キャンプや登山などのアウトドアレジャーで、野外での調理に活躍する『シングルバーナー』!!
ブログ主はいままでいくつかのガスストーブを使用してきましたが、今回は初めて『分離型』のシングルバーナーを購入しました!
分離型ガスストーブの名作!SOTO『レギュレーターストーブ”FUSION(フュージョン)”』!!
安定したゴトクで大型クッカーにも対応し、キャンプや登山で大活躍するシングルバーナーです♪
今回はそんなレギュレーターストーブFUSIONを約半年間使用したレビューをご紹介します!
SOTO「レギュレーターストーブFUSION(ST-330)」
こちらがSOTO『レギュレーターストーブ”FUSION”(ST-330)』です!
半年前の『開封の儀』から!
パッケージにそのまま収まっている”FUSION(フュージョン)”!!
内容品は『ストーブ本体』と『取扱説明書・保証書』のみ!!
『レギュレーターストーブ”FUSION”』は、”分離型”のガスストーブです!
お財布に優しい”CB缶”で使用するシングルバーナーとなります♪
SOTOの”レギュレーターストーブ”シリーズの中でも、「大型クッカー」に対応する安定性が持ち味のストーブ!!
『SOTO』とは?
『SOTO(ソト)』は、愛知県に本拠地を置くアウトドアブランド!!
SOTOという社名ではなく、『新富士バーナー株式会社』さんが手掛けるアウトドア製品のブランド名となります!
『新富士バーナー』はもともと工業用のガスバーナーの製造・販売をメインとする会社でした!
1990年に「トーチバーナー」を工業用に開発しましたが、”アウトドア用”としても優れた性能だったため、アウトドア用品の開発にも着手!!
そして1992年にアウトドアブランド『SOTO』が誕生しました!!
アウトドア用のガスストーブとしては、『SOTO』と『イワタニ(PRIMUS)』の国内2強のイメージ!!
アウトドアショップ・登山用品店でも、数多くのアイテムが並んでいますよねー!!
新富士バーナー『SOTO』の公式サイト↓
「レギュレーターストーブFUSION(ST-330)」のスペック!
【レギュレーターストーブFUSION】
発熱量 | 2.6KW(2200kcal/h) |
使用時間 | 約1.5時間 ※ST-760使用時 |
点火方式 | 圧電着火方式 |
材質 | ゴトク・器具栓つまみ:ステンレス 点火スイッチ:樹脂 スタビライザー:アルミニウム |
レギュレーターストーブ”FUSION”はアウトドアでの使用にも充分な2.6KWの発熱量!
500mlぐらいのお湯も、だいたい5分ほどで沸騰させることができます!
バーナーヘッドは『すり鉢状』の形状をしており、優れた耐風性能を発揮!
約300個の炎口から火足の短い炎が出るため、効率よく熱を伝えることができる耐風性能の高いシングルバーナーですね!
レギュレーターストーブFUSIONには、『マイクロレギュレーター』というSOTO独自の機構が搭載されています!!
『マイクロレギュレーター』は、常に高い火力を発揮できる機能で、点火直後からガスを使い切る寸前まで、安定した火力を維持できる機構となっています!!
天候・気温の変化が激しいアウトドア環境でも、安心して使用できるシングルバーナーです♪
【SOTO】のCB缶を使用した『レギュレーターシリーズ』には、
- レギュレーターストーブ(ST-310):直結型
- レギュレーターストーブRANGE(ST-340):直結型・中型クッカー対応
- レギュレーターストーブFUSION(ST-330):分離型・大型クッカー対応
の3つがラインナップされています!!
それぞれキャンプで定番のシングルバーナーですね!!
『分離型』のその他のラインナップには、OD缶タイプの『マイクロレギュレーターストーブ FUSION trek(SOD-331)』があります!!
こちらは”登山”などでの、携帯性を重視したモデルとなります!
直結型『レギュレーターストーブ(ST-310)』↓
中型の調理器具に対応『レギュレーターストーブ RANGE(ST-340)』↓
OD缶の分離型『マイクロレギュレーターストーブ FUSION trek(SOD-331)』↓
組み立て方
それでは『レギュレーターストーブFUSION』を組み立てていきましょう!
- STEP1ゴトクを展開する!
ゴトク部の組み立て方は非常に簡単!
ゴトクを開くだけ!
ゴトクを開くと、適切な位置でカチッと『ロック』がかかります!
- STEP2ガス缶をセット!
続いてガス缶をセットしましょう!
ガス缶を取り付ける前に、「器具栓つまみ」が完全に閉じていることを確認しましょう!
「ボンベホルダー」にある凸部と、ガス缶の”切り込み部”を合わせてボンベを押し込みます!
あとはボンベホルダーの凸部が、真上に来るように60度回転させます!
- STEP3完成!
これで組み立て完了です!
点火方法は、「器具調節つまみ」を回してガスを供給し、ブランドロゴがある「点火スイッチ」をカチッと数回押します!
点火スイッチで上手く点火しない場合は、ライターやマッチを使いましょう!
ガス缶は『新富士バーナー(SOTO)』の純正のものを使用しましょう!
- レギュラーガス(ST-700)
- パワーガス(ST-760)
の、CB缶タイプの2種類が使用できます!!
ブログ主は、購入時期が秋だったこともあり、冬キャンプを見越して”パワーガス”を購入しました!
春~秋のキャンプでは『レギュラー』、冬キャンプでは『パワーガス』と使い分けるのがオススメです!
『レギュラーガス(ST-700)』↓
『パワーガス(ST-760)』↓
使用後のお片付けは、組み立てと逆順でOK!
ゴトクを持ち上げて、ロックを外し、
ホース側に回転させて折りたたむように収納できます!
サイズ感と収納バック
レギュレーターストーブ”FUSION”は、携帯性よりも『使い勝手』にこだわったアイテムだと思います!
CB缶を使用するストーブであることから”登山”というよりも、キャンプやツーリングにぴったりな印象です!
サイズ感はOD缶を使用するストーブに比べるとやや大きめ!
【サイズ】:本体重量 250g
使用時 | 幅350✕奥行120✕高さ90mm |
収納時 | 150✕75✕90mm |
ゴトク径 | 165mm |
ですがCB缶タイプの『分離型』と『直結型』のサイズ感では、比べてみてもそれほど差はない印象です!
直結型のガスストーブの定番「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」と並べてみました!
どちらもテーブル上で使用できるサイズ感なので、キャンプやツーリングなら全く問題ない大きさだと思います♪
また、レギュレーターストーブFUSIONには『収納バック』が付属していません!!
「ST-330」を収納できる【SOTO】純正の収納バックには、
- 『FUSIONポーチ(ST-3301)』
- 『レギュレーターストーブ用マルチケース(ST-3103)』
の2つがあります!!
『FUSIONポーチ』は、ST-330にピッタリなサイズ感の「メッシュポーチ」!
「マルチケース」は、レギュレーターストーブの本体の他に、小物類も一緒に収納できるケースとなります!
『FUSIONポーチ(ST-3301)』↓
『レギュレーターストーブ用マルチケース(ST-3103)』
ブログ主は、『FUSIONポーチ』を選びました!!
メッシュタイプのポーチ!名前の通り専用アイテムなので、FUSION本体にぴったりなサイズ感でした♪
マルチケースよりも軽量な点も、ソロキャンパーのブログ主にはうれしいポイントでした!!
本体を収納した状態で約290g!!
携帯にも便利なポーチですね!!
ちなみに両サイドにカラビナやヒモが取り付けられるので、別売りの『ストラップ』を購入すると、”サコッシュ”のような使い方もできます!!
ポーチの内側には、小さなポケットが付いています!ライターなどの小物入れにピッタリ!!
SOTOの「マイクロトーチ」や「スライドガストーチ」が収納できるポケットです♪
『マイクロトーチ』↓
『スライドガストーチ』↓
またFUSIONポーチには純正の『アシストグリップ』もセットで付いてきます♪
『FUSIONポーチ』の”コヨーテ”にはアシストグリップが付属していません!
『アシストグリップ』の必要性について!
『アシストグリップ』の必要性について!!
結論から言うと、アシストグリップはできれば『あったほうがいい』と思います!!
もちろんそのままでも使用できます!!
ですがレギュレーターストーブFUSIONは、ゴトクと脚部が一体となった構造をしています!!
調理に使用した後は、このゴトクが蓄熱していてかなり熱い!
上記のような丸太や、キャンプ地の芝生の上であったり、樹脂製のテーブルで使用するには少し不安があります!
そのまま使用するなら熱に強いステンレス製のテーブルなどが必要だと思います!
定番は「焚き火テーブル」などの、熱したスキレットやダッチオーブンが直接置けるテーブルですね!
アシストグリップを使用すると、ゴトクが熱くなったときにカバーしてくれます!
ストーブ使用後に移動させるときも、”ヤケド”のリスクも軽減します♪
またシリコン製のグリップなので、「スベリ止め」としても活躍!!
アシストグリップをプラスするだけで、かなり使い勝手が良くなるので、個人的には必須のカスタマイズだと思います!!
UNIFLAME『焚き火テーブル』についてはこちら↓
アシストグリップの取り付けには、”食用油”が必要です!
チューブ内に2~3滴ほど油を垂らして、揉んで馴染ませてからゴトクに取り付けます!
ちなみにSOTOの純正じゃなくても、他メーカーから”互換品”がたくさん販売されています!!
100円ショップなどのシリコンチューブでも自作可能!
分離型ストーブのメリットと使用感レビュー!
最後はブログ主が約半年間使用したレビューです!
こちらの項目には、耐久性なども含めて、今後気づいた事があれば、どんどん情報を追記していきます!!
また非常に人気のストーブなので、他社からも便利なオプション・カスタマイズグッズがたくさん販売されています!
いろいろ使ってみて、いい組み合わせを見つけたらまたご紹介します♪
まずは『分離型ストーブ』のメリット&デメリットについて!!
【個人的に考える分離型のメリット】
- 重心が低く安定性が良い!
- 使用中にガス缶への”熱”が伝わりにくい!
ブログ主は初めて『分離型』のストーブを購入しましたが、予想以上に”メリット”が大きく、使い勝手が良いな~と思いました!
反対に、あえてデメリットを挙げるなら『ホース』の分だけ嵩張かな~と思います!
本体の大きさ的に、『分離型』と『直結型』に差を感じないので、それほどデメリットでもないかも!ポーチに収納するときに引っかかるぐらい?
ゴトクの安定性◎!!大型クッカー・重量のある調理器具にも対応!
レギュレーターストーブFUSIONは、ゴトク径が165mmとやや幅の広いゴトクを採用しています!!
ソロだけでなく、数人でのキャンプ用の大鍋も安定して乗せることができます!!
ゴトクの安定性が非常に高い!!
直結型のストーブと比べると、重心が低い位置にくるため、重めの調理器具でも安心して使用することができます!!
こういう鋳鉄製のずっしりしたスキレットもOK!!
さらにゴトクより一回りぐらい大きなダッチオーブンを乗せても大丈夫なほど、安定性に優れたシングルバーナーです!!
ブログ主はその安定性を利用して、FUSION+スキレットの『一人焼肉』に最近ドハマりしています♪
炭に火を起こす必要がなくて、後片付けも楽ちんな組み合わせ♪
この組み合わせだとお肉が本当にきれいに焼けるんですよねー♪
外はこんがりなのに、中はジューシーに焼けて、気軽なBBQが楽しめます!!
ガス缶への”輻射熱”にも安心!
またバーナーの燃焼部と、ガス缶を離した状態で使用できるので『輻射熱(ふくしゃねつ)』が伝わりにくいのも大きなメリットだと思います!!
ガスストーブを使用する上で、この輻射熱は必ず対策しなければならない部分だと思います!
輻射熱によりガス缶に熱が貯まると、最悪の場合、引火や爆発して怪我をしてしまったり、火事を起こしてしまったりと大変危険です!
近年、ガスストーブでの事故もよくニュースで目にするので、そういう安全対策の意味でも『分離型』はメリットが大きいと感じます!
直結型のレギュレーターストーブ(ST-310)にも、本体に輻射熱の対策で”遮熱板”が本体に付いています!
実はその分だけ重量をプラスしなくてはならないので、本体重量が、
- FUSION→250g
- レギュレーターストーブ→330g
と、分離型のFUSIONの方が、軽量なストーブとなっています♪
分離型の『ホース』がある分、重たいのかな~って予想してましたが、購入前に調べて驚きました!!
分離型ストーブの名作!!と言われる『レギュレーターストーブFUSION』を使用してみて、本当に”使い勝手”が良いストーブだと感じました!!
いまではお気に入りのスタメン起用!!
ブログ主のようなソロキャンプだけでなく、グループキャンプやBBQでも非常に幅広く活躍できるストーブだと思います!!
まとめ
ということで今回はSOTO『レギュレーターストーブFUSION』のレビューでした!
最後にまとめると、
- 『分離型』ストーブの名作!
- 重心が低くゴトクの安定感が抜群!
- 大きなクッカー・思いダッチオーブンにも対応!
- 輻射熱の対策も◎!!
『分離型』のメリットを非常に感じられるシングルバーナー!!
ソロキャンパーだけでなく、ファミリーキャンプやBBQのサブ機材にもオススメなストーブです!!
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