2021年8月中旬、今回は雲雀山(ひばりやま)に登ってきました!
雲雀山は和歌山県有田市の”有田川”沿いにある山。標高は201mと小さな山ですが、万葉集に多く詠まれた「糸我の山」の一角をなす山です!
この雲雀山は『中将姫』にゆかりのある山です!継母の妬みにより命を狙われた『中将姫』が3年間隠れ棲んだとされ、その物語は歌舞伎や能楽など様々な戯曲の題材として広く知られています!
また雲雀山を含めた糸我の山や峠には、熊野古道『紀伊路』が通じており、歴史ロマンあふれる”古道ハイク”が楽しめるスポットです♪
昨年、『紀伊路』に挑戦していた当時から、ずっと登ってみたかった雲雀山!
今回は雲雀山だけでなく、少し足を伸ばして万葉故地「糸我の山」を縦走するプランで歩いてきました!!
『紀伊路』旅の1回目はこちら↓
熊野古道『紀伊路』オススメコース↓
雲雀山の登山コース
代表的なコース
雲雀山への代表的なルートは、
- 得生寺→登り口→雲雀山
- 糸我王子社跡→雲雀山
- 糸我峠→雲雀山
などのコースがあります!
雲雀山への登山コース自体は、標高も低いことから片道1時間を切るようなショートコースです。
冒頭でご紹介しましたが雲雀山は熊野古道『紀伊路』の沿線にあります!糸我峠を越える「紀伊宮原駅~湯浅駅」の区間と並走します!
「紀伊路」のコースと組み合わせたり、糸我峠を含めた「糸我の山」を縦走するプランにすると、ボリューム感のある古道ハイクが楽しめます!!
熊野古道「紀伊路」の紀伊宮原駅~湯浅駅はこちら↓
今回のプラン・山行データ
今回は「紀伊宮原駅~湯浅駅」まで歩き『糸我の山』を縦走しました!
紀伊宮原駅からスタート!宮原橋で”有田川”を渡ります。国道を横断すると中将姫ゆかりの「得生寺」があります。雲雀山の登山口から史跡を巡って登れば雲雀山に到着です!
雲雀山から『糸我の山』を縦走します!この縦走路はミカン畑の農道を辿っていきます。糸我峠→鹿打坂峠と巡り、栖原海岸を見渡しながら登れば白上山です!
白上山から明恵上人の遺跡を巡る。遺跡は東・西の2箇所あります!明恵上人ゆかりの施無畏寺へ立ち寄り栖原海岸に下ります。
栖原海岸を眺めながら海沿いに進んでいくと、醤油の発祥地”湯浅”。重伝建地区を散策して立石道標で紀伊路と合流すれば湯浅駅にゴールです!!
このコースの総距離は約11.3km!
標準コースタイムは約5時間です!!
〈今回のプラン〉
- 紀伊宮原駅(5:43)→得生寺(6:03)→雲雀山(6:39)
- 糸我峠(7:14)→鹿打坂峠(7:25)→白上山(7:54)
- 明恵上人遺跡(8:02-13)→施無畏寺(8:27)→栖原海岸(8:34)
- 湯浅重伝建地区(9:06)→立石道標(9:14)→湯浅駅(9:21)
登山口へのアクセスと駐車場
マイカーの場合は「湯浅駅」付近に駐車場あり
マイカーの場合はゴールの「湯浅駅」の目の前にコインパーキングがあります!
昨年(2020年)の夏頃、紀伊路に挑戦していた際はこちらは工事中でしたが、今回訪れてみると駅前のパーキングが完成していました!
駅舎も工事がほとんど終わって、新しくなっていました♪
GoogleMapではまだ情報が更新されていないかもですが、湯浅駅の目の前なので場所はわかりやすいと思います!
また駅から少し離れますが、「湯浅町観光駐車場」もオススメです!
こちらは駅から徒歩15分ですが、醤油蔵・江戸時代の町並みが美しい「湯浅重伝建地区」のすぐ近くなので、観光も併せて楽しむならこちらの駐車場が便利!
駐車場の隣には「湯浅美味いもん蔵」という、レストラン・物産センターもあります♪
名物の”しらす丼”が人気!!
アクセス
〈公共交通機関の場合〉:JR紀勢本線・きのくに線
- 和歌山駅→紀伊宮原駅〈330円〉
- 御坊駅→紀伊宮原駅〈420円〉
- 湯浅駅→紀伊宮原駅〈200円〉
〈マイカーの場合〉:湯浅駅へのアクセス
- 大阪方面から:御坊湯浅道路「湯浅IC」から約5分
- 田辺方面から:「広川IC」から約5分
※湯浅御坊道路「湯浅IC」はハーフインターチェンジです!大阪・和歌山市方面からのみ出入り可能。
雲雀山・白上山に登山!
紀伊宮原駅→得生寺→雲雀山
〈5:43〉それでは紀伊宮原駅からスタート!
今回は午前中にゴールしてお昼頃に自宅に帰りたかったので、湯浅駅に車をデポして始発で紀伊宮原駅に到着しました!
コロナの状況とかもあるので、混雑回避で人が少ない時間帯にさらっと歩いていきます!
紀伊宮原駅の駅前には熊野古道のマップがあります!
「紀伊路」に挑戦していたのがちょうど1年前なので久しぶり♪
ではスタートしましょう!
駅から雲雀山の登山口までは、「紀伊路」のコースを辿っていきます!
まずは紀伊路との合流点・宮原橋へ向かいましょう!
駅前を正面or左へ進んで、有田川へ抜けます!
有田川に架かる赤い橋が宮原橋。
〈5:50〉宮原橋で熊野古道に合流!
橋から有田川!!天気予報は晴れマークだったけど、めっちゃ曇り空(;´Д`)
橋を渡ったら左折して堤防沿いをしばらく進みます。
川沿いから見える「糸我の山」の山並み。今回はこの山並みを縦走していきます!
写真の左端にある山が”雲雀山”です!糸我峠はちょうど写真の中央辺り。
堤防沿いを進み、ここを右へ下ります!”熊野古道”の道案内があります。
民家の間を抜けていくと、交差点に”中将姫・得生寺”の看板が見えてきます!
ここで国道を渡る。
渡って少し進めば、
〈6:03〉雲雀山「得生寺」があります!
得生寺の境内。
得生寺は「中将姫」ゆかりのお寺です!
奈良時代の右大臣・藤原豊成の娘である中将姫。中将姫に妬みを持つ継母(豊成の後妻)は家臣の伊藤春時に姫の殺害を命じます。
しかし春時夫婦は殺害することができず、姫を守るために剃髪して、それぞれ”得生”と”妙生尼”と改め、雲雀山に庵を結びました。
難を逃れた中将姫は、その後、大和(奈良)の”當麻寺”に入り、阿弥陀仏の浄土世界を祈り”浄土曼荼羅”を一夜にして織り上げ、その功徳で極楽往生を遂げました。
これが歌舞伎・能・浄瑠璃などの題材となった中将姫の物語です!
得生寺は”伊藤春時”の僧名から「雲雀山得生寺」という寺号となりました。
で今回登る雲雀山が、得生が庵を結び中将姫が3年間隠れ棲んだ山となります!!
ちなみに”當麻寺”は、奈良県の金剛山地にある二上山の麓にあります。當麻寺の本尊は中将姫が一夜にして織り上げた”當麻曼荼羅”です!
得生寺を出ると、大きな木が並ぶ社寺林が見えてきます。
〈6:09〉この神社は糸我稲荷神社。
こちらの神社は”日本最古の稲荷神社”として知られる神社です!京都の伏見稲荷大社より古い(゚∀゚)!!
境内には樹齢500年以上の大きな大きな楠の木が並んでいます!
糸我稲荷神社から糸我峠方面へ紀伊路を少し進めば、
道の脇に雲雀山の登山口があります!!
〈6:15〉では熊野古道を離れて本題の雲雀山に登っていきましょう!
登り始めはミカン畑の間を抜けて、農業用モノレールのレールに沿って登っていきます!結構急坂!!
みかん畑から振り返る有田の町!さすが日本屈指のミカンの名産地!!
周辺の山々の斜面はびっしりとミカン畑が広がっています(゚∀゚)!!
みかん畑を抜けて自然林の山道へ!
しばらく進むと分岐がありますが、ここはどちらに進んでもすぐに合流します。
ブログ主は右へ進みました。
分岐のすぐ先にいきなり鳥居が出現(゚∀゚)!
鳥居の裏には、小さな石の祠があります。
こちらに祀られているのは山岳修験の祖”役の行者”です。ほんと関西の山歩いてたら、だいたいどこ行っても役の行者様の祠がありますね~。
合流して石垣の横の小路を抜ける!それにしても蜘蛛の巣が多い…。手頃な枝を拾って目の前でくるくる振りながら進みました。
階段を登っていくと、
鉄塔の足元に抜けてきました。鉄塔の前で左折!
ここまでは蜘蛛の巣が多かったけど、鉄塔以降は道も落ち着き始めました。
のんびり進んでいくと、宝篋印塔がありました。
康永2年(1343)の銘が刻まれています。これは有田地方で最古級らしい。市指定の文化財。
その向かい側には行場があります!ここで中将姫が修行を重ねたと伝わっています。
宝篋印塔・行場のある場所で、雲雀山の山頂へ向かう道と庵跡に向かう下り道に分岐します。
庵跡に向かう道はそのまま糸我王子社跡に下ってしまうのでスルーして、行場の脇にある階段を登って雲雀山へ向かいました!
少し登ると”経の堀”と”机の岩”が並んでいます。
机の岩は、中将姫が書経したと云われる机。その書経を収めたのが”経の堀”です。
雲雀山の山頂付近はゴツゴツした岩場!ここを登れば、
〈6:39〉雲雀山の山頂に到着です!
雲雀山201m!駅から約1時間でした!
岩場の山頂からは眼下に有田川と麓の町並みが見渡せます!!
標高はあまり高くない山だけど、すっごくいい景色(*´∀`*)!!
これから縦走していく糸我の山並み!
山頂の岩に腰掛けて朝ごはんのオニギリ♪
有田川を眺めながらのんびり休憩しました!
天気がもっとよければなー。
糸我峠→鹿打坂峠→白上山
〈7:00〉20分ほど休憩して行動再開!万葉故地「糸我の山」を縦走していきましょう!
山頂の祠の脇から裏手に抜けて進んでいきます!
緩やかな階段を下っていくと、
すぐに農道に合流します!
ここからはミカン畑の農道を辿って縦走!
糸我峠までは約20分の道のりです!
農道合流地点から下っていく道があります。こちらを進むと糸我王子へ下り紀伊路に合流できます。
このクネクネ道が糸我王子への下り道。
そのまま稜線上の農道を辿っていきます!しばらく進むと貯水タンク?があります。タンクの前で左折。
道なりにのんびり歩いていく♪
ミカン畑(゚∀゚)!夏だからまだ実が緑色だけど、秋~初冬の頃はオレンジに色づきます!ミカンの旬の時期に歩くのも良さそうですね~。
しばらくのんびり進んでいると、
〈7:14〉糸我峠に到着です!!
万葉集に多くみられる歌枕の「絲鹿の峠」はこの峠のことを指します!
熊野詣が盛んな江戸時代には、この峠に2軒の茶屋が並んでいたそうです。茶屋で振る舞われた有田のミカンがやっぱり人気だったらしい(*´∀`*)
この糸我峠で紀伊路が交差します!右手の階段が紀伊路。
今回の計画はここをそのまま正面へ栖原海岸方面へと縦走して進みます。
ちなみに峠を少しだけ紀伊路を辿ると、南側の展望が抜群です!!
では糸我峠から栖原海岸方面へ縦走していきましょう!
また貯水タンクの脇を抜けて、
道なりに農道を辿ります。ほぼほぼアップダウンのない道!
〈7:25〉10分ほど進むと、小さな祠がある鹿打坂峠に到着です!
この峠はかつて万葉人が利用したといいます。峠からまっすぐ進んでいきますが、ここを右手に、
少し登ると、
朱色の鳥居が連なる”稲荷大神社(稲葉根社)”があります!
こちらの神社は本朝最初(日本最古)の稲荷神社となります!
麓にあった糸我稲荷神社は、ここに降臨された大神を麓に移し奉った稲荷社なのだと思います。
京都の伏見稲荷大社が建立されたのは、こちらの稲荷社が移し奉られた約60年後となるそうなので、日本最古!!
緑の山に連なる朱色の鳥居(゚∀゚)!!
本殿!降臨地の大岩にしめ縄が巻かれています。
鹿打坂峠に戻って、農道を進んでいきます!
しばらく進むとミカン畑から南側の展望が開けます!ゴールの湯浅の町並み♪
みかん畑で道が分岐!ここは右側の道を進みましょう!
ちなみに左側の道でも景色の良いミカン畑の中を通って、施無畏寺へと下ることができます。
右側の道を選ぶと、白上山を経由して明恵上人遺跡へと進むことができます!
分岐を右に辿り少し登ると、フェンスのところで畑の細い道を抜けていきます。
畑を抜けると倉庫?がありその脇を下っていくと、
再びミカン畑!
道なりに進んで、畑脇の右側の細い道を登る。
この道を登れば白上山です!
白上山への登り途中に振り返れば、栖原海岸に浮かぶ島々が眺められます!!
めっちゃいい景色(゚∀゚)!天気が良ければ最高だろうなー♪
〈7:54〉ということで白上山の山頂に到着!山頂には三角点や山名看板などはありませんでした!
地図上の184.3mのピークが白上山になります!
明恵上人白上遺跡→施無畏寺→栖原海岸
白上山では休憩せず、そのまま下っていきます!
少し下るとT字路に突き当たります。
ここで右へ曲がると明恵上人東白上遺跡があるので立ち寄り!
明恵上人の遺跡は東と西の2箇所にあります!
しばらく農道を辿ると遺跡の入口。草をかき分けて進むと、
〈8:02〉西遺跡の石碑がありました!
明恵(みょうえ)上人は、鎌倉時代前期の華厳宗の僧。出身はこの和歌山県有田川町です!
”華厳宗中興の祖”と称される高僧で、京都の栂尾山「高山寺」を創建しました!※明恵上人は栂尾上人とも呼ばれる。
この白上山周辺は、その明恵上人が修行に励んだ地となります!
遺跡の裏手は岩場となり海が眺められました!
分岐に戻って次は東白上遺跡へ!
このあたりの道はガイドブックでは「美しい桜並木」と紹介されていました!麓にある明恵上人ゆかりの施無畏寺も桜の名所として知られているので、春の古道ハイクも良さそうですね♪
施無畏寺・白上山の桜の時期とミカン畑が色づく秋がベストシーズンなのかもです!
5分ほどで東白上遺跡に到着!
入口から登っていくと!
〈8:13〉東白上遺跡!こちらも岩場になっており、
このあと下る栖原海岸が一望できました!!
今回のコースは全体的に標高は低いけど、展望ポイントは予想していた以上に多かったです!しかも道中に史跡が数多くあるので見どころが本当に多かった!
さらっと登って帰るつもりだったけど、意外にも内容の濃い山歩きが楽しめた♪
では下っていきましょう!
遺跡から道なりに下ると、正面から農道が合流!
この正面の道は、白上山の手前で分岐したミカン畑を通る道です。
ここで合流して右手に下り施無畏寺へ!
すぐに施無畏寺の社寺林が見えてきます!
〈8:27〉明恵上人ゆかりの施無畏寺(せむいじ)。
桜の名所としても知られる施無畏寺。中央の大きな木が桜かな?
施無畏寺の境内からは栖原海岸に浮かぶ島々が眺められます!
左の島が「鷹島」、右の島が「苅藻島」、少し手前の小さな島が「毛無島」です。
明恵上人はこの景色を愛し、苅藻島や鷹島に渡って修行したこともあったそうです!
施無畏寺から下っていきます!
〈8:34〉すぐに栖原海岸が見えてきました!ここで道路沿いを左へ進んでもOKですが、今回はそのまままっすぐ海岸沿いに進んで、ゴールの湯浅へ向かいます!
湯浅重伝建地区→立石道標→湯浅駅
では海岸沿いを進んで醤油発祥の街「湯浅」へ!
栖原海岸の漁港にお船がいっぱい(゚∀゚)!
海岸から振り返る白上の峰!!
〈8:46〉しばらく進むと和歌山県の「夕景百選」の碑が立っています!
海に沈む夕日っていいよね!ブログ主は内陸に住んでるから、なかなか見られない景色で羨ましい。
栖原海岸から山裾をグルっと回って湯浅港が見えてきました!
道なりに進むと湯浅港へと流れる山田川沿いに道が続きます!
川沿いを進んでいくと道路と合流!右折すれば、
〈9:04〉山田川に架かる北橋があります!この橋を渡れば江戸時代の風情が残る「湯浅重伝建地区」です!!
ちなみに橋からオレンジ色の救命船が見えます。救命船があるところが湯浅町観光駐車場です!
湯浅重伝建地区(゚∀゚)!!醤油蔵などの風情ある街並み♪
今回のコースは予想以上に見所が多く、しかもゴールは江戸時代の街並みが残る醤油発祥の地!!
古道ファンの方には本当にオススメしたいコースです♪
重伝建地区はかなり広く、お立ち寄りしたいスポットがたくさんあります!
今回はコロナのこともあるので通過するだけにしましたが、できればじっくり散策してほしいです!
しらす丼を始め、麹アイスや有田ミカンシャーベットなどのグルメもオススメ!
国道へ抜けると「しょうゆソフトクリーム」が味わえる丸新本家さんがあります!醤油工場見学もできる!!
ブログ主は昨年の紀伊路旅の途中に、2時間ほど掛けてゆっくり散策したので、詳しくはこちらの記事の後半を御覧ください!
〈9:14〉重伝建地区を抜けて駅へ向かいます!
駅前の通りにある熊野古道の立石道標!!ここで紀伊路と合流です!
横の面には「きみゐてら(紀三井寺)」。
桜の名所として知られる紀三井寺!ブログ主も春に紀三井寺がある「名草山」を散策してきました!
〈9:21〉ということで湯浅駅にゴールです!
昨年は工事が行われていましたが、1年後の現在は工事もほとんど終わって、新駅舎も完成間近となっていました!
まとめ
ということで今回は、中将姫ゆかりの「雲雀山」と万葉故地「糸我の山」を巡る山旅でした!
中将姫にまつわる史跡が並び、万葉集に数多く登場する糸我の峠や明恵上人の修行地を巡る、歴史ロマンあふれる古道ハイクでした!
しかも標高が低くアップダウンが少ないながら景色も良い!!有田川やミカンの名産地の街並み、栖原海岸に浮かぶ島々、醤油発祥地の風情ある街並みなど、見所が目白押しでした!!
注意点としては、農道の分岐が多い点。事前に辿るコースを確認してから歩きましょう!
熊野古道ファン、歴史ファンの方には特にオススメしたいコースでした!