『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!④南が丘駅・高茶屋駅→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅

登山・トレッキング

2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」に挑戦です!

この記事はそのパート④となります!

前回は、上野宿から南下し伊勢別街道との合流点・江戸橋を経て、主要宿場町の津宿周辺を散策!津観音や津城址に立ち寄り、更に南下して南が丘駅&高茶屋駅まで進みました!

パート④では、「南が丘駅・高茶屋駅~六軒茶屋~松坂宿・松阪駅」までの区間を進みます!

雲出宿から月本追分・六軒追分で他の主要街道と合流!格子戸が美しい六軒茶屋の街並みを散策し、伊勢街道の重要な宿場町・松坂宿を目指します!

パート①「四日市駅→神戸宿・鈴鹿市駅」はこちら↓

『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!①四日市駅→日永の追分→神戸宿(鈴鹿市駅・鈴鹿駅)
2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」を歩いてきました!お伊勢参りの本線で…

前回の「千里駅・上野宿→津宿→南が丘駅・高茶屋」はこちら↓

『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!③千里駅・上野宿→津宿(津観音・津城址)→南が丘駅・高茶屋駅
2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」に挑戦です!この記事はそのパート③と…
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第4回は「高茶屋駅・雲出宿→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅」へ!

伊勢街道パート④では「高茶屋駅・雲出宿→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅」の区間を進みます!

高茶屋駅からスタート!駅から南下すると雲出宿があり、雲出川を渡ると、北海道を愛した偉人・松浦武四郎の生家や記念館があります。

そこから進むにつれて、奈良街道との合流点・月本追分、初瀬街道との合流点・六軒追分があり、格子戸が美しい六軒茶屋の街並みを散策します!

松ヶ崎駅の交差点を過ぎると、いよいよ松坂宿!松坂商人の屋敷や、三井家発祥の地に立ち寄り、通りを進むとこの区間のゴール松阪駅があります!

この区間の総距離は約13.6km!

標準コースタイムは約4時間30分です!

【今回のプラン】

  1. 高茶屋駅(9:58)→雲出宿(10:22)→松浦武四郎生家・記念館(10:38)→月本追分(11:20)
  2. 六軒追分・六軒茶屋(11:46)→松ヶ崎駅(12:15)
  3. 松阪宿(12:40)→松阪駅(13:12)
歩行データ!
  • 天候:小雨→雨
  • 距離:13.6km
  • 活動時間:3:14

近鉄「てくてくマップ」では、この区間のスタートは近鉄「南が丘駅」に設定されていますが、前回に引き続き歩いていることもあり沿線にあるJR「高茶屋駅」を起点としています。

また「てくてくマップ」でのゴールは「松ヶ崎駅」となりますが、駐車場などの関係で1つ先の「松阪駅」まで進みました!

駐車場とアクセス

松阪駅前のパーキングがオススメ!

この区間のゴール地点、松阪駅前にはコインパーキングが多数あります!

Googleマップで「駐車場」と検索しただけでもこれだけの駐車場がありました!

松阪駅は近鉄&JRの複合駅なので、スタート地点の近鉄「南が丘駅」・JR「高茶屋駅」どちらにもアクセスしやすい!!駅前パーキングを利用しての、パーク&ライドがオススメです!

【駅前パーキングの相場】

  • 松阪駅:400円~600円
  • 南が丘駅:500円前後
  • 高茶屋駅:なし

アクセス

〈マイカーの場合〉:松阪駅

  • 伊勢自動車道「松阪IC」から約15分

〈公共交通機関の場合〉:近鉄線「南が丘駅」へ

  • 四日市駅→南が丘駅:680円
  • 津駅→南が丘駅:240円
  • 松阪駅→南が丘駅:430円
  • JR/松阪駅→高茶屋駅:240円

伊勢街道を歩く!高茶屋駅・雲で宿→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅

高茶屋駅→雲出宿→松浦武四郎生家→月本追分

〈9:58〉それでは前回に引き続き、高茶屋駅から活動再開です!

駅前の通りを少し進めば、

すぐに伊勢街道に合流です!

近鉄線の場合は、前回の記事の後半に、南が丘駅からの分岐である交差点から高茶屋駅までの道のりをご紹介しています。

ということで伊勢街道を歩いていきましょう!

駅から出るとすぐに高架があり、

潜った先すぐ左手に踏切があるので、渡って道なりに南下していきます!

で、このあたりから小雨だった雨脚が強くなって、本降りとなってしまいました。

今回は折りたたみ傘を持参していたので、ここから松阪駅までは傘を指しながら進んでいきます。

天気予報では昼過ぎからの雨マークだったのに…。天気予報アプリを開いてみると、10時頃から完全な雨マークに変わってました。

〈10:22〉踏切からしばらくは田園風景でしたが、15分ほど進むと集落内に入ります。

この集落が、宿場町である雲出宿!

ですが、現在は往時の姿は殆ど残っておらず、

通りの中間辺りに「明治天皇島貫御小休所阯」の石碑がポツンと建っているぐらいです。ここは宿場の中心だった本陣「柏屋」の跡地となります。

それ以外に、特に見どころはない雲出宿ですが、実はあの弥次さん喜多さんの「東海道中膝栗毛」にも登場する舞台!!

弥次さん喜多さんがこの雲出宿(作中では雲津)に立ち寄っており、川を渡る場面が登場します!

で、その川に出て堤防を進む!

その当時は雲出宿の通りから、雲出川にそのまま板橋が架かっており、水かさが増した際は船渡しが行われていました!

現在は遠くに見える雲出橋へと迂回!

橋を渡ると常夜燈があり、

県道の向かいには「小野古江渡阯」の石碑があります!渡し場の跡地ですね!

常夜燈の前から左へ入り、階段を下って旧道へ入ります!

雲出宿の北側の通りは、先程より往時の姿が残っており、

〈10:38〉その中心となるのが松浦武四郎の生家!!

松浦武四郎氏は幕末から明治にかけて活躍した人で、特に蝦夷地から択捉島や樺太までくまなく探検した人物となります!!

幕府の蝦夷御用雇に任命され、特に有名な逸話は蝦夷地を「北海道」と名付けた人物であるところ!!!

明治政府に当時の表記で「北加伊道(ほっかいどう)」という名を提案したのが松浦武四郎氏となります!!

また当時不当な扱いに苦しんでいたアイヌの人々に寄り添い、自然と調和するアイヌの暮らしを守ろうと幕府に直訴まで行った熱い男!!!

松浦武四郎氏の生家は、内部を見学することも可能です!まぁブログ主はびしょびしょだったから、今回は気が引けて辞めておきました…。

伊勢街道はそのまま通りを進むのですが、松浦武四郎誕生地を巡るコースが整備されています。

小学校の脇の道を辿っていくと、松浦武四郎記念館に立ち寄れるので、こちらに進むのがおすすめ!

小学校の外壁に描かれた松浦武四郎氏!なんとも言えない良い表情!!

こちらが松浦武四郎記念館です!

記念館の前には松浦武四郎氏の歌碑がありました!

見学しようと思ったけど、びしょびしょで。。。

駐車場にちょうど良い雨宿りができる東屋があったので少し休憩させていただきました!

松浦武四郎記念館から伊勢街道に復帰!ゴールの松阪駅を目指して南下していきましょう!

道なりに辿っていくと、JAのホールの前で県道と交差。そのまま正面へ進んでいきます。

〈11:20〉しばらく進んで集落に入ると、交差点に常夜燈と大きな石道標があります!

この交差点が月本追分!!

伊勢街道の重要な場所で、奈良・大和からの街道「奈良街道」がここで合流です!!

右手が奈良街道!

月本追分の解説板!

この常夜燈も天保4年(1833年)に建てられたものが、今もそのまま現存しています!!

六軒追分・六軒茶屋→松ヶ崎駅

さぁどんどん進んでいきましょう!月本追分からしばらくの間は集落内に、

このような石道標や、

自治体掲示板の前にも、

各石碑が立ち並んでいます!それだけ月本追分は重要な場所ってことですねー!!

集落を抜けると、中瀬バイパスの高架を潜ります!

潜った先の左手にポツンと立つ、小津一里塚跡。

松阪市立三雲南こども園の先で、三渡川にかかる橋をわたると、

〈11:46〉また南詰に常夜燈と石道標が並んでいます!!

こちらも非常に重要なスポットである六軒追分!!

こちらは初瀬街道との合流点となります!!

六軒追分の解説板!

いつか奈良街道も初瀬街道も歩いてみたいなー!!

初瀬街道は、奈良県の長谷寺からのルートですよね!!実は結構、地元だし、この初瀬街道は絶対に歩いてみたいルートだったりします!

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そして六軒追分からは、格子戸が非常に美しい六軒茶屋の街並みが始まります!!

「六軒茶屋まで送りましょう・・・」と伊勢音頭の一節に歌われる六軒茶屋!

それぞれの家屋に、〇〇屋という屋号の札が取り付けられています!

これはその昔に営んでいた商店などの呼び名で、現在はそのまま代々の子孫が住まわれています。今でもお年寄りの方々は屋号で呼び合ったりしてるそうですよ!!

通りの中心にある市場庄公会堂!当時の役場的な施設!

解説板!

公会堂の玄関には、この格子戸が並ぶ六軒茶屋のイラストマップが配布されていました!

ほんと、格子戸の街並みは美しいですね!できれば晴れた日に来たかったぜ!!

通りを進み、近鉄線の高架を潜る!ここで六軒茶屋の街並みは終わります!高架を潜った先に六軒茶屋のマップがあるよ!

六軒茶屋を過ぎたあとも、ひときわ立派な日本家屋があります!

こちらは舟木家の長屋門!!

舟木家は南北朝時代から続く名家!藤堂藩の過労や御典医を勤めた名家中の名家です!!

そしてそのまま通りを進むと交差点!ここをそのまま正面へ進みますが、

〈12:15〉左手を見ると近鉄線の高架があり、その高架の左手に松ヶ崎駅があります!

これまでの道のりで近鉄は名古屋線でしたが、ここから近鉄山田線へと変わりました!

松阪駅から伊勢神宮の外宮最寄りの宇治山田駅も同じ路線なので、いよいよゴールが近づいてきた実感が湧いてきました!!

松坂宿→松阪駅

では松阪駅へ向かいましょう!「てくてくマップ」では松ヶ崎駅がゴールだけど、あと一駅で松阪駅だし、このまま歩いちゃいましょう♪

通りの突き当りで右手に進み、

しばらく道なりに進んで、このクランクを左手へ進む!ここを曲がればゴールの松阪宿までは一本道となります!

こういう路地のクランクが増えてくると、いよいよゴールって感じ!

松坂(伊勢)商人は、大阪商人や近江商人と並び、日本三大商人の1つ!!

近江八幡や五個荘町などの近江商人の街並みでも、こういうクランク状の曲がり角が多いから、ゴールが近づいてきた感じがしてテンションが上がってきました!

奈良県の今井町とかもこういう路地が多くて散策楽しいんですよねー♪

道路を横断してそのまま正面へ進むと、

〈12:40〉阪内川にかかる朱色の大橋を渡って、ついに松阪宿です!!

通りに入ってすぐ左手にある立派なお屋敷が旧小津清左衛門家!

かつて「松坂商人の館」と呼ばれていた施設で、この小津家は江戸時代屈指の豪商の本宅となります!!

伊勢・松坂商人の御三家の1つ!江戸時代1653年に紙問屋を創業し、三井家や長谷川家と並び、日本屈指の富商として松阪の繁栄を支えた小津家!

家屋は1700年代に建築されたものが、当時のまま残されています!

内部も見学することが可能です!まぁびしょびしょだし…。また機会をみて共通券で松阪宿を散策してみたいです!

そしてその通り沿いに並ぶのが、かの三井家発祥の地!!

かの世界的な大財閥「三井グループ」の礎を築いた三井高利氏の生誕地です!!!

今回訪れた日は、たまたま内部まで見学できる特別公開日!!係の方の解説を聞きながら見学させていただきました!!

ここで生誕した三井高利氏は、52歳のときに江戸の日本橋に「三井越後屋(のちの三越)」を開業!

当時の主流だったツケ払いを廃止して、「現金安売り掛け値なし」という、現代の小売りの基礎となっている、当時では画期的な商法を日本で初めて打ち出して大成功を収め、のちに両替商も始めました!

それがのちの三井グループの原点で、現在の三井住友銀行などのルーツになってるんだから、本当に凄いですよね!!

内部には「産湯の井戸」や三井家の祖先を祀る祠などがあり、解説していただきながら見学できてとっても貴重な体験でした!!

ちなみに内部は写真撮影禁止です!運良く特別公開日に来訪できたら、ぜひ見学させていただきましょう!!

三井家発祥の地からすぐの交差点!正面の道へ進みますが、「大手筋」ということは、

右手をみると、奥に松坂城の木々が見えます!晴れていれば、このタイミングで立ち寄る予定でしたが、この天候なので、この日はそのまま駅に向かうことにしました。

本当は本居宣長の史跡や屋敷も巡る予定だったけど、それは次回に持ち越し!

パート⑤の序盤でそれらを巡ってから、伊勢神宮へ向かうことにします!

ということで通りを進む!このあたりはまさに伊勢街道の宿場のメインストリートだった場所!

途中に電話ボックスで誰かが電話してると思ったら、本居宣長さんでした!!

正直、ビックリした!

そして通りの中心にある交差点!ここを左へ曲がれば、この区間のゴールである松阪駅です!

交差点には日野追分の道標があります!

紀州藩道だった「和歌山道」もここで合流!「右わかやま道 左さんぐう道」と刻まれています!

ということでこの日野追分で今回は区切り!

〈13:12〉通りを進んで松阪駅にゴールです!!

ずーーっと傘を差しながら歩いてきたし、本降りになっちゃったからかなりキツかったー!!

まぁ日差しが強すぎたパート①②よりは体力的にはましだったけど、雨の中でロングコースを歩くのは中々の辛さがありました。この日はパート③とトータルで約34kmの道のりでした!

第5回へ続く!

ということで伊勢街道パート④「高茶屋駅・雲出宿→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅」でした!

この区間は、月本追分・六軒追分・日野追分と、お伊勢参りの主要ルートがどんどん合流してくる区間で、その中心である松阪宿があり、当時のお伊勢参りがどれだけ熱狂的なものだったかを感じさせてくれる面白い区間でした!

いよいよ伊勢街道も次回から終盤戦に突入します!伊勢街道の主要スポットが目白押しの区間がゴールまで続くのでますます楽しみ♪

それではパート⑤「松阪駅・松阪宿散策→櫛田宿→斎宮跡・斎宮駅」へ続きます!

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