今回は立木観音(立木山安養寺)へ参拝してきました!
関西屈指の歴史を持つ厄除け霊場である「立木観音」!
弘法大師空海がこの地を訪れた際の伝説が残り、麓から約800段の急な石段を登ってお参りする古刹!
「立ち木さん」の愛称で古くから親しまれる、全国有数の厄除けのお寺に参拝してきました!
厄除け霊場「立木観音(立木山安養寺)」

『立木観音』は、滋賀県大津市石山南郷町にあるお寺です!京都府との境付近!
正式名称は『立木山安養寺』といいます。
古くから「立ち木さん」の愛称で地元の方々から親しまれており、厄年を始めとする多くの参拝者が日本全国から訪れる関西屈指の厄除け霊場です!
立木観音を創建したのは、かの弘法大師「空海」!
平安時代初期の815年、空海が教えを広めるため諸国を行脚している際、瀬田川のほとりへと辿り着きました。
その時、対岸の山(現在の立木山)に不思議な光を放つ霊木を見つけます。その霊木へ行くために瀬田川を渡ろうとするも急流に阻まれて立ち往生してしまいます。
そこに現れたのが伝説にある「白い鹿(観音様の化身)」でした!
白い鹿に助けられ対岸に渡り、霊木まで導かれた空海は、その年に自分が数え年で42歳(男性の大厄)であることに気づきます!
そこで光り輝く霊木に直接、等身大の聖観世音菩薩像を刻みました。
このことが立木観音の始まりであり、以来、1200年以上もの歴史をもつ厄除け霊場として、現在も多くの参拝者が訪れます!!
ちなみに現在は浄土宗に属していますが、創建当初は空海が開基したこともあり真言密教の寺院であったと考えられています!
| 住所 | 滋賀県大津市石山南郷町奥山1231 |
| TEL | 077-537-0008 |
| 境内受付・参拝 | 午前9時~午後4時 |
「立木観音・立木山安養寺」の公式サイト↓

約800段もある石段の参道!注意点!

参拝時の注意点!!
参道の入口から境内までは、約800段もある石段の参道を登ります。
この険しい階段を登ること自体が「修行」とされ、厄を落とすための重要なプロセスとされています!
所要時間は、入口から登りで20~30分・下りで15分~20分ほどかかります!
境内での参拝時間も合わせて、大体1時間~1時間30分ほど!


かなり急な参道で、石段も少し滑りやすいタイプの階段道となるため、足元はしっかりとしたシューズで登りましょう!
特に、雨の日や湿気の多い季節は注意が必要です。サンダルはNG!!
運動靴がベストですが、少なくとも履き慣れたスニーカーなどで参拝するようにしましょう!
また、夏場はかなり蒸し暑い為、水分補給やタオルなどを持参するのがオススメです!
駐車場とアクセス

マイカーの場合は参道入口に駐車場があります!(無料/50台)
瀬田川沿いを走る国道422号(県道29号)の道沿いにあります!
車道沿いに突然現れるので見落とし注意!また信号機のない横断歩道があるため、参拝に向かう歩行者さんにも注意しましょう!
特に、厄除けで訪れる人の多い1月~2月は、しっかり安全確認を!!
参拝する際も、交通量が多い道路なので横断時は気をつけて!!
〈マイカーの場合〉
- 名神高速道路「瀬田西IC」から約15分
- 京滋バイパス「笠取IC」から約10分・「石山IC」から約12分
〈公共交通機関の場合〉:立木観音前バス停
- JR石山駅から江若バス【4】【54】「大石小学校行き」
- ※京阪バスは2026年3月より江若交通(株)の運行となりました

石山駅からのバスは、行き・帰りともに約15分間隔で運行しています!
立木観音に参拝!

それでは駐車場から参拝しましょう!
横断歩道を渡って向かいの階段へ!

ここから急な石段の階段道がずーっと続きます!

境内までは5丁!
1丁=約109mなので、500mちょっとの参道です!でも距離は短いけど、かなーり急な参道なので、体力に自信が無い方は、とにかく焦らずゆっくり登っていきましょう!

石階段の途中には手水場や、

立木観音を詠む短歌や俳句、詩などが刻まれた石碑が並んでいます!

かなりきっつい参道!ブログ主は普段から登山やハイキングによく出かけていますが、それでもしっかり息が苦しくなるタイプの登りでした。
真夏は特にゆーっくり登るのがオススメです!

ということでいよいよ残り1丁!!

最後にジグザグに階段を登っていけば境内です。

ちなみに最後の階段の右手にトイレがあります。
そのトイレの前にある道は南郷温泉からの山道となります。

実は、今回登っている石段の道は、約150年ほど前に京都の町衆が整備された参拝道となります。
もとは現在の南郷温泉から登るこの道がメインの参拝道で、立木観音が開基された約1200年前からお参りにつかわれてきた歴史ある古道です!
今回は石段から往復しましたが、バスを利用する場合は、石段を登って参拝し、帰りはこの山道を使って南郷温泉に向かうプランも魅力的だと思います!!

ということで、立木観音の境内に到着しました!
境内には本堂の他、立木観音を開基した弘法大師像、日本に仏教を広められた聖徳太子像などがあります。
では早速、ご本堂でお参りしましょう!
本堂には御本尊の弘法大師が立木に刻まれた聖観世音菩薩。そしてその余木で彫ったとされる毘沙門天・廣目天・弘法大師尊像がお祀りされています。
またお参りの際は、本堂の正面だけでなく、本堂のお裏から観音様を拝むのが習わしとなっています。

お裏から観音様を拝んだあとは、さらにその奥へ続く奥之院への参拝路を進みました。

その途中には、厄除けの鐘があります。厄を払う鐘として一人一撞き。

そのまま奥之院まで参拝させて頂きました!
立木山をお護りしている道了権現大菩薩が祀られています。この奥之院までお参りすることで、さらに厄除けのご加護を受けられるとされています!

順路をたどり、境内に戻りました!

境内のお茶所で休憩させて頂きました!
冷たいお水やお茶も頂けました!!

しかも団扇までご用意されてました!!

では参拝を終えたので、石段を下って帰路へ!
この日は午前中に雨が振っていた影響で、石段が濡れていました。少し滑りやすかったので、特に下りは注意して帰りましょう!

ということで入口・駐車場に戻ってきました!
ちなみにですが、弘法大師空海が42歳に厄除けに訪れたお寺として、他にもう1箇所、有名なお寺があります。
それは和歌山県の九度山町にある「勝利寺」です!
勝利寺は弘法大師が厄除けのために十一面観音を祀ったとされる古刹!この「勝利」という寺号も全国でこのお寺だけで、勝負事にも縁起の良いお寺として知られています!
弘法大師空海が開いた高野山への表参道「町石道」の沿線にあり、空海の母君が晩年を過ごされた慈尊院のすぐ裏手にあるお寺となります!

高野山の「参詣道・高野七口」についてはこちら↓

まとめ
今回は厄除け霊場「立木観音」さんへの参拝でした!
全国的にも有名な厄除けのお寺!弘法大師空海の伝説から始まり、1200年たった現代も多くの参拝者が訪れる歴史ある立木観音。
非常に荘厳な空気を感じるお寺でした!
800段もある石段は、なかなかしんどいですが、ぜひ参拝に訪れてみてください!!
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