「町石道」で高野山へ!その① 九度山→慈尊院→二ツ鳥居→笠木峠

登山・トレッキング
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2019年3月上旬に弘法大師空海ゆかりの地「高野山まで歩いてきました!

ぽかぽか暖かい日が増えてきた関西地方。山ではそろそろ春を感じる季節になってきたので、前回の「ダイトレ縦走」の様な、日帰りで長い距離が歩けるコースを探していました。

高野山へは観光では訪れたことがあるけど、山登りとしては訪れたことがなかったので、今回は九度山町から表参道「町石道(ちょういしみち)を通って高野山まで登ってきました!

今回の山旅では、道中に見所もたくさんあって、一つの記事ではまとめきれなかったので、前編と後編の2回に分けて紹介していきたいと思います!

後編はこちら↓

「町石道」で高野山へ!その② 笠木峠→大門→金剛峯寺→極楽橋駅
2019年3月上旬に高野参詣道「町石道」を起点の九度山町から高野山まで歩いてきました! この記事は前回の記事「町石道で高野山へ!その①」の後編の記事...

 

高野参詣道「町石道」とは?

高野参詣道「町石道」とは、弘法大師空海が高野山を開山して以来、聖地である高野山への表参道として信仰されてきた道です!

高野山へ通じる7つの道「高野七口」の中でも、主要参詣道として多くの人が参拝した道です。

名前の由来となっている”町石”とは、高野山壇上伽藍を起点とし、麓の慈尊院(九度山)に至る参詣道の道標として建てられたもので、1町(約109m)ごとに180基建てられています!

町石道が開かれた当初は木製だったそうですが、その後、鎌倉時代に石造の町石に置き換えられ、現存している約8割以上の町石が当時のままの姿で遺されています!

起点:慈尊院(和歌山県伊都郡九度山町)

終点:高野山 壇上伽藍・根本大塔

距離:20.9km ※22km、23kmとされている場合も

高低差:約721m

標準コースタイム:約6時間30分

公共交通機関:

  • 南海高野線「九度山駅」
  • 南海りんかんバス→ケーブル「高野山駅」→南海高野線「極楽橋駅」

駐車場:(九度山町)丹生川駐車場、柿の郷くどやま など

その他:ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部

 

町石道のマップ!

今回のプラン!九度山~高野山まで日帰り!

今回は慈尊院を起点に、高野山までの道のりを日帰りで歩きました!

町石道は20km以上もあるロングコースですが、アップダウンが非常に少なく、比較的なだらかな登山道で、コース上に危険箇所はありません

ロングコースなので2~3回に分けて踏破するのもオススメです!

当初の予定では、高野山に到着してからバス→ケーブル→電車を利用して九度山駅まで戻る予定で計画しました。

ですが、高野山まで到着した時点で体力・時間にまだまだ余裕があったので、急遽予定を変更して京大坂道「不動坂」を下り極楽橋駅まで歩きました!

総距離:26.2km(起点:丹生川駐車場 終点:極楽橋駅)

コースタイム:7時間34分 ※雨引山往復や休憩・食事時間含む

高低差:798m

コース:町石道、京大坂道「不動坂」

 

この記事(前編)では笠木峠まで紹介!

この前編の記事では、コースのほぼ中間地点に当たる「笠木峠」までを紹介します!

町石道:駐車場→慈尊院→雨引山(往復)→六本杉→古峠→二ツ鳥居→神田地蔵堂→笠木峠

町石道は前半から、世界遺産に登録されている慈尊院や丹生官省符神社など見どころが沢山あるので、各所をゆっくり見て周れました!コースからは少し外れますが、雨引山へも往復しました。

 

サブコースとして六本杉から「丹生都比売神社」へ下るコースもあります!丹生都比売神社も世界遺産です!

町石道を数回に分けて歩くなら、丹生都比売神社を巡り、上古沢駅へ下るプランもオススメです!

「丹生都比売神社」を巡るサブコース!

コース:九度山駅→慈尊院→六本杉→丹生都比売神社→二ツ鳥居→古峠→上古沢駅

所要時間:約4時間30分 ※休憩・見学時間含まず

 

九度山駅周辺の駐車場!

今回は「丹生川駐車場」を利用!

今回利用させてもらった駐車場は真田庵すぐ近くにある「丹生川駐車場」

こちらの駐車場は無料で利用できます!約10台ほど駐車可能

台数はそれほど多くないですが、綺麗なトイレもあるので利用しやすい駐車場でした!九度山駅からも徒歩10分ほどなので、帰りも近くて便利!

住所:和歌山県伊都郡九度山町648-0101 

料金:無料

Googleマップコード:34.290460, 135.558961 Googleマップへ!

 

道の駅「柿の郷くどやま」の駐車場!

町石道の山レポなどで調べた所、道の駅「柿の郷くどやま」の駐車場を利用されている方も多い印象でした!

ですが、道の駅を利用される方の駐車場なので、念の為、事前に問い合わせをして利用させていただけるかの確認をしましょう!

住所:和歌山県伊都郡九度山町入郷5-5

営業時間:9:00~18:30

※駐車場、トイレは24時間利用可能!

駐車料金:無料

TEL:0736-54-9966

Googleマップコード:34.293194, 135.555578 Googleマップへ!

その他にも九度山町には旧体育館跡地駐車場や九度山町役場駐車場など無料で利用できる駐車場が豊富なので、マイカーでのアクセスの際に困ることは無いと思います!

 

「町石道」で高野山へ!前編

登山スタート!九度山→慈尊院→展望台

<7:05>登山スタート!駐車場から慈尊院に向けて歩きます!この交差点を左へ。

「柿の郷くどやま」の駐車場から見えるこれから登る町石道の尾根。この日は天気は晴れですが、気温が低めで少し肌寒いく感じました。

慈尊院へ向かいます。

〈7:18〉町石道の起点、慈尊院に到着!

入り口の看板にも”世界遺産”と”町石道出発点”の文字が!楽しい一日になりますように♪

境内へ。安全を祈願してお参り♪町石道は正面の階段を登っていきます!

慈尊院の境内から丹生官省符神社へ!漢字に弱いブログ主は”丹生官省符神社”という名前が読めず、スマホで調べました(^_^;)

丹生官省符神社=”にゅうかんしょうぶじんじゃ”と読むみたいですね!

丹生官省符神社へ向かう階段の途中に百八十町石。ここから残り179個の町石を辿って高野山へ向かいます!ちなみに丹生官省符神社への階段は119段あって結構辛い^^;

立派な鳥居の丹生官省符神社

なんだろう?ブログ主が持っている”神社”というイメージにピッタリ合う境内(゚∀゚)

うまく表現できないし、歴史背景も詳しくないけど、気分が落ち着くすごく好きな神社でした。

町石道は大きな絵馬の脇道へ。

脇道を下った所に179町石。

179町石の少し先にはトイレもあるので御用の方は立ち寄るといいですね!

こちらは勝利寺。勝利寺という寺号は全国でもこのお寺だけだそうです!

町石道は展望台を少し過ぎるまでは舗装された道を進みます!

途中で分岐がありますが、ここは左が正解!

しっかり道標もあるので迷う心配はなさそうです!

分岐を過ぎた辺りで視界がひらけ、これから登る展望台が見えました!

一旦、車道と横断して、町石道は続きます。

おー!いい天気だー♪帰るまでずっと晴れてくれればいいな~。

竹林の中の参詣道は雰囲気あっていいね!

お!もう梅の花も咲き始めてる!今年は暖かくなるのが早いもんね!

展望台に近づくに連れて、次第に展望も開けてきます!

展望台は少しだけコースから外れます。

〈7:45〉展望台に到着!少しゆっくり休憩しよう!

展望台からはこれから向かう高野山がばっちり!まだまだ先は長いな~。

紀の川が流れる、麓の町並み。左奥に見えるのが金剛山です!

景色を観ながら、写真を撮っていると、足元から何やら声が…。

にゃんこー(ΦωΦ)‼

もう一匹きたー!この子達はとっても人懐っこく、撫でるとグルグル喉を鳴らしてくれました(*´ω`*)

この小屋で3匹で暮らしているようですね!

小屋には毛布やエサ皿もあったので、野良ちゃんじゃなくて、飼い猫さんだね!毛並みもきれいだったので、展望台周辺のみかん農家さんが飼われているようです。

とってもかわいい猫さん達をナデナデしながら、展望台のベンチに腰掛け、しばらくのんびり休憩しました♪

 

雨引山往復→六本杉→古峠→二ツ鳥居

〈8:09〉猫さん達に別れを告げ、先へ進みます!猫さんが可愛くて気付けば30分近くも休憩してました^^;

みかん畑の間を登っていきます!

お!みかんの無人販売所!一袋100円とか安いなー!

しかも下段には傷物のサービス品。

一つ頂いちゃいました!めっちゃ甘くてうまい!!買っていきたいけど、ザックの中で潰れちゃいそうだから諦めるか…。

北側の展望。おそらく左奥のピークが和泉葛城山だと思います!

気を取り直して先へ。この辺りから舗装路ではなくなりました!

途中、弘法大師さまが榧(かや)の種を撒いたと言われる”榧蒔石”や、

町石道が整備された際に、作業員に給金をつかみ取りさせたという伝承が残っている”銭壺石”がありました。

ん~普通に給金を配るほうがいいんじゃない?笑

銭壺石には小銭が置かれているので、御利益あるのかな?ブログ主も小銭を置いとこ!

〈8:27〉銭壺石の少し先で、雨引山への分岐があります!片道400m、往復でも20分ほどなので寄り道することにしました!

雨引山へは尾根を進みます。

10分ほどで雨引山に到着!その名前の通り雨乞いの山なんだそう。

枝にぶら下がる雨引山の看板。

〈8:42〉再び雨引山分岐に戻りました。

鎌倉時代に建てられた町石は削れて少し読みづらい。おそらくここは百四十?丁目。

樹林帯に入ると、普段登っている周辺の山々の登山道と同じ様な雰囲気。

道の脇に弘法大師像。

山中でお会いした方の中には行者さんの格好で登られている人も数名おられました!

〈9:02〉六本杉峠に到着!このまま真っ直ぐ進んでしまいそうですが、正面の道は丹生都比売神社方面です!

ちなみに先程の行者のおじいさんは丹生都比売神社へ向かわれました!

ちょうどわかりやすいマップがあったので確認!

町石道は右側の道です!

六本杉からは少しだけ登りがありますが、

その後は二ツ鳥居まで平坦な道になります。

途中に道標のある場所が、古峠。ここを左へ下れば上古沢駅です!コースを分割する場合は上古沢駅へ下るのもいいですね!

古峠の少し先には展望デッキ。ここで朝ごはん食べよっと♪

公衆トイレ…1km先って!笑

展望デッキからは麓の集落の景色がきれいでした(゚∀゚)!

朝ごはん♪この時、気付いたのですが花粉症の薬飲んでくるの忘れたー!

今年の花粉は例年の数倍とも言われてるそうですね…。この先、かなり辛い道のりが待ち受けていることをブログ主はまだ知らない…。

〈9:39〉展望デッキすぐにある二ツ鳥居!

名前通りに2つ鳥居が並んでいるんですね!ブログ主が訪れる前にイメージしていたのは縦に並んでる鳥居だったけど、横に並列してるとはビックリ。

 

二ツ鳥居→神田地蔵堂→笠木峠

二ツ鳥居を過ぎた所で、丹生都比売神社からの八丁坂が合流。

ここからは町石道ではめずらしく、下りが続きます。

途中にある、”白蛇の岩と鳥居”。白蛇って見ると幸せになると言われてるみたいですね!

ここからしばらくはゴルフ場の横を歩きます。

〈9:52〉こちらが神田地蔵堂です。神田地蔵堂は平安・鎌倉時代から昭和初期まで、高野山へお参りされる人々の休憩所だったそうです!

お!二里石!109m間隔の町石とは別に、一里ごとに置かれている石です!そういえば、一里石見逃してた…orz

1里=約4kmなので、ここで約8km歩いてきたことになりますね。

笠木峠まではなだらかな下り。

この辺りは景色に変化が少なく、若干退屈かも。

少し景色が変わって、小川沿いを進みます。

やっぱりこの辺りはお水がきれいですね!透明度が高い!

〈10:20〉沢沿いを進めば、笠木峠に到着です!

笠木峠は町石道の約半分の地点。マップを見ながら町石道の前半を振り返りました!

ちなみに笠木峠からは上古沢駅まで下るコースもあるので、町石道を2回に分けて歩く場合はここから上古沢駅へ進むといいですね!

前半の記事はここで終わりです!

前編まとめ!後編に続きます!

ということで、「町石道で高野山へ!」の前編でした!

町石道はスタートから見どころが多く、古くから信仰されてきた参詣道の雰囲気が感じられ、普段の山登りとは一味違った山旅となりました!

後半もまだまだたくさん見所が残っているので、そちらも目を通していただければと思います!

では後編に続きます!

「町石道」で高野山へ!その② 笠木峠→大門→金剛峯寺→極楽橋駅
2019年3月上旬に高野参詣道「町石道」を起点の九度山町から高野山まで歩いてきました! この記事は前回の記事「町石道で高野山へ!その①」の後編の記事...
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