最近、登山靴を新調しました!
購入した登山靴はアッパーの素材にヌバックレザーが採用されていて、いろいろネットで情報収集していると、ヌバックレザーの登山靴は新品の状態で”ワックス加工した方が長持ちするよ”という情報がありました。
さらに調べると、中にはソールを張り替え、手入れをしながら10年以上も使用している方もおられてビックリ!ブログ主もどうせならこの登山靴を長く履ける相棒にしたい!
ということで今回はヌバックレザー登山靴のWAX加工に挑戦しました!
この記事の内容はこんな感じです↓
- ワックス加工に必要なケア用品は?
- WAX3回塗り加工の手順
- 仕上げ加工の手順
ヌバックレザーとは?
ヌバックレザーは、サラサラとした手触りが特徴の起毛革です!革をバフがけ(ヤスリがけ)することで表面を起毛させた革になります。
同じような起毛革である”スエード”との違いは、
- ヌバック:牛革の表面(銀面とも言う)をバフがけした革
- スエード:仔牛・山羊・豚革などの裏面(床面)をバフがけした革
という違いがあります。※素材は一般的に用いられる革。例外もあります。
ヌバックレザーはスエードに比べて、耐久性の優れた革と言われているので、ハードな環境で使用する登山靴との相性が良いようですね!
なぜWAX加工する必要があるの?
スエードに比べて丈夫と言われるヌバックレザーですが、その反面、”汚れ”に対する耐性が弱いという一面があります。
登山やトレッキングなどのハードなアウトドア環境では、必ず登山靴に”汚れ”が付着します。
この雨水やドロなどの”汚れ”の中には微生物や雑菌類が存在し、それらは革を分解し劣化を早めてしまいます。
そこで事前にワックスなどを用いて、革の表面をコーティングすることで”汚れ”が革の内部に侵入するのを防ぎ、革の劣化スピードを遅らせて長持ちさせよう!というのがWAX加工の目的になります!
ヌバックレザーにワックス加工することには諸説ありますが、ヌバックレザーは別名”オイルレザー”とも呼ばれる革。表面の起毛はワックスがより浸透しやすいように加工されています!
栄養成分入りの撥水スプレーで十分!という話も聞きますが、それでは栄養分が不足して、表面がカサカサと乾燥し、ヌバックレザー本来のしなやかな風合いも失われる可能性もあります。
また、革が乾いていると傷にも弱くなり、最悪の場合は表面が剥がれてしまったりと、登山靴の寿命を早めてしまうかもしれません。
きちんとWAX加工をして傷にも汚れにも強く寿命の長い登山靴にしてあげましょう♪
WAX加工に必要なもの一覧!
まずはWAX加工するにあたって必要なケア用品のご紹介!上記の写真が今回のワックス加工に使用したケア用品一覧になります。
今回のワックス加工は、
- WAX3回塗り加工
- 仕上げ加工
の工程に分けて作業していきます!それぞれの作業に必要なケア用品は以下の通りになります↓
WAX3回塗り加工に必要な物!
WAX3回塗り加工に必要なケア用品一覧!
ワックス類:
- ①コロニル レザージェル
- ②コロニル ヌバックローション
- ③コロニル レザーワックス
ブラシ:馬毛ブラシ、ペネトレイトブラシ
その他:バケツ、霧吹きスプレー、タオル
①コロニル レザージェル:革内部の防水
②コロニル ヌバックローション:革の補色、保護
③コロニル レザーワックス:保革、耐久性、カビ予防
仕上げ加工に必要な物!
仕上げ加工に必要なケア用品一覧!
ワックス類:
- ④コロニル 1909シュプリームクリーム
- ⑤コロニル ナノクリーム
ブラシ:馬毛ブラシ、ペネトレイトブラシ
その他:ポリッシングクロス、霧吹きスプレー、タオル
④コロニル 1909シュプリームクリーム:栄養、つや出し
⑤コロニル ナノクリーム:防水、表面コーティング
ヌバックレザーのWAX加工に挑戦!
ではヌバックレザー登山靴のWAX加工に挑戦です!
今回、WAX加工するのはモンベルの「アルパインクルーザー2000」になります!
まずはWAX加工全体の流れをザックリご紹介します。
WAX3回塗り加工→仕上げ加工の順に作業します!
作業期間:2週間~4週間
WAX3回塗り加工
- WAX加工1回目:①レザージェル→②ヌバックローション→③レザーワックス
- WAX加工2回目:②→③
- WAX加工3回目:②→③
仕上げ加工
- 仕上げ加工:④シュプリームクリーム→⑤ナノクリーム
全工程が終了したら、乾燥→ブラッシングで完成!
※各工程終了後は、次の工程に移るまで2日~7日以上乾燥させてください!
上記が大まかなWAX加工の手順になります!
WAX3回塗り加工の1回目!
それではWAX加工一回目の作業に取り掛かります!WAX加工を始める前に登山靴のひもは外しておきましょう。
WAX加工1回目の手順は以下の通りになります!
- 革の表面を水でしっかり濡らす
- レザージェルを全体に塗る
- ヌバックローションを散布
- レザーワックスを塗る
- 手とブラシを使いワックスを馴染ませる
WAX加工2回目まで2日~1週間ほど乾燥させる
それでは作業スタート!
新品のヌバックレザーに水をかけてみると水玉ができて、水を弾いていると思います。
これは防水加工によるものではなく、単に表面が乾いているからで、水玉を指で押さえてみると、革に染み込みます。
革が乾いたままワックス塗っていくと、ワックスが上手く伸びずムラができてしまいます。また塗りすぎの原因にもなります。
ワックスは全体に薄く均等に塗る事で綺麗に仕上がります!
そこでワックスを塗り込む前に革の表面をしっかり水で濡らしていきましょう!お化粧する前に化粧水などで肌を湿らせるのと同じようなイメージ。
革を湿らせるには保水力の高いスポンジを使うと便利!革を傷つけない程度の柔らかいスポンジならOKです。シューケア用品メーカーのスポンジだとより安心です!
ブログ主はコロニルのスポンジを使用しています↓
しっかり革に水が染み込みました!
少しやりすぎかな?というぐらい、できるだけビショビショにしたほうが仕上がりが良くなります。
しっかり革が湿ったら、レザージェルを塗っていきます!レザージェルは2プッシュぐらいを手に取ります!
レザージェルはフッ化炭素樹脂が配合されているジェルで、すばやく皮革に浸透し水や汚れから保護する働きがあり、雑菌類の侵入を防ぎます。
手に取ったレザージェルをそのままざっくり全体に広げます。
そしてブラシを使って全体に満遍なく広げていきましょう。
ブラシは弾力性があり、ワックス散布や仕上げなど様々な用途で使用できる「馬毛ブラシ」がおすすめです!
レザージェルが全体に馴染んだら、次はヌバックローションを全体に塗っていきます!
ヌバックローションは補色+防水効果のあるローションです!
ヌバックローションには先端にスポンジが付いているのでそのまま塗ることができます。
補色する効果があるので、登山靴の革の色に合うカラーのローションを準備しましょう!今回のアルパインクルーザー2000では「ブラウン」を使用しています。
ローションは黒い革の部分にもしっかり塗りましょう。
補色効果がありますが、うっすらとしたローションで、すぐに色が定着したりはしないので、黒い部分に塗っても問題ないと思います。
とは言っても、黒い部分に違うカラーのローションを散布し続けると、多少は色味が変わるかもなので、どうしても気になる方は「クリアカラー(カラーレス)」のローションもおすすめです。
さらにこだわるなら、”革の色に合うローション”+”クリアカラー”の2本を使い分けるとよりきれいに仕上がると思います!
ローションの散布したら、レザーワックスを塗り込んでいきます!
塗り込むレザーワックスの量は大体4cmぐらい。目安としては「人差し指の第二関節ぐらいの量」です。
レザーワックスは皮革の保護+防水の効果があるワックスです。
皮革に潤いを与えながら、しなやかな状態を保つ効果があります。皮革が潤いを保つことで、カビなどの発生を抑え、低温環境でも凍結するのを防ぎます。
指に取ったワックスをソールのラバー部分に沿ってぐるっと一周するようにザックリ塗ります。
ザックリ塗ったらブラシを使ってワックスを全体に広げます。
このときブラシの先端を少し濡らしておくとワックスが伸びやすくなります!絵の具を塗るとき、筆の先を少し濡らすのと同じようなイメージです。
全体にブラシで広げたら、手で革にワックスを馴染ませていきます。
手で馴染ませる理由は、ワックスの蝋(ろう)成分が体温と摩擦熱で溶けて柔らかくなることで、しっかり革の内部まで行き渡りやすくなるからです!
”表面のワックスを革の内部に押し込んでいくイメージ”で馴染ませていきます!
ある程度ワックスが馴染んできたら、
- 濡らしたブラシで全体をブラッシング
- 手でワックスを馴染ませる
を何度か繰り返します!表面のベタつきが無くなってきたらOKです!
これで片足のワックス加工ができました!
加工前とは全然色味が違いますね(゚∀゚)!
ワックス加工を施した時点で、もう起毛した新品の状態に戻ることは無くなってしまいますので注意してください。
同様の手順でもう片方もワックス加工が終了しました!
先にワックス加工した右側→の靴は、水分が蒸発して乾き始めましたね(゚∀゚)
ということで、ワックス加工1回目はこれで終わりです!
靴は直射日光を避け風通しのいい場所に保管して、2日~7日以上乾燥させてください!最低でも2日、できれば1週間ぐらい乾燥させた方がいいですよ!
1~2日経ったら革の様子を確認してみて、ベタつきがあればブラッシングしてください!
2回目!
一回目の最後に”一週間乾燥させたほうが良い”と言っておきながら恐縮ですが、待ちきれず4日間乾燥させた状態で、2回目のワックス加工に入ります!
なんだか一回目のワックス加工が楽しすぎて、待ちきれませんでした(^_^;)
2回目の作業を始める前に、革の状態を確認しておきましょう!
見た感じだとこの時点で光沢感も出てきて、起毛した様子もなくなり手触りがツルツルとした状態になりました!
水もしっかり弾いていますね(゚∀゚)!しかしパッと見た感じだと少し色ムラもあるようです!
ということで2回目のワックス加工を始めます。今回は雨が降っていたので室内で。上記の写真が2回目のワックス加工に使用するケア用品一覧です!
今回は室内で作業するので、バケツではなく、霧吹きスプレーで水を掛けることにしました!
満遍なく革を湿らせることができるし、水も垂れづらいです!
革の状態を確認してみると、少しムラがあったので、今回は細かい箇所、塗りづらい箇所にもしっかりワックスが塗れるように、アプリケーションブラシ(ペネトレイトブラシ)も使いながらワックスを塗り込むことにしました!
こんなブラシです↓
WAX加工2回目の手順はこちら↓
- 水を付けたブラシで軽くブラッシング
- ヌバックローションを散布
- レザーワックスを塗る
- 手とブラシを使いワックスを馴染ませる
1回目と同様、3回目まで2日~1週間ほど乾燥させる
ワックス加工2回目の手順は一回目の手順から、レザージェルの工程を省いた手順になります!
ちなみにワックス加工3回目の手順も2回目と同じです!
それではワックス加工2回目スタート!
まずは水を付けたブラシで軽くブラッシングします。磨くよりも、全体に水分を行き渡らせるイメージでブラッシングしていきましょう!
ブラッシングできたら、ローションを散布します。
ローションの次はワックスを塗り込みます!
今回は特に色ムラがあった靴紐の金具、ソールのラバー付近へはアプリケーションブラシを使って隙間までしっかりワックスを塗りました。
全体にワックスを塗ったら、前回と同じく、
- 濡らしたブラシで全体をブラッシング
- 手でワックスを馴染ませる
の工程を繰り返して、しっかり内部までワックスを浸透させます。表面のベタつきが無くなってくるまでしっかりブラッシングしましょう!
ということで、2回目のワックス加工が終わりました!
一回目よりも光沢感が出てきましたね♪
また風通しのいい場所で2日~7日以上乾燥させます。
3回目!
2回目のワックス加工が終わり乾燥させた状態です!
またまた1週間待てなかったorz 結局4日間乾燥させました!ブログ主の我慢の限界は4日間なのかも…。
WAX加工3回目の手順は、2回目の手順と同じです!
湿らせたブラシで軽くブラッシングした後、ローション→ワックスの順に塗り、しっかりブラッシング!
で、3回目の加工が終了するとこんな感じです。
パッと見てもわかるぐらい光沢感が生まれてきました♪
色も回数を重ねるごとに濃くなってきましたね(*´∀`*)
ワックス加工のやり方を紹介してくださっている先人の方々の動画やブログなどを参考に今回のワックス加工に挑戦しましたが、情報を集めていると、どうやらここからの手順に少し違いがあるようでした!
- 3回目後すぐにナノクリームで仕上げ
- 乾燥→ナノクリームで仕上げ
- 乾燥→1909シュプリームクリーム→ナノクリームで仕上げ
上記の3パターンの仕上げ方法がありました!
ブログ主はどのパターンで仕上げようか悩みましたが、たまたま別件で「1909シュプリームクリーム」は持っていたので、③番の仕上げ方法を選択しました♪
ということで、仕上げ加工までまた2日~7日以上乾燥させます!さて次は1週間待てるかな?
仕上げ加工!
今回も4日間が限界でしたorz あかんわ…待てへん(´;ω;`)
気をお取り直して、WAX加工の最終工程「仕上げ加工」に取り掛かります!
仕上げ加工の手順は以下の通りです!
- 軽くブラッシング
- 1909シュプリームクリームを塗る
- ナノクリームで防水コーティング
- ブラシ、ポリッシングクロスで磨く
加工後は数日間乾燥させて完成!!
それでは仕上げ加工スタート!
まずはいつも通り軽くブラッシング!
ブラッシングしたら、1909シュプリームクリームをペネトレイトブラシを使って全体にまんべんなく塗っていきます!
1909シュプリームクリームは、天然オイルが配合された栄養クリームです!革をしっとりとした質感に保ちながら、つやを出します。
ペネトレイトブラシの先端にクリームをちょこちょこ付けながら細部に至るまで丁寧に塗り込んでいきましょう。
革全体に馴染んできたら、余分なクリームを取り除くため、軽めにブラッシングしてください!
そしてナノクリームで表面を防水コーティングしていきます!
ナノクリームの量は大体2cmぐらい。目安としては「人差し指の第一関節ぐらいの量」です!
ナノクリームの塗り方は、レザーワックスと同じような要領で全体に指でザックリ広げた後、ブラシを使って全体に伸ばしていきます。
塗りにくい箇所にもペネトレイトブラシを使って塗り残しの無いようにしましょう!
ナノクリームが全体に行き渡ったら、あとはひたすらブラッシング!!
ブラッシングしながら革の表面を触ってみて、ベタつきがあればポリッシングクロスで磨いてください!
磨けば磨くだけツヤツヤになってくる(゚∀゚)!
ブラッシング→ポリッシングクロスで気が済むまで磨いたらWAX加工の工程は終了です!
あとはワックスが乾くまで2日~1週間ほど乾燥させましょう!
WAX加工完了!仕上がりは?
仕上げ加工の後、またまた4日間乾燥させました!完成品の状態を確認してみます♪
ピッカピカだー(*´∀`*)どう表現して良いものか、うまい言い回しが見つかりませんが、ワックス加工の工程を追うごとに、革が透明感のあるツヤに変化してきた感じがします。
ワックス加工後は、革に反射して周りの物がほんのり映るぐらいの光沢感になりました♪
ワックス加工前と加工後の比較をしてみましょう!
加工前と比べると別物の登山靴みたいですね。
手触りも柔らかい起毛から、ツルツルとして光沢感のある革に変化しました!色味もかなり濃くなりましたね。
この登山靴を購入してから、WAX加工が終了するまで約3週間かかりましたが、自分なりに納得がいく仕上がりになって大満足でしたヽ(=´▽`=)ノ
まだ一度も山歩きに使用してないけど、もうすでにこの登山靴に愛着が湧いています(笑)
これから使用していく上で、足に馴染んでシワができたり、色味も更に変化してくると思うので、風合いの変化も楽しみつつ、きちんと手入れしながら長く履いていければと思います!
追記(2020.05):購入から1年経過!!現在の状態は?
購入後1年間、お手入れしながら登山で活躍した「アルパインクルーザー2000」の現在の状態です!!
昨年5月末頃に購入後、6月いっぱいを使ってワックス加工を施し、7月から本格的に山歩きに使ってきました!山行日数は約40日。
新品の頃はまだまだ固めのヌバックレザーでしたが、歩くごとに足に馴染むようになり、今ではブログ主の歩行に併せた”シワ”がしっかりできてきました!
さすがにハードに使用を続けていたので、キズは多少目立つようになりましたが、まだまだお手入れをするとピッカピカに輝いてくれます♪
実は履き始めの頃は、少しキツめのサイズ感で登山中に足が疲れることが多く、サイズを間違えたかな?と感じていましたが、数ヶ月履き続けると足に馴染み始め、1年を経過した現在では快適に長時間歩けるようになりました♪
使い続けるほど足に馴染んでくるのが”ヌバックレザー登山靴”の素晴らしい点だと思います!
今ではすっかり相棒になったアルパインクルーザー2000!
そして、すっかりヌバックレザー登山靴にハマったブログ主は、「LOWA タホープロ2」を思い切って購入しちゃいました!!
もちろん同じ方法・ケア用品で「ワックス加工」を施しました!
ローバータホーと言えば、ヌバックレザー登山靴の代表と言ってもいいほど大人気ブーツ!
おそらくこの記事を読んでくださった方にも、タホーのワックス加工の為にこの記事にたどり着かれた方も多いのではないでしょうか?
ヌバックレザーのワックス加工には、”乾燥させる時間”がどうしても必要になってくるので、メインシューズの予備があるとワックス加工に取り掛かりやすいと思います!
やっぱりタホーは革の面積が広いから、ワックス加工のやりがいがありますね♪
ずっと憧れてきたタホー。これからはアルパインクルーザー2000と共に、ブログ主の心強い相棒になってくれると思います(*´∀`*)
まとめ
ということで今回は、ヌバックレザー登山靴のWAX加工に挑戦!でした~。
ヌバックレザー登山靴をWAX加工するのは今回が初めてでしたが、様々な方たちの動画やブログを参考させていただき、なんとかWAX加工することができました♪
ベテランさんから見れば、ムラもあるだろうし、ブログ主の間違った解釈もあるかもなのですが、個人的には今回の仕上がりには満足しています!
これからこの登山靴を履いていく上で、汚れだったり傷だったりのトラブルもあると思いますが、その都度、工夫しながらしっかりお手入れして、履き育てていきたいと思います♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた~(^_^)/~