アウトドアで日除けや雨除けになって、テント前にリビングのような居心地のいい空間を作り出せるタープ。テントとセットで設営すれば見た目もおしゃれですし、空間を有効に活用できて何かと便利なアイテムですよね。
今回はブログ主が愛用している「USTヘクサタープ」のレビューです!
キャンプや登山など様々な場面で活躍するソロタープを半年ほど使った感想をまとめました!
こんな方にオススメ!
- ソロキャンパー、バイカー、ハイカーなど!
- キャンプ、登山に使える軽量なタープを探している方!
- ソロテントで”小川張り”したい方!
UST(アルティメット サバイバル テクノロジー)とは?
UST(アルティメットサバイバルテクノロジー)はサバイバル・アウトドア用品を販売されているメーカーです!
メーカー(代理店)のHPでは、
UST(アルティメイト サバイバル テクノロジー)の製品はアメリカ軍(空軍、陸軍、海軍と海兵隊)の他CIA、FBI、DEA、NASA、シークレットサービス、税関、SWAT チーム、本土防衛エージェンシーなどの多くの公的機関に制式採用され、その優秀さは実証済みです。
出典:株式会社 スター商事
と、紹介されています!
アメリカの公的機関に採用されてるなら、製品の品質は折り紙付きですね!なによりメーカー名がかっこいい(*´∀`*)究極のサバイバル技術って!
USTヘクサタープってどんなタープ?
USTヘクサタープ(ヘキサタープ※)は軽量、コンパクトなソロタープです!
六角形(ヘキサ)でスペースを有効に活用できて、カラーも可視性の高いやや薄めのイエロー。
裏地はアルミ蒸着処理されていて、防水・保温力ともに優れ、日差しや雨をしっかり遮ってくれます!価格に比べて、素材の生地自体もしっかりしたもので、コスパ・品質に優れたタープだと思います♪
通常のタープとしての使用だけでなく、グランドシートやサーマルブランケットなど用途も多く、キャンプや登山など様々な場面で活躍できます!
※「ヘキサタープ」と表記されることもありますが、メーカーHP、Amazonでは「ヘクサタープ」と表記されているので、この記事では「ヘクサタープ」で統一します。
もともとブログ主はパッと準備してササッと撤収できるような、あまり物を持ち込まないキャンプが好みなのですが、作業・調理したり、のんびりくつろぐ時にちょっとした日除けがあればいいな~と一人用のタープを探していました!
当初は、使用者が多くて設営した姿が美しいテンマクデザイン「ムササビウイング」を第一候補にしていましたが、ソロだとサイズが少し大きくて、予算もオーバー。できれば登山でも使えるタープがほしかったので、軽量でコンパクトに収納できるこのタープを購入しました!
製品スペック!
USTヘクサタープのスペックは以下の通り!
素材:ポリエステル(内側アルミ蒸着加工)
重量:680g(張り綱、ペグ含む)
サイズ
- 使用時/274×243×104cm
- 収納時/254×102×102mm
サイズは数値で見てもイメージが浮かばないと思うので、写真を参照していただければと思います。
防水性に関してはメーカー側で耐水性の数値は明記されていません。でも実際の使用時に何度か雨に曝されましたが、しっかりと水を弾いてくれたので、十分な防水性は備えているようです!
こちらがUSTヘクサタープの外装。
開封するとコンパクトなスタッフバックに一式まとまっていました。購入前に想像していたよりも収納サイズがコンパクトだったので驚きました!これなら登山にも持っていけそうですね♪
付属品!
USTヘクサタープの付属品一覧です!
付属品:本体、スタッフバック、アジャスタブルガイドライン×6、スチールペグ×8
このタープにはポールは付属していません!環境にもよりますが、キャンプ場だとそれほど厳しい強風には曝されないと思うので、ブログ主はAmazonで売ってる安いポールを購入しました!
設営に必要な8本のスチールペグが付属します。
ガイロープ(張り綱)はポール側の両端に自在の付いた長い張り綱が2本と、短い張り綱が4本。自在はとてもしっかりした物でした。
ガイロープやペグを収納できるスタッフバックも付属しています!
付属のペグはイマイチ!
付属品しているスチールペグは先が尖っておらず、個人的に少しイマイチ。
ペグは交換したほうがよさそうですね!軽量化するなら、軽くて頑丈なチタンペグがオススメ!どちらにしても、設営場所の環境に合わせて、色んな種類のペグを混ぜておくと良いと思います!
ちょっぴりカスタマイズ!
このタープはガイロープを六角形の各頂点にある輪っかに通して設営します。このままだと毎回の取り外しが面倒なので、ちょっぴりカスタマイズ!
ポール側のガイロープ(長い方)の真ん中あたりに結び目を作ります。
そこに小さなカラビナを取り付けました!
これでガイロープの取り外しが簡単になって、設営・撤収も少し楽になります♪ポールのハトメが付いている2箇所にカラビナを付けました。
軽量化を図るなら、標準のガイロープを軽量のパラコードなどで自作するのもアリかもしれません!標準のガイロープには反射素材は使われておらず、夜だと見えにくくて足を引っ掛けたりもするかもなので、もし変えるなら反射素材入りの張り綱がオススメです!
USTヘクサタープの特徴!
続いてUSTヘクサタープの特徴をご紹介します!
軽量、コンパクトなソロタープ!
繰り返しになりますが、USTヘクサタープは非常に軽量で収納サイズもコンパクトです!
サイズを比較するために、ツエルト(左)と山岳テント(右)を並べてみました!このサイズなら、登山用のザックにもパッキングしやすそうですね。
付属のスタッフバックは割と余裕を持って大きめ作られているので、収納も楽ちんです♪
重量はペグなしで450gほど。ガイロープやスタッフバックを除けば、本体の重量は約400gとかなり軽量なタープです!
収納サイズは30cm弱。コンパクトに収納できて持ち運びに便利です!バイカーさんだとなかなか多くの荷物を積めないですが、これだけコンパクトなら荷物に忍ばせることもできると思います♪
ソロテントで「小川張り」ができる!
個人的にこのタープを購入して一番良かった点がソロテントと組み合わせて”小川張り”ができることでした!
”小川張り”とはテントの前室にタープの端をかぶせて(連結して)設営するタープの張り方です!
通常のタープの張り方でテントを並べると、タープのポールとガイロープがテントの前室に干渉してしまい、出入りするとき邪魔になってしまいます。
そこでポールとタープの間にセッティングテープでスペースを作り、そのスペースにテントを設営する張り方をいわゆる「小川張り」と呼びます。ポールがテントの背面にくるので、入り口と干渉しない!
名前の由来は、もともとこの張り方を提唱したのが「小川キャンバル(現キャンバルジャパン)」だったことから。メーカーが「小川張り」と表現したわけではなく、この張り方を支持される方々が愛着を持って呼び始め、自然と広まった俗称のようです。
USTヘクサタープはソロテントとの相性バッチリです♪通常、小さなテントは前室が狭く、作業スペースやくつろぐスペースがありませんが、このタープなら一人用のスペースにちょうどいいサイズ感です!
手の届く範囲に荷物やテーブルを配置することができます♪
こちらがテント無しでいわゆる”小川張り”している状態です!
ブログ主はセッティングテープを使用せず、ガイロープを一本追加して設営しています。追加するガイロープの長さはテントの幅に合わせるといいですね。
ちなみにセッティングテープは専用のものが販売されてます!ガイロープよりも防風性がアップすると思います!
またセッティングテープを自作する方も多いそうなので、興味があれば、
”セッティングテープ 自作”
で検索してみてね♪
登山でも活躍!トレッキングポールで設営できる!
USTヘクサタープはトレッキングポールでも簡単に設営することができます!設営用のポールの分を軽量化できるのは登山だと大きなメリットですよね♪
設営場所によっては木に巻いて設営してもいいし、片側をそのまま地面にペグダウンすると防風性も安定して簡易シェルターとしても活躍できると思います!
色んな場面で活躍!防災用品としてもオススメ!
USTヘクサタープはタープとしてだけでなく、防災用品としてもオススメです!
さすがサバイバルツールのメーカーだけあって、雨風を凌ぎ、熱が奪われるのを防ぎ、命を守るツールとして能力を発揮します!
裏面に熱を保つアルミ蒸着加工が施されているので、体に巻き付ければエマージェンシーシート(サーマルブランケット)としても使用できます!
タープ・エマージェンシーシート・グランドシートと色んな場面で活躍するタープです!
まとめ
今回は「USTヘクサタープ」のレビューでした!
USTヘクサタープのオススメな点をおさらい!
- 軽量・コンパクト!
- キャンプ・登山など様々な環境で活躍!
- ソロテントで”小川張り”にちょうどいいサイズ!
まだ半年ほどしか使用していないので、耐久性に関しては今後使用を続けた上で追記していこうと思います!
以上、USTヘクサタープのレビューでした~。
ではまた~(^_^)/~