置されています。

郵便局前を通り、

国道370号線の交差点を渡る。

〈11:30〉そして南海駅に西出口にゴール!!

次回はこの海南駅から楽しみにしていた「藤白坂コース」を辿ります♪

紀伊路の長旅ではこの海南駅までが前哨戦!ここから本格的に熊野古道らしい風景も増えてくるみたいです(*´ω`*)次が楽しみです♪

第3弾「藤白坂」海南駅~紀伊宮原駅をアップしました↓

熊野古道「紀伊路」|③「藤白坂」海南駅~紀伊宮原駅
2020年8月下旬、今回は熊野古道「紀伊路」を歩いてきました! 前回のパート2では、”布施屋”から...

まとめ

ということで熊野古道「紀伊路」のパート2でした!

今回の「布施屋駅~海南駅」の区間は基本的に県道沿いを進む、”舗装路”の区間でしたが、古い町並みや史跡を、生活と密着して変化してきた古道を伝って進む魅力的なコースでした!

次回からさらに熊野古道トレッキングの魅力がどんどん増えてくるので、これからも続く紀伊路旅がますます楽しみになってきました♪

やっぱり熊野古道は楽しい!!

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