大和葛城山に登山!水越峠から天狗谷道→ダイトレで春の周回!

登山・トレッキング

2018年4月中旬に大和葛城山に登りました。

大和葛城山は大阪府と奈良県の県境に位置する金剛山系(ダイヤモンドトレール)で2番目に高い山で、標高は959m

山頂からの景色は金剛山系の中では随一で、奈良盆地や大阪平野、大峰山脈から台高山脈まで360°のパノラマビュー。一年を通してたくさんの登山者が訪れ、300名山の一つに数えられています。

ちなみに金剛山系には中葛城山、南葛城山、和泉葛城山など「葛城山」とつく山が複数あります。

一番人気の時期は5月のつつじの季節!山頂付近が真っ赤に染っているようすは春の風物詩として有名です。その他にも秋はススキの原、冬は初心者でも上りやすい冬山としても大人気!

奈良県御所市の麓からはロープウェイが運行されているので、登山者だけでなく観光着の方もたくさん訪れる、金剛葛城山脈を代表する山です!

今回は水越峠から周回できるルートで登ってきたので紹介したいと思います!

追記:2019年5月に山肌を真っ赤に染めるツツジ園に訪れました!

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大和葛城山への登山コース!

大和葛城山への代表的なコース!

大和葛城山へのコースは、山頂を中心にたくさんのコースがあって、その中でも代表的なものだと、

奈良県御所市のロープウェイ駅側からは、

  • 北尾根コース ← ロープウェイ側からのメインコース!
  • くじらの滝コース
  • 山麓公園コース

大阪側からは、

  • 弘川寺道

金剛山と大和葛城山の間にある水越峠からは、

  • ダイヤモンドトレール
  • 天狗谷道

などが代表的です!その他にもダイヤモンドトレールへ合流するコースがたくさんあるので、組み合わせ次第でバリエーションが楽しめ、何度登っても楽しめる山です!

水越峠から金剛山への登山の様子はこちらの記事をどうぞ!

追記:初冬の大和葛城山へ奈良県側から登ってきたよー♪

ダイトレで大和葛城山まで日帰り縦走しました!

今回のコースと想定タイム!

ということで、今回は奈良県と大阪府の県境にある水越峠からのコースを歩きました。

登りは水越峠にある駐車場から天狗谷道で登り、下りは山頂からツツジ鑑賞路を通って、ダイヤモンドトレールで水越峠に下山します。

  • 天狗谷道 水越峠~休憩ベンチ~キャンプ場~山頂
  • ダイヤモンドトレール 山頂~ツツジ鑑賞路~水越峠出合~駐車場

想定タイムは、

  • 登り:天狗谷道  1時間30分~2時間
  • 降り:ダイヤモンドトレール  1時間~1時間30分

周回するのに3時間30分~4時間ほどのコースと想定して計画しました。

水越峠の駐車場・アクセス!

水越川公共駐車場が便利です!

駐車場は水越峠の水越川公共駐車場が便利です。20台ほど止めることができる駐車場で利用者はほとんど登山者です。

その他にも水越峠入り口付近にも駐車場があります。

こちらが水越川公共駐車場。この駐車場はダイヤモンドトレールと水越峠入り口のちょうど真ん中らへんにあるので、周回するルートで山登りするときに便利です。

水越峠へのアクセス!

水越峠にはマイカーで訪れるのが一般的です!

奈良県御所市と大阪府千早赤阪村を繋ぐ、国道309号線の水越トンネル西口すぐに、金剛山と大和葛城山への登山口が並ぶ旧道の入り口があります!

 

こちらが水越峠への入り口。ストリートビューにも山登りに来られた方々の車が路駐されてるのがバッチリ写っていました!笑

ここから旧道を登っていくと、水越川公共駐車場、水越峠があります!

それでは今回の大和葛城山への山旅の様子をご紹介していきます!

大和葛城山に登山!

水越峠から天狗谷道で山頂へ!

それではさっそく準備をして登山スタート!駐車場から水越峠入り口方面(大阪方面)へ歩いていきます。

水越峠は金剛山へのルートも豊富なので登山者の路上駐車の数がすごく多いです。

金剛山は毎日登山が有名な山でもあるので、以前登ったコースに同じ時間帯にあるいていると、同じ人にまた会えるという不思議な山です(笑)

今回は葛城山に登るので、ここを右に進みます。

右に進み、歩道橋を渡ります。

しばらく進むと浄水施設?があります。

ここから林道を進むと

大和葛城さんへの登山口への分岐が現れます。案内板に従ってここを左に進みます。

この坂が地味にきつい…。同じルートを進むご夫婦がおられました。

お向かいに見える金剛山。

青崩コースの入り口です。案内板が帽子かぶってるやんけー。

木漏れ日がいい感じや~。

2017年の台風が関西地方を直撃したので、谷沿いのルートである天狗谷道はかなりのダメージを受けました。

迂回路が赤テープでしっかりわかりやすくなっているので、安心しました。

追記:2018年の台風で天狗谷道はさらなる大荒れ!くわしくは↓から!

結構荒れてるなー。

谷沿いを進んでいきます。

谷沿いを上がっていくと、だんだん沢が狭くなっていきます。

このあたりは路面が湿っているうえに、崩落しているので通過するのに注意が必要です。

プチ鎖場!危険ではありませんが、雨の後など岩肌が濡れている時は滑りやすいので注意して進みましょう。

谷を登りきると、しばらくは急な階段の坂道です。けっこうしんどかった…。

登りきると休憩できるベンチがありました。ここまでだいたい40分ほど。荷物を降ろして水分補給しました。

活動再開。ここからはしばらく階段の登りをすすみます。

階段を上りきると、少し景色が開けてきました。いい天気ですねー♪

ベンチを過ぎたあたりから尾根道の歩きやすい登山道になってきました♪

植林の間を縫うように進みます。日が差し込んで気持ちいい。

なんかの花。名前はわかりません(笑)山の植物とか勉強したほうがこういう時に楽しめるのかな~。

しばらく植林の道を進むと

弘川寺方面のコースと合流します。ここまでくると山頂まであと少し!

金剛山、大和葛城山の説明が書かれている案内板

平坦な道を進むと

大和葛城山のキャンプ場に到着です。

キャンプ場の料金表。

キャンプ場を過ぎると、ダイヤモンドトレール、葛城山ロープウェイへの道と合流。

白樺食堂。裏のテラス席からの景色は抜群です!

山頂へは白樺食堂前の分岐から進みます。

そして山頂へ到着!!コースタイムは1時間30分ほどでした。距離があまり長くないコースなので思ったより時間はかかりませんでした。

山頂は開けていて、360度のパノラマです。金剛・葛城山系では一番景色がいいんじゃないかな。冬は山頂広場が真っ白に染まります。

大阪側の景色。この日は遠くまで見渡せました!

お隣の金剛山。

奈良盆地も一望できます。この季節にしてはけっこう遠くまで見渡せますね(*´ω`*)

葛城高原ロッジ。宿泊だけでなく日帰り入浴もできます。

ダイヤモンドトレールで水越峠に下山!

金剛山を見ながらツツジ鑑賞路で下ります。

5月の最盛期はこの山肌が真っ赤に染まります。だいたいゴールデンウィーク前後が見頃なので、その頃は、訪れる登山者、ロープウェイからの観光客でごった返します。

歩きやすい下り。

ダイヤモンドトレールに再度合流。

ここから帰路につきます。

葛城山山頂から金剛山山頂まではおよそ8km。

しかし水越峠までは2kmほどしかないので、下りではあまり時間はかかりません♪

ダイヤモンドトレールをしばらく進むと、パラグライダーの滑走所があります。ここから奈良盆地の景色がめちゃめちゃきれいなのでおすすめのスポットです!

ダイヤモンドトレールの大和葛城山から水越峠へはかなりの急坂です。

ひたすら急坂の階段を下っていきます。

ひたすら急坂…。足腰にかなり負担があるので、ゆっくり下りましょう。

足元が石畳になってくると、水越峠はもうすぐです。

すこし滑りやすい沢沿いを下っていくと、

水越峠に到着です。

水越峠の旧道は台風の影響で通行止めになっていました。

ダイヤモンドトレールの石碑。

金剛山へはこのゲートを通ります。今回は行かないので右の車道を進みます。

川沿いの遊歩道を歩いて駐車場に向かいます。

駐車場到着!

下りのコースタイムは1時間弱でした。全体では山頂での休憩30分込みで、3時間ほどで周回することができました。

まとめ!

この日は天気がよかったので山頂からの眺めがよくてラッキーでした。

天狗谷道は昨年の台風の影響で谷沿いを抜けるまでは荒れているので、若干注意が必要かなと感じました。

ですが、距離もそれほど長くなく、ベンチのある場所からは軽快な尾根歩きとなるので初心者でも安心して歩くことができると思います(゚∀゚)!

水越峠へのダイトレの降りはけっこう急な道が連続するので、膝に負担がかからないようにゆっくり下ると良いですね!

全体的には登りやすいルートなので水越峠から大和葛城山に登るなら、今回のコースは登り下りで変化が楽しめるおすすめのコースです!

次は5月のツツジの季節にでも登ろうかな~♪

大和葛城山の登山ルートまとめてみました

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