金剛山のオススメ登山ルートまとめ!登山口別に駐車場や見所も紹介!

山域まとめ

大阪府と奈良県の県境にそびえる金剛山。金剛山地の主峰で大阪府の最高峰の山です!

『毎日登山(回数登山)』の山としても有名で、季節を問わず一年中たくさんの登山者で賑わい、200名山の一つに数えられる関西を代表する登山の人気スポットです!

金剛山の登山ルートは山頂を中心に無数に枝分かれしていて非常に豊富!毎回ルートを変えながら登ることができるので、何回訪れてもトレッキングを楽しめる山ですね♪

ですが、初めて訪れる方には”金剛山に登ってみよう!”と思い立っても、ルートがたくさんありすぎて”どのルートを登ればいいの?”と悩んでしまうかもしれません!

ということで今回は「千早赤阪村」「水越峠」「奈良県側」の3つ登山口に分けて、金剛山のオススメルートを紹介していきます!

オススメルートの基準として、危険箇所が無い点、道が明瞭な点を重視して、初心者の方から安心して登れるルートをまとめました!

『金剛山』の基本データ!
  • 標高:1125m(大阪府の最高峰!)
  • 山域:金剛山地 大阪・奈良の境
  • 2万5000分の1図:御所・五條
  • その他:日本二百名山関西百名山

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  1. 登山口:『千早赤阪村』
    1. 『千早赤阪村』からのオススメルート5選!
      1. 『千早本道』
      2. 『文珠尾根ルート』
      3. 『黒栂谷道』
      4. 『細尾谷ルート』
      5. 『念仏坂』
    2. オススメプラン!
      1. 『千早本道→黒栂谷道』
      2. 『文珠尾根→千早峠』:ダイトレプチ縦走プラン
      3. 『細尾谷ルート→念仏坂』
    3. 『千早赤阪村』の登山口周辺駐車場!
      1. 『まつまさ金剛山麓駐車場』
      2. 『百ヶ辻周辺・大阪府金剛登山道駐車場』
  2. 登山口:『水越峠』
    1. 『水越峠』からのオススメ登山ルート4選!
      1. ダイヤモンドトレール『水越峠~一ノ鳥居』
      2. 『青崩道』
      3. 『太尾尾根ルート(東尾根、西尾根)』
      4. 『ガンドガコバルート』
    2. オススメプラン!
      1. 『青崩道→ダイヤモンドトレール』
      2. 『太尾尾根→ガンドガコバルート』
      3. 番外:『大和葛城山への縦走』もオススメ!
    3. 『水越峠』の駐車場!「水越川公共駐車場」
  3. 登山口:『御所市、五條市(奈良県側ルート)』
    1. 『奈良県側』からのオススメルート4選!
      1. 『天ヶ滝新道』
      2. 『石寺跡道(小和道)』
      3. 郵便道←通行止め!迂回路「不動道(マツバカケ尾根)」
      4. 『伏見道』
    2. オススメプラン!
      1. 『天ヶ滝新道→石寺跡道』
      2. 『不動道(マツバカケ尾根)→伏見道』
    3. 『奈良県側』の登山口周辺駐車場!
      1. 『天ヶ滝新道登山口駐車場』
      2. 『高天彦神社』の駐車場
  4. 登山地図
    1. 昭文社:山と高原地図50「金剛・葛城 紀泉高原」
    2. GPSアプリが便利!オススメは「YAMAP(ヤマップ)」
  5. まとめ

登山口:『千早赤阪村』

『千早赤阪村』からのオススメルート5選!

「千早赤阪村」は大阪府の唯一の”村”。金剛山の西側の麓で、大阪側のメイン登山口です!

千早赤阪村からの登山ルートの特徴は、他の登山口からのルートに比べて、整備がよく行き届き、距離も短めで比較的短時間で登れるルートが多い印象です!

千早赤阪村からはロープウェイ※も運行され、公営、民営の有料駐車場も豊富。

登山口までは河内長野駅・富田林駅からバスも運行されているので公共交通機関でのアクセスがしやすく、金剛山の登山口の中では最も利用者の多い登山口になります!

ここでは千早赤阪村を起点とした5つのルートをご紹介!

追記:金剛山ロープウェイは、耐震性の問題により一時運転を休止されています!徒歩での登山は可能。2019年10月現在

詳しくは千早赤阪村のHPを御覧ください↓

千早赤阪村HPhttps://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/index.html

追記(2020年2月):「細尾谷ルート」と「念仏坂」を追加しました。

『千早本道』

千早本道は数多くある金剛山登山ルートの中で、最も多くの登山者が行き交う、金剛登山のメインルートです!

登山道は登り始めから山頂までしっかり整備が行き届いているルートなので、初めて金剛山へ登るならこのルートが一番オススメです!初めての登山にもオススメ♪

ルートは千早城跡を経由するルートと、まつまさ近くの登山口から直接尾根に合流するルートがあります!

危険箇所はありませんが、山頂まではずっと階段が続くので少し体力的には辛いルートです。

個人的には千早城跡経由のルートがオススメ!直接尾根に登るルートに比べて、少しだけコースタイムは多くかかりますが、鎌倉時代末期から南北朝時代に楠木正成が築城した城跡を探索しながら山頂を目指す事ができて魅力なルートです。

千早本道をピストンする場合は登り下りのどちらかに立ち寄ると良いですね♪

〈コースタイム〉

  • 千早城跡を経由:登り 100分/下り 60分
  • 千早城跡を経由しない:登り 80分/下り 50分

『文珠尾根ルート』

文珠尾根ルートは植林の樹林帯が多い金剛山の登山ルートの中では比較的自然林の多いルートになります!

千早本道との組み合わせで、下山ルートにもオススメ!

また文珠尾根にはメインの”中尾根”と、ハードコースと呼ばれる”東尾根”があります!

金剛山に登山!文珠東尾根→中尾根で初詣してきた!
2021年1月初旬、金剛山へ登ってきました!新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくおねが...

見どころは山頂に近づくに連れて増える自然林と”岩屋文珠”。

岩屋文珠は智将であった千早城の主「楠木正成」が信仰していたとされ、現在は学業成就の神様として有名です!受験生にもオススメ♪御利益あるかも!

百ヶ辻から沢沿いに入り、尾根に出るまでは急坂ですが、それ以降は次第に自然林が増えていく尾根道。

ルート入り口の百ヶ辻周辺は駐車場が非常に豊富です!

〈コースタイム〉

  • 登り 100分/下り 70分

『黒栂谷道』

黒栂谷道(くろとがだに)は比較的傾斜も急で、植林の樹林帯の中を歩くルートです!

ですが山道の急な区間は短く、ルートの約半分が舗装された林道を進むルートなので難易度は低めです。

谷から急斜面を登り、”セト”で尾根に出てからは山頂まで自然林も多くなって、傾斜も緩やかになります!

セトでは水越峠からの登山道「青崩道」と合流します。

ルートは半分ぐらいが舗装された林道なので、登りでは少しキツめ。

スタート地点が千早本道と同じく”まつまさ”の駐車場なので、周回ルートで計画する場合は下山ルートにオススメです!

〈コースタイム〉

  • 登り 120分/下り 80分

『細尾谷ルート』

細尾谷ルートは静かな谷沿いをゆったり登るコースです。台風の影響を受けやすい金剛山の谷ルートですが、細尾谷はもともと水量が多くない穏やかな谷で非常に登りやすいルートになります!

傾斜も緩やかな登りがほとんどで、体力的にもそれほど辛いくないことから、別名”シルバーコース”とも呼ばれています。

百ヶ辻から林道を進み、途中にある滝を目印に谷を登ります。

コースタイムも比較的短く、また百ヶ辻からは登山ルートが豊富なので、別ルートとの組み合わせを計画しやすいルートだと思います。

このコースの魅力はなんと言っても、谷の静けさを感じられる点!

コース内に何箇所か水場もあり、静かに流れる沢の音を聞いて癒やされながら、のんびり登ることができます♪

谷コースなので多少ゴツゴツした足元ですが、危険箇所はなく、谷を真っ直ぐ登るだけなので道迷いの心配もありません!

〈コースタイム〉

  • 登り 80分/下り 60分

『念仏坂』

念仏坂”百ヶ辻”からダイトレの”伏見峠”を繋ぐ林道を登るコースです!

登山道は伏見峠まで舗装された林道となるので、山登り感はあまりありませんが、大阪側のルートの中では最も難易度の低いコースだと思います。

百ヶ辻から他のルートの登山口を見送りながら伏見峠までまっすぐ林道を登ります。

伏見峠ではダイトレに合流し、キャンプ場やちはや園地を通り過ぎて一ノ鳥居まで進みます。そこから参道を辿り山頂を目指すルートです!

こちらがダイトレの合流地点”伏見峠”。

まっすぐ山頂を目指す距離の短いルートが多い千早赤阪村からのコースの中では、ダイトレを経由する分、少し遠回りになります。ですが、広々としたダイトレの縦走路は非常に歩きやすく、ちはや園地などの寄り道スポットがあるので、金剛山内を散策するにはもってこいのルートだと思います。

特に百ヶ辻を起点とした別のルートとの組み合わせで下山ルートにオススメです!

〈コースタイム〉

  • 登り 120分/下り 100分

オススメプラン!

『千早本道→黒栂谷道』

登りは金剛登山の代表ルート”千早本道”で山頂を目指し、林道が多い”黒栂谷道”で楽々下山する周回ルートです!

”まつまさ”の駐車場を起点にすると、ちょうど一周することができるプランです♪

まつまさP→『千早本道』→金剛山→『黒栂谷道』→まつまさP

『文珠尾根→千早峠』:ダイトレプチ縦走プラン

このルートは文珠尾根ルートで金剛山に登り、その後ダイヤモンドトレールを進み、中葛城山、高谷山と縦走し、千早峠から千早赤阪村へ下山するプチ縦走プランです!

百ヶ辻→『文珠尾根』→金剛山→『ダイトレ 中葛城山→高谷山→千早峠』→百ヶ辻

登山口と下山口が同じなので、初めての縦走にもオススメのプランです!

『細尾谷ルート→念仏坂』

このプランは同じ登山口の”百ヶ辻”を起点に周回するプランです!

百ヶ辻からスタートして林道を進み、滝を目印に”細尾谷ルート”で山頂を目指します。下りは一ノ鳥居から伏見峠までダイトレをのんびり歩き、林道の”念仏坂”で百ヶ辻へ下山します。

百ヶ辻→『細尾谷』→山頂→伏見峠→『念仏坂』→百ヶ辻

『千早赤阪村』の登山口周辺駐車場!

『まつまさ金剛山麓駐車場』

お食事処「金剛山麓まつまさ」「山の豆腐」の駐車場。

千早本道(千早城跡経由なし)の登山口すぐ目の前にある、駐車場なのでたくさんの方が利用される駐車場です!

千早本道黒栂谷道などで計画する場合はこちらの駐車場が便利です!

今回は紹介していませんが、人気のカトラ谷ルートやタカハタ道などの他の登山口へも近く、様々なルートの登山口へアクセスしやすい駐車場で

入口に『モンベルルーム』もオープンしましたよー!

『まつまさ金剛山麓駐車場』
  • 場所:大阪府南河内郡千早赤阪村千早950
  • Google Mapへ!
  • 駐車料金:600円/1日

『百ヶ辻周辺・大阪府金剛登山道駐車場』

 

大阪府 立金剛登山道駐車場』はロープウェイ乗り場に一番近い駐車場

登山だけでなく、ロープウェイに乗って観光される方にもオススメの駐車場です!

府営の駐車場なので、千早赤阪村周辺の駐車場では一番広く、利用しやすい駐車場だと思います!

『大阪府立 金剛登山道駐車場』

また『百ヶ辻』の周辺(金剛登山口バス停~ロープウェイまでの間の道路脇)にはたくさんの村営、民営の駐車場があるので、その日の山行プランに合わせて駐車場を選ぶと良いと思います!

どの駐車場でも駐車料金は普通車で1日600円でおそらく統一されているのだと思います!

毎日登山で登られている方々は麓の駐車場と半年~1年単位で契約して借りているそうです!毎日登山に挑戦される方は各駐車場に問い合わせてみましょう!

登山口:『水越峠』

『水越峠』からのオススメ登山ルート4選!

水越峠は大阪府と奈良県の県境にある峠。金剛山と大和葛城山、人気の2山の中間地点にある登山口で、一年を通して登山者で賑わいます。

千早赤阪村からのルートに比べると少し距離は長めですが、ルートのバリエーションは豊富。大和葛城山との組み合わせもオススメです!

ここでは水越峠を起点とした4つのルートを紹介

ダイヤモンドトレール『水越峠~一ノ鳥居』

屯鶴峰から槇尾山までを繋ぐ縦走路「ダイヤモンドトレール」。

このルートはダイヤモンドトレールの水越峠~一ノ鳥居までの区間を歩き金剛山を目指すルートです!

ダイヤモンドトレールのまとめはこちら↓

樹林帯が多く展望ポイントの少ない金剛山の登山ルートですが、このルートはカヤンボから尾根まで登ると、奈良盆地が一望できるポイントがあります!

水越峠~カヤンボまでは舗装された林道を進みます。そこから山道に入り尾根まで登ると奈良盆地の展望ポイント。尾根道を進み、一ノ鳥居をくぐって表参道で山頂へ登るルートです!

〈コースタイム〉

  • 登り 150分/下り 110分

『青崩道』

青崩道』は水越峠からのルートの中で最も西側のルートです。

このルートは距離は少し長めですが、比較的自然林が多く道もなだらか。道も明瞭な尾根道なので個人的には水越峠からのルートの中で一番オススメのルートです!

特に春の新緑と冬の樹氷の時期は自然林が美しく、登るのが楽しいルートです♪

登山口は水越トンネル西口から旧国道309号線に入ってすぐにあるトイレの脇の林道から。

青崩道は金剛山の山頂広場(国見城址)へそのまま尾根が繋がっています。

現在は山頂手前で崩落があり、迂回路が整備されています!

〈コースタイム〉

  • 登り 150分/下り 100分

『太尾尾根ルート(東尾根、西尾根)』

太尾尾根ルート』は、尾根に登り切るまで急登と平坦な道が交互にあるルート!

風景も自然林と植林が入り交じるルートです!多少、急勾配の坂があるものの、ルートは踏み跡がしっかりあるので道迷いの心配はありません。

太尾塞跡を過ぎると、道も穏やかになり、途中「大日岳」を経由して山頂を目指します

登山口は尾根の東側と西側の2箇所の登山口がありますどちらかといえば、東側の入り口の方が利用者が多いようです。

〈コースタイム〉東・西尾根共通

  • 登り 140分/下り 100分

『ガンドガコバルート』

ガンドガコバルート』は太尾尾根ルートと同じく、大日岳経由で山頂へ至るルートです!

林道のように広い登山道を進むルートで、水越峠からのルートの中では最も歩きやすいルートになります。

歩きやすさの反面、見どころはあまりなく、少し単調。個人的には下山ルートとしてオススメです!

登山口の水越峠から舗装された林道を進み、カヤンボでダイトレの登山口をそのまま見送り進みます。

太尾塞跡まで太尾尾根ルートと合流するまでは林道のような広い登山道を登り、そこから六道の辻、大日岳を経て山頂に登ります!

〈コースタイム〉

  • 登り 140分/下り 90分

オススメプラン!

『青崩道→ダイヤモンドトレール』

水越峠を起点に周回するルートです!

登りは”青崩道”で金剛山の山頂へ登り、山頂広場から転法輪寺、葛木神社へお参り、一ノ鳥居から水越峠まで”ダイヤモンドトレール”を下山します!

水越峠→『青崩道』→金剛山→一ノ鳥居→『ダイトレ』→水越峠

『太尾尾根→ガンドガコバルート』

このプランは大日岳を経由する”太尾尾根ルート”と”ガンドガコバルート”を組み合わせたプランになります!

東尾根登山口から太尾尾根で西尾根と合流し太尾塞跡へ登ります。

太尾塞跡から大日岳へ登り金剛山の山頂へ!山頂から同じコースを太尾塞跡まで戻り、ガンドガコバルートを下山します!

  • 東尾根登山口→『太尾尾根』→太尾塞跡・大日岳→金剛山
  • →太尾塞跡→『ガンドガコバルート』→水越峠

番外:『大和葛城山への縦走』もオススメ!

水越峠は金剛山と大和葛城山の間にある峠です。

少し体力は必要ですが、水越峠を起点に人気の2山を縦走するプランがオススメ

青崩道』→金剛山→『ダイトレ 一ノ鳥居→水越峠』→大和葛城山→天狗谷道

のプランなら水越峠を起点にぐるっと一周することができます!

大和葛城山の登山ルートはこちらから↓

『水越峠』の駐車場!「水越川公共駐車場」

水越峠周辺で一番大きな駐車場は「水越川公共駐車場です!

この駐車場は旧309号線沿い、トンネル西口と水越峠のちょうど中間あたりにある駐車場です。どの登山ルートを歩くにも便利。特に周回ルートの場合は利用しやすいと思います!

『水越峠 公共駐車場』
  • 場所:大阪府南河内郡千早赤阪村水分
  • Google Mapへ!
  • 約20台(無料)

トンネル西口から旧国道309号線に入ってみるとすぐにわかりますが、道脇のスペースも含めて、水越峠周辺にはたくさんの駐車スペースがあります!

画像の駐車スペースはその一例で、バス停近くの駐車場。太尾東尾根ルートの登山口すぐにある駐車場です。

その日の山行プランに併せて、駐車する場所を選ぶといいですね♪

登山口:『御所市、五條市(奈良県側ルート)』

『奈良県側』からのオススメルート4選!

奈良県側の登山口は金剛山の山麓の御所市、五條市からのルートになります。

奈良県側からの登山ルートの特徴は、他の登山口に比べて距離が長いルートが多く、やや健脚向きで体力が必要です。

ですが、滝のあるルートや史跡のあるルートなど見どころも多く、金剛山も魅力を存分に味わうことができるので個人的にはお気に入りのルートが多いです♪

ここでは奈良県側の登山口を起点とした4つのルートをご紹介!

『天ヶ滝新道』

天ヶ滝新道は林道を利用した比較的新しい登山道です!

奈良県側のメインルートになります!やや距離は長く、登り始めは急ですが、全体的には金剛山を目指してながらかに進むルートです。

こちらがルートの名前になっている”天ヶ滝”。あまり大きな滝ではありませんが、2段になったきれいな滝です♪

このルートは地元にある学校の冬山登山の行事でも利用されているルートなので、道標がしっかりありよく整備されている印象です!

登山口にある駐車場から登山をスタートします!途中、天ヶ滝に立ち寄り、ダイトレに合流するまでは尾根道を登っていきます!

ダイトレ合流後は伏見峠、ちはや園地を見送り、一ノ鳥居から金剛山の山頂へ至るルートです!

〈コースタイム〉

  • 登り 170分/下り 130分

『石寺跡道(小和道)』

石寺跡道(小和道)は古道のような雰囲気の残るルートです!葛城二十八宿経塚の石寺跡や、高宮廃寺跡などの史跡が見所!

写真の大きな岩はルート内にある「第20番経塚 石寺跡 妙経 常不軽菩薩品」

石寺跡道は天ヶ滝新道のすぐ北側にある谷筋を進むルート。天ヶ滝新道との組み合わせで、下山ルートにオススメです!天ヶ滝新道登山口までの抜け道もあります。

歩く人が少なく登山道は少し荒れ気味ですが、踏み跡はわかりやすいです!

伏見峠の手前にある分岐。左が伏見道、右が石寺跡道です!

〈コースタイム〉

  • 登り 180分/下り 140分

郵便道←通行止め!迂回路「不動道(マツバカケ尾根)」

奈良県側で人気があった”郵便道”ですが、数年前の台風の影響で現在は通行止めになっています!※2019年6月現在

ですが、同じ高天彦神社を起点とした不動道(マツバカケ尾根)がすぐ隣にあります!

不動道の名前の由来になっていると思われる不動地蔵。

郵便道とマツバカケ尾根はスタート地点とダイトレ合流地点が同じで、一ノ鳥居のすぐ近くに抜けることができるルートです!

このルートは奈良県側のルートの中では距離は短め。

奈良県側のルートとしては利用者も多く、踏み跡もわかりやすいです!

〈コースタイム〉

  • 登り 140分/下り 100分

『伏見道』

伏見道は菩提寺から伏見峠までを繋ぐルートです!

登山道は少し荒れ気味ですが、道は明瞭で、道標やベンチなどもあり、よく踏まれている印象です!

こちらが伏見道の登山口です!登山口すぐの菩提寺から伏見峠までは一定の傾斜が続きます!悪く言うと少し単調なルートかもです。

菩提寺から高天彦神社まで遊歩道が整備されているので、郵便道やマツバカケ尾根ルートとの組み合わせで下山ルートにオススメです

登山口(菩提寺)から伏見峠まで登ると、山頂まで道はなだらか。ダイヤモンドトレールで山頂を目指します。

〈コースタイム〉

  • 登り 180分/下り 140分

オススメプラン!

『天ヶ滝新道→石寺跡道』

天ヶ滝新道の登山口を起点に周回するプランです!

登りは奈良県側のメインルート”天ヶ滝新道”で金剛山へ登り、下山は伏見峠から伏見道に入り、すぐの分岐から天ヶ滝新道の隣の”石寺跡道”を下山するコースです!

滝あり、史跡ありの見どころの多い山旅です♪

天ヶ滝新道登山口→『天ヶ滝』→伏見峠→金剛山→伏見峠→『石寺跡道』→登山口

『不動道(マツバカケ尾根)→伏見道』

次は高天彦神社を起点に周回するプランです!

高天彦神社から不動道(マツバカケ尾根)を登ってダイトレに合流し一ノ鳥居へ、山頂へ登った後はダイトレで伏見峠まで進み、伏見道で菩提寺まで下山します!

高天彦神社→『不動道』→一ノ鳥居→金剛山→伏見峠→『伏見道』→登山口(菩提寺)

郵便道が復旧すれば、不動道、伏見道と組み合わせを変えつつ歩くこともでき、バリエーションが増やせそうですね♪復旧してほしいな~。

『奈良県側』の登山口周辺駐車場!

『天ヶ滝新道登山口駐車場』

 

天ヶ滝新道の登山口には駐車場があります!

Google Map上では『金剛登山口 イテグチ駐車場』と表記されています!

天ヶ滝新道や石寺跡道(小和道)を利用される場合はこちらの駐車場が便利です!

『金剛登山口 イテグチ駐車場』
  • 場所:奈良県五條市小和町
  • Google Mapへ!
  • 台数:約15台(無料)

『高天彦神社』の駐車場

郵便道、マツバカケ尾根(不動道)、伏見道の起点となる高天彦神社

高天彦神社境内外には駐車場があり、登山者に開放されています

『高天彦神社』
  • 場所:奈良県御所市北窪158
  • Google Mapへ!
  • 台数:約20台(無料)

登山地図

昭文社:山と高原地図50「金剛・葛城 紀泉高原」

昭文社「山と高原地図」は、コースタイムや水場、見所などが詳細に記された定番の登山地図です!

金剛山の該当マップは50「金剛・葛城 紀泉高原」

GPSアプリが便利!オススメは「YAMAP(ヤマップ)」

金剛山はルートが非常に多く、山頂を中心に無数に枝分かれしています。

歩いていると、他のルートとの分岐があったり、地図に載っていないような作業林道や荒廃した旧道などもあるので、道迷いの危険があります!

現在地がすぐに確認できる登山用の「GPSアプリ」があると便利です!

ブログ主がよく利用しているのは「YAMAP(ヤマップ)」というアプリ!

デザインがシンプルで使い勝手がよく、色付きの詳細な地図などの有料機能以外は、基本無料で利用できます!

スマホに入れておくと安心です♪

まとめ

今回は「金剛山のオススメ登山ルートのまとめ」でした!

さまざまなコースがあり関西を代表する登山スポット金剛山。初心者から経験者まで一年中何度登っても楽しめる山です!

ロープウェイで山頂に登れたりと楽しみ方は人それぞれ。体力に自信がない方でも、お子様連れからお年寄りまで誰でも自然を満喫できます♪

金剛山には今回紹介したルート以外にも、まだまだたくさんのルートがあるので、これからも毎回ルートを変えながら登ろうと思います!

その都度、オススメルートの更新などもしながらご紹介できればと思います!

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