熊野三山奥宮「玉置神社」と十津川村天空の郷「果無集落」を巡る!

お出かけ・観光

世界遺産「熊野三山」を巡礼した翌日は熊野三山の奥宮「玉置神社」と熊野古道「小辺路」の果無峠にある「果無集落」を訪れました!

この記事は世界遺産「熊野三山」巡りの番外編です。

よろしければ前回の記事も読んでくださいね(・∀・)

玉置神社と果無集落はどちらも和歌山県熊野から北にある、奈良県吉野郡十津川村にあります!

奈良県十津川村は日本最大面積を誇る「村」で紀伊半島の中でも最も山深い場所

まさに陸の孤島というような自然豊かな地域です!

玉置神社、果無集落へは十津川温泉を起点にして回ることをオススメします!

どちらへも十津川温泉から車で直接向かうことができ、温泉にも入れるので十津川村を堪能することができます♪

それではさっそく今回のお出かけの様子をご紹介していきます!

まずは玉置神社へと向かいます!

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玉置神社

玉置神社へは十津川温泉からくねくねの山道を登っていきます!

結構道は細いので訪れる際には十分注意して運転しましょう!

十津川温泉から玉置神社へはだいたい20分~30分ほどで到着です!

玉置神社の入り口すぐに40台ほど駐車することができる無料の駐車場があります!

それでは駐車場から参道へ入っていきましょう!

参道の入口です。ここから本堂まで歩いて向かいます!

参道は自然豊かな美しい道になっていて、この時期は新緑の時期だったのでとても鮮やかな緑が参道を彩っていました(*´∀`*)

右側が表参道です!

体の不自由な方や体力に自信がない方は左側へと進んでください!

表参道はすこし登山道のような雰囲気の参道です!

参道にはピンクのきれいなお花が満開でした(*´∀`)♪

このピンクの花はシャクナゲです!

玉置神社に咲いているシャクナゲは柔らかい色合いの薄いピンク色で日本原産のホンシャクナゲという種類なんだそうです。

2つの杉が混じり合っている夫婦杉

境内にもシャクナゲが咲いていてきれいでした!

いい時期に訪れることができました(・∀・)

この階段を登っていくと、玉石社・山頂へと続きます!

今回はその後の予定が押していたので向かいませんでした!

この大きな杉は「大杉」です。大杉は境内で一番大きな杉で、高さ50m、幹の周囲は11mにもおよぶ杉です。

こちらは浦杉です。玉置神社には夫婦杉、浦杉、神代杉、大杉などを含めた巨大な杉の樹林帯になっています。

樹齢3000年とも言われていて、天然記念物に指定されています。

熊野三山奥宮「玉置神社」の本社です!

玉置神社は神武天皇御東征の途上の地として伝承されています

玉置山の山頂近くにある玉置神社の本社は標高1000m近くにあり、玉置山の標高は1076m。

玉置山は世界遺産に登録されている「紀伊山地の霊場と参詣道」の参詣道の一つ「大峯奥駆道」を構成する大峯山脈南端の山なので、行者さんや縦走する登山者の方もおられました。

大峯奥駆道は吉野から熊野へと続く修験道。紀伊半島では最も高い山々が連なる山脈で険しく厳しい難所が連続する修験道です。

厳しい修験道の厳かな雰囲気と霊場としての幻想的な雰囲気を感じられる神聖な場所でした!

玉置神社詳細

所在地:奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地

拝観料:無料 襖絵のみ拝観料300円

拝観時間:8:00~16:00

駐車場:鳥居前40台 無料

TEL:0746-64-0500

次は一度十津川温泉まで降りてから果無峠にある果無集落へと向かいます!

果無集落

十津川温泉から果無集落へは168号線から林道を果無峠へと登ります!

こちらも玉置神社と同様にくねくねとした山道なので運転には十分注意しましょう!

十津川温泉からは10分~15分ほどで到着です!

168号線から林道へ入るとすぐに小辺路・果無峠への登山口があります!

登山口の道標をあとに車で林道を上っていくと果無峠へ登ることができます。

果無峠には無料で利用できる駐車場があります!

4台ほど駐車することができ、駐車場から少し歩くと公衆トイレもあります!

公衆トイレを過ぎて登ると

世界遺産の石碑のある果無集落へと到着です!

熊野三山や熊野古道について調べている人にはお馴染みの写真ですね(*´∀`*)

反対側を振り返ると

熊野古道「小辺路」の看板があります!

この道を通って、熊野本宮大社へと熊野古道が続いていきます!

果無集落は「天空の郷」と呼ばれていて、見晴らしのいい尾根にある昔ながらの家屋の様子から最近では写真スポットとしても人気があります!

十津川温泉から熊野本宮大社へ向かわずに、この果無集落まで登るハイカーも多いようで、小辺路はこの集落の真中を通り民家の縁側を通っています!

引き返せば十津川温泉に入れるので人気があるようです!

またバイクでツーリングに訪れている方々が多い印象でした!

果無集落からの展望はとってもきれいでした!

それにしてもこんな高台に集落があるなんて本当に驚きですね・ω・

紀伊山地の山の深さを感じる集落でした!

果無集落詳細

所在地:奈良県吉野郡十津川村 桑畑223

駐車場:4台 無料

せっかくなので十津川温泉に入ってきました(*´∀`*)

十津川温泉

今回の玉置神社、果無集落への起点となった十津川温泉へ向かいました。

バスターミナル横の村営駐車場を利用。

この村営駐車場は有料駐車場ですが、入浴させてもらった「庵の湯」の受付で1時間無料のサービス券がもらえるので

村営駐車場の30分無料+1時間サービス券で実質無料で駐車場を利用することができます!

十津川温泉は村内の温泉浴場すべてが源泉かけ流しである全国ではじめての温泉です!

源泉かけ流し宣言を行ったことで有名です!

今回は多数ある温泉の中から「庵の湯」を利用させてもらうことにしました!

庵の湯

庵の湯は村営駐車場から道路を挟んで向かい側すぐにあります!

入り口から階段を下って行くと

無料で利用することができる足湯があります!

ここからは

山々に囲まれた二野津湖の景色を楽しむことができます。

あ~癒やされる(*´∀`*)

受付を済ませて入浴しました!

庵の湯の浴室は脱衣所と内風呂だけのシンプルな構造。

しかし浴室の扉は風情のある木造の扉で木のいい香りがしました!

露天風呂などのお風呂はないけれど、浴室の窓からは二野津湖が一望できるので、内風呂に入っているというよりは露天風呂にいるような気分でした!

お湯からはかすかに硫黄の香りがする気持ちのいいお湯で、さすが源泉かけ流しなだけあると感じさせられました(*´∀`)

ゆったり浸かっていると、あとからお客さんが入ってきました。

とても疲れた様子だったので話を聞くと、吉野から玉置神社へと大峯奥駆道を一週間かけてここまで歩いてきたそうです(´゚д゚`)!

温泉が疲れた体に染み渡ると満足げな表情でした!

温泉から出た後は十津川温泉の街並みをぶらり。

こちらにも足湯があったのでゆっくり腰掛け、温泉でほてった体を冷ましました(*´∀`*)

「庵の湯」詳細

所在地:奈良県吉野郡十津川村平谷865番地

営業時間:7:30~21:00

定休日:火曜日

料金:大人400円 小人200円

駐車場:十津川村営駐車場 庵の湯で無料駐車券がもらえます

TEL:0746-64-1100

まとめ

十津川の旅は天候に恵まれた大満足の旅となりました!

玉置神社では満開のシャクナゲと神秘的な雰囲気を感じることができ、果無集落では遠くまで見渡せる紀伊山地の山深い景色を楽しむことができました(・∀・)

果無集落の世界遺産の石碑は今回の旅の計画段階から何度も目にしていた風景だったので、実際に訪れて写真に収めることができて、すごくテンションが上がりました!

十津川温泉では硫黄の香りがする気持ちのいいお湯に浸かっってまったり過ごすことができ、旅の疲れを吹き飛びました♪

実は今回の旅については熊野古道「発心門王子」トレッキングの様子や谷瀬の吊り橋などの記事もまだまだアップする予定なので、よかったら目を通していただけるとうれしいです!

それではここまで読んでいただいてありがとうございました(*´∀`*)

ではまた~。

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