熊野古道「中辺路」1泊2日のテント泊装備を紹介!役立った物まとめ

備忘録

2019年7月下旬の梅雨明けの時期に、熊野古道「中辺路」の滝尻王子~熊野本宮大社までの道のりを1泊2日のテント泊で歩きました!

今回はその「中辺路」トレッキングにブログ主が担いで歩いた装備を紹介します!

この記事はあくまでも、ブログ主が旅を振り返るためのメモとしての記事です!みなさんの参考になるかは微妙なところですが、「中辺路」に挑戦を考えている方の後押しにもなればいいな~と考え、紹介してみようと思いました。

熊野古道「中辺路」の山行の様子はこちらから

追記:中辺路「那智大社→本宮大社」1泊2日も同じ装備で歩きました

中辺路のおすすめコースについてまとめました

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熊野古道「中辺路」1泊2日のテント泊装備一覧!

こちらが今回の「中辺路」滝尻王子~熊野本宮大社の1泊2日テント泊装備一式になります!

パッキングするにあたって、水なしの重量が大体11~12kgぐらいになるように荷物をまとめました!(ベースウェイト10.5kg+食料1kg+水2L=約13.5kg)

ここでは実際にブログ主が担いで歩いた装備を各ジャンルごとに紹介します!

①ツール類

まずはツール類。上記の画像のオレンジで囲った部分です!

ツール:ヘッドライト・ランタンシェード・ザックカバー・コンデジカメラ・サングラス

バッテリー:モバイルバッテリー10000mAh・カメラ用予備1個・予備電池(単4×3本、ボタン電池1個)・各種ケーブル

水筒:ハイドレーション3L・プラティパスボトル2L・ナルゲンボトル0.5L

その他:財布・携帯電話・登山地図・リペアキット・虫除けスプレー・歯ブラシ

ツール類はこれぐらいです!

モバイルバッテリーは1泊2日だと10000mAhの半分ぐらい消費。テントでダウンロードした映画を1本観ましたがそれでも十分すぎるほどでした♪

今回はLEDランタンを、ヘッドライトに被せるモンベル ランタンシェードに変更して軽量化!詳細は下記の”旅で活躍したアイテム”で紹介します。

②食料

次は1泊2日の食料!上記の画像のピンクで囲った部分になります!

食料:カップ麺1個・じゃがりこ1個・ゼリー飲料×2個・ナッツ150g

行動食:エナジーバー×5本・クッキー2個入り×3個

予備食:アルファ米1個・フリーズドライ味噌汁・インスタントスープ

熱中症対策:塩タブレット×8個

その他:紅茶パック×2・クリープ・砂糖

食料は1泊2日分+予備食1日分と考えて準備しました!

今回の中辺路では、道中に道の駅やスーパーなども近くにあるので、食料の調達が可能です!実際に1日目の昼食は道の駅で”めはり寿司”を購入しました♪

テントでの夕食は手早く済ませられるように、容器のまま食べられるカップタイプの物を選択。じゃがりこはお湯を注いで”マッシュポテト”にして食べました!

③調理具

上記の食料を調理するための調理具です!画像の黄色で囲った部分。

クッカー:チタンクッカー

燃焼具:ストーブ(P-153)・OD缶250×1個

食器:チタンマグカップ・ハシ・スプーン

その他:ふきん

今回はお湯を注ぐだけで食べられる物しか持っていかなかったので調理具は少なくて済みました!

できればガス缶は予備を持っていきたかったけど、カップ麺以外はストーブやガス缶が故障したとしても、そのまま食べることができるものばかりだったので、予備は持っていきませんでした。※アルファ米は水でもOK!

④テント泊セット

次はテント泊セットです。画像の緑色で囲った部分になります!

ダブルウォールのテント・テントポール・オールウェザーブランケット

サーマレストZライト・寝袋・サンダル

こちらは普段からブログ主が使っているテント泊セット。3シーズン用の山岳テントではかなり蒸し暑かったので、夏用の軽量テントがほしい!

⑤着替え

ラストは着替え類になります!画像の青色の部分。

着替え:半袖Tシャツ1枚・ソックス1組・ドライクライムウィンドシャツ

インナー:長袖インナー1枚・下着パンツ1枚

雨具:レインウェア上下・ライトゲイター

その他:トレッキンググローブ・Buffヘッドウェア・タオル3枚

※当日の服装は除く

今回はかなり暑い中の行動だったので、多量の汗をかきました。夏に中辺路を歩くなら速乾性の高いウェアがいいですね。

幸い天気にも恵まれたので、雨具の出番はありませんでしたが、近年は突然の集中豪雨に見舞われることもあるので、必ず雨具は持参したほうが良いと思います!

以上が今回挑戦した「中辺路」トレッキングの装備一覧になります!

「中辺路」挑戦に役に立つ3種類の地図!

今回、中辺路に挑戦するにあたって、計画段階から実際の山行時にお世話になった登山地図のご紹介!

今回の山旅では3種類の地図を活用しました!

  1. 昭文社:「山と高原地図」
  2. スマホGPSアプリ:YAMAP ヤマップ
  3. わかやま観光情報:「熊野古道 中辺路 街道マップ」

それぞれ紹介していきましょう!

山と高原地図51「高野山・熊野古道 伯母子岳」

まずは登山地図の定番、昭文社の「山と高原地図」です!

コースタイムや危険箇所の情報、見所など実踏調査に基づいた情報量の多い登山地図ですね。

用紙は水に濡れても”やぶれにくい紙”が使用されていて耐久性が高く、1年ごとに改訂が加えられるので、常に最新の情報を得ることができます!

今回の熊野古道「中辺路」は51「高野山・熊野古道 伯母子岳」が該当マップになります↓

登山用GPSアプリ:YAMAP ヤマップ

スマホの登山用GPSアプリ「YAMAP ヤマップ」

GPSアプリは年々精度が高くなり、最近では登山の必須アイテムの1つになりましたよね♪

画面を開けば瞬時に現在地がわかって、自分が向いている方角や歩いた距離などの確認もすぐにできます!行動中のペース配分にも役立ちます。

GPSアプリはいろんな企業からリリースされていますが、どのアプリでもそれほど性能差は感じないと思います。ブログ主がYAMAPを利用しているのは、使い方が簡単なのとデザインのシンプルさが好みだからです。

GPSアプリは主に現在地の確認ログ取り用に活躍しました♪

わかやま観光情報:「熊野古道中辺路 街道マップ」

わかやま観光情報(和歌山県観光連盟)のHPで配布されている「熊野古道 中辺路 街道マップ」はコースタイムや距離、水場の位置だけでなく、トイレや自動販売機まで記載されている情報量豊富な街道マップです!

今回歩いた滝尻王子~熊野本宮大社までは、

  1. ④滝尻王子~継桜王子
  2. ⑤継桜王子~熊野本宮大社

が該当マップになります!

非常に詳細に情報がまとめられているので、今回の旅では計画段階から旅の終わりまで大活躍しました!印刷しておけば、事前に必要な情報を書き込んでおけるのもいいですね。

熊野古道「中辺路」に挑戦されるなら、ぜひ手に入れてご参考にしてください!PDF形式でダウンロードできます!

関連リンク:わかやま観光

追記(2020.04):中辺路「那智大社→本宮大社」の山行でも、この”街道マップ”を活用させていただきました♪ 該当マップは↓

  1. ⑨那智駅~熊野那智大社
  2. ⑩熊野那智大社~小口(大雲取越)
  3. ⑪小口~請川(小雲取越)

今回の旅で活躍したアイテム!

今回の中辺路トレッキングでは、約40km弱の長距離な道のりを1泊2日のテント泊装備で歩かなければならなかったので、負担にならないようにできるだけ軽量化を意識してパッキングしました。

そこで今回の旅で特に軽量化に活躍してくれたアイテムをご紹介します!

モンベル|クラッシャブル ランタンシェード

普段のテント泊ではLEDランタンを持って登っていましたが、今回はヘッドライトに被せるだけでランタンに早変わりのモンベルのランタンシェードに変更して軽量化しました!

LEDランタンはどんなにコンパクトなモデルでも、電池込みで130~150gにはなると思いますが、このランタンシェードの重さはわずか5g

大幅な軽量化にもなりますし、収納時はコンパクトに折りたたむことができるのでパッキングしてもかさばりませんでした♪また予備電池の数も減らすことができます。

ヘッドライトの光を拡散できるように設計されているので、ヘッドライトの性能にもよりますが、テントでも十分な光量が確保できました♪本を読むにも十分な明るさでした。

ヘッドライトが暖色に切り替えられるタイプだと、柔らかな光で目に優しいランタンにもなります!本当に目からウロコのアイデア商品だと思います!

こっちは吊り下げるタイプ

モバイルバッテリー:Anker(アンカー)|PowerCore 10000

次はブログ主が愛用しているモバイルバッテリー。

Anker(アンカー)のPowerCoreシリーズはコンパクト、軽量が特徴のシリーズです!

特にこのPowerCore10000は、10000mAhと十分な容量がありながら、重さ約180gとめちゃめちゃ軽いです!サイズもクレジットカードほどのコンパクトなサイズ感。

製品仕様

 

サイズ:92×60×22mm

重量:約180g

出力:5V=2.4A  入力:5V=2A

付属品:Micro USBケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書

ブログ主のiPhone6sと比較してみても、こんなにコンパクト

今回の旅でもこれ一つでスマホの充電するには十分すぎるほどでした♪トレッキングは1泊2日ですが、実際は前日夜に自宅を出発し翌日からトレッキング、本宮到着後に1日キャンプもしているので、2泊3日+αでも残量がありました。

ですが、耐衝撃性や防水性能は備えていないモデルなので、登山などのアウトドアで使う場合は少しだけ注意した方が良いと思います。

といってもブログ主は普段遣いから日帰り登山などでも1年ほど愛用し続けていますが、今まで不具合がでたことはなかったですし、強い落下や水没などで無ければ大丈夫だとは思います。

ちなみに正規販売店からの購入では18ヶ月の保証が付きます。

ブログ主が使っているのは旧タイプです。

入出力ともにパワーアップした新型はこちら

まとめ

以上が今回の熊野古道「中辺路」1泊2日テント泊装備の紹介でした!

中辺路は数ある熊野古道の中でも、古来から最も多くの参詣者が行き交った”信仰の道”です。見所が非常に多く、歴史を感じる古道の雰囲気が存分に楽しめるコースでした。

また今回の旅では、素敵な出会いにも恵まれ、思い出深い旅となりました♪熊野本宮大社に到達したときの達成感も格別です!

ぜひ熊野古道「中辺路」に挑戦してはいかがですか?この記事が挑戦される方の後押しに少しでも役立てば幸いです。

中辺路のおすすめコースについてまとめました

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