兜岳・鎧岳に登山!荒々しい岩壁が印象的な2つの奇峰を縦走!

登山・トレッキング
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2019年3月下旬、今回登ってきたのは兜岳と鎧岳。

三峰山や高見山などの曽爾高原周辺の山に登っている方なら、山頂からその特徴的な姿を目にする機会も多いと思います!

中国の「桂林」を思い浮かべるような絶壁・奇峰の岩山が2つ立ち並ぶ姿はとても印象的。国の天然記念物にも指定されているので、その姿を観るため麓の曽爾村へたくさんの観光客が訪れます!

今回はそんな2峰を曽爾村から縦走してきました!

標高:兜岳(920m) 鎧岳(893.9m

場所:奈良県宇陀郡曽爾村 

2万5000分の1地図:倶留尊山・大和大野

その他:関西百名山

追記:曽爾村の登山コースをまとめてみました!

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兜岳・鎧岳の登山コース!

代表的なコース!

兜岳・鎧岳への登山コースの代表的なコースは3つ!

  1. サンビレッジ曽爾方面「目無地蔵」から兜岳→鎧岳
  2. 「金強神社」から峰坂峠へ登り、二峰を巡るコース
  3. 「新宅本店前」から鎧岳→兜岳

の3つのコースがあります!

登りやすい順路としては、兜岳→鎧岳の順に登る方が歩きやすい印象です!

兜岳の山頂周辺はかなりの急坂で、特に「目無地蔵」側は傾斜がとても急なので下りに利用する場合は注意が必要!

兜岳の山頂周辺はロープが張られている急坂が続きます!雨天、積雪がある場合は滑りやすくなるので、慎重に行動するよう心がけましょう!

今回は兜岳→鎧岳の順に縦走!峰坂峠から金強神社方面へ下山!

今回のプランは、「サンビレッジ曽爾」すぐの駐車スペースから登山スタート!目無地蔵の登山口から兜岳へ登り、峰坂峠を経て鎧岳へ!下山は峰坂峠手前の分岐から金強神社方面へ下り、ヒダリマキガヤの群生地に立ち寄って、スタート地点へ戻りました!

今回のプラン

  1. 駐車スペース→登山口(目無地蔵)→兜岳
  2. 兜岳→峰坂峠→鎧岳
  3. 鎧岳→峰坂峠手前の分岐→金強神社→ヒダリマキガヤ群生地→駐車スペース

上記のコースだと標準コースタイムでは3時間50分

休憩時間も考慮して4時間30分で計画しました!

最高点:兜岳 920m

活動時間:3時間24分 ※休憩時間45分ほど

距離:6.2km

高低差:473m

 

兜岳・鎧岳の登山口の駐車場とアクセス!

サンビレッジ曽爾すぐの道路脇に駐車スペースあり!

今回のプランでは、「サンビレッジ曽爾」というキャンプ場すぐの県道784号線沿いに駐車スペースがあるので、そちらを利用しました!

10~15台ほど駐車可能です!

住所:〒633-1212 奈良県宇陀郡曽爾村今井922

Google Mapコード:34.519453, 136.122067 Google Mapへ!

台数:約15台

※ナビの設定は「サンビレッジ曽爾」で設定するとわかりやすいと思います!

 

県道784号線「赤目掛線」は車両通行止め!

曽爾村から三重県の赤目温泉へ続く県道784号線「赤目掛線」は、台風の影響で道路が崩落しているため車両通行止めになっています!

上記の駐車スペースの近くに車止めが設置されていますが、登山者などの歩行者は通ることができます!

ブログ主は曽爾周辺の山へ登ったあと、この道路で「赤目温泉」へ抜けて温泉に浸かるのがお気に入りだったので少し残念(´;ω;`)

でも、曽爾の「お亀の湯」もすごく景色のいい温泉なのでオススメです♪

登山口へのアクセス!

駐車スペースへアクセスは、マイカーの場合、近鉄「榛原駅」から国道369号線→県道784号線経由で約30分!そこから登山口まで徒歩で向かいます!

公共交通機関利用する場合は、近鉄「名張駅」から三重交通バスを利用して、「曽爾横輪」バス停で下車※便数はあまり多くないので事前に時刻表の確認をしましょう!

金強神社方面へ下山する場合は、郵便局近くの葛バス停が最寄りになります!

 

兜岳・鎧岳に登山!

登山スタート!兜岳に登る!駐車場→登山口→兜岳

〈6:10〉登山スタート!この日は夕方頃から予定があり、少し早めの行動開始。昼過ぎには自宅に帰れるように計画しました。

駐車スペースすぐの車止めから登山口に向けて林道を進みます!

朝焼けがきれい♪いいお天気になってくれるかな?

林道からこれから登る兜岳。

向こう側に見えるのが鎧岳です!

県道784号線の崩落箇所。これが通行止めの原因ですね。昨年、夏にこの道を通ったときは、崩落していなかったので、おそらく秋の台風かな~?

崩落箇所の少し先には済浄坊渓谷の入口があります!済浄坊の滝には、昨年にお隣の住塚山・国見山をトレッキングした時に立ち寄りましたー♪

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〈6:25〉兜岳の登山口に到着!荒れてるな~^^;

以前訪れた時はこんな荒れた様子ではなかったです。ここからそのまま登山道に入ってもいいですが、赤い旗の立っている「目無地蔵」の前から入ったほうが歩きやすいですよ!

「目無地蔵」のすぐ横にも駐車スペースがあります!こちらも2,3台ほど駐車できそうです!

目無地蔵にお参りして、

ここから登山道に取り付きます!

以前は沢の横に登山道があったのですが、崩れちゃっているので、荒れた沢の中を登っていきます!

沢の横に道が現れたら、ここからしばらく沢沿いの樹林帯へ。

沢を離れて、木々の間を尾根に向かって進む頃にはだいぶ歩きやすい登山道になってきました!

尾根に登ると、根っこからの見事な倒木(゚∀゚)ベリって剥がれる音が聞こえそう。岩肌に根っこを張っていたので、根が浅かったんだろうな~。

樹林帯が終わると、ここから山頂までは急な登りが始まります!でも、山頂まであと500mだから距離は短めですね!

大きな一枚岩から急登が始まります!

根っこと岩が露出した急な登り。所々にフィックスロープが張られています!写真ではわかりにくいけど、傾斜はかなりキツめ!

見下ろしたほうが角度がわかりやすいかも。まだ日が登りきっていないので、少し気温は低めですが、急な登りで体が温まってきたので汗をかかない程度の丁度いい体感♪

兜岳の手前までは、こんな調子の登りが続き、時々手も使いながら慎重に登っていきます!以前、登った時は鎧岳までピストンしたので、ここを下山するとき難儀したな~。

〈6:59〉急登が終わり、道が平坦になると、兜岳の山頂に到着です!

急な登りはありましたが、登ってみると案外あっさり!登山口から30分かかりませんでした。

影で記念写真(⌒▽⌒)♪

岩にも達筆な兜岳の文字。横になんて書いてあるんだろう…水性?水性ペンで書いたのかな?

ぽってりとした朝日♪左すぐのコブみたいな山がこのあと向かう鎧岳。お日様下のやや左に見るのが曽爾高原と倶留尊山です!

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景色を楽しみながら、しばらくのんびり♪今回の山旅ではこの兜岳山頂が最も景色の良いスポットになります!鎧岳は展望は開けていません。

兜岳から鎧岳に縦走!兜岳→峰坂峠→鎧岳

〈7:17〉景色も楽しめたので、鎧岳へ向かいましょう!まずは兜岳と鎧岳の中間地点の峰坂峠まで下っていきます!

下る途中のロープが張られている付近から、鎧岳がよく見えるポイントあり!

峰坂峠までも距離はそれほどですが、尾根は痩せ気味で道が細め。熊笹で隠れているので高度感はないですが、気を引き締め直して慎重に下っていきます!

しばらくはなだらかですが、峰坂峠手前からはかなりの激下り!こちらもロープが張られています!

振り返るとこんな角度の下り道。膝にくる~(´・ω・`)

急な下り道を下りきって、道がなだらかになると、

〈7:37〉峰坂峠に到着です!ここでは金強神社側からのコースが合流します!

兜岳、鎧岳とも800mなので、まさに中間地点!

こちらが金強神社方面の登山道。今回のプランでは金強神社方面へ下山しますが、ここからではなく少し先の分岐から下山します!

鎧岳へ向かいます!兜岳からはずいぶん下ってきたので、ここからの登り返しは多いです。でもこの様に整備された登山道なので歩きやすさは段違い♪

峰坂峠から少し先の分岐!金強神社方面へはこちらの分岐から下山します!

分岐からは登山道の登りもどんどん増えてきて、

稜線に出る手前は地味に辛い樹林帯の登り!稜線まであとすこし。

ひぃひぃ息を切らしながら稜線へ登ると、新宅本店からのコースが合流。

稜線へ出て右折すると、

〈7:57〉鎧岳の山頂に到着です!

記念撮影ヽ(=´▽`=)ノ

鎧岳の山頂は木々に囲まれていて展望はあまりありませんが、ちょうどこの時間帯には気温も上がり始め、ぽかぽか春の陽気が心地良い♪

鎧岳の山頂から南側は絶壁になっているので、ここより先は通行禁止!

三角点にターッチ!!!

お腹が空いてきたので朝ごはん♪小倉マーガリンって最高の組み合わせだよね(゚∀゚)和と洋なのに。ちなみにブログ主は粒あん派です!

コーヒーが苦手で飲めないので紅茶♪

温かい紅茶と春の陽気を感じながら、しばらく山頂でゆったりすごしました!そういえば、ここまで他の登山者さんと誰とも出会ってません。まぁスタート時間が早かったのもあるしな~。

兜岳と鎧岳は、”登る山”より”観る山”と言われることが多いですが、2つのピークを縦走していると、露岩をロープを頼りに登ったり、細めの尾根を歩いたり、樹林帯や原生林があったりとコースに変化も多く、それでいて比較的短時間で歩けるので、ブログ主としては楽しい山歩きでした♪

 

金強神社方面へ下山!ヒダリマキガヤ群生地に寄り道♪

〈8:24〉それではそろそろ下山開始!

下山は途中まで同じ道をたどり、峰坂峠の手前の分岐から金強神社方面へ下山します!

峰坂峠の手間の分岐から、こちらの下山口へ。

しばらく山腹を進み、

10分足らずで、峰坂峠からの下山路と合流します!

あとは、樹林帯を九十九折に下っていくと、

林道の終点に突き当たります!この林道終点にはスペースがあり、3、4台ほど駐車可能です!

林道の終点には大きな木があります!たしかイチョウの木だったかな?

林道を下っていきます!分岐するところにはしっかりとした道標が設置されているので、道標に従い金強神社へ!ここは左に進みます!

金強神社に到着!この神社はいわゆる”稲荷神社”

ブログ主は”金強”の読みがわからず、下山後に自宅で調べてみました!ぱっと見た感じでは”きんきょう”かな~と思っていましたが、正解は”金強=きんつわ”と読むみたいです!

なかなか珍しい読みですよね!

金強神社の前の道をそのまま真っ直ぐ下っていきます!

途中に立ち寄りたいと思っていたヒダリマキガヤの群生地があります!

ヒダリマキガヤとは、カヤの変種のひとつ。通常、カヤの種子は外殻にあるスジが直線状ですが、曽爾村大字葛に群生するカヤの核穀には左巻きで波紋状のスジがあるものが多いため、ヒダリマキガヤと呼ばれています。

この地域には12本も群生し、奈良県の天然記念物に指定されています。

ヒダリマキガヤの群生地へは看板前の広場から、真っ直ぐスギの間を抜けて行きます!

おーすげー(゚∀゚)まさにジブリの世界観って感じ!

苔むした石垣も相まっていい雰囲気!今回訪れた印象だと、付近の道路が崩落していたり、倒木が目立ったりと荒れた印象でしたが、台風にも負けない力強く大きな木でした!

ネットでは苗木の生育もしているみたいですね!

看板に書かれていた通り、12本のヒダリマキガヤが群生していまいた!兜岳・鎧岳へ登るならここにも立ち寄ってみてくださいね!

〈9:08〉ヒダリマキガヤの群生地から少し下り小屋の脇を抜けて、車道に突き当たると登山口に到着です!

車を駐車したスタート地点に向かって、車道を進みます!

振り返ると、鎧岳の絶壁!少し前まであの上に居たと思うと、少し不思議!麓から見た感じだと荒々しい印象がありますが、登山道はよく整備されて登りやすかった。

このまま車道を下って麓の集落から戻ってもいいですが、この分岐を矢印の方向に登ったほうが近道です!

分岐を右へ登り、畑のネットの脇へ!

途中、ちょっとだけ崩れていますが通行には問題なし!

スギの間を歩いていると、花粉がきつい(´;ω;`)くしゃみが止まらない…。

しばらく道なりに、途中に右手側に道が出てくるのそちらに進みます。突き当りの”観音道”の看板が目印!

施設?庭園?のような所に抜けてきます!

温泉施設みたいですね!

温泉施設の間を流れる川から兜岳!あの赤い橋を渡ります!

すると、県道784号線に抜けました!このまま車道を登ってもいいですが、途中に左手に自然歩道の看板があるので、そちらに進むと、

サンビレッジ曽爾のキャンプ場に出てきました!

良さげな芝生のキャンプ場!フラットなオートキャンプ場ですね!ここでキャンプしてみたいな~(*´ω`*)

ちょうど、キャンプシーズンに向けてバンガローの修繕作業が行われていました!

〈9:35〉駐車スペースに到着です!

戻ってみると、ちょうどこれから登る準備をされているご夫婦がおられ、3台の車が増えていまいした!これから登っていくと、お昼ご飯にちょうど良さそうですね♪

あいさつを交わして、帰路につきましたー(*´∀`*)

 

まとめ

今回は曽爾村の兜岳・鎧岳への登山でした!

行程全体では、兜岳付近と鎧岳付近で短い距離の中でも変化が楽しく、それでいて割と短時間で登頂できる楽しい山旅でした♪

注意点としては、兜岳への登り下りには少し注意が必要!

ロープを頼りに、岩と木の根が露出した傾斜の急な登山道なので、慎重に行動する必要があります!特に路面が濡れていたり、凍結している場合は注意してください!

下山途中に立ち寄った”ヒダリマキガヤの群生地”は、苔萌えとジブリファンの方にはオススメスポットですよ♪

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた~(^_^)/~

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