【ロッジ】スキレットのシーズニング方法!写真で解説!

備忘録

スキレットとは、厚手の鋳鉄フライパンのこと。普段の調理に使うアルミやステンレス製のフライパンに比べて厚みがあり、鋳鉄の特性である”蓄熱性”が非常に優れています!

自宅での調理でももちろんですが、キャンプなどのアウトドアでは弱い火力でも効率よく蓄熱することができ、素材の美味しさ逃さずに調理することができる頼もしいフライパン!

今回はそんなスキレットのシーズニング方法をご紹介します!

”シーズニング”は鋳鉄製のお鍋の使い始めには必ず必要な行程です。適切に手入れをしてあげれば”一生モノ”と言われるスキレットの最初の馴らし作業を写真を交えて解説します!

〈この記事の内容!〉

  1. シーズニングの際に用意する物!
  2. シーズニング方法を写真で紹介!

『鉄フライパン』のシーズニング方法はこちら↓

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LODGE(ロッジ)のスキレットを購入!

今回、ブログ主が購入したスキレットは「LODGE(ロッジ)」のスキレットです!

ロッジというメーカーは、スキレットやダッチオーブンなど”鋳鉄製”の製品を作っているアメリカの調理器具メーカーです!アメリカNO.1メーカー!

”スキレット”と聞くと最初に思い浮かぶのは”ロッジ”のスキレットではないでしょうか?

スキレット=「ロッジ」というぐらい

大人気のメーカーさんですね!!

LODGEのキャストアイアン調理器具は品質が非常に高く、愛用されているベテランキャンパーさんから絶大な支持をうけています!

ロッジのスキレットは用途によって様々なサイズがありますが、今回購入したスキレットのサイズは6 1/2インチです!

直径が16.5cmと成人男性の手のひらほどの小ぶりのスキレットですが、ソロキャンプや少人数のキャンプだと丁度いいサイズ感だと思います!

ファミリーキャンプやグループキャンプなら8~10インチぐらいのサイズが良いと思います!

スキレットを購入するにあたっていろいろ調べてみると、スキレットは「フタも持っておいたほうが良い」と勧められているキャンパーさんがほとんどでした!

スキレットはとっても蓄熱性に優れた調理器具ですが、蓋があるとその特性をより活かすことができ、調理の幅もぐっと広がります!

スキレットで”焼く”料理だけでなく、”蒸し”や”煮炊き”調理にも対応できます♪

〈フタを持つことのメリット!〉

  • 蓄熱性がアップする!
  • 煮る・蒸すなど調理の幅が広がる!

ロッジ スキレットカバー↓

スキレットとスキレットカバーのセット↓

スキレットの底面にはLODGEのロゴ!おなじみの可愛らしい目玉焼きロゴも鋳鉄なら無骨な感じでカッコいい!!

これからスキレットのシーズニング方法をご紹介しますが、実はロッジのスキレットは”シーズニング済み”の物がほとんどです!

取り扱い説明書を読んでみても、「タワシなどを使い軽く洗っていただけましたら、すぐに使っていただけます」とのこと。なので購入してそのまま使用することができます!

でも流通段階やショップさんでの保管の際に、ホコリなどの汚れや油分の酸化もあると思うので、念の為、シーズニングしておいたほうが気持ちよく使い始めることができると思います!

スキレットのシーズニング!

ということでここからが本題。「スキレットのシーズニング」の手順をご紹介します!

まずは大まかなシーズニングの流れから!

〈シーズニング方法!〉

  1. 洗剤でしっかり洗う(2~3回)
  2. お湯を沸かして油分を落とす!
  3. スキレットに食用油を塗る!
  4. 煙が出るまで焼入れ!
  5. 3~4の行程を繰り返す!(3回ほど)
  6. 野菜くずを炒める!(鉄臭さをとる)
  7. 全体に油を薄く塗って自然に冷ます!
  8. 完成!!

という流れになります!

シーズニングに必要なもの!
  • スキレット・ガスコンロ・鍋敷き・鍋つかみ
  • 食用油・野菜くず・キッチンペーパー
  • 洗剤・タワシ・スポンジ

まずは洗剤で汚れを落とす!

まずはスキレットをしっかり洗います

基本的にスキレットのお手入れには洗剤を使いませんが、流通段階やショップさんでの保管段階でホコリなどの汚れが付着していると思うので、洗剤を使ってしっかり洗いましょう!

サビ防止のワックスを使用しているスキレットの場合は、ぬるま湯などで2~3回ほど洗剤で洗う行程を繰り返すと良いと思います!

お湯を沸かして油分を落とす!

続いてスキレットにお水を張り、火にかけて沸騰させます

スキレットでお湯を沸かす理由は、酸化した油分を落とすことと、サビ防止のワックスを落とすことが目的となります!

ですがロッジ製品の場合、シーズニング済みの為、サビ防止のワックスなどはほとんど使われていないと思います。実際、この工程ではお湯を沸かしても余計な油分が浮いてくることは殆どありませんでした!

ということでブログ主は1回だけ煮沸させました!

お湯を捨てて乾燥させます!この時、火にかけてもいいですが、スキレットは蓄熱性が高いので、予熱だけでも自然に水分が蒸発して乾燥すると思います!

ここまでの行程は室内でもOKです

ここからの焼入れ・馴らしの行程では煙がかなり出るので野外で行うこと推奨!!

室内で行う場合は一酸化炭素中毒になる恐れがありますので、換気をしっかりと行って安全を確保してから行うようにしましょう!

焼入れ!※野外推奨!

それでは汚れも落とせたので、ここから焼入れして”馴らす”行程に進みたいと思います!

火にかけスキレットを温めます!スキレットがある程度熱を持ち始めたら、食用油をやや多めに入れます!今回、食用油は”オリーブオイル”を使用しました!

食用油は『サラダ油』『オリーブオイル』がオススメ!

オリーブオイルをキッチンペーパーで全体に塗ります!底面や取っ手の部分にもしっかり塗りましょう!

ブログ主は素手で塗っていますが、ここからはスキレットがかなり高温になるので、箸やトングなどを使って塗るなどして、火傷には十分注意してください!

全体に食用油が塗れたら中火にかけます!

中火にかけてしばらくすると煙がもくもくと立ち始めます!煙が出始めたら弱火にして煙が出なくなるまでじっくり焼いていきます!

  1. 煙が出るまでは『中火』!
  2. 煙が出たら『弱火』に調節!

裏面もしっかり焼入れしていきましょう!煙が出なくなったら再度、食用油を全体に塗り焼入れしていきます!

この工程をブログ主は3回ほど繰り返しました

焼入れ・馴らしの行程は繰り返すせば繰り返すほど、油分がスキレットにしっかり馴染み、表面が油膜でコーティングされます!

時間が許す限り、何度も繰り返してあげると良いと思います!時間と手間をかけてあげると愛着が湧きますよね♪

野菜を炒めて鉄臭さをとる!

焼入れを気の済むまで繰り返したら、次は野菜くずを炒めます

野菜くずは、ネギの青い部分や人参の皮、キャベツの芯などでOKです!香味野菜やハーブなどの香りが強いものならより”鉄臭さ”が取れやすいと思います!

野菜を炒める!野菜をスキレットに擦り付けるように炒めます!

スキレットの底部だけでなく、側面にも野菜くずを押し付けるようにしっかり炒めます!

野菜くずの焦げなどをしっかり拭き取り、うすーく食用油を全体に塗ったらシーズニング完了です!

スキレットは自然に冷めるまで置いておきましょう!水などで急激に冷ますとひび割れたりする恐れがあるので注意してください!

フタも同様の手順でシーズニングする!

スキレットと同じく、フタ(スキレットカバー)もシーズニングします!手順はここまでの行程と同じです!

野菜くずも炒めて鉄臭さをとります!

しっかり熱が冷めたら、スキレット&フタのシーズニング完了です!

ブログ主はこの後すぐに使用するつもりだったのでこれでシーズニング完了ですが、長期保管される場合は新聞紙などに包んで保管すると良いと思います!

『長期保管する場合』
  1. ぬるま湯で軽く洗う※洗剤は使わない
  2. 火にかけて水気を飛ばす
  3. 食用油を薄く塗る
  4. 充分に冷ます
  5. 新聞紙に包み保管

シーズニング完了!

ではシーズニング後のスキレットの状態を確認してみましょう♪

表面にしっかり油膜ができてテカテカに黒光りしています(*´∀`*)

一見、ベタつきがありそうに見えますが、触ってみると鋳鉄に油が馴染みサラサラした手触り♪

焦げ付きやすいフチや側面にも油分がしっかり馴染み油膜ができています!

ロゴもテカってカッコいい(*´∀`*)!

ということでシーズニング終了です!

今後、末永くキャンプやBBQで活躍してくれると思います♪

まとめ

今回は「スキレットのシーズニング方法」の紹介でした!

鋳鉄製のスキレットは、適切な手入れをしてあげれば、何十年も活躍してくれるアイテム!使えば使うだけ油が馴染み、黒光りした頼もしい相棒になってくれるでしょう!まさに一生モノ!

これから使用していく中で、馴染んでいくスキレットの変化がすごく楽しみです♪キャンプなどで作る”アウトドア料理”の幅もぐっと広がり、よりアウトドアライフが充実すると思います!

では、良き鋳鉄ライフを(^_^)/~

アウトドア「鉄板」のシーズニング方法はこちら↓

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