今回は、天下分け目の決戦の舞台「関ヶ原古戦場」を散策してきました!
1600年に起こった日本史上最大の戦い「関ヶ原の戦い」!
太閤・豊臣秀吉亡き後、家臣の激しい対立で起こった東軍「徳川家康」と西軍「石田三成」をそれぞれ総大将とした、天下分け目の戦いです!
この戦いで勝利した家康は、天下統一を果たし、戦国時代が終焉→江戸時代へと時代が大きく動きました!
今回はそんな大戦の舞台「関ヶ原古戦場」をじっくり散策してきましたー!!
岐阜県『関ヶ原古戦場』

「関ヶ原の戦い」の舞台となったのは、現在の岐阜県不破郡関ヶ原町!
慶長5年(1600年)9月15日、秀吉亡き後の天下を狙う徳川家康率いる東軍と、阻止するために挙兵した石田三成率いる西軍が、この地を舞台に、天下分け目の決戦を繰り広げました!
霧が立ち込める中、午前8時頃に戦いの火蓋が切られ、総勢8万4千の西軍が必勝の「鶴翼の陣」にて東軍7万4千の軍勢を迎え撃ちます。
はじめ戦況は西軍に傾きましたが、不利とみるや家康は本隊を前進させます。
正午ごろ、事前に謀反を確約させていた小早川隊が両軍が疲弊し始めたタイミングで反旗を翻し、同調した他軍とともに西軍に急襲!
これにより一気に戦況が東軍へと傾き、石田三成率いる石田軍も勇猛果敢に応戦しますが挽回の余地なく敗走。
日本最大の大戦は、開戦からわずか6時間でその勝敗が決しました!
これにより秀吉亡き後の天下を徳川家康が統一!江戸幕府誕生へと繋がりました!!
散策マップ・ウォーキングコース

そんな大戦の舞台である「関ヶ原古戦場」!!
現在は「関ヶ原の戦い」の陣跡や史跡を巡る、散策コースやウォーキング・サイクリングコースが多数整備されており、戦国時代の観光名所として大人気です!!

散策コース(ウォーキングコース)は、
【モデルコース】
- 「決戦コース」:3km/1時間
- 「行軍コース」:17km/5時間
【七武将物語コース】
- 「徳川家康コース」:8km/2時間
- 「石田三成コース」:10km/2時間20分
- 「大谷吉継コース」:9km/2時間20分
- 「黒田長政コース」:6km/1時間30分
- 「福島正則コース」:7km/1時間45分
- 「小早川秀秋コース」:10km/3時間
- 「島津義弘コース」:8km/2時間
などがあります!
メインの名所を巡るモデルコースの他、東軍・西軍それぞれの武将たちの足跡を辿る「七武将物語コース」もあり、非常に魅力的な散策コースです♪
推しの武将のコースを選び、関ヶ原の戦いの地を巡るのがオススメ!!
各コースのマップや散策順路は、「岐阜関ヶ原古戦場記念館」「関ヶ原観光ガイド」などの公式サイトからダウンロードできます!
「岐阜関ヶ原古戦場記念館」公式サイト↓

関ヶ原の文化遺産・観光・旅行情報サイト「関ヶ原観光ガイド」↓

レンタサイクルもできる!


「関ヶ原古戦場」は、史跡や陣跡が町内の全域に点在しているため非常に広大です!
観光拠点となる「岐阜関ヶ原古戦場記念館」や、JR関ヶ原駅の前にある「関ヶ原駅前観光交流館」では、レンタルサイクルを利用することもできます!!
自転車なら、各コースを組み合わせてたくさんのスポットを巡ることができます!
またウォーキングコースだけでなく、サイクリングコースも多数整備されています!
レンタルサイクルで短時間で散策できるコースの他、ロードバイクで巡る100kmもある上級者コースまであるので、何度訪れても楽しめるスポットですね♪
| 普通自転車 | 半日(4時間以内)/660円 1日/1210円 |
| 電動アシスト自転車 | 半日/1210円 1日/2310円 |
マイカーの場合は「岐阜関ヶ原古戦場記念館」へ

マイカーの場合は「岐阜関ヶ原古戦場記念館」の駐車場が利用できます!
関ヶ原の観光拠点!町役場や歴史民俗学習館なども並ぶ、関ヶ原町の中心地!


駐車場は、古戦場記念館の北側(30台)と南側(70台)!
GWやお盆休みなどの連休で混雑する場合は、その向かい側に臨時駐車場も開放されます!
その他、陣跡などの各スポットにも、個別に駐車場があります。散策プランに応じて駐車場を選択しましょう!
- 場所:岐阜県不破郡関ケ原町関ヶ原894-55
- TEL:0584-47-6070
- 開館時間:9:30-17:00
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)・12/29-1/3
- 駐車場:北30台/南70台/無料
アクセス
〈マイカーの場合〉
- 名神高速道路「関ヶ原IC」から約5分
〈公共交通機関の場合〉:JR東海道本線
- 名古屋駅→関ヶ原駅
- 米原駅→関ヶ原駅
- JR関ヶ原から徒歩10分で古戦場記念館
関ヶ原古戦場を巡る!「徳川家康コース」

それでは「関ヶ原古戦場」を散策しましょう!
こちらは今回ブログ主が、実際に歩いたコースのGPSログです!
メインとしては東軍総大将「徳川家康コース」をウォーキングしました!後半に、少しだけ「島津義弘コース」を組み合わせて開戦地や島津義弘陣跡へと寄り道しました!

総距離で約9.0km!
各スポットでの散策時間を合わせて、約2時間20分の歩行タイムでした!
記念館→本多忠勝陣跡→徳川家康最初陣跡

それでは関ヶ原古戦場の散策スタート!

まずは古戦場記念館にお立ち寄り♪

といっても今回はエントランスホールに立ち寄っただけです!

古戦場記念館は、関ヶ原の戦いについての学習・体験ができる総合施設です!
1Fにはグラウンドビジョンやシアターがあり、2Fには戦国体験コーナー、5Fには360度のパノラマが広がる全面ガラス張りの展望室があります!
施設は有料となっているので、詳しくは「岐阜県関ヶ原古戦場記念館」の公式サイトをチェックしてみてください!
ブログ主も入ろうと思っていたけれど、訪れた日が連休中で、めちゃめちゃ混雑していたので今回は辞めときました。
今回だけでなく、また何度も訪れたいので次回は見学しようと思います!

エントランスホールで配布されていた散策マップをゲット♪

また古戦場記念館には、お土産が並ぶショップも併設しています!
さらに「伊吹庵」というレストラン&カフェもあるよ!!
「関ヶ原合戦弁当」や「戦略武将カレー」、甲冑の兜を模した「家康&三成パフェ」などが人気!!
「小早川の寝返り 裏切りカルボナーラ」っていう、破壊力抜群のメニューもありました!!笑

ではでは散策していきましょう!まずは遠く離れた「桃配山・徳川家康最初陣跡」を目指して、駅の南側へ進んでいきます!

古戦場記念館を出てすぐに「東首塚」があるので立ち寄ります。

名前の通り、関ヶ原の戦いにより戦死した兵を供養する首塚です。

東首塚には「松平忠吉・井伊直正陣跡」があります。
家康の四男である忠吉と、徳川四天王の1人・井伊直正の陣跡ですね!

東首塚から道なりに下っていくと、JR関ヶ原駅があります。

駅前には「関ヶ原駅前観光交流館」があります!「いざ!関ヶ原」
関ヶ原の玄関口にあるお土産ショップ!戦国グッズがたくさん並んでいました!
こちらではレンタルサイクルも利用でき、また散策の際に荷物を預けれられるコインロッカーもあります!

JR関ヶ原駅から正面の道へ進むと、

国道21号に出合います。この交差点をそのまま左へ進めば、徳川家康最初陣跡まで1本道ですが、

「徳川家康コース」はそのまま正面の小道へ進み、「本多忠勝陣跡」を経由します。

本多忠勝陣跡は民家の路地を抜けて進みます。住民の方々の迷惑にならないようお静かに!

各スポットへはしっかり道標が設置されているので道迷いも心配ないと思います♪

そのまま真っ直ぐ進んでいくと、ドラッグストアがあるところで県道56号に出合います。
ちなみに「島津義弘コース」ではこの交差点を正面へずっと進んでいく、いわゆる「敵中突破(島津の退き口)」の道筋を辿ります!!
たしか島津義弘の薩摩軍は、もともと東軍・家康に加勢するために遠路はるばるやってきたのに、家康に「そんな応援要請はしらない。怪しいし、なんか怖いから入城させるな」って言われて門前払いされたんじゃなかったかな?
これにブチギレてた所に、三成にスカウトされて、なし崩し的に西軍に加わったとかそんな流れだったと思う。
ただ元から三成のことを嫌ってたから、戦場ではボイコットしてて、小早川の裏切りで西軍がボロボロになったから、バーサーカーモードになって戦場のド真ん中をダッシュで切り抜けたとか!
そら、血走った目のチェスト野郎軍団が、いきなり戦場のド真ん中を、キェェェェェエ!とか叫びながら走ってきたら、東軍は心底怖かっただろうなー!笑
この死を恐れぬ軍団、少しずつ味方を囮にしながら(捨て奸)も切り抜けて、1000人→60人ぐらいまで数を減らしながらも、大将の島津義弘を生きて薩摩まで帰還させるというウルトラC達成してるのが、狂気じみてる。
しかも、本多忠勝の馬を撃って落馬させ、松平忠吉に重症を負わせ、四天王・井伊直政を銃撃して後にその怪我が原因で亡くならせる、っていう東軍の主要メンバーにしっかりダメージを負わせてるのがヤバい!!
日本史の中の薩摩はいつもヤバい!!

交差点の手前で左手を見ると本多忠勝陣跡の案内があります。民家の隙間にあるよ!

その民家の狭い道の奥に本多忠勝陣跡があります!
死してなお、徳川家康に忠誠を示し続けた名武将!家康、信長、秀吉の戦国三傑が大絶賛したチート級の名将です!

ドラッグストアの交差点で左折して県道56号を進む。この道路はそのまま国道21号に合流するので、道なりに進んでいきましょう!
その途中、歩道橋を潜ったところで右手を見ると、

東海道新幹線の高架下に、十九女池(つづらいけ)があります!
この池には、絶滅危惧種の「ヒメコウホネ」というスイレンが自生しています。

ただこちらのヒメコウホネは、毎年6月中旬から7月中旬が見頃の時期となります。ちっちゃくて黄色い花がヒメコウホネ。
今回散策した夏は、通常のスイレンの花が咲いていました!


スイレンはスイレンで、すっごく綺麗(*^^*)
十九女池は、ぐるっと1周できる散策路も整備されているので、ヒメコウホネの時期はお立ち寄りがオススメです!

県道を道なりに進むと、国道に合流!ここを右折すれば、

ガソリンスタンドの先、徳川家康最初陣跡がある桃配山に到着です!

徳川家康最初陣跡の石碑!

開戦時はこちらに陣を張り、西軍が優勢になると進軍して激戦区へと進んでいきました!

その進軍した道が、旧中山道で、現在の国道21号となります!
ということで進軍した道をそのまま辿って、関ヶ原駅へ戻りましょう!
といっても、この道路沿いには見どころはないので、

カットして、関ヶ原駅に戻ってきました!

関ヶ原駅から古戦場記念館までの歩道沿いには、各武将の紹介や、戦いの進行の解説がされています!

このような陣形の解説もあるので、読みながら戻りましょう♪

ということで駅の南側の散策は終了!古戦場記念館に戻ってきました!
決戦地→笹尾山・石田三成陣跡

ではここからは北側を散策していきましょう!北側はまさに激戦区!
モデルコースの「決戦コース」と「徳川家康コース」は、ここからほぼ同じ順路を進みます!

石田三成陣跡までは約1km!

古戦場記念館から北へ進み、関ヶ原バイパスが見えてきたら、その手前で左へ曲がります。
交差点に交番がある。

道沿いの電柱には、関ヶ原の豆知識もご紹介されています♪

長閑な山の麓に幟が見えてくる!

その幟に向かって進んでいくと、

そこには関ヶ原の戦いの「決戦地」があります!
小早川は戦いの前から、徳川家康と内通していました。ですが戦いの序盤で西軍が優位に立っていたこともあり、小早川はなかなか寝返りを決意できずにいました。
これに苛立った家康は、小早川秀秋に向けて鉄砲を撃ち圧力をかけます。これで裏切りを決意!
この裏切りにより主力の大谷吉継軍が壊滅して、西軍は総崩れとなります。
その決戦の地がここ!!
そして決戦地の奥に見える高台が総大将の石田三成陣跡です!
そこへ向かって、一気に東軍が押し寄せ雌雄は決しました。

決戦地周辺はひまわり畑となっていました!めっちゃきれい!でもみんな向こう向いてる。

ということで石田三成陣跡に到着!

石田三成陣跡の前には「関ヶ原笹尾山交流館」があります!
こちらでは戦国武将になりきれる甲冑体験で人気の施設!プレミアムな有名武将の甲冑から、足軽甲冑まで様々な種類があります♪
とくに子供連れのファミリーに人気のスポットですね!!

では石田三成陣跡へ登っていきましょう!

笹尾山にある陣跡までは、少しの間、急な階段の山道を登っていきます!

頑張って登っていけば、石田三成陣跡の展望台!!

陣跡に到着!

展望台からは関ヶ原古戦場を一望できます!!

石田三成陣跡の石碑!

景色を眺めながら少し休憩!
「島津義弘コース」に寄り道|開戦地・島津義弘陣跡→徳川家康最後陣跡

それではゴールの古戦場記念館へ戻りましょう!
石田三成陣跡から道なりに下ると、国道365号に出合います。このままここを左へ曲がり、途中の歩道橋があるところで旧道へ入れば、徳川家康最後陣跡&古戦場記念館に戻れます。

ですが、今回はこのまま戻らずに少し寄り道!
「島津義弘コース」を辿って、開戦地と島津義弘陣跡に立ち寄ります。
横断歩道を渡って正面の道へ進む。

住宅地内の案内に従って進むと、右手に「薩摩池」への案内があります。

こちらが薩摩池。
枯れていましたが、戦いの時に島津軍が軍用に使用したものと古くから伝わっている池です。

薩摩池から戻り、ここを右へ進むと、

正面奥に開戦地があり、

左手の木々の中に島津義弘陣跡があります。

先に開戦地へ!
深い霧が立ち込める関ヶ原の戦いの日。少し霧が晴れ始めた頃にこの地で戦いの火蓋が切って落とされました!

当時の風景はどんな感じだったのだろう?
この関ヶ原に両軍合わせて15万もの軍勢だもんなー。

ということで島津義弘陣跡に到着!
敵中突破で薩摩に帰還しましたが、加勢した西軍は敗れたため、天下を獲った家康とは敵対関係にあった薩摩・島津。
ただ、西軍に加勢した中で、唯一、全くのお咎めなしだったのが島津家のヤバさだと思います!!
しかも、家康への申し開きが完全な開き直り!!
島津義弘の兄・義久は、「関ヶ原は義弘が勝手にやっただけで、薩摩は全く関係ありませーん」
「でも、もし領地削るなら、薩摩は最後の一人まで戦って、徳川軍を道連れにしまーす」
って、逆に脅しながら交渉して、一切のお咎めなし!!
まぁ、薩摩が遠すぎるっていうのもあると思いますが。
でも、この時に領地を取り上げなかったことが、260年後に江戸幕府の終焉に繋がるのだから、薩摩はやっぱりヤバい!!
ずっと様子がおかしい。キェェェェェェェ!!

島津義弘陣跡から道なりに進むと、国道365号に合流できます。ここで徳川家康コースと再合流。
ちょうど旧道への分岐があるので、歩道橋を渡って旧道に入る。

するとゴールの古戦場記念館の裏手にある陣場野公園に到着!

この公園内に徳川家康最後陣跡があります!
ここで関ヶ原の戦いでの、徳川家康の道程も終了!

古戦場記念館にゴールです!

最後に公園内にある御霊神社にお参り!
関ヶ原の戦いで倒れた兵たちの御霊を弔う神社です。

兵どもが夢の跡。
まとめ
ということで今回は、「関ヶ原古戦場」を巡るウォーキングでした!
日本史上最大の戦い「関ヶ原の戦い」!やっぱり現地で巡ると、教科書で読んだだけでは分からない部分も見えて、非常に興味深い散策でした!
散策コースはとっても分かりやすく整備されているため、歴史ファンの方じゃなくても、本当に楽しく散策できると思います!
今回は「徳川家康コース」を辿りましたが、まだまだ魅力的なコースがたくさんあるので、また機会があれば立ち寄って散策してみたいです!!
天候にも恵まれて、本当に楽しい一日でした!!
あわせて読みたい!




