PAAGOWORKS ニンジャファイヤースタンドソロ|わずか275g!超ミニマルな焚き火台!

道具レビュー

今回は最近購入したばかりの焚き火台「ニンジャファイヤースタンド ソロ」をレビューします!!

PAAGO WORKSの新作”焚き火台”!!

最大の特徴は本体重量わずか275gという圧倒的な軽量性!ソロ用焚き火台としては最軽量クラスの焚き火台となります!

人気だった従来モデルから改良が加えられ、軽さだけでなく安定性・調理性能も向上したアイデアの詰まった最新モデル!

非常に携帯性に優れた、人力キャンパーの心強い味方となるUL仕様の焚き火台です!!

スポンサーリンク

PAAGO WORKS『NINJA FIRESTAND Solo』とは?

こちらがPAAGO WORKS『NINJA FIRESTAND Solo』です!!

ソロ用の非常にコンパクト・軽量な焚き火台となります!

「ニンジャ」というネーミングがいいですよね♪パーゴワークスさんのブランドロゴも手裏剣だし!

名前の通り、バックパックや自転車のフレームバックなどに”忍ばせる”ことができる携帯性が魅力の焚き火台となります!!

キャンプ場での使用はもちろん、登山でのテント泊やツーリングキャンプなどの『人力キャンパー』さんにも心強い味方となってくれるアイテムとなります!!

『PAAGO WORKS(パーゴワークス)』は2011年にスタートした日本のアウトドアブランドです!

個人的な印象としては「痒いところに手が届くアイデア商品」を生み出すメーカーさんというイメージを持っています!

アウトドア大好きなスタッフさんたちが、フィールドでの経験をもとにアイデアを持ち寄り、より快適に自然を楽しめるように、日々アイテムを開発されています!!

ブログ主もパーゴワークスさんの商品が大好きで、登山・ハイキング・キャンプで色々なアイテムを愛用しています!

特に看板アイテムの「パスファインダー」は、旧モデルから約8年以上も愛用♪

そんなパーゴワークスの焚き火台ということで、早速購入してみました!!

パーゴワークス パスファインダー|新旧モデルの比較とレビュー
今回はブログ主が7年以上愛用しているパーゴワークス「パスファインダー」をご紹介します! 今までそれな...

開封・内容品一覧

自宅に商品が到着!!早速開封していきましょう!!

アイテム名が書かれたコンパクトな収納袋に一式が収まっていました!

〈内容品一覧〉

  • ステンメッシュ
  • トップブリッジ×2
  • フットパイプ×4
  • ボトムブリッジ×2
  • 五徳(トング)×1
  • シリコンチューブ付き火吹き棒(フットパイプのスペア)×1

組み立て方

実際に組み立ててみましょう!

組立方法は、説明書と収納袋の背面にイラストで紹介されています!

組み立て方
  • STEP1
    脚部を組み立てる

    まずは脚部を組み立てます!

    ストッパーが付いたフットパイプに、ボトムブリッジを差し込みます!

    ストッパーが上部になる向きで取り付けましょう!

    脚部は2セット組み立てます!

  • STEP2
    脚部にメッシュ火床を取り付ける

    ステンメッシュのハトメ穴に、組み立てた脚部パーツを差し込みます!

    長方形の短辺側に、それぞれ脚部パーツを取り付けましょう!

    まだこの状態では自立しませんが、脚部パーツを写真のようにハの字にしておくと、次の作業がしやすいです!

  • STEP3
    トップブリッジを差し込む

    トップブリッジをフットパイプに取り付けます!

    2本のトップブリッジを奥までしっかり差し込めば、

  • STEP4
    完成!!

    組み立て完了です!!

    ややパーツは多いものの、初めての組み立ては30秒ほどでした♪

外観・スペック

〈製品スペック〉

  • 素材:ステンレスメッシュ・ステンレス
  • 重量:400g(本体重量:275g)
  • 耐荷重:約4kg

〈サイズ〉

  • 使用時:350×250×250mm
  • 収納時:400×100×20mm

焚き火台の材質は、全て”ステンレス”となります!

火床は、ステンメッシュ!非常に目の細かいメッシュ素材で、耐久性が高そうな印象!

外観を見ていきましょう!

見た目は非常にシンプルな長方形の焚き火台となります!

使用時のサイズは350×250mm!!

いわゆる「A4サイズ」の焚き火台となります!!

火床と同じ長さの35cmの薪を用意してみました!

そのまま載せても全く問題なし!!

キャンプ場などで販売されている薪は、30cm前後にカットされているものが多いと思います!

ということで、購入した薪を長いまま載せることができる焚き火台となります♪

薪をそのまま載せれるのは、かなり大きな利点だと思います!

多少はみ出しても問題なさそうなので、ノコギリなどでカットが必要な場面も少なく済みそうです!

従来モデルからの改良点

パーゴワークスには「NINJA FIRESTAND」という従来モデルがあります!!

今回購入した現モデルは、「NINJA FIRESTAND」をソロ用に改良したモデルとなります!!

「軽量コンパクト」というコンセプトはそのままに、”調理のしやすい安定性のあるデザイン”を目指して開発されました!

従来モデルからの大きな改良点としては、

  • ボトムブリッジ追加→安定性向上
  • トップブリッジを並行タイプに変更→調理性能アップ

と、より利便性を向上させたモデルとなります!

このあたりの開発・改良の経緯は、メーカー公式サイトの商品ページで紹介されています!

製作者さんの試作→テストの繰り返しが、なかなかに壮絶&ユニークなエピソードなので、ぜひ読んでみてください!笑

改良点①:ボトムブリッジを追加して安定性向上!!

従来モデルは4箇所のフットパイプが独立した構造でした!

ボトムブリッジを追加することにより、剛性が高まり従来モデルよりも耐荷重性がアップしました!!

耐荷重:従来モデル(2kg)→現モデル(4kg)

また骨組みとなるパーツが一体化したことで、フィールドでの状況・風向きに合わせて移動することも容易となりました!!

改良点②:トップブリッジを並行タイプに変更!調理性能アップ!!

従来モデルはトップブリッジがクロスする非常にユニークなデザインでした!

ですが、このクロスタイプは少し調理が苦手な焚き火台でした。

現モデルはトップブリッジが並行タイプに変更され、そこに五徳(ロストル)をのせることで、安定した調理が可能となりました!!

また火床も正方形から長方形に変更となり、焚き火もよりしやすく改良!

現モデルは、コンセプトはそのままに、利便性を向上させたモデルとなります♪

実際に調理している様子は後ほどご紹介します!!

「ニンジャファイヤースタンドソロ」の特徴!

本体重量275g!!最軽量クラスの焚き火台!

『ニンジャファイヤースタンド ソロ』の最大の特徴はなと言ってもその「軽さ」です!!

測り方の問題で少し誤差が出ていますが、メーカー公式の発表で総重量が約400g!!

実際に手にとってもみても驚くほど軽い焚き火台です!!

さらに本体のみの重量はわずか『275g』!!

ウルトラライトな焚き火台です!

〈主な焚き火台との比較〉

  • ピコグリル398:442g(本体のみ 366g)
  • ベルモントTABI:423g(本体のみ 299g)
  • NINJA FIRESTAND Solo400g(本体のみ 275g)

名作「ピコグリル」やブログ主が愛用している「TABI」と比べても、圧倒的な軽さ!!

まさに『最軽量クラス』の焚き火台だと思います!!!

『Belmont TABI』のレビューはこちら↓

ベルモント「TABI」|チタン製!超軽量な焚き火台!
最近は”第3次キャンプブーム”と言われるほど大人気のキャンプですが、そのキャンプブームは「焚き火ブー...

携帯性◎!!人力キャンパーさんにもオススメ!

また「軽さ」だけでなく、収納サイズも非常にコンパクト!!

数値ではイメージしづらいと思うので、登山などでよく見かける折りたたみのウレタン座布団と並べてみました!

座布団の収納サイズより少し長いですが、厚みや幅はほぼ同じでした!!

ということで登山用ザックのサイドポケットにもすっきり収まります

非常に携帯性に優れた焚き火台だと思います!!

組み立てる際のパーツ数はやや多いものの、細かく分解できるおかげコンパクトに収納でき、パッキングにとっても有利です!

車やバイクはもちろんですが、自転車ツーリング・トレッキングなどの『人力キャンパー』さんにも本当に便利なアイテムだと思います♪

実際に焚き火・調理してみた感想!

それでは実際に”焚き火”をして性能を確かめてみましょう

製品が届いた当日に早速火入れで♪

まずは火起こし!

火床がメッシュ素材なので、しっかりと火が起こります!

サイドからの通気性もバッチリで、効率よく空気を取り入れてくれます!

それでいて、メッシュ素材は非常に目が細かいものが採用されているので、必要以上に燃え広がることはなく、安定した火力を保つことができます!!

付属アイテムが秀逸!!

調理をしつつ、付属アイテムの性能を確かめてみましょう!

まずは五徳!トップブリッジの上に乗せるタイプの五徳となります!

ピコグリルと同じタイプの五徳ですね!!

メスティン+ケトルが同時の置けるぐらいの長さとなります!

コッヘルなどでの”煮炊き”に非常に活躍する五徳だと思います!

またこの五徳がユニークなのは、火力調節の際は『トング』にもなる点!!

アイデアがおもしろい五徳ですね!!

別にトングを持ち運ぶ必要がないので、パッキングの軽量化にも繋がります♪

続いて火吹き棒!!

こちらは吹き込み口にシリコンチューブが付いています!

シリコンチューブなので、角度の調節が自由自在!!

火力を上げたい場所に、ピンポイントに空気を送り込むことができます!

火力調節がかなり簡単に行なえて使いやすい!!

個人的には『火吹き棒』として単体で売られている物よりも、断然扱いやすかったです♪

今回は焚き火調理で炊飯をしてみましたが、この火吹き棒のおかげで火力を保ちやすく、焦げ付くことなくきれいに炊きあがりました♪

で、この火吹き棒にもさらにアイデアが詰まっています!!

シリコンチューブを取り外せば、フットパイプのスペアになります!!

現地でのトラブルにも対応できる素晴らしい設計ですね!

リペア用品を兼ねた火吹き棒で、さらなる軽量化!最高にミニマルな火吹き棒です!!

五徳→トング

火吹き棒→フットパイプのスペア

と、ギミックの隠れた逸品!

軽量化へのアイデアが詰まった付属アイテムです♪

ちなみに、パーゴワークスの公式サイト(公式オンラインストア)では、各パーツを個別に購入することもできます

パーツを取り替えながら長く活躍できる焚き火台だと思います♪

調理にオススメの『ロストル』

登山やツーリングなど、調理器具を限定してのキャンプの場合は、付属の五徳1つで十分まかなえる調理性能だと思います!

特に”煮炊き”に関しては安定した調理が可能です!!

ですが、キャンプ自体が目的で、車やバイクでキャンプ場に向かい、のんびり焚き火を楽しむ場合は、もう少し調理に幅が欲しいところ!

焚き火台の余ったスペースでも調理したいですよね!

トップブリッジ間の長さは約23cm

それより長い23.5cm以上のロストルなら載せることができます!つまり『A4』サイズに適応するロストルならOKということ。

もう少し具体的に言うと『ピコグリル用のロストルと互換性がある』ということになります♪

そこでピコグリル用に販売されているロストルを購入してみました!!

試しに「ニンジャファイヤースタンドソロ」に設置してみたところシンデレラフィット!!

専用商品のようにピッタリでした!!

しかも両サイドに”曲げ加工”が施されているので、載せるだけのスピットよりも安定感があります!!

ブログ主が購入した『NAGOGEAR』のピコグリル用ロストル

『CAMPING MOON』のA4サイズ ロストル↓

今回は追加したロストルで、『焼き鳥』を焼いてみます!

「焼き鳥」の串打ち方法はこちら↓

焚き火で「焼き鳥」してみた|串打ちとタレのレシピ!
キャンプでは、焼肉やバーベキューなどの”お肉料理”は定番ですよね!お外で食べるお肉は普段と一味違って...

まずは網目のロストルでお肉を焼く!!

トップブリッジの幅いっぱいにお肉が並べられる♪

もう一つのロストルで鉄板を温める!

このロストルは付属の五徳よりも少し幅広となります!重量のある鉄板を置いても安定感がありました!!

スキレットも問題なく置くことができそうです!

耐荷重が4kgまでなので、ダッチオーブンはさすがに厳しい!

やっぱり直火でお肉を焼くのはテンションが上りますねー!!

これで付属の五徳での”煮炊き”に加えて、ロストルでの”焼き”にも対応できそうです♪

最後は鉄板でしっかり中までじっくり火を通して、

焼き鳥の完成です!!

ロストルを追加することで、調理の幅もぐっと広がりますね!!

定番の『A4』サイズの焚き火台だから、互換性のあるアイテムも多く、今後いろいろとカスタマイズが楽しめそうです♪

予想以上に安定感がある!

この焚き火台は、組み立てた状態で多少の”グラつき”があります

かなり華奢なボティに、このグラつきなので「焚き火しても大丈夫かな?」と少し不安になりました。

ですが、焚き火中に大量の薪をのせてみて納得!

火床に重量がかかることで、全体に荷重分散され、グラつきがなくなり安定します!!

この『グラつき』は、製品のいわゆる『あそび』に当たるのだと思います!

またこの『あそび』は地形への対応にも有益なのだと推察できます!

アウトドアでは、地面が完全にフラットな環境はなかなかありません!

この『あそび』があることで地形に対応して適度にフレームが変形し、さらに火床に荷重がかかることで、しっかりとした安定感を得られるのだと思います!!

華奢なボディだけど安定性は抜群!!

心強い焚き火台です♪

使用後のお手入れ

最後に使用後のお手入れについて!!

火床のメッシュは、火入れ後はこんな感じになりました!ちょっとレインボーなところがあってカッコいい!

「ニンジャファイヤースタンドソロ」は、材質が全てステンレスとなります!

非常にサビに強い素材なので、水洗いでのお手入れが可能です!!

水洗いの後は、しっかりと乾燥させましょう!!

分解して干してもいいし、キャンプ場で乾かすなら組み立てた状態で置いておけばOK!!

メッシュの火床も非常に乾きやすいです♪

多くのアイデアが詰まった『ニンジャファイヤースタンドソロ』!!

さすがパーゴワークスのアイテムだなーという印象です♪

また購入から日が浅く、レビューを書いている時点で3回ほどしか焚き火をしていません!

今後もキャンプ場や登山などで使い続けた中で、気づいた点などがあれば、どんどん情報を追加していこうと思います!

まとめ

ということで今回はPAAGO WORKS『NINJA FIRESTAND Solo』のレビューでした!!

最後にまとめると、

  • 本体重量275g!最軽量クラスの焚き火台!!
  • コンパクトで携帯性◎!!
  • 調理も安定!カスタマイズ性も○!
  • 自転車・徒歩の人力キャンパーさんにもオススメ!!

本体重量がわずか275gの超軽量でミニマルな焚き火台!!

軽さばかりでなく、パーゴワークスさんらしいアイデア満載のギミックを『忍ばせた』、とっても利便性の高いソロ焚き火台です!!

タイトルとURLをコピーしました