2018年4月下旬に岩湧山に山登りに出かけました!
岩湧山は大阪府と和歌山県の県境に位置する標高897mの山。
よく整備された登山道と360℃開けた山頂からの展望の良さで、週末にはたくさんの登山者・ハイカーで賑わう人気の山です!ススキの季節が一番人気!
市街からのアクセスもいいので、特に大阪からの登山者の方が多い山ですね(・∀・)!
屯鶴峰から大和葛城山、金剛山を経て槇尾山まで続く全長約45kmの関西を代表する縦走路「ダイヤモンドトレール」の一角を担う山として、初心者の方から安心して楽しめる山として人気があります!
岩湧山への登山コース!
岩湧山への代表的なルート
岩湧山への登山コースはいくつかありますが、代表的なものだと、
- 滝畑ダム→ダイトレ西
- 紀見峠→ダイトレ東 ←南海「紀見峠駅」からスタート!
山頂から北側の麓「岩湧の森」から、
- きゅうざかの道 ←最短コース!
- ぎょうじゃの道
- みはらしの道
などがあります。どのルートもしっかり整備されているルートなので、登山口までの交通手段によって計画することをオススメします!
『天見駅・岩湧の森』からのルートはこちら↓
『紀見峠駅からダイトレ』はこちら↓
今回は「滝畑ダム」から山頂へ!「岩湧の森」へ下って周回!
今回は登りは「清滝ダム」からダイトレを西から山頂へ登り、下りは東峰から「岩脇の森」へ下り、林道を歩いて清滝ダムへ戻る周回ルートを計画しました!
山頂から岩湧の森へ下るルートは入り口が一番近い「きゅうざかの道」を選択!
- 登り:ダイトレ 清滝ダム→鉄塔→岩湧山
- 降り:きゅうざかの道 岩湧山→東峰→岩湧の森
- 林道:岩湧の森→夕月橋→駐車場
コースタイムは、登山地図などの標準タイムを参考に、
- 登り:ダイトレ 滝畑ダム→岩湧山 2時間10分
- 降り:きゅうざかの道 岩湧山→岩湧の森 45分
- 林道:岩湧の森→滝畑ダム 1時間30分
と予想!滝畑ダムを起点に周回するのに、休憩時間も含めて5時間ほどのルートと想定して計画しました!
今回は周回ルートを計画しましたが、滝畑ダムから登る場合はピストンで計画するほうが一般的だと思います!
滝畑ダムの駐車場・アクセス
滝畑ダムへのアクセス!
マイカー利用の場合は「河内長野駅」から国道170号線→府道61号線経由でおよそ20分!
公共交通機関を利用する場合は、「河内長野駅」からバスでのアクセスが便利ですが、便数があまり多くはないので事前に調べてから利用することをお勧めします。
滝畑ダム登山口周辺の駐車場!
滝畑ダムの登山口周辺はキャンプ場やバーベキュー施設などの観光施設がたくさんあるので、駐車場が非常に豊富です!
それでも夏休みの時期やゴールデンウェークなどの大型連休にはお客さんも多いので早めに行動することをおすすめします!
登山口から一番近い駐車場は、新関屋橋付近の観光駐車場!
登山口から一番近い駐車場は新関屋橋付近にある『滝畑湖畔観光』駐車場です!この駐車場は有料駐車場で料金は、一日一台あたり1000円。
20台ほど駐車できる広さがあり、きれいなトイレも完備されています!
滝畑湖畔観光駐車場
住所:〒586-0072 大阪府河内長野市滝畑1588
TEL:0721-64-9285
少し遠いけど無料駐車場もある!
他にも駐車場がありいくつかあり、滝畑ダムの湖畔にある公園の駐車場「滝畑ダム湖畔駐車場」は登山口からすこし距離がありますが無料で利用することができます。
スタート前のウォーミングアップがてら滝畑ダム湖畔を歩くことができるのでオススメです!登山口までは徒歩で30分ほど!
こちらが滝畑ダム湖畔駐車場!今回はこちらの駐車場を利用しました。滝畑ダムを見渡せる公園になっていてトイレもあり、5台ほど駐車することができます。
ここの他にもダム沿いトンネルを抜けたあたりにも駐車場があります。
岩湧山に登山!
滝畑ダムからダイトレで岩湧山へ!
それではこちらの駐車場から登山スタートです!まずは登山口に向かって滝畑ダム湖畔を歩いていきます。
駐車場の公園にはツツジが咲いていました♪しかしこの日はあいにくの曇り空…。
しばらく車道沿いを歩き、夕月橋を渡ります。
夕月橋から槇尾山方面。
川沿いにはバーベキュー施設があります。
20~30分ほど歩いて、登山口のある駐車場へ到着!トイレもあるので済ましておきましょう。
トイレの脇に登山口。ここから山道に入ります。
しばらくなだらかな登りを進むと
林道と合流。この林道を渡った先の階段が登山道です。
しばらく、山腹をゆるやかに登っていきます。
途中にある木の橋。路面がぬれているときは滑らないように注意しましょう!
水場がありました!めっちゃ冷たいおいしい水でした♪
全体を通して唯一の難所!笑 しっかり整備されているので危険はありません。
カキザコに到着!この付近から南葛城山が南側に見えるのですが、撮った写真がブレブレでした…。
ここからはきれいな雑木林の登山道を進みます!
歩いてて思ったのですが、特に植林の杉林の中は日が入り込まないので結構暗い。
プラスチック?みたいな樹脂の板が敷かれた橋。
石の階段を上っていきます。
植林の割合が増えてきました。
植林の境界線を進んでいきます。
この辺からは完全に杉林。縫うように進んでいきます。
この階段を上りきると。
開けた場所へ登ってきました。休憩用のベンチがあります!
途中の鉄塔!鉄塔の下をくぐって進みます!曇ってるな~雨大丈夫かな?
真下から撮影!ここからは尾根道をなだらかに進みます!
美しい原生林の間を進みます!平坦なので足取り軽やか♪
平坦な道を進むと
一気に視界が開けます!しかし急な階段の登り…。
振り返って泉葛城山方面。
山頂へはひたすら階段。秋には一面、ススキの原になります。
登山口の滝畑ダムが見えました!こう見ると結構登ってきたように思うけど、時間はそんなにかかってない。
ロープウェイの跡?
大阪側の奥。うっすらと六甲山が見えます。
急な坂道を山頂へ向けて進みます。結構しんどい…。
おっ!
山頂へ到着しました!ここまでは1時間20分ほどで到着!結構いいペース。
標高は897m。
これから向かう東側のルート。
コースマップです。ここから東峰に向かい、きゅうざかの道を降って岩湧の森へ。
大阪平野を一望。休憩テーブルでしばらくお休み。コンビニで買ったパンを食べました。
もっと晴れてたらな…。でも雨は大丈夫そうですね♪
千早赤阪村方面。一番高い山が金剛山。その奥が大和葛城山です!
関空方面。海は曇ってて見えませんでした。
山頂付近の山肌にしゃがんでいる人がたくさんいたのですが、わらび採りに来ていたんですね。この日は結構朝早くにスタートしたのでまだ8時過ぎなのですが、10人ほどの人がわらび採りに来られてました。
岩湧山から「きゅうざかの道」で岩湧の森へ下る!
休憩を終え、山頂をあとにします。
金剛山を眼の前に観ながら、尾根を歩いて行きます。
ダイアモンドトレールの石碑。登山口からここまでは4km。
山頂(西峰)とこれから向かう(東峰)のちょうど中間に降ってきました。
ここにはきれいなトイレがあります。
東峰までは急な階段の道を登っていきます!
登り終えると東峰に到着です!真っ直ぐ行くとダイアモンドトレールで紀見峠の方面です。
岩湧の森へはここを左に降り、きゅうざかの道を進みます。
急坂の道はその名前のとおりに急です。結構足に来る下りなのでゆっくり下りましょう。
こういう残りの予想がつく、看板は本当に助かります。
きゅうざかの道を降りきりました。距離は短いので30分ほどで降ることができます。
ここから林道を進むと滝畑ダムですが、岩湧の森へ寄り道してから帰ります。
岩湧寺に到着です!
岩湧寺の境内。
こちらが本堂。
岩湧の森、四季彩館です。
四季彩館では定期的にイベントが催されていて、自然解説員の方が周辺のコースや自然について説明をしてくれます。
四季彩館のウッドデッキ。
降ると岩湧の森のキャンプ場。
ダイアモンドトレールを歩く方も利用しやすい立地ですね。
岩湧の森から林道を通って滝畑ダムへ!
では、きゅうざかの道登山口の方から滝畑ダムへ林道を帰ります。
林道はしっかり舗装されていて車も通ります。
林道の分岐、右へ進むと一徳坊山の方面。
滝畑ダムへは左へ進みます。
こちらの分岐は左に進んだほうが滝畑ダムへは近いのですが、少し遠回りして右へ進みました。右へ進むと雰囲気の良い山村風景です♪
きれいな山村風景の道。
降ってきました。
ここから車道脇の歩道を通って滝畑ダムへ帰りました。
まとめ
全体を通して、危険箇所のないよく整備された登山道でした!
初心者の方でも安心して歩くことができますし、展望の良さと大阪からのアクセスがいいので、これから山登りを始めたいという方にもオススメできる山だと思います。
コースタイムはブログ主の場合、4時間ほどで周回してくることができました!
遠回りしてのタイムですので、
例えば、滝畑ダム登山口の駐車場から単純に往復するなら、3時間ほどで歩くことができると思います!
次は秋のススキの時期にでも登りに来ようかな~♪
ではまた~♪