アシックス GEL-Trabuco G-TX|軽量・防水のオールラウンド”トレラン”シューズ!

道具レビュー

今回はブログ主が愛用している「トレイルランニングシューズ」のレビューです!

愛用しているシューズは、アシックス「GEL-Trabuco9 G-TX」!!

シリアスなトレイルランナーだけでなく、山岳路・舗装路どちらもあるようなロングハイクにもオールラウンドに活躍する大人気のシューズをレビューします!

追記:2023年モデル『GEL-Trabuco11 G-TX』を購入しました!!

記事の後半で、最新モデルのレビューを追加しています!

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アシックス「GEL-Trabuco9 G-TX」

こちらがアシックス「GEL-Trabuco G-TX」です!!

日本のスポーツメーカー『asics(アシックス)』が開発しているトレイルランニングシューズとなります!

ランニング・サッカー・バスケットボールなどなど、様々な競技の用品を開発されているので、技術力・信頼感は間違いないメーカーさんですね!

また国内メーカーということで、急峻な地形で天候変化の多い日本の山岳事情にも、しっかりと適応できる安定感のあるトレランシューズです!

レディースモデル↓

今回紹介する「Trabuco9」は、大人気だった「GEL-“Fuji”Trabuco」シリーズの後継モデル

毎年のようにアップデートが行われる人気のオールラウンドモデルです!上記の写真はブログ主が以前愛用していた「GEL-”Fuji”Trabuco 2」。

1~8までは、『Fuji』が頭に付いたモデル名だったのですが、9からFujiが無くなり「GEL-Trabuco(ゲルトラブーコ)」というモデル名となりました。

『Fuji』の文字がなくなったので、後継モデルかが分からなかったため、購入前にメーカーさんに問い合わせてみました!

ご回答の結果、後継モデルで間違いありませんでした!

また、前作からのアップデート点として、

  • さらなる軽量化!※27.0cmで片足約30g
  • ソール形状をより細かく効率的な形状に!グリップ性をアップ!
  • トゥープロテクター・ヒールプロテクター改良で地形への対応力向上

が行われたとの御回答でした!!

追記(2024.05)最新モデル「GEL-Trabuco12 G-TX」が登場!!!

別カラー↓

レディースモデル↓

別カラー↓

外観・スペック

ではシューズを細かく見ていきましょう!

まずはスペックから!

〈GEL-Trabuco9 G-TX スペック〉

  • 【アッパー】合成繊維・合成樹脂・人工皮革
  • 【ソール】ゴム
  • 【インナーソール】合成樹脂(EVA)
  • 靴幅/ラスト:STANDARD(2E)※レディースは(E)
  • 防水:GORE-TEX搭載

外観を見ていきましょう!

ひと目見て感じたのは、今までのシリーズに比べてソールがやや厚みを増した印象です!

ヒールプロテクターも存在感のある厚底形状!

軽量でより速く走るシューズというよりは、耐久性・保護性を高めて快適に行動できるように設計されたバランスの良いモデルという印象です!

ミッドソールにはクッション性に優れた「FLYFORM」というミッドソール素材を採用!

足に優しく、疲れにくい、適度な硬さのミッドソールです!

またミッドソールの内側の一部に高硬度のスポンジ「DUOMAX」を配置することで、着地時に起こる、かかとの倒れ込みを抑制し、安定感のある走行をサポートしてくれます!

つま先部分のトゥープロテクターはしっかりと剛性があり、足先をしっかりと保護してくれます!

柔らかく薄いシューズだと、行動中に木の根や岩に足先をぶつけた際に、結構痛いですが、しっかりと硬さのあるプロテクターなので安心感があります!

かかと部分もクッション性が非常に高く履き心地抜群!

内側は柔らかくソフトですが、ヒールカップはしっかりとした剛性でしっかり足回りを保護してくれます!

シュータンは一体型なので、包み込むようなフィット感を実現しています!

また一体型の利点として、ドロ水や枝、小石などがシューズ内部に侵入するのを、きっちりとガードしてくれます!

アウターソールには頑丈な「asicsGRIP」ラバーを採用。非常にグリップ力があるソール形状で、登り下りともに安定!

岩場や沢沿いなど、様々な環境に対応できる、まさに”オールラウンド”なトレイルシューズです!!

ゴアテックス搭載の防水仕様!非搭載モデルもあり!

ブログ主が愛用している「GEL-Trabuco9 ”G-TX”」は”GORE-TEX【ゴアテックス】”を採用している防水モデルとなります!

急な雨や沢の渡渉、路面のぬかるみにも対応できる”全天候型”のトレランシューズです!

ゴアテックス非搭載のモデル「GEL-Trabuco9」もラインナップされているので、コースや天候によってセレクトできるのも嬉しいポイントです!

天候の良い日の山や尾根コースを行動する場合は、通気性の高いゴアテックス非搭載モデルもオススメ!

ゴアテックス非搭載のモデル

追記:最新モデル「GEL-Trabuco12」!!

レディースモデル↓

サイズ感について

サイズ感について。

「GEL-Trabuco9」の靴幅・ラストは【STANDARD(2E)】で設計されています!※レディースモデルは【E】

ブログ主の印象では、アシックスのシューズは日本人の多くの方に適した足型が採用されていると感じます!

アシックスの【2E】は、幅広すぎず、細すぎずの絶妙なサイズ感!

やや幅広甲高のブログ主の場合は、普段履いているシューズと同じサイズを選んで問題ありませんでした!

ですが、あくまでもサイズ感は個人の感覚となりますので、できればお店での試着・サイズ交換に対応してくれるショップで購入するのがオススメです!

参考までにブログ主のシューズサイズ↓

素足実寸:25.7cm

  • モンベル「アルパインクルーザー2000」:27.0cm UK8.0 EU42
  • LOWA「タホープロ2」:26.5cm UK8.0 EU42

「GEL-Trabuco9 G-TX」は、27.0cmでピッタリ!!

半年間使用したレビュー!

それでは実際にブログ主が約半年間使用したレビューです!半年間で約300kmほど使用。

最初にお断りしておきますが、ブログ主はトレイルランナーではありません!

近場の山をランニングすることはありますが、どちらかと言えば登山道・舗装路が入り交じるようなロングハイクをメインとして楽しんでいます。

このシューズも、”熊野古道”などの長距離ハイクを歩くのが目的で購入しました!

ですので、シリアスなトレイルランナーさんには参考にならないかもですが、その点を踏まえた上で読んでいただければと思います!

グリップ力が良い!

まず、このシューズの特に素晴らしいと感じた点は「グリップ性能」が非常に高い点です!!

苔むした岩肌もアウトソールがしっかりキャッチしてくれるので、ローカットシューズながら足首回りが非常に安定します!

ソールも適度に剛性感があるので、踏み込んだ際にブレが非常に少なく、バランスを保ちやすいシューズです!

こういった岩場・鎖場でも安心して足運びができ、スイスイと進むことができます♪

おそらくソールパターンがかなり効率的に設計されているからだと思います!

登り・下りのどちらにも対応できるように工夫され、様々な路面状況に対応できるソール形状だと思います!

以前使用していた、旧型「GEL-FUJITrabuco2」よりも明らかにグリップ力が向上していると実感できました!

ブログ主がメインとしている熊野古道の石畳は、雨上がりや朝露などでかなり滑りやすい路面状況となります。

こういった状況でも、高いグリップ力が発揮され、しっかりと足を踏み込んで登っていくことができます!

また滑りやすい状況として、沢沿いのコースや渡渉箇所があります。

GEL-Trabuco9 G-TXはゴアテックス搭載モデルなので、沢沿いのコースも問題なし!

また特にこのシューズの性能の良さを感じられたのが、”下り”でのグリップ力でした!

他のシューズでは足の置き場を考えながら恐る恐る下っていた岩場やザレ場などでも、軽快な足運びができ、駆け抜けるように山を下ることができます♪

クッション性◎!トレイル・ロードに対応!

続いてクッション性について

GEL-Trabuco9は、ミッドソールがやや厚みのあるものが採用されているので、クッション性も◎!!

登山道はもちろんですが、

ロングハイクの場合は、林道や山麓の道路などの”舗装路”を歩く場面も多いと思います!

こういった場面でもクッション性が発揮されて、非常に疲れが溜まりにくいです!

ブログ主が熊野古道を歩く際は、1日で約30kmほどでコース設定することが多く、峠と麓の集落を行ったり来たりで進んでいきます!

登山道・舗装路ともに、適度に柔らかいミッドソールが疲労軽減してくれるので、完走後の疲れ方が全然違います!

また厚めのソールを採用しながら、シューズ自体の重量が非常に軽量!

このあたりも疲労軽減につながっているのだと思います!!

ブログ主のサイズ(27.0cm)の実測で片足310gでした!

「蒸れ」について!

最後は「蒸れ」について

GEL-Trabuco9 G-TXはゴアテックス搭載モデルなので、同じく防水の登山靴のように多少の”蒸れ”は発生します!

高地で湿度が低いカラッとした尾根道などでは全く問題ありませんが、

低山の湿度が高い樹林帯などでは、やはり多少の蒸れを感じることがあります!特に蒸し暑い夏場は注意!

ですが、このシューズが特別蒸れやすいということではなく、ゴアテックスを採用しているシューズで起こる一般的な蒸れの程度です。

ハイカット・ミドルカットのシューズに比べると、ローカットで通気性は高い方だと思います!

「蒸れ」への対応は、組み合わせるソックスで工夫するのがオススメです!!

ブログ主は「SmartWool ランターゲット」や「Finetrack ラミースピン」などのソックスを組み合わせて『蒸れ』に対応しています!

どちらも、くるぶしソックスよりやや高めの足首ソックスなので、サポート力も申し分なく、適度に厚みのある生地がヒールや足裏に配置されているので、トレランシューズに最適!

ベンチレーションも配置されているので、非常に蒸れにくいソックスでオススメです!

2023年モデル『GEL-Trabuco11 G-TX』を購入!

2023年モデル『GEL-TRABUCO11 G-TX』を追加購入しました!!

約2年間でかなりの距離を歩いてきたので、さすがにソールやアッパーなどにかなりのヘタリが出てきてしまっていました!

高頻度で履いてきたトレランシューズで、2年ももってくれたら耐久性は十分ですね♪

最新モデルの発表と同時に予約をして購入!

同じ27.0cmを購入しましたが、サイズ感はほぼ同じでした!

2022年モデルの『10』を見送っての、2023年モデル『11』!!

愛用していた『9』と比べると、各部がアップデートされているのがわかります!

大きな違いを感じたのが、ミッドソールのクッション性!!

とくにヒール部の厚みが格段に増した印象です!!

マラソンなどでもトレンドになっている”厚底ソール”!

またソールパターンも改良が加えられています!!

『9』の段階で、かなりグリップ力に優れたシューズという印象でしたが、この『11』のソールはさらにグリップ力が向上したとの実感があります!!

アウトソールが岩場などの路面をしっかりキャッチしてくれるので、足運びが非常にスムーズ♪

特に、もともとこのシリーズの強みであった『下りでの安定性』もさらに強化された印象です!

ボリューム感が増したミッドソールで、足への負担もさらに軽減!

舗装路・山岳路が入り交じるようなロングコースでも、快適に進み続けることができます♪

さらなる進化を遂げた『GEL-Trabucoシリーズ』!!

『11』に関しても、使用をしていく中で、気づいた点などがあればどんどん情報を追加していきます!

最新モデル「GEL-Trabuco12 GTX」

別カラー↓

レディースモデル↓

別カラー↓

まとめ

最後にアシックス「GEL-Trabuco9 G-TX」についてまとめ

  • トレイル・ロードに対応するオールラウンドモデル!
  • グリップ性能・クッション性が高い!
  • ゴアテックス搭載の防水仕様!
  • ランだけでなく、ロングハイクにもオススメ!

日本の山岳環境に適応した、全天候型のオールラウンドシューズ!!非常に軽量でグリップ力に優れ、疲労を軽減するクッション性の高いトレランシューズです!

山を颯爽と駆け抜けるトレイルランナーさんだけでなく、トレイル・ロードを行き来するロングハイカーさんにもぜひオススメしたいシューズです!

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