2019年2月中旬に滋賀県の近江八幡市を散策してきました!
近江八幡市は織田信長が築いた安土城、八幡山(鶴翼山)に羽柴秀次が築いた八幡山城の城下町として発展し、江戸時代以降は”近江商人(八幡商人)”により富を築いた歴史深い地域です。
産業で栄えた旧市街から琵琶湖へと続く水路”八幡堀”は、有名な時代劇の撮影地でもあり、商人たちが築いたお屋敷、家屋は当時の面影を残す風情ある街並みが魅力的です!
八幡堀を巡る”水郷めぐり”はよくテレビなどでも特集されて人気ですよね!
今回は八幡堀以外、ほぼノープランで散策してきたので、参考になるか微妙なところですが、よければ目を通していただければと思います!
近江八幡市へのアクセスとおすすめ駐車場!
日牟禮八幡宮の駐車場!
近江八幡周辺の散策には、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の駐車場が便利です!
駐車料金も無料で約70台ほど駐車可能です!
日牟禮八幡宮から八幡堀へは徒歩2分ほど。付近を散策される場合は日牟禮八幡宮をスタート地点にするといいですね♪
観光地の無料駐車場とあって、休日はたくさんの方が利用する駐車場なので、休日はすぐに満車になってしまいます!早めの時間帯に到着するようにしましょう!
日牟禮八幡宮へは名神高速道路「竜王IC」から車で約30分!ナビの設定は「日牟禮八幡宮」でOKだと思います!
公共交通機関を利用される場合は、JR琵琶湖線「近江八幡駅」からバスで大杉町バス停へ。所要時間7分。バス下車後、徒歩5分。
日牟禮八幡宮の住所:滋賀県近江八幡市宮内町257
TEL:0748-32-8665
営業時間:9:00~17:00 無休
駐車場:約70台 無料
Googleマップコード:35.140736, 136.089401
八幡公園の駐車場も穴場!
日牟禮八幡宮すぐ近くにある「八幡公園」の駐車場もオススメです!日牟禮八幡宮の駐車場が満車の場合はこちらを利用するといいかもです!
八幡公園の詳細!
Googleマップコード:35.141374, 136.086654
駐車場:約15台 無料
無料駐車場は上記の2つぐらいですが、近江八幡周辺には観光用の有料駐車場が豊富なので、満車の場合はそちらを利用するといいですね!
散策マップ!八幡山ハイキングもオススメ!
今回ブログ主が散策した順路!
上記のマップは今回ブログ主が散策した順路です!
八幡堀以外は特に下調べせずに訪れたので、何も考えずにブラブラしてましたー(・∀・)
この順路だと所要時間は1時間30分ほど。
各通りには観光マップが豊富なので、「次はここへ行こう!」とノープランでも城下町を探訪できますよ♪
見所をしっかり調べてから訪れるなら、近江八幡観光物産協会のサイトでモデルコースが紹介されています!
上記のサイトは旧サイトのホームページで、新サイトが公開されるまでの暫定公開です!
新サイトリニューアル後は下記のサイトへ!!
新HP:近江八幡観光物産協会 新サイト
八幡山へのハイキングもオススメです!
より近江八幡を楽しむなら八幡山(鶴翼山)へのハイキングもオススメです!
八幡山の山頂には、豊臣秀次が築城し栄えた”八幡山城”があり、豊富な展望台からは琵琶湖や水郷、近江八幡の城下町の景色がとってもきれいです!
ハイキングコースの入り口は日牟禮八幡宮の境内にあり、ロープウェイも運行されているので小さなお子様連れからお年寄りまで気軽にハイキングが楽しめます(・∀・)
ハイキング所要時間:120分~180分
ハイキングの詳しい情報は↓から!
近江八幡観光!
では日牟禮八幡宮から散策スタート!
駐車場で観光マップを確認!見所多そうだから適当に行こう!笑
ここってバームクーヘンで有名なお店だよね(・∀・)前にお土産でもらったことがあったような気がする。日牟禮八幡宮の真ん前にあるんだー。
日牟禮八幡宮にお参りしていこう!日牟禮八幡宮は近江商人の信仰を集めた由緒正しき神社だそうです!
日牟禮八幡宮すぐの橋の上からお目当ての八幡堀へ!おーまさに時代劇の世界(゚∀゚)
お堀沿いに降りて水郷を見て回ろっと♪
水郷めぐりの船が停泊していました!雰囲気あって良いね!
水郷めぐりしてみたいなー。お弁当とかすき焼きとか食べながら回れるらしいですね!やっぱり近江牛なのかな~?
八幡堀にあるこの橋を渡ると、
からわミュージアムという博物館に続きます。かわらミュージアムは近江八幡の地場産業”八幡瓦”の技術を後世に伝えるための博物館。ブログ主は前情報なしで行ったので立ち寄りませんでしたが、入ってみればよかった。入館料 大人300円/子供200円。
かわらミュージアムっていうだけあって、足元は瓦で作られていました!
かわらミュージアムの外観。
かわらミュージアムを出ると、だるま窯。これで瓦を焼いていたんですね~。
さてと、どこに向かおうかな?
ヴォーリズ記念館を目指して歩いていこう!
近江八幡の城下町は碁盤の目のように町が形成されているので、道がわかりやすくて散策しやすい♪各通り(町)にはマップがあるので確認しながら進むといいですね!
こちらがヴォーリズ記念館。西洋風の建物に見えるけど、屋根は瓦なんですね!
『青い目の近江商人(八幡商人)』と呼ばれた、近江八幡を拠点に精力的に活動された建築家ウェイリアム・メレル・ヴォーリズという方が設計された自邸なんですね!
帰ってから調べてみてビックリしたけど、ヴォーリズさんは建築家だけではなく、実業家としても有名で、あの『メンソレータム』を日本に広めた方なんだとか(^_^;)
日本の有名な大学の校舎もたくさん手がけた建築家さんだったそうです!
経歴がすごすぎるので、以下ウィキペディア参照。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、アメリカ合衆国に生まれ、日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家。
建築家でありながら、ヴォーリズ合名会社(のちの近江兄弟社)の創立者の一人としてメンソレータム(現メンターム)を広く日本に普及させた実業家でもある。
近江商人発祥地である滋賀県八幡(現:近江八幡市)を拠点に精力的に活動したことから、「青い目の近江商人」と称された。また太平洋戦争終戦直後、連合国軍総司令官ダグラス・マッカーサーと近衛文麿との仲介工作に尽力したことから、「天皇を守ったアメリカ人」とも称される
飛び出し小僧”近江商人バージョン”?
こちらはアンドリュース記念館。
ヴォーリズ自ら設計された、ヴォーリズ建築の第一号の建物です!
すぐ隣にある教会もヴォーリズ建築。ヴォーリズさんはプロテスタントだったそうで、日本での伝道に熱心に従事したんだそう。ヴォーリズ建築の代表作にも教会が多いみたいですね!
その向かいにもヴォーリズ建築の旧近江兄弟社地塩寮という独身社員寮。
ヴォーリズ建築の西洋風の建物を見物した後は、日本家屋の街並み。
と思ったら、こちらもヴォーリズ建築の旧八幡郵便局。この日はヴォーリズ建築の建物をいっぱい見たけど、ブログ主はこの建物が一番好きかも(゚∀゚)
次はどっちに進もうかな~♪
お!路地!こっちに進もう!
路地を抜けると、旧伴家住宅。現在は近江八幡まちなか研究所として見学もできるようです。
その向かいには近江八幡市立資料館。
近江商人の説明書き。
ここからは新町通りへ。新町通りは近江八幡の通りの中でも、近江商人の本宅であった家々が立ち並び、今でも旧市街の町並みが美しく残っている通りです。
江戸時代にタイムスリップしたみたい(*´ω`*)この通りが一番人通りが多かったです!
さっきまでヴォーリズ建築の西洋風の建物が多かったけど、ここからは日本家屋が魅力!
京都とか奈良まちを歩いてるみたいでいい雰囲気だ♪
おー観光客いっぱいだね!この日は海外からのツアー客も多く来られていました!
重要文化財に指定されている旧西川家住宅。海外からの観光客の方々がポーズをとって写真撮影されていました!インスタとかにアップするのかな?
おねがい地蔵さま?願いことを叶えてくれそうなネーミングなのでとりあえず拝んでおきました(゚∀゚)
このまま真っ直ぐ進めば、八幡堀へ抜けることが出来ます。
八幡堀では団体ツアーの方々がガイドさんから説明を受けていたので、ブログ主はこっそり聞き耳を立てて、後を付いていくことにしました。
八幡堀と八幡山。ブログ主は午前中に登ってきました!
お!水郷めぐり!!いいな~。
今日は天気いいから楽しいだろうな~。
あら、団体さんどっかいっちゃった(^_^;)
あ!団体さんだ!ガイドさんの説明に聞き耳を立ててみる。なるほど~ここであの時代劇の撮影が…。桜の季節もきれいなんだとか。
マナー違反になっちゃうかもなんで、付いていくのはここでやめとこ。
後はそのまま八幡堀沿いを帰っていきます。
2月の中旬だけど、この日はとっても暖かく、道路沿いの気温計では15℃ぐらいあって、途中から長袖Tシャツだけでも大丈夫なほどでした!いいお天気でよかった~(*´ω`*)
最後に八幡堀を橋の上から撮影して、
日牟禮八幡宮の駐車場へ戻りました。
帰りの道中には比良山地の山並みがきれいに見えました!
今年は暖冬だったけど、それでも比良山地は雪が積もってきれいですね!
ほんといい一日でした~♪
まとめ
ということで、近江八幡散策の様子でした~!
西洋風の建築とまさに時代劇という様な風景が入り混じった町並みは、いくら歩いても飽きがこなくて、本当に魅力的でした♪
次に訪れた時は水郷めぐりでゆったり遊覧してみたいです(*´ω`*)
八幡堀に城下町の美しい町並み、八幡山ハイキングと楽しい一日でした!
みなさんも足を運んでみてはいかがですか?
ではまた~(^_^)/~