稲村ヶ岳に登山!母公堂からピストンで梅雨明けの「女人大峯」に登ってきました!

登山・トレッキング
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2018年7月中旬に稲村ヶ岳に登りました!

関西地方も梅雨明けが宣言されて、いよいよ本格的な夏も間近に迫ってきました。いつものように自宅で地図を眺めながら、どこに行こうかな~と考えていました。梅雨で雨が続いたので少し運動不足気味のブログ主は、日帰りで少し登りごたえがある山に登りたいと思い稲村ヶ岳を訪れました!

稲村ヶ岳は奈良県天川村に位置する標高1726mの山。

大峰山(山上ヶ岳)のお隣、西南の支峰に位置し、山上ヶ岳が女人禁制の山で女性の入山が禁止されているので、女性が登れる大峰山として「女人大峯」とも呼ばれています。

山頂付近はなだらかなピークのコブと特徴的なトンガリの「大日山」が連なり、ラクダのような形をしているので、大峰山系の他の山々から眺めると見分けが付きやすい面白い形をしています。

麓には天川村「洞川温泉」があり、温泉街の雰囲気と泉質のいい温泉が楽しめ、みたらい渓谷や名水百選に選ばれている「ごろごろ水」など周辺にも見どころが多いので、大峰山系の山の中でも人気の高い山としても知られています!

 

稲村ヶ岳の登山口駐車場とアクセス

アクセス

  • 公共機関で訪れる場合は、近鉄「下市口」駅から奈良交通のバスに乗って「洞川温泉」バス停で下車し、洞川温泉を抜けて徒歩で登山口へ向かいます。

※山間部なので便数はあまり多くありません。山に登られる場合は、事前にしっかりと運行時間を調べてから登るようにしましょう。日帰りは難しいかも。

  • 車で訪れる場合は、下市口から国道309号線で洞川温泉へ。国道309号線はカーブの多い道路なので運転には十分注意しましょう!

登山口すぐの母公堂駐車場が便利!

稲村ヶ岳に登山する場合は「母公堂(ははこどう)」前の駐車場が便利です!

洞川温泉を抜けて大峰山登山口方面進んだ林道沿いにある駐車場です。

登山口がすぐ目の前にある駐車場で、料金は1日500円。洞川温泉周辺の有料駐車場は1000円のところが多いので少し値段が安めなのもうれしい(*´ω`*)

ブログ主が訪れたときは、登山後に駐車場を管理されている母公堂のおじさんがコーヒーをごちそうしてくれました(・∀・)

今回はこの母公堂を起点に稲村ヶ岳を目指します!

 

稲村ヶ岳への登山ルート・想定タイム!

稲村ヶ岳の代表的なルート

稲村ヶ岳の登山コースは代表的なもので

  • 洞川温泉(母公堂)ルート
  • 観音峰縦走ルート
  • 山上ヶ岳縦走ルート
  • レンゲ谷ルート

などがあります。

稲村ヶ岳の山上辻にある山小屋「稲村小屋」から大日山・山頂へはどのルートも同じ道をたどります

洞川温泉ルート観音峰縦走ルート「法力峠」で合流山上ヶ岳縦走ルートレンゲ谷ルート「レンゲ辻」で合流するので、ご自身の体力と登山経験に応じてルートを設定できるのも稲村ヶ岳登山の魅力でもあります!

その他にもルートがあるのですが、ここに書いたルート以外はとても荒れた悪路や上級者向きのルートなので安易に踏み込むのはとても危険です!むやみに立ち入らないように注意しましょう!

代表的なルートもブログ主の個人的な感想では初心者向きとは思いません。初心者でも十分に注意をして歩けば登り切ることはもちろん可能ですが、ある程度の体力を必要とするルートなので山道を歩き慣れている必要があると感じました。

 

今回は母公堂からピストン!

今回は、代表的なルートの中でも比較的歩きやすい「洞川温泉ルート」を、車を駐車させていただいた母公堂を起点に稲村ヶ岳へと単純にピストンしました!

  • 母公堂~法力峠~山上辻~大日山~稲村ヶ岳

比較的歩きやすいですが、行程は往復で10km以上あるので日帰りの山登りとしては少し長めで、高低差も割とあります。

  • 登り 2時間30分~3時間
  • 降り 2時間~2時間30分

往復してくるのに休憩込みで5時間30分~6時間30分ほどと想定しました!

※これから紹介しますが、この日は山頂付近が霧で真っ白になってしまったので、大日山は諦めて山頂へ向かいました。山頂でもガスで真っ白で写真を撮れずに帰ってきたので、山頂付近は数年前に稲村ヶ岳を訪れたときの写真で紹介します。

 

稲村ヶ岳に登山!

母公堂~法力峠~山上辻

ではさっそく母公堂から登山スタート!

母公堂は大峯登山の玄関門。かつてはここに女人結界門があったそうです。

母公堂の駐車場には、とってもきれいなトイレもあるので済ませてから登りましょう。後ほど紹介しますが、ルートの途中にあるのトイレは使用するのに勇気のいる佇まいです。特に女性はこちらを使用したほうが良いですよ。

母公堂から林道脇のすぐ近くに登山口があります!ここから植林の中を進んでいきます。

熊が出るの(´゚д゚`)!?遭遇しないように祈りながら登ります。

植林の中を200mほど進むとすぐに、

母公堂と五代松鍾乳洞との分岐があります。洞川温泉から出発する場合は五代松鍾乳洞を通るルートから登り始めたほうが登山口が近いです。

ここから法力峠へ向けて進みます。途中何箇所かこのような橋が掛けてある登山道。登りの傾斜はあまりきつくないので歩調は軽やか♪

山道に紫陽花が咲いていました(*´ω`*)

今年の紫陽花の時期もこれで終わってしまいますね。薄い青色の可愛い花でした♪

法力峠へ向かって歩いていると、登山道にも日差しが差し込み始めました。天気予報では晴れのち曇りのマークだったので天気が良くなることを期待しながら登ります。

このときは山頂の天気がいいとばかり思っていたのでテンションが上がって、足取り軽やかにサクサク進んでいました。

母公堂の登山口から40分ほどで山腹を進むと、法力峠に到着です!

法力峠は標高1217mの地点にあるので山頂まではまだ500mほどあります。距離もここから3.7kmあるのでルート全体の1/3ぐらいの地点でしょうか。

法力峠は観音峰縦走ルートとの合流地点。ここを左に進むと観音峰へ進めます。母公堂は右です。

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法力峠からは植林と自然林が交互に現れるような登山道。進むに連れてブナ林が増えていきます。

山腹の登山道で谷筋を通過するときにはこのような桟橋があります。

この斜めに傾いている建物はトイレ。一応使用したような形跡があるんだけど使えるのかな?使うには勇気がいりそうなトイレでした(´・ω・`)

桟橋はかなりしっかりしているので安心して歩くことができます。

このあたりから谷を通過する際、登山道が狭く細い道になるので滑落しないように注意が必要です!

途中に湧き水の小さな滝。

桟橋の端が水場のようになっているので一口いただきました♪山の水は本当に美味しい!洞川温泉の「ごろごろ水」は名水百選にも選ばれるほど澄んだおいしい水なので、大峰山周辺の水はどこもきれいな水が多いです。

稲村ヶ岳名物「マンモス杉」。

本当にゾウさんの横顔にしか見えない(・∀・)どうやったらこんな伸び方するんですかね?笑

マンモス杉を過ぎると山上辻までは谷を通過するかなり細い道が増えてくるので、気を引き締めて進みます。

谷の通過にきっちり安全確認をしながら進めば、鎖やロープなどが設置されているのでそれほど難しくはありません。

だた所々に岩が露出していたり、浮石があるので足を滑らさないように確認してから歩きましょう!

このあたり少し滑りやすかったかも。

ブナ林が増えてきましたね♪

梅雨終わりで路面が湿っているので、カエルがたくさんいました(*´ω`*)かわゆす。

滑落注意箇所にはロープがしっかり張られているので歩きにくさはあまり感じませんでした。

うわ~…。ガスが出てきた(´・ω・`)麓は晴れていたので雨は大丈夫だと思いますが、景色見れないかも。

おそらくここの通過が山上辻までで一番滑りやすく危険かもです。

慎重に通過していきます。路面が湿って滑りやすかった。特に下りは注意が必要ですね。

山上辻手前の橋が崩落していました。昨年の台風の影響でしょうか?通過に注意が必要ですが、崩落したところにしっかり踏み跡ができているので問題なく進めました!

橋を通過すると急になだらかで歩きやすい登山道に変化。このあたりは完全に自然林になりましたね(・∀・)

凛々しい表情のカエルさん(*^^*)キリっとしたイケメンですね。まぁオスかわかりませんけどね!笑

カエルさんに別れを告げ、山上辻に到着です!朝早い時間で登山者が他にいなかったのでサクサク進めました。登山口からここまでは約1時間30分で到着!

茶色い建物はトイレです。ブログ主はこの日は利用しませんでしたが、たしか使用するのに協力費が必要だった気がします。うろ覚えで申し訳ない。

左からここへ到着しました。右へ進むとレンゲ辻、山上ヶ岳方面です。

赤いトタンが特徴的な稲村小屋。たしか土日だけ営業されてるんじゃなかったかな?

山上ヶ岳、稲村ヶ岳周辺のマップ。所要時間も書いてあるので参考になりますね。ここから山頂までは40分ほどですか。大日山を登るなら往復で2時間は覚悟したほうが良さそうですね!

しかしこのガスなので大日山どうしようかな~。大日山への登りは距離は短いですが、急な岩場やハシゴが連続するのでけっこう危険です。

山上辻はテーブルのあるベンチが何箇所かあるのでしばらく休憩しました。

山上辻(稲村小屋)~稲村ヶ岳

いろいろ考えた結果、ガスが深いので、とりあえず山頂へ向かってからそこでしばらく様子を見ることにしました!天気がよくなりそうだったら戻ってくるときに大日山へ向かいます。

山上辻から山頂へ向かう山道の入り口にマップがあります。

山頂へ向かいます。ガスがちょっと深くなってきたかも…。

大日山手前。以前はここからも大日山へ登ることができたみたいですが、今は通ることはできないようです。稲村ヶ岳と大日山のキレットへ向かうため、ここは左に進みます。

※ガスがここからさらに深くなって写真がきれいに取れなかったので、ここからは数年前に訪れた際に撮った写真で紹介していこうと思います。

手前から見える大日山。かなり尖った形のピークですね!

山腹を通過していきます。けっこう狭いので注意。

大日山のキレット周辺。大日山へはここから登ります。登るときは十分に注意しましょう。キレットの分岐は少し広い場所があるので、そこにザックをデポして大日山へ向かうと良いですよ!

今回はスルーして山頂へ。

山頂への登りは傾斜が急で、岩場の登りや、

ハシゴがあるので注意しましょう!

きつい登りを終えると、

ウッドデッキの展望台がある稲村ヶ岳山頂に到着です!

登山口から山頂までは2時間と少しで到着できました!大日山には登ってないのであまり時間はかかりませんでした。

この日はガスで見えませんでしたが、天気が良ければお隣の山上ヶ岳が見渡せます。

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数年前の写真ですが、この写真を撮ったときも特に天気がいいわけではありませんね(´・ω・`)本来はかなり展望の良い山なのですが、魅力を伝えきれずもどかしいm(_ _)m

展望台から大日山が見えます。

結局山頂で30分ほど粘ったのですが、一向に天気良くならず快方に向かうどころか、さらにガスが深くなってしまったので大日山に登るのは諦めました。安全第一ですね。

いずれルートを変えて登りたいのでそのときにでも大日山も紹介できればと思います!

一応、大日山の山頂の様子もアップしておきます。

またリベンジするぞー!

復路 山頂~母公堂

山頂はガスで景色も見えず残念でしたが、ガスの立ち込める幻想的な山の雰囲気は楽しめたので、満足して帰ります。

下山路は同じ道を降りました!

登山道から稲村ヶ岳、大日山が確認できました。完全にガスに埋もれてる(´・ω・`)

法力峠を過ぎたあたりから日が差しはじめました。でもたぶん山頂はまだまだ晴れるまで時間がかかるんじゃないかな?

降っていくと母公堂付近でおじさんとおばさんの4人グループとすれ違いました。この日初めて人とすれ違った。これから登るなら山頂は昼を少し過ぎた頃だと思うのでその頃には晴れてるかもですね(*´ω`*)この日はそのぐらいの時間から登るのが正解だったかも。

そして無事下山!降りは1時間30分ほどで降ることができました!

 

まとめ

 

この日は山頂付近でガスが濃くて展望は楽しめず、予定していた大日山へも向かうことができなかったので少し残念でしたが、ガスの立ち込める幻想的な雰囲気は、修験道の山深さを感じられて、大峰山の魅力を堪能できました!

いずれ稲村ヶ岳、大日山へルートを変えて再度チャレンジしたいですね(*´ω`*)

ルート全体では行動時間が4時間弱ほどで、思っていた以上にスムーズに歩けました。大日山に登っていないので、早く感じたのかもしれません。休憩込みでは5時間弱で歩ききることができたので日帰りで十分歩けるルートだと思います。

登山道は法力峠から山上辻への山腹を過ぎるときに数箇所、とても狭く細い場所があって、鎖やロープが張られてはいますが、足を滑らせ落ちてしまうと大怪我に繋がる恐れがあるので十分注意しましょう!

初心者の方はある程度、登山経験を積んで、山を歩き慣れてから登ったほうが良いでしょう。技術的に難しいところではない登山道ですが、全くの初心者が登るような山でもないという印象でしょうか。経験者に連れて行って貰う場合は問題なく歩くことができるルートです。

次に稲村ヶ岳を訪れるときは観音峰や山上辻を絡めた縦走ルートを歩きたいな~(・∀・)

ではまた~(^_^)/~

 

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