キャンプで必須のアイテム「ランタン」
夜間の調理・作業に活躍するのはもちろんですが、キャンプでの雰囲気作りやリラックスタイムにも欠かせないアイテムです♪
今回はそんな「ランタン」について、ブログ主が実際に愛用している中で、ソロキャンプにオススメのランタンをご紹介します!!
ソロキャンプにおすすめランタン!3選+α
今回はソロキャンプにおすすめのランタンを「3選+α」の計4種類ご紹介します!
各ランタンの性能比較ではなく、キャンプスタイルに応じて用途の違うランタンをそれぞれご紹介していきます。
〈紹介するランタン〉3選+α!
- フュアーハンドランタン:ベイビースペシャル276
- ジェントス:EX-136S
- ブラックダイヤモンド:オービット
- 番外|モンベル:クラッシャブル ランタンシェード
フュアーハンドランタン|ベイビースペシャル276
まずはフュアーハンドランタンのベイビースペシャル276!
オイルランタンの定番中の定番アイテム♪いわゆる”ハリケーンランタン”と呼ばれるアイテムです!
ハリケーンランタンを製造するメーカーは多数ありますが、その元祖が1902年創業のハーマン・ニヤー社(現在のフュアーハンド社)となります!
特徴はその名前の通り”風に強い”という点にあります。燃焼によって発生した温風がボディ両サイドのパイプから燃焼芯周辺に送られ炎が安定し、強風にさらされても明かりを灯し続ける心強いランタンです!
もともとブログ主はどちらかと言えば”登山”などでのキャンプスタイルが中心だったので、ランタンはLED派でしたが、ここ最近はゆっくりとキャンプを楽しむスタイルに変わりつつあるので、今年に入ってからこのランタンを購入!
自宅やキャンプ場で利用してから、ハリケーンランタンの柔らかい明かりと見た目の可愛さにすっかり魅了され、今では欠かせないアイテムとなっています♪
特にアウトドア環境での”雰囲気づくり”に最高のアイテムだと思います!!
- メーカー:フュアハンド(FEUERHAND)
- サイズ:15×26cm
- 重量:約520g
- 燃料:灯油・スターパラフィンオイルなど
- 燃焼時間:20時間以上
- タンク容量:340ml
- 用途:キャンプでの雰囲気づくり
カラーバリエーションも豊富↓
明るさに関しては、はっきり言ってかなり控えめです。
ガスや加圧式・LEDランタンに比べると光量は物足りなく、作業・調理をしたり、本を読んだりは厳しいかも知れません!
でも多くのキャンパーさんが愛用する理由は利便性ではなく”雰囲気の良さ”だと感じます!
ぼんやりと揺らめく柔らかくて優しい火に照らされて、眺めているだけでリラックスできます♪焚き火を楽しむ際のお供に最適な光量!
作業する際はLEDランタンなどをメインにして、サブとしてリラックスタイムの雰囲気作りに活躍すると思います!
アンティークな見た目がとにかくかわいい♪
カラーは”ジンク(亜鉛)”を愛用しています。ベーシックな未塗装のモデルとなります。他の塗装されたカラーも豊富に展開されてますので、好みのカラーを選んだり、たくさんコレクションするのも楽しそうです♪
また使い方も非常に簡単!基本的にはタンクにオイルを入れて火を着けるだけ!芯にオイルが浸透するまでの待ち時間はありますが、非常に扱いが楽です!
加圧式のランタンのようなポンピングやプレヒートも不要!初心者の方から簡単に使用できます♪
またオイルの燃費も非常に良く、満タンの状態からだと約20時間以上も燃焼してくれます!
テント内の換気をしっかり行えば”常夜灯”として一晩中ずっと点灯していても大丈夫だと思います♪
このランタンの燃料は”灯油もしくはスターパラフィンオイル”となります!
ブログ主はムラエ商事の”レインボーオイル”を使用しています!
もちろん”灯油”も使用できますが、特有のニオイがあったりススが出やすかったりするので、メンテナンスを考えるとレインボーオイルは非常に使いやすいです♪
ただ灯油の場合は、一晩使っても10円ほどで済むのでコスト面では大きな差があります!特に冬シーズンに”石油ストーブ”を持ち込まれる方は、同じ燃料なので使い勝手もいいかも!
燃料に関してはメンテナンスやコストを考えて、キャンプスタイルに応じて工夫しながら選択すると良いかもです!
オイルの持ち運びは、タンク容量が340mlなのでレインボーオイルの300mlの容器がちょうどいい感じです!使い切ったらコスパの良い2Lから300mlの容器に移し替えて持ち運びしています!
また”防虫ハーブオイル”もラインナップされており、夏場は簡易な虫除けとしても活躍してくれています♪
夏場に活躍する防虫ハーブオイル↓
ジェントス|エクスプローラー EX-136S
2つ目はLEDランタン!ジェントスのエクスプローラーEX-136S!
ジェントスは日本の懐中電灯メーカー!国産メーカーということで安心感のある高品質アイテムで評判の高いメーカーさんです。
登山用のヘッドライトやキャンプ用のランタンなど豊富なラインナップが展開されているので、ジェントスのアイテムを愛用されているユーザーさんも多いんじゃないでしょうか。
キャンプ用のランタンシリーズ”エクスプローラー”の中で、ソロキャンプに特にオススメしたいのが「EX-136S」!
”エクスプローラーシリーズ”にはもっとハイスペックなモデルもたくさんありますが、ソロキャンプなら「EX-136S」がサイズ感・コスパも含めてベストではないかと思います♪
ブログ主も最近のキャンプでは、このEX-136Sをメインランタンとして使用しています!
メーカー:ジェントス(GENTOS)
サイズ:78×141.5mm
重量:355g(電池含む)
明るさ:370ルーメン(Highモード)
使用電池:単3アルカリ電池×6本
点灯時間:9~142時間
その他:耐塵・1m防水(IP67)・2m落下耐久
用途:ソロ~少人数キャンプ
430ルーメンにパワーアップした『EX-236D』!!
〈明るさ/点灯時間〉
- Highモード:370ルーメン/9時間
- Midモード:160ルーメン/18時間
- Ecoモード:20ルーメン/142時間
- キャンドルモード:※/60時間
※キャンドルモードは”ろうそく”の炎が揺らめくように光量がランダムに変化するモード。
明るさを最大にすると約370ルーメンとソロキャンプでは十分すぎるほどのスペック!
メーカー公式数値で”370ルーメン”とされていますが、感覚ではそれよりも高いのでは?と感じるほど、数値以上に明るいような気がします!!
点灯した光も”暖色系”で雰囲気がよく、ポリカーボネートのホヤ部分は透過性が低い材質となっているので目にも優しい柔らかい光が特徴です!
このランタンだけでソロ~少人数のキャンプなら、ほぼほぼ完結するような使い勝手の良いランタンだと思います!
サイズ感は手のひらにピッタリ収まるぐらいの大きさ!500mlのペットボトルよりもコンパクト!
使用電池は”単3アルカリ電池×6本”となります。ですがブログ主はエネループも使用しています。
エネループなどの”ニッケル水素充電池”に対応するモデルではありませんが、今のところ問題なく使用できているので、メインにアルカリ・予備にエネループを準備してキャンプに出かけています!
ランタンの点灯はメーカーロゴの上にあるボタンを押すだけ!
ボタンを押すごとに「High→Mid→Eco→キャンドル」とモードが変わっていきます。
またバッテリーインジケーター機能もあり、ボタンが緑→赤に変化して電池の残量を教えてくれます♪
持ち運び用の”キャリングハンドル”も装備!
テントポールに”ランタンハンガー”を取り付けて吊るすこともできます♪
また底部にはカラビナが装備されているのでテント内のループやガイロープなどに”逆さ”に吊るすこともできます!
落下耐久が約2mあるので吊るしても安心!カバー(ホヤ)全体が発光するので、逆さに吊るすと影もほとんどできません!
夜間は逆さに吊るしてキャンドルモード!焚き火と相性の良い暖色ライトで、キャンプの雰囲気がぐっと良くなります♪
追記(2023年):NEWモデルの「EX-200PB」が登場!!
NEWモデルはついに『USB充電式』に!!明るさも580ルーメンにパワーアップしました!
ブラックダイヤモンド|オービット
3つ目はBlackDiamondの「オービット」です!
ブラックダイヤモンドは登山・クライミングのギアやウェアを製造されているメーカーです!
ということでこの「オービット」は登山やバックパッキングでのキャンプスタイルに活躍するランタンとなります!
特徴はなんと言ってもコンパクト・軽量なランタンであるという点!テント泊山行やバックパッキングでザックに忍ばせるのに適した携帯性と軽量性を兼ね備えたモデルになります!
それでいてしっかりと明るいランタン。調理・作業だけでなく、リラックスタイムの読書にも最適な明るさだと感じます♪
また積載量に限りがあるバイク・自転車でのキャンプツーリングにもかなりオススメしたいランタンです!!
ブログ主はこのオービットを約7年間愛用しています!見た目もちっちゃくて可愛いテント泊の相棒!
7年間使用してもトラブルが起こっていないので、耐久性にも優れた頼もしいランタンです!!
- メーカー:ブラックダイヤモンド(BlackDiamond)
- サイズ:5.5×13.5cm(収納時高さ10cm)
- 重量:132g
- 明るさ:最大105ルーメン
- 使用電池:単4アルカリ電池×4本
- 点灯時間:最大70時間(低照度)
- その他:防水IPX4
- 用途:登山・バックパッキング・ツーリング
現行モデル↓
〈明るさ/点灯時間〉
- 最大105ルーメン/~70時間(低照度)
最大照度で105ルーメンとなり、テント内で使用するには充分だと思います!
また点灯時間も低照度では約70時間も点灯できるので、電力効率も充分高いと言えます。
ですがこのスペックは現行モデルでの数値となります。ブログ主の長年使用してきた旧モデルはもう少し電池の持ちが悪かったと思います。
体感ですが最大照度で約5時間ぐらい。できるだけ節約してそれぐらいを目安に使ってきました!
おそらく現行モデルは最大照度ではもっと電池寿命が長かったと思います。
といっても、登山やバックパッキングキャンプの場合は、長時間連続で点灯させるということがなく、暗くなったら寝て、明るくなる少し前に起きるというサイクルで行動するので、電池切れに困ったことは今の所ありません!
使用電池は単4アルカリ電池×4本!
ヘッドライトの電池も単4が採用されているものが多いので、予備電池も含めて共有できるのがいいですね!
こちらもEX-136Sと同じく予備にエネループを使用しています。ですがニッケル水素充電池は電圧がアルカリに比べると低いので、冬の寒い時期には少し不安があります。
同じくメインはアルカリにして、あくまでも予備としてエネループを準備して出かけています。
オービットが素晴らしいのは、明るさが”無段階”に調節できるという点!!
ボタンを押すとまず最大照度で点灯し、そのまま長押しすることで少しずつ低照度になっていきます!
作業する際は最大照度で使用しますが、夜間にテント内で物を探したり、ちょっとした光がほしい場面では非常に役立つ機能です!
登山では電力の管理がとっても重要となるので、節約しながら使用できる無段階調節機能はかなり利便性が高いと思います!!
収納時はこんなにコンパクト!!ザックに忍ばせやすいサイズ感♪
EX-136Sもコンパクトなランタンですが、比べてみるとこれだけのサイズ差があります!
使用時の状態でもEX-136Sと同じぐらいの高さ。
上部にはダブルフック!
ダブルフックをおこせば、テント内に吊り下げての使用ができます!
また旧モデルのホヤはクリアで少し光が眩しく感じますが、現行モデルではホヤが半透明になり、色味も改良されているようなので、程よく目に優しい光となったようです!
現行モデルほしいなー(*´∀`*)
ブログ主のオービットは古いタイプですが、現行モデルでは底部にフラッシュライトを搭載した”デュアルモード”が採用されています。
懐中電灯のように使用できるので、テント場やキャンプ場でトイレに行ったりする場合にかなり便利になりました♪
このオービットが壊れちゃったら新しいモデルに乗り換える予定!!でも全然壊れないから当分はこのままかも。
番外:モンベル|クラッシャブル ランタンシェード
最後は番外編!モンベルのクラッシャブルランタンシェード!
このアイテムは、ランタンではなくヘッドライトにかぶせてランタンに早変わりさせてしまうアイデア商品です!!
もともとブログ主は登山・バックパッキングでのテント泊には大小2つのヘッドライトを持っていくようにしています。
それに加えてランタンも持っていくとなると、かなり”無駄”ができてしまいます。
ザックを背負ってキャンプする場合はできるだけ重量を抑えたいですが、やっぱりテント内では快適に過ごしたい!ということでこのランタンシェードがとっても便利です!!
重量はわずか8g!この重量ならほとんど誤差なのでこれならアリ!
ストイックなULハイカーさんにもぜひオススメしたいアイテムです♪
- メーカー:モンベル
- 重量:8g
- サイズ:10×16.5cm
- 照度:ヘッドライトのスペックによる
- 用途:登山・バックパッキング
使用方法はとっても簡単!ヘッドライトの本体にかぶせるだけ!!
ヘッドにかぶせて、
ドローコードで固定!!
形を整えてあげれば、ランタンに早変わりです♪
内側はこんな感じで、上部に張られている銀フィルムがヘッドライトの光を効率よく分散して、半透明のシェードが柔らかく光ります♪
光量はヘッドライトのスペック次第!暖色系のモードがあるヘッドライトなら目にも優しく、雰囲気もバッチリなランタンになります♪
実際にこのランタンシェードを持って何度かテント泊していますが、夜間のリラックスタイムに読書もできて、個人的にかなり重宝しているアイテムです!
ちなみに現在のラインナップには吊り下げるタイプのランタンシェードもあります!
折りたたむとこんなにコンパクト!!
できるだけ荷物の重量を減らしたい登山、特に長期の縦走の場合はこの軽量性と携帯性は非常に大きな利点だと思います!
近年はUSBで充電できるタイプのヘッドライトも多いので、スマホと同じくモバイルバッテリーで予備電池を統一すれば、かさばらずにスッキリとパッキングできてかなり便利なアイテムです♪
まさに目からウロコのアイデア商品!!
このクラッシャブルランタンシェードは、一応、各ネットショッピングサイトでも取り扱いがありますが、モンベルの公式サイトやショップよりも少し価格が上がっている場合があります。
メーカーさん公式のショップで購入するほうが個人的にはオススメ!モンベルさんは店舗数も多いので、アイテムを直接店舗で確かめて購入できるのも大きな魅力だと思います♪
まとめ
ということで今回はソロキャンプにおすすめの「ランタン」のご紹介でした!
キャンプでは必須のアイテムですが、だからこそ各メーカーさんから本当に多くのランタンがライナップされています!
自分のキャンプスタイルにあったアイテムを探すはなかなか難しいですが、失敗も含めて探していくのが醍醐味でもあります♪
この記事が自身のスタイルにあったランタン発見のご参考になれば幸いです!!
今回紹介したランタン一覧↓