2019年7月下旬、今回は熊野古道の「中辺路」を歩いてきました!
6月中旬から7月下旬まで、今年の梅雨はとにかく毎日雨ばっかりでしたね。なかなか外に出かけることができなくて、運動不足で体も鈍り気味。中辺路は夏はかなり気温が上がるので、本当は暑くなる前に歩く予定だったけど、梅雨も長引き気付けば8月も間近の時期になってしまいました。
7月の終わり頃になってようやく関西地方も梅雨明け宣言!!ヤッターヽ(^o^)丿
梅雨明けと同時に、ずっと計画していた”中辺路”の滝尻王子~熊野本宮大社までの道のりを1泊2日のテント泊で歩いてきました!!
今回の山旅は非常に見所が多く、到底1つの記事ではまとめ切れなかったので、前編と後編の2回に分けてアップしていこうと思います♪
中辺路のおすすめコースについてまとめました↓
熊野古道「中辺路」とは?
「中辺路」とは、熊野三山(本宮大社、那智大社、速玉大社)に至る熊野参詣道の一つです!
熊野古道には、小辺路、大辺路、紀伊路、伊勢路、大峯奥駈道と多くの参詣道がありますが、和歌山県田辺から本宮、新宮、那智に至る山岳路が「中辺路」と呼ばれるルートになります。
平安時代から鎌倉時代に掛けて、皇族貴族が100回以上も繰り返し熊野へお参りした「熊野御幸(くまのごこう)」では、この中辺路を公式の参拝道としており、当時から現在に至るまで熊野三山を目指して多くの人々が行き交う熊野古道で最も人気のルートです!
「小辺路」は4月にテント泊で歩いてきました♪
今回は滝尻王子~熊野本宮まで1泊2日テント泊で歩く!
今回は中辺路の”滝尻王子~熊野本宮大社”までの道のりを1泊2日のテント泊で歩きました!
滝尻王子はかつて聖地「熊野」の入り口とされた場所。現代の中辺路トレッキングではここをスタート地点にする場合が多いです。全体的によく整備が行き届き、道標が豊富でありながら、大部分は古道らしさが残る山道で、熊野古道の魅力を存分に感じられるコースだと思います!
ブログ主は今回テント泊で歩きましたが、古道沿いには民宿、ゲストハウスが非常に豊富でした!バス停へもエスケープしやすいので、数回に分けての踏破もおすすめです!
起点:滝尻王子 終点:熊野本宮大社
総歩行距離:37.8km
総コースタイム:13時間30分 ※休憩、食事時間含まず
今回の1泊2日テント泊の装備一覧はこちら↓
1日目のプランと山行データ!
明け方:熊野本宮大社→滝尻王子へバス移動!
中辺路トレッキング1日目のプラン!
- 滝尻王子(7:29)→不寝王子(7:47)→高原霧の里休憩所(9:22)→
- 大門王子(10:14)→十丈王子(10:33)→大坂本王子(12:31)→道の駅「熊野古道中辺路」(12:46-食事-13:32)→
- 近露王子(13:57)→継桜王子(15:05)→小広王子(16:05)→テント泊地(16:13)
天候:くもり→晴れ
距離:20.3km
コースタイム:8時間38分(食事、休憩時間含む)
中辺路の計画に参考になる登山地図!
今回の山行では、3種類の登山マップを持って「中辺路」に挑戦しました!
- 昭文社:山と高原地図51「高野山・熊野古道 伯母子岳」
- スマホGPSアプリ:YAMAP
- わかやま観光情報:「熊野古道中辺路 街道マップ④⑤」
わかやま観光情報(和歌山県観光連盟)のHPで配布されている「熊野古道 中辺路 街道マップ」は、距離やコースタイムなどだけでなく、トイレや水場、自動販売機などの情報も満載の街道マップです!
計画段階から旅の終わりまで本当に参考になりました♪
中辺路に挑戦されるなら、ぜひ手に入れてご参考に!PDF形式でダウンロードできます。
関連リンク:わかやま観光情報|街道マップ|熊野古道 中辺路
熊野古道「中辺路」1日目!
熊野本宮から滝尻王子へバス移動!
それでは今回の山旅の様子をご紹介します!
前日、夜に自宅を出発し、真夜中に熊野に到着しました。到着後、近くにある道の駅の駐車場で仮眠をとり、明け方に本宮大社前へ。
明け方の天気はややくもり気味だけど、昼頃から晴れる予報でした♪
今回の予定は、この和歌山県世界遺産センターに車を一晩置かせてもらって、バスでスタート地点の”滝尻王子”へ向かいます!バス停も世界遺産センターの前にあります。
和歌山県世界遺産センター前(本宮大社前)のバス停。
こちらが滝尻へ向かうバスの時刻表です。ブログ主は5:49発の「龍神バス 紀伊田辺駅・紀泉病院行き」のバスに乗りました!
滝尻へのバスはあまり便数が多くないので、朝に本宮大社から滝尻へバスで向かい中辺路を歩く場合は赤線の2つの便がオススメです!
龍神バス「紀伊田辺駅・紀泉病院」80・84
料金:1,490円
- 5:49発→7:17着
- 8:05発→9:28着
〈7:49〉時刻通りにバスが到着!いよいよ旅の始まり♪ワクワクしてきたー(*´∀`*)
〈7:17〉途中、夏休みの部活に向かう学生を拾いつつ、山間を走るバスにゆらゆら揺られること1時間と少し。スタート地点の滝尻のバス停に到着しました♪滝尻ではブログ主の他に、4名のハイカーさんが一緒に下車しました。
川の向かい側に見える建物は「熊野古道館」。残念ながらまだ開館していなかったので、今回は立ち寄れませんでした。熊野古道館では中辺路のマップも配布されているそうです。
中辺路スタート!滝尻王子→不寝王子→高原霧の里休憩所
滝尻バス停から橋を渡ると、熊野古道中辺路の世界遺産の石碑。この石碑の前で写真を取っていると、すぐ隣りにあるゲストハウスの女性が声を掛けてくれました。
挨拶をして、中辺路の情報などを教えて頂きました。なんでも、こちらのゲストハウスでは、宿泊の他に、本宮までマイカーを運んでくれるサービスもされているそうです!泊まりで歩くならかなり便利なサービスですよね(*´∀`*)
〈7:29〉ここが聖地”熊野”の入り口とされていた「滝尻王子」。熊野九十九王子の中でも格の高い五躰王子の一つとされています。
では熊野古道「中辺路」スタートです!古道はお社の左側に道が続いています!
中辺路の起点!ここ滝尻王子を起点として500m間隔で本宮まで建てられている番号標識です。本宮手前の「祓殿王子」の前に最後の「75」番の番号標識があります!どれぐらい進んだかの目安になっていいですね♪
滝尻王子から少し進むといきなり登りが始まります!出だしから結構辛い(^_^;)
登っている途中に”胎内くぐり”という隙間を通ることができる岩があります。大きなバックパックを背負ったままでは通れそうにない…。
いったんザックを下ろして覗き込んでみましたが、かなり狭い。梅雨の間にメタボになってしまったか…orz よし、今回はパスしよう(笑)
女性がこの岩をくぐると安産になるという言い伝えがあるそうです。
胎内くぐりのすぐ先には乳岩。
2つの岩を通過しさらに登ると「不寝王子」。
番号1!ここからもまだまだ登りが続きます!
岩の上にケルンがいっぱい。
剣ノ山経塚跡まで登れば、ここからなだらかな道になります。
しばらくなだらかな道を歩いていると道が分岐。
左の階段を登っていくと展望台があるようなので登ってみる。
飯盛山の山頂。
飯盛山の展望台からの景色。まだ少し雲が残っているけど、だんだん天気も良くなってきた♪
飯盛山から少し下ればすぐに中辺路の本線と合流。
飯盛山からしばらく下りが続いて、車道に出ました。道路を挟んで向かい側に道が続きます。
道路の反対側から振り返ってみると、石畳がいい雰囲気♪まさに熊野古道!
お地蔵さん。
再び登り返しです!中辺路は、以前歩いた小辺路に比べると難易度は低いと聞いてたけど、アップダウンが結構多いし、季節も真夏ということもあって想像していたよりもキツイやん(^_^;)
民家が見えてくれば、ここからは平坦な道になります。
林道を抜けると民家が立ち並ぶ集落に出ます。
大きなクスノキの横に鎮座する高原熊野神社。
〈9:22〉高原霧の里休憩所に到着!ここには自動販売機もありました。しばらく休憩♪
ここから約7km先(コースタイム3時間以上)にある、道の駅「熊野古道中辺路」までは水場や自動販売機がほとんどありません!
ここの休憩所で水分をしっかり確保しましょう!夏場だと2Lは確保しておきたいです。
休憩所からは美しい棚田が広がる田園風景。のどかでいい景色です♪
水車小屋もあって、日本の原風景を感じる景色に癒やされました♪
ちょうどブログ主の前を歩いていた、外国人の2人組も休憩していたので挨拶!アメリカ人とフランス人の男性ふたり組でした!
アメリカ人のアンドリューは30年前の高校生の頃に日本に留学していたらしく、日本語はとっても上手!アンドリューの通訳を交えながらフランス人のニコラスとブログ主の3人で話がはずみました(*´∀`*)
大門王子→十丈王子→大坂本王子→道の駅「熊野古道中辺路」
霧の里休憩所を後に、先へ進みます。熊野古道は休憩所の真正面に続いています。
アンドリュー、ニコラスと話が途切れないので、ここからは一緒に旅をすることになりました!旅の仲間ができた(∩´∀`)∩ワーイ
お互いに握手を交わして軽く自己紹介。握手するとニコラスの手の大きさにビックリ!というか、ニコラスでっかΣ(゚Д゚)
このときようやく気づいたんですが、ニコラスは身長が2m以上あります。
休憩所を出発してすぐにある、カフェ「欅」
残念ながらまだ営業時間じゃないっぽい。
その先の民家にはエナジーバーやオーガニックのバナナが売っていました。
民家を抜けて、再び山道へ。このあたりは石畳の美しい古道の雰囲気♪
これは廃墟?すごい尖った三角形の建物でした。
アンドリュー「今日テントなんだろ?ここにテント張ればいいじゃん!」
ブログ主「なんか怖いし、オバケ出でそうやからイヤや!」
アンドリュー「オバケwww」
とか言ってると、ニコラスが英語でボソっと「日本のホラーまじで怖い」的なことを真顔でつぶやいたので、思わず笑ってしまいました。
そんなやり取りをしつつ歩いていると、きれいな池があったので畦で少し休憩。この池には金色の鯉が泳いでいました。飼育しているのかな?
だんだん晴れ間がで始め、古道内はかなりの蒸し暑さになってきました。汗が止まらないサウナ状態。
二人もかなり辛そうで、彼らに住んでる地域の夏もこんなに暑いの?と聞いてみると、サンディエゴもパリも気温は上がるけど、こんなに湿度は高くなく、夏でも過ごしやすいらしい。やっぱり日本の蒸し暑さは異常!来年オリンピック大丈夫かな?
〈10:14〉3人とも汗ダグで「大門王子」に到着!この王子は中世以降にできたもので、それ以前は大鳥居や簡易宿所があったことからその名がついたそうです。
大門王子からは多少のアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
〈10:33〉十丈王子を通過。十丈王子はかつて”重點(じゅうてん)王子”とされていましたが、それを字体が似ている”重照”と書き誤り、さらに訛って”十丈王子”となった説があるみたいです。
十丈王子から少し下った所にトイレがありました!ここから先、道の駅までトイレはないので助かりました♪
さすが世界遺産のトレイルなだけあって、土砂崩れで崩落した箇所もしっかり整備されていますね。
「悪四郎の屋敷跡」でシンガポール在住の日本人女性とオーストラリアの母娘の親子に出会いました。
日本人女性が悪四郎がどんな人物だったのか解説をされていたので、ブログ主たちも一緒に教えてもらいましたが、英語だからチンプンカンプン(ノ∀`)アチャー
悪四郎の”悪”は”悪い”の意味ではなく、悪四郎の優れた才能を示す言葉だったそう。巨体で力持ち、頭もよく、悪戯が大好きで地元では人気者!名前を冠にした”悪四郎山”は中辺路から少し外れたルートですが、標高が782mと中辺路で一番の高所になります。
解説が終わってから、みんなでおしゃべりしましたが、英語わからん!笑
日本人女性とアンドリューに通訳してもらいながらネイティブな関西弁で対抗しました!関西弁→標準語→英語に変換でなんとかコミュニケーションを図りました!
女性3人に別れを告げ、男3人は先に進みます。道端に大きなキノコ!スーパーマリオのBGMを口ずさみながら歩くおじさん3人。
お!やっと20番!10km!
大阪本王子に向けて、長く緩やかな下り坂が続きます。
一旦、車道を横切り、
そこから一気に沢沿いまで下ります。このあたりから3人共、暑さと長い下りに疲れが出始め、口数が少なくなってきました。はやく冷えた飲み物が飲みたい!
〈12:31〉大坂本王子に到着!
大坂本王子を過ぎてからアンドリューがペースダウン。アンドリューが追いつくのを待ちながらニコラスと拙い英語で会話。
ニコラスと並んで立っているときに足元を見ると、ニコラスの足のデカさがすごい!ブログ主は27cmなのですが、遥かに大きい!
その靴のサイズは?と聞くと、靴のタグを見せてくれました。UK14.5…。それって何cmやねん?帰ってからサイズチャートを調べてみると、メーカーにもよりますが33.5cmぐらい(;^ω^)
ニコラスは学生時代、ハンドボール選手だったそうです!
大坂本王子からしばらく進むと、すぐ隣を並走する国道へ抜けるポイントがあります!
〈12:46〉国道を渡ると、”道の駅「熊野古道中辺路」牛馬童子ふれあいパーキング”に到着です!
お腹へったー!冷たい飲み物が飲みたいーヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
道の駅に到着時に3人でハイタッチしました♪
道の駅でめはり寿司とコーラを買ってきました♪このコーラ、キンッキンに冷えてやがる!
アンドリューとニコラスは昨晩の宿でもらったお弁当をペロリと平らげ、その後さらにラーメンやめはり寿司を食べていました!笑 ラーメンはやっぱり人気やね。
食後はゆっくり休憩。休憩しているとスペイン人ファミリーやイギリス人ファミリーがやってきて、みんなで楽しくおしゃべり!
熊野古道は本当に海外から来る人多いですね。出会った人の7割以上が海外から。
しかも同じ目標があって歩いているから、仲間意識がすごく生まれやすく、すぐに打ち解けることができます♪言葉が通じなくてもなんとかなるもんですね(^o^)
日本の歴史深い「信仰の道」である熊野古道と、国際色豊かな面々とのギャップがすごく楽しい!!
道の駅の従業員さんにお願いして、記念撮影しました♪左ニコラス 中ブログ主 右アンドリュー。
3人共いい笑顔の写真で、旅が終わってから思い返しても、彼らとの出会いはこの旅一番のいい思い出です♪
彼らはこの先の近露王子に宿を予約しているので、まだまだ先へ進むブログ主とはここでお別れ。本当に楽しい出会いでした(*´∀`*)
近露王子→継桜王子→小広王子→テント泊地
〈13:32〉道の駅を出発!アンドリュー、ニコラスと握手とハグをして別れました。ブログ主が見えなくなるまで2人はずっと手を振ってくれていました(*´∀`*)ノシ
一人になって少し寂しいですが、気を取り直して先へ進みましょう。この日は時間や体力と相談しながらできるだけ進んでテントを張る予定です。
一里塚跡を通過。道の駅からしばらくは緩やかな登りが続きます。登っている最中に、悪四郎の屋敷跡で出会った女性3人組と再会。彼女たちも近露王子が今日の宿泊地。
箸折峠に到着。石碑が建っています。”望郷”ということはかつて集落があったのかも。箸折峠からは近露王子まで緩やかな下り道になります。
道の駅から15分ほどの所に、熊野古道中辺路のシンボル的存在である「牛馬童子像」があります。牛馬に乗った姿が、なんかかわいい(о´∀`о)
右隣の道者像は「役行者」といわれ、こっちもかわいい造形です。
牛馬童子像から石畳の下り坂を少し歩くと、
視界がパッと開けて、近露の街が見えてきました!
中辺路を歩く人の多くは、近露王子周辺の民宿・ゲストハウスに泊まって本宮まで歩くみたいです。近露の街は中辺路を歩いている間に通る集落の中で最も大きな集落で戸数も多く、小学校や中学校もあります。
コープなどのスーパーや商店もありますので、食料の調達にもいいですね!
集落に下って、橋を渡る。
橋を渡ると”なかへち美術館”の前にある、
〈13:57〉近露王子に到着です!
この王子の歴史は古く、11世紀の参詣者の日記などにも”近露王子”の名前が記録されているそうです。
近露の街は江戸時代には参詣者の宿場町として栄えた地域。中辺路の要所として現在もトレッキングの拠点のなる街です。
なんて魅力的なお店!冷えたビールのみたいな~。テントで飲むのに買ってもいいけど、それだとぬるくなるしな~。
ビールはゴールしてからにしよう。と、店前の自販機で冷えたスポーツ飲料をがぶ飲みしました。
近露王子~小広王子(小広峠)までは、途中山道もありますが、基本的には舗装された道を進みます!
坂を登ったところにある小学校。校庭が芝生でレトロな校舎もかわいい!芝生の校庭で遊ぶの気持ちよさそうだな~。
近露の集落を抜け旧国道を歩いていく。
小さな峠を登ったあたりから視界が開けて景色が良くなってきました♪ここからはほぼ平坦な道がしばらく続くので軽快なウォーキングが楽しめました!
石碑が残る比曽原王子。
〈15:05〉そして継桜王子に到着!とても大きな一方杉がある立派なお社。
王子社のすぐ隣には茅葺屋根の風情豊かな「とがの木茶屋」
以前は名物の”茶がゆ”なども味わえたそうです。
継桜王子の目の前にある階段を少し下ると、
野中の清水という水場があります!この湧き水は「野中の一方杉」の下方から湧き出すお水で”近畿の名水百選”にも選ばれている名水です。
水汲み場はかなりの水量です。貯めてある水には葉っぱなどが浮かんでいましたが、水汲み場から流れるお水は濾過されているのか不純物もなく、きれいでおいしいお水でした♪
ここの水場で今晩用に2.5L確保しました!
藤原秀衡にまつわる伝説がある「秀衡桜」
大きな切り株は明治に枯れた前代の山桜の切り株です。
中辺路で有名な冷やしオシッコくん。「ボクのオシッコ冷やしコーヒーダヨ」ってw
この子もおもしろいけど、カメラ目線のタヌキくんがなんとも言えない表情で気になる。
中川王子跡を通過!
新高尾トンネル。
トンネルの前には東屋があります。今回の山行の計画では、こちらの東屋もテント泊の候補地の一つにしていました!ですが、まだ15時過ぎなので、ここはスルーしてもう少しだけ進みます!
38!やっと半分を過ぎました♪
道脇に”本宮”とざっくりとした道案内。
〈16:05〉1日目の目標にしていた小広王子を通過!
小広王子から少し下ったところにはトイレがあります。
トイレの先から沢沿いへ下った、
〈16:13〉こちらの「熊瀬川王子」手前の休憩所が本日のテント泊地!到着した時点でもうヘロヘロ…。暑さと荷物の重さでめっちゃバテました^^;
ここには水場はありませんが、すぐ近くに先程のトイレがあるのでなにかと便利!
屋根があるのでフライシートは張らずにインナーテントだけ設営。
夕食はカップラーメンとじゃがりこをマッシュポテトにしてエネルギー補給!炭水化物が染み渡る~(о´∀`о)
食後は荷物の整理をして、暗くなるのと同時に爆睡。なかなかハードな1日で体力的には辛かったけど、アンドリューやニコラスを始め、沢山の人と交流できてめっちゃ楽しい1日目でした♪
2日目はできるだけ早くに出発して、お昼過ぎに本宮到着予定です!
1日目まとめ!後編へ!
梅雨明けが宣言されて、念願だった熊野古道「中辺路」に挑戦!
難易度は高くないと聞いていたけど、体力面が実際はかなりハードで、蒸し暑さにやられバテバテの1日目でした。でも、思いがけず素敵な出会いに恵まれ、旅の魅力が凝縮されたような1日でもありました♪
2日目である後編はゴールの熊野本宮大社までの道のりです!
それでは”熊野古道「中辺路」1泊2日テント泊 後編!”につづく