近江商人の町並みや戦国時代のスポットで有名な『東近江エリア』!!
観光地が目白押しのエリアですが、それらを巡りながら山へ登れる『ハイキングコース』が数多く整備されており、とっても魅力的な登山スポットです!
今回は『東近江エリア』の山々をご紹介しつつ、おすすめの登山コースについてまとめました!
〈この記事の内容〉
- 滋賀県『東近江エリア』とは?
- 『東近江エリア』のオススメ登山コースをご紹介!
滋賀県『東近江エリア』とは?
『東近江エリア』は、琵琶湖の南に広がるのどかなエリアです!!
「近江八幡市」「東近江市」「日野町」「竜王町」の4つの街で構成されたエリアとなります!
碁盤の目のように田畑がビシッと並ぶフラットな地形と、その中にポッカリと山が浮かぶ姿が印象的な、自然豊かなエリアとなります!!
東近江エリアといえば、『近江八幡』『五個荘金堂』など”近江商人”の町として知られています!!
八幡堀・水郷めぐりは、全国的にも有名な観光スポットです♪
時代劇のロケ地にも活用されているほど、美しい街並みが保存されており、ハイキングと併せて町並みを散策できます!
また織田信長の安土城を始め、戦国時代の山城が多数あるエリアでもあります!!
山中には、戦国ロマンを体感できる苔むした石畳や石垣が残されており、歴史スポットを巡りながら登山が楽しめます!!
その他にも『東近江エリア』には、有名な社寺への参道を辿るコースや、万葉の『歌枕』に詠まれた山々を巡るコース!
パワースポットである信仰の山や古墳巡りなど、普段の登山とはまた一味違ったハイキングが楽しめる魅力的なエリアとなります!
『東近江エリア』のオススメ登山コース!
【東近江エリアの山々】
- 八幡山(鶴翼山)
- 繖山(観音寺山)・安土山
- 箕作山・太郎坊山(赤神山)
- 雪野山
- 鏡山
今回は『東近江エリア』にあるオススメの登山スポットをご紹介します!
戦国時代の城跡や、古墳群・信仰の山など見どころの多いコースをピックアップ!
登山コースの難易度・体力度は★3段階で評価し、コースタイムなどの情報もまとめました!
難易度・体力度はブログ主個人の感想です。登山道の状態を保証するものではありません。
【参考になるガイドブック】山と渓谷社『分県登山ガイド24 滋賀県の山』
別記事にまとめているため
今回は『鈴鹿山脈』の山々は外しています!
八幡山(鶴翼山)|八幡城址と恋人の聖地!
『八幡山(鶴翼山)』は近江八幡市にある標高271.8mの山!
八幡堀・水郷めぐりで有名な『近江八幡』の背後にそびえる山となります!!
南麓にある日牟禮八幡宮にちなむ山名となり、鶴が翼を広げたような山容から「鶴翼山」とも呼ばれます!
山上には豊臣秀次が築いた「八幡城址」があり、その城下町として栄えたのが近江八幡の町!
八幡城址・山頂からは琵琶湖や西の湖を目の前に、比良山地や鈴鹿山脈の山々まで見渡せます!!
八幡山へはロープウェイも運行されているので、ハイキングと併せて旅行気分で散策できます!
日牟禮八幡宮からロープウェイの真下を登るコースがメインとなりますが、物足りなければ「百々神社から縦走」するコースでボリュームアップもできます♪
〈おすすめ登山コース〉
①日牟禮八幡宮コース
- 日牟禮八幡宮→ロープウェイ山上駅→八幡山・八幡城址
- CT:↑ 50分/↓ 35分
- 難易度★/体力度★
②百々神社から縦走コース
- 百々神社→望西峰→八幡山
- CT:↑ 2:00/↓ 1:40
- 難易度★/体力度★★
近江商人の信仰を集めた『日牟禮八幡宮』!
商売繁盛や子育てにご利益がある神社です!
二大火祭の「左義長まつり」と「八幡まつり」は国の選択無形民俗文化財にも指定されています!
境内に八幡山への登山口があります!!
ロープウェイを真下を登るコースとなり、観光客の方でも気軽に登れるほどよく整備されたコース!
片道1時間を切るコース♪
八幡城址がある山頂は周囲を見渡す展望台!!
琵琶湖はもちろん、西の湖や近江八幡の町並みも一望!
湖の対岸には比良山地や鈴鹿山脈の山々まで遠望できます!!
また八幡山は『恋人の聖地プロジェクト』により選定された”恋人の聖地”!!
八幡山の山頂や城跡の展望ポイントには、恋人の聖地にちなんだモニュメントがたくさん展示さています!
映えスポット!!
山行記事はこちら↓
下山後は近江八幡の街並み散策!八幡堀・水郷めぐり!
ハイキングの後は『近江八幡』の美しい街並みを散策しましょう!!
「近江商人」の故郷らしい、古い町並みと八幡堀の美しく水郷!
時代劇の撮影地にもなっているほどの風情ある町並みが保存されています♪
近江商人の邸宅が並ぶ風情ある通りや、ヴォーリズ建築の西洋・和が融合した美しい建造物!
八幡城の城下町として発展した町は、”碁盤の目”のような通りに家屋・お屋敷が並んでおり、名所も巡りやすい♪
江戸時代にタイムスリップしたかのような近江八幡の町を散策しましょう!
詳しくはこちら↓
繖山(観音寺山)|西国三十三所『観音正寺」と観音寺城跡!
『繖山(観音寺山)』は東近江市と近江八幡市の境にある標高433mの山!
山内に西国観音霊場の第三十二番札所の『観音正寺』がある山となります!そのことから別名『観音寺山』と呼ばれます!「十方嶺」という別名もある。
また近江守護である「六角氏」の居城『観音寺城』があったことでも知られており、さらにすぐとなりには織田信長の”安土城”があった安土山!!
西国巡礼の名所であり、戦国時代の山城跡がある歴史ロマンあふれる山となります!!
登山コースは、『観音正寺参道コース』『北腰越コース』『猪子山縦走コース』があります!!
- 『参道コース』側には近江商人「五個荘の街並み」
- 『北腰越コース』側には織田信長の「安土城」
- 『縦走コース』には、展望の良い「北向岩屋十一観音」
と、それぞれ立ち寄れるスポットがあり、非常に見どころの多いコースです!
〈おすすめ登山コース〉
①観音正寺参道コース
- (五箇荘駅)→結神社→観音正寺→繖山
- CT:↑ 1:30/↓ 1:10 ※結神社登山口から
- 難易度★/体力度★★
②北腰越コース
- 安土駅→(安土山・安土城跡)→北腰越→繖山
- CT:↑ 1:40/↓ 1:15
- 難易度★/体力度★★
③猪子山縦走コース
- 能登川駅→猪子山→伊庭山→雨宮龍神社→繖山
- CT:↑ 2:45/↓ 2:15
- 難易度★★/体力度★★★
繖山の山頂はあまり広くなく、木々に阻まれ展望はありません!
ですが、山頂までのコース内には周囲を見渡す展望ポイントが豊富!
麓の街並みや琵琶湖はもちろん、お隣の安土山や箕作山、西の湖や近江八幡の街並みまで眺められます♪
観音寺城跡には、迫力がある城の石垣が残されています!
苔むした石垣で雰囲気バッチリ!!観音正寺の拝観と併せてぜひ散策してほしいスポットです♪
近江国を代表する、難攻不落の山城!!
『参道コース』を選ぶなら、近江商人の邸宅が保存されている『五個荘金堂』の散策もオススメです!!
近江商人の発祥の地とされる五個荘!
『五個荘金堂』の街並みは、”重要伝統的建造物群保存地区”いわゆる「重伝建地区」に指定されており、往時の美しい町並みが保存されています!!
近江商人の邸宅は、見学することもできます♪
タイムスリップしたかのような町並みと、美しい家屋・庭園!!
『ひな祭り』の時期には、各邸宅で特別な雛飾りも展示されるので、その季節を狙っての山行もおすすめ!!
山行記事はこちら↓
織田信長の『安土城・安土山』散策と組み合わせよう!
また『北腰越コース』を選ぶなら、お隣の『安土城』の散策を組み合わせるプランがオススメです!!
言わずとしれた織田信長の居城『安土城』!!!
日本最初の”天主(天守)”をもつ城としても知られていますが、築城からわずか6年ほどで焼失してしまったため、未だに数多くの謎が残るミステリアスやお城です!!
キリスト教宣教師”ルイス・フロイス”の記述によると『ヨーロッパにもあるとは思えないほど壮大であった』と記されています!!
きっと、信長の天下統一の野望を象徴するような城郭だったのだと思います!!
ちなみに『猪子山縦走コース』の起点”能登川駅”と、安土城の最寄り駅”安土駅”は同一路線となります!
猪子山から縦走して繖山・観音正寺へお参りし、北腰越コースを下って安土城に立ち寄る計画なら、かなり見どころも多く、登山としてもボリューム感のある魅力的なプランだと思います!!
天守閣・本丸への道は、石段と石垣が美しい道!
天下統一に迫った織田信長の凄さが実感できる、迫力がある城!!
羽柴秀吉や前田利家、徳川家康など、錚々たる武将の”屋敷跡”を巡りながら登っていきましょう!
本丸・天守跡や摠見寺本堂跡からは絶景の展望が広がります!
西の湖から八幡城址、近江八幡の町並みも一望できます!
詳しくはこちら↓
箕作山・太郎坊山(赤神山)|『阿賀神社』信仰の岩峰へ!
『箕作山・太郎坊山(赤神山)』は東近江市と近江八幡市の境にそびえる山!!
岩の城のように佇む”赤神山”は、中腹にある「阿賀神社」の御神体として信仰されています!
阿賀神社は天狗信仰にちなみ”太郎坊宮”という名前で知られており、そのことから赤神山も”太郎坊山”と呼ばれています!!
その太郎坊山がある”瓦屋寺山系”の最高峰が「箕作山」となります!
瓦屋寺山系のピーク周辺には、織田信長によって攻略された六角定頼の城と展望台があったとされ、現在も八日市の市街地が一望できる見晴らしのいい山となります♪
信仰の山としての神聖な雰囲気と、景色の良い山城跡を巡る魅力的なハイキングスポットだと思います!!
オススメコースは『阿賀神社』へのお参りをメインに、山中の東にある『瓦屋禅寺」・西にある『十三仏』を巡るコースを組み合わせるプランがオススメ!
「市辺駅」「太郎坊宮前駅」「八日市駅」は同じ”近江鉄道”の路線となるので、電車を利用したプランも魅力的です!
〈おすすめ登山コース〉
①阿賀神社参道コース
- 太郎坊宮前駅→阿賀神社→太郎坊山・箕作山
- CT:↑ 1:30/↓ 1:10
- 難易度★/体力度★★
②十三仏コース
- 市辺駅→十三仏・岩戸山→小脇山→箕作山・太郎坊山
- CT:↑ 2:15/↓ 1:50
- 難易度★★/体力度★★
③瓦屋禅寺コース
- 八日市駅→瓦屋禅寺→太郎坊山・箕作山
- CT:↑ 1:20/↓ 1:00
- 難易度★/体力度★★
鋭く尖った太郎坊山の中腹にある『阿賀神社』!!参道ももちろんめっちゃ急!!
太郎坊宮は『勝利と幸福を授ける神様』として信仰されており、スポーツ選手やビジネスマン・政治家など太郎坊宮の大神様のご利益を仰がれてお参りされてます!
急峻な参道を登り、境内にそびえ立つ「夫婦岩」の間の狭い道を通ってお参り!ご本堂の舞台からは市街地を見渡す展望が広がります!
太郎坊宮の歴史は古く、約1400年前の創建とされています!
神宿る霊山として尊ばれた赤神山に霊威を感じた聖徳太子が、神祀りをされたことがはじまりとされます!
以降、伝道大師”最澄”や源義経などの尊崇を集めました!
「参道コース」をメインとして登拝して、そこから聖徳太子により建立された『瓦屋禅寺』や、聖徳太子が爪で彫ったとされる『十三仏』を巡るコースをそれぞれ選択するのがオススメです!
どちらも信仰の道らしい石垣・石段の参道のようなコースで、普段の山登りとはまた一味違った雰囲気が楽しめます!
六角氏の山城と見張り台があったとされる”小脇山”周辺からは周囲を見渡す絶景が広がります!
太郎坊山の岩のピークからの眺めも最高!!
景色と山城と信仰の山!東近江エリアの魅力をぎゅっと詰め込んだような山ですね♪
山行記事はこちら↓
雪野山|未盗掘で発見された”古墳群”を巡る!
『雪野山』は東近江市・近江八幡市と竜王町にまたがる標高308mの山!
琵琶湖から少し外れた田園地帯にポッカリと浮かんでいるような、なだらかな山容の山となります!
山内とその周辺から多数の”古墳”が発見された山として知られており、1989年には山頂付近から4世紀中頃の前方後円墳が、全国的にも珍しい”未盗掘”の状態で発見されました!
それらの”古墳を巡る”ハイキングプランが魅力の山となります!
ピークハントとしては、各コースの登山口にある自然公園から比較的短時間で登ることができ、山頂付近には展望ポイントも豊富!!
また雪野山は南北に細長くピークが連なっているので、ボリュームアップさせるなら稜線上に整備された『縦走コース』がおすすめです!!
コースマップは『東近江地域 山をあるこう』というサイトで雪野山全体のマップが配布されています!
『東近江地域 山をあるこう』雪野山全体のコースマップ(PDF)のリンク↓
https://www.eastomi.or.jp/kankou/jpg/yamamap1.pdf
〈おすすめ登山コース〉
(縦走コース以外は難易度★/体力度★)
東近江市から【②古墳巡りコース】
- 雪野山歴史公園→八幡社古墳群→雪野山
- CT:↑ 40分/↓ 30分
竜王町から【④コース】
- 梅ノ木広場→あずま屋→雪野山
- CT:↑ 40分/↓ 30分
近江八幡市から【⑦いにしえの小径コース】
- いにしえの小径登山口→展望広場→雪野山
- CT:↑ 50分/↓ 40分
【①縦走コース】
- 横山自然公園→野寺城跡→雪野山→安妃山→腰越山→杓子山登り口
- CT:4:00
- 難易度★★/体力度★★★
山頂付近の「雪野山古墳」や、麓の「八幡社古墳群」「天狗前古墳群」など多数の古墳が発見された雪野山!!
『雪野山歴史公園』を始め、それらの古墳群を活用した自然公園が麓が多数整備されており、そこから雪野山へ登るハイキングコースがあります♪
山頂付近には多数の展望ポイントがあり、竜王町を始めとした”東近江エリア”を見渡す展望台のような山です♪
ピークハントの場合は、片道1時間を切るコースが多いので、気軽にピークが踏めるハイキングスポット!!
計画をボリュームアップさせるなら南北に連なる雪野山の山並みを縦走コースがおすすめです!!
各ピークにも展望ポイントが多く、景色を楽しみながら縦走できます!!
低山ながら、「古墳巡り」をしながら、景色の良い稜線を歩くことができる魅力的な山だと思います!!
山行記事はこちら↓
鏡山|城跡・史跡が並ぶ古今集にも詠われた西の竜王山
『鏡山』は竜王町と野洲市の境に位置する標高384mの山!
はるか昔の万葉の頃から和歌や俳句などの『歌枕』として詠まれてきたほど歴史がある山となります!
藤原定家や大判家持などなど数多くの歌人に愛され、鏡山を詠む歌は百余首を数えるほど!
山中には「雲冠寺跡」「星ヶ埼城址」「龍王宮・貴船神社」「西光寺跡」などの史跡が数多く点在しており、低山ながら非常に見どころが多い山となります!!
また『三井アウトレットパーク滋賀竜王』のすぐ裏にそびえる山となり、
- 星ヶ峰ルート・大谷池ルートは、道の駅『竜王かがみの里』
- 鳴谷渓谷ルートは、「三井アウトレットパーク滋賀竜王」
と、アウトレット付近の駐車場や道の駅から登ることができ、気軽に訪れられるハイキングスポットとなります♪
〈おすすめ登山コース〉 共通:難易度★ 体力度★★
①星ヶ峰ルート:道の駅→星ヶ峰・星ヶ埼城址→鏡山
- CT:↑ 1:50/↓ 1:20
②大谷池ルート:道の駅→大谷池→竜王山→鏡山
- CT:↑ 1:30/↓ 1:15
③鳴谷渓谷ルート:アウトレット→鳴谷池→雲冠寺跡→鏡山
- CT:↑ 1:20/↓ 1:05
鏡山の山頂は三角点がポツリとある、展望のないピークです!
ですが、鏡山の魅力は数多くの史跡や歴史スポット!!
鏡山の隣のピーク”竜王山(384.8m)”から少し下ると、貴船神社『龍王宮』があります!
龍王宮には、雨の神・水の神といわれる八大龍王の1つ「摩耶斯竜神(まなしりゅうじん)」が奉られています!
先程の雪野山と鏡山は竜王町の東西を囲むように並んでおり、雪野山を『東の竜王山』・鏡山を『西の竜王山』と呼び、2つの山には神力を持つ竜族の支配者「龍王」が住むと考えられていました!
苔むした石段!しめ縄に巨岩!神聖な雰囲気がプンプン!!
また鳴谷渓谷コースの途中にある雲冠寺(跡)は、聖徳太子により創建されたと伝わります!
太子自ら観音像を彫り創建されたお寺!現在も石積みや井戸跡が残されています!
道の駅から「星ヶ峰コース」選ぶと、星ヶ峰の山頂には『星ヶ埼城址』があります!!
立派な石積みが約35mも残る山城跡!!
この星ヶ埼城址からは東近江エリアを見渡す展望が広がります!
この日は天候が悪かったですが、北側には琵琶湖や八幡山・長命山などの山々!
八幡堀・水郷めぐりの近江八幡の街並みも眺められます!
ハイキングの後は、アウトレットパークでお買い物をしたり、道の駅『竜王かがみの里』でランチしたりと、下山後のお立ち寄りプランも充実した山だと思います♪
道の駅には”近江牛”が楽しめるレストランもあるよ!!
また道の駅の向かいには東山道「鏡の宿」の名所”鏡神社”や、そのすぐ近くに源義経の「元服の池」があります!!
史跡が数多く点在する東近江エリアの名スポットですね!
山行記事はこちら↓
まとめ
ということで今回は『東近江エリア』の登山スポットのご紹介でした!
戦国時代の史跡や、太古の古墳群が多く点在する東近江エリア!!
どの山も低山でありながら、コース上の見どころが非常に多く、下山後に立ち寄れる観光スポットも豊富です!
登山と合わせて歴史スポットを巡ることができる、非常に魅力的なエリアだと思います♪
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