永源寺(滋賀県)|臨済宗永源寺派の大本山へ参拝!

お出かけ・観光

2020年3月下旬、滋賀県の「永源寺」へ参拝してきました

今回は愛知川上流の奥永源寺にある「黄和田キャンプ場」で春キャンプに出かけたのですが、あまりにもいいお天気だったので、キャンプ場からそのまま帰るのはもったいない!

ということで臨済宗永源寺派の大本山にお参りしてきました!

紅葉のスポットとして名高い永源寺ですが、時期外れの春も自然豊かな境内がとっても美しく、静かにゆっくり拝観できたのでご紹介しようと思います♪

黄和田キャンプ場の記事はこちら

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臨済宗永源寺派大本山「永源寺」とは?

永源寺は滋賀県東近江市にある寺院臨済宗永源寺派の大本山です!山号は瑞石山。

開山は約650年前。毎年10月1日には開山忌が行われます。

関西では「紅葉スポット」として知られているお寺です。秋になると”ヤマモミジ”を中心とする木々が鮮やかに色づき、広い境内を彩ります。古くから、もみじの里として親しまれている寺院です。

紅葉の見頃は例年11月上旬~11月下旬ごろ

紅葉の季節はもちろんですが、愛知川上流の静かな川の流れと新緑や雪の季節など四季折々の豊かな自然が美しい境内。

暖かい季節でも、木陰が非常に涼しく”納涼スポット”としても賑わいます。

また永源寺のある東近江市永源寺地区は、コンニャク政所茶の産地としても知られており、ろくろを用いてお椀やお盆などの木工品を製造した職人”木地師(きじし)文化”の発祥の地としても知られています!

永源寺

 

場所:滋賀県東近江市永源寺高野町41 Google Mapへ!

TEL:0748-27-0016

拝観料:500円

HP:http://www.eigenji-t.jp/index.html

永源寺の駐車場とアクセス

紅葉以外の時期に拝観される場合は、永源寺参道入口にある観光案内所・お土産屋さん前の駐車場が利用できます!駐車料金は無料。

永源寺観光案内所

 

TEL:0748-27-2020

駐車料金:無料

Google Mapコード:35.078331, 136.315895

Google Mapへ!

紅葉時期は有料駐車場へ

紅葉の季節は人通りも多くなるため、観光案内所前の駐車場が利用できなくなります。

見頃の時期は、永源寺周辺にたくさんある有料駐車場を利用しましょう!国道421号線沿いに多かった印象です。

有料駐車場

 

  • 町営駐車場…400円~
  • 民営駐車場…500円~

アクセス

マイカーの場合

  • 名神高速道路「八日市IC」から国道421号線
  • いなべ市方面へ進み、車で約20分!

公共交通機関利用の場合

  • 近江鉄道「八日市駅」から近江バス「永源寺車庫行き」
  • 「永源寺前」バス停下車
  • 八日市駅から約35分

拝観料は?

永源寺への参拝には拝観料(参拝志納料)が必要です!

参拝志納料

 

大人:500円

中学生以下:無料

拝観料の支払いは、参道内の「総門」に券売機があります。詳しくは本編でご紹介します!

永源寺へお参り!

それでは参拝スタート!

参道沿いには永源寺の歴史を紹介する看板が並び、しっかりガイドしてくれます♪

参道入口の”和泥水(わでいすい)”。

和泥水は道元禅師のお言葉で「泥まみれになって尽くす」という意味があります。こちらで清めて参道へ進んでいきましょう!

小さな支流を渡る橋。

なんて読むんだろう?漢字苦手や…(´・ω・`)

橋を渡ると石の階段を登っていきます!この石段の坂が「羅漢坂」。

結構、きつい坂です。登り口に参拝者用の杖がありました。

羅漢坂を登っているとお地蔵さんがたくさん並んでいます。

このお地蔵さん、メガネかけてるー(゚∀゚)!!珍しい!!

石の壁に並ぶ「十六羅漢」。石のゴツゴツと苔が相まって、迫力がありました。

ちなみに以前訪れた、奈良県の高取山(高取城跡)には五百羅漢があります。あちらは山肌におびただしいほどの数の磨崖仏が並んでいて、少し驚いた憶えがあります…。

羅漢坂を登り切るとまっすぐな参道。このあたりも紅葉の時期はきれいなんだろうな~。

永源寺の「総門」に到着です!

総門前に「洗耳水」。耳も洗うのかな…?

お寺の場合の、お清めの作法ってどういう手順だったっけ?確か、神社と少し違うんだったかな?

こちらが永源寺の境内マップ。かなり奥行きのある広いお寺のようですね。

総門に拝観料(志納料)の券売機がありました。ハイテク!!

拝観券は境内の”御朱印所”で渡します。

総門を潜った先には、一際大きな「山門」があります。永源寺の紅葉で画像検索するとこちらの山門の写真が多く紹介されています。

この山門は滋賀県の有形文化財に指定されています。

境内へおじゃまします。茅葺屋根の建物が本堂です。

本堂に並ぶこちらが”御朱印所”。

こちらで拝観券をお渡しします。

拝観券を渡すと、パンフレットがいただけます♪パンフレットの表紙も「山門」の紅葉ですね!

こちらが本堂(万丈)。

本山古例の法要を行う道場です。本堂の正面には開山寂室禅師の真蹟「瑞石山」の額が掲げられています。

靴を脱いで本堂へおじゃましました。本殿へお参りして広縁で一休み♪

広縁から境内。

お守りがたくさん!木彫り?のネズミとかフクロウとか猫とかのお守りがかわいい(*´∀`*)

本堂前の鐘楼。

境内を奥へ拝観します。

石に彫られた松尾芭蕉の俳句。

「こんにゃくの さしみもすこし 梅の花」

お!俳句通りに梅が咲いてる(*´∀`*)♪

法堂

こういうお寺境内の渡り廊下?を歩くのが好き。

開山堂(大寂塔)

境内の最奥の庭園。

紅葉の季節にはもちろん訪れてみたいですが、人の少ない他の季節は静かに拝観できて気持ちが落ち着きます。自然豊かな境内に癒やされつつ、ゆっくり拝観できました♪

山桜も咲いてるねー(*´∀`*)!もうすっかり春の陽気です♪

参道を戻りましょう。

経堂

境内のお手洗い。トイレにも「清涼窟」って名前がついているのが面白い!

そろそろお暇しましょ。

山門を出たところで愛知川を見渡せるポイントがあります!

看板通りに流れる音が静かな音無川。今回の奥永源寺でのキャンプも含めて、東近江市の自然と山村集落の美しさにすっかり魅了されました♪

またキャンプ・登山・観光で何度でも訪れたいと思います!

総門の前に石畳の階段があったので登ってみる。

ここは彦根藩主「井伊家」のご霊廟のようですね。

参道を戻りましょう。この日は気温が20℃を超えていて、かなり日差しが強い1日でしたが、永源寺の参道は木陰が涼しくて気持ちよくお参りすることができました!

春~夏の納涼スポットとしてもオススメです!

羅漢坂を下ってきました。左手のお食事処の脇から愛知川の川辺へ出られるので少し立ち寄ります。

愛知川のゆっくりとした流れ。こちらで少し腰掛けのんびり日向ぼっこ♪

駐車場前のお土産屋さん♪お昼を過ぎた頃だったので、何か食べよっと♪

お土産のコンニャクや政所茶、お味噌に目移りしつつブログ主が選んだのは、

「にっき」のおまんじゅうです♪1個170円。

”にっき”って聞き馴染みない方もおられるかもですが、京都の生八ツ橋の香りをイメージしてもらえればわかりやすいかも。

香り高くて、鼻をスーッと抜けていくような爽やかさがあります。

お持ち帰りもできますが、お店の方がお茶も出してくださったので、売店横のベンチでいただきました(*´∀`*)♪

お店のご主人とお参りされていたご夫婦とお喋りしながらおやつタイム♪

ご主人の話では、紅葉の季節がやはり一番参拝客が多く、だいたい1日で1万人ほどの方がお参りされるそうです(゚∀゚)!

滋賀県だけでなく、近畿地方から全国的に知名度のある永源寺。いつか紅葉の時期にも訪れてみたいです!

まとめ

ということで今回は滋賀県東近江市の「永源寺」への参拝でした!

まさに春の陽気というようないいお天気に恵まれたのもあり、キャンプの帰りに急遽立ち寄った永源寺でしたが、豊かな自然と静かな境内に癒やされながら参拝することができました!

紅葉の時期ではありませんでしたが、木漏れ日が美しい参道はとっても涼しく、梅・桜などの開花も観られたので、立ち寄れて本当にラッキーでした♪

鈴鹿10座への登山や、奥永源寺でのキャンプの帰りにぜひお立ち寄り下さい!

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