高室山に登山!鈴鹿山脈北部の大展望の山で雪中ハイク!

登山・トレッキング
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2020年2月上旬、今回は鈴鹿山脈の”高室山”に登ってきました!

高室山は滋賀県多賀町にある山。鈴鹿山脈の北部に位置し、山脈の主稜線から西(滋賀県側)に外れた支稜にある山です。

山脈内の位置関係で言うと、霊仙山の少し南、御池岳の西にあります。日本コバの真北!

鈴鹿山脈の中では少しマイナーな山ですが、高室山のカルストの山頂は360度のパノラマで、鈴鹿山脈の山々や伊吹山、琵琶湖から比良山地まで見渡せるなどとっても展望に恵まれています!

山行日の数日前から関西地方にもようやく寒波が訪れ、ちらほら雪化粧の山が見られるようになりました。

これは展望のいい山で雪山ハイク楽しめるかも!と期待しながら高室山に出かけました!

高室山

標高:818m

場所:鈴鹿山脈(滋賀県多賀町)

2万5000分の1図:高宮

高室山の登山ルート

代表的なルート

  1. 佐目(佐目トンネル)ルート
  2. 南後谷ルート

高室山には上記の2ルートがあります。

佐目ルートの登山口はR306号沿い”佐目トンネル”手前の「佐目自然公園」。駐車場やトイレがあるので利用者が多く、高室山のメインルートになります。

周回ルートで南後谷ルートを利用する方も多いですが、こちらはルート内に傾斜がきつく道幅が狭い箇所があり滑落の危険があるので、初めての方は佐目ルートのピストンが安心だと思います!

今回のプラン

今回は雪山ハイクであることを想定して、佐目トンネルからピストンすることにしました!

登山口の佐目自然公園に車を停め高室山を目指します。登り始めはしばらく急登が続き、短い距離でぐんぐん高度を稼ぎます。次第に傾斜が緩やかになると林道と合流。

林道をしばらく歩き、道標を頼りに再び山道に入ります。フカフカの冬を踏みしめながら高室山の山頂へ!

カルスト地形の山頂からパノラマの展望を十分堪能したら、下山は同じルートを辿ります。

標準コースタイムは登り2:10/下り1:30!

雪道であることと休憩時間を考慮して5時間で計画しました!

今回のプラン!

  1. 登り:登山口(8:19)→林道合流(9:24)→高室山(9:54)
  2. 休憩:(~10:22)
  3. 下り:高室山→登山口(11:16)
山行データ

天候:くもり→晴れ♪

距離:5.1km

活動時間:2時間57分

登山口の駐車場とアクセス

佐目トンネル登山口に駐車場あり

佐目集落からR306号線を少し進むと”佐目トンネル”があります。

このトンネルの手前にある”佐目自然公園”には駐車場があり、登山でも利用できます。「高室山登山口」の案内板と「登山ルート」の看板が目印!

こちらが佐目自然公園の駐車場。トイレもある駐車場でマイカーでの利用が便利!

階段を登ったところが登山口です。登山計画書のポストもありました!

駐車場詳細

場所:滋賀県犬上郡多賀町大字佐目 Google Mapへ!

Google Mapコード:35.206213, 136.340918

トイレ:あり

台数:約20台

登山口へのアクセス

マイカーの場合

  • ナビの設定は「佐目自然公園」
  • 名神高速道路「彦根IC」or「湖東三山スマートIC」
  • R307→R306経由で約20分

公共交通機関の場合

  • 電車:最寄り駅は近江鉄道「多賀大社前駅」
  • バス:湖国バス大君ヶ畑線「多賀大社前」→「佐目」バス停

R306号線の佐目トンネル付近は道幅はしっかり広い道路ですが、真冬は凍結の恐れがあるので、運転には十分気をつけましょう。

高室山に登山!

佐目登山口から山頂へ

〈8:19〉それでは佐目トンネル側の登山口からスタート!

自然公園から山道に入るとすぐに分岐があります。登山道は右側。

ちなみに真っ直ぐ進むと佐目集落の十二相神社に抜けます。すぐ近くに明智光秀ゆかりの「十兵衛屋敷跡」もあるのでお立ち寄りにオススメ!

ブログ主は自宅に帰ってから十兵衛屋敷跡の事を知ったので、今回は立ち寄れませんでした(´・ω・`)

分岐から登山道に進むといきなりの急登!このコースは距離は短めですが高低差は割とあるので、急登が多いです。

ぐんぐん登っていくと、雪の境界線(゚∀゚)!これは山頂も期待できそうだぞ♪

多賀町周辺では前日に雪が降ったようなので、もしかしたらフカフカの雪かも!でも雪が降ったすぐはトレースが消えてしまうので、先行者が踏み跡を付けてくれるのを期待してブログ主はあえて下道を選び、ゆっくり車を走らせ高室山を訪れました。

幸い、ちょうど駐車場に到着したタイミングで登っていかれる方がおられたので、その方のトレースを辿ります♪

ちなみに下道で登山口へ向かう途中に、スリップによる事故現場を3箇所も見かけたので、この時期の特に早朝はノーマルタイヤでは厳しそうです。

道の真ん中に木が。普段なら全く問題ないけど、雪があるから慎重に通過。

登り始めてしばらくすると木々の間から麓の佐目集落が見えました。

尾根伝いに急登をぐんぐん登っていくと名前のないピークがあります。このピークから一旦下りになるので、雪は浅いですが念の為ここからアイゼンを装着しました。

ピークからの下り。少しずつ雪が増えてきました。

途中に鉄塔。鉄塔はここと鞍部の少し先の2箇所あります。

鞍部まで下ると、雪がない^^;

ここでは左手から他のルートが合流します。このルートは地図で見たところ佐目集落から続いているようでした。

マイカーの場合は佐目トンネルの登山口の方が便利だと思うけど、バスの場合はこっちのほうがいいのかな?

全体を通してですがこのルートには要所にしっかりと道標が並んでいます。その他にも赤テープでマーキングもされているので道迷いはあまり心配なさそう。

でも雪でトレースが消えている場合は確認しながら登る必要があると思います。

一旦、アイゼン外そうかな?と悩みましたが、

すぐに雪道にもどりました。鞍部付近だけみたいですね。

国道306号線を挟んで向かい側(南側)にある採掘場。こんな雪だけど作業されている音が聞こえてきました。

高度が上がるにつれて次第に雪も増えてきました。しかもだんだん天気も良くなってきた♪

がっつりではないけど、樹氷っぽさも(゚∀゚)!

いい天気だなー(*´∀`*)

結構気温が高いから、帰りは雪が溶けちゃうかも。

この日の次の週末辺りから関西地方は雨になるらしく、気温が2月なのに20度近くまで上がるそうです。ほんと今年は心配になっちゃうほど暖かい冬…。

日差しも強い!登るにはベストな日だったかも♪

急登を登っていくと、次第に気持ちのいい尾根道になってきました。

途中、何箇所か道が細い箇所があります。ここも慎重に。

でも下を見ると樹氷の森(*´∀`*)

周りにスギ林が増え、道が谷沿いに差し掛かると急登はそろそろ終わり。

谷沿いを登り樹林帯に入ったところで道が平坦になります。このあたりから足元ふっかふか♪

注意板も雪で見えない!

フッカフカの雪♪手で掬ってみてもサラサラしてました。

樹林帯を進んでいきます。こんなところで雪中キャンプしてみたい。

今年は雪中キャンプにチャレンジしてみたかったけど、山の上ならともかく関西の平地では難しそう。琵琶湖沿いとかで雪積もってくれないかと期待していたんだけどな~。

スギの間を縫うように登っていくと、

〈9:24〉林道と合流しました!

合流地点にも登山計画書のポスト!突き当りを左(北)に進むと南後谷ルート。

高室山へは合流地点から右に進みます!

ここからしばらくは林道歩き。と言ってもこれだけ雪が積もってたら関係ないですね♪

普段なら林道歩きイヤだけど、雪だと楽しすぎる!

お!ユンボだ!

ユンボを背中から。空が青い!これは山頂からの景色もいいんじゃないかな?

このユンボのある広場前の林道から再び登山道へ!

ここにもしっかりと道標があります。

この日の予報では昼前頃からしっかり晴れるみたいなので登り始めるタイミングも正解だったかも。

クリームのような滑らかな雪♪雪が落ちる瞬間を捉えた一枚。心霊写真みたい。

あ~雪山ハイク気持ちよすぎる!

フカフカの雪を見てたらウズウズして、やらずにはいられなかったんや。

先行していたおじさんに怪訝な目で見られたけど、自分を抑えきれませんでした。

山頂まではあと少し。気持ちのいい雪原歩き♪

それほど深いとは言えないけど、ツボ足だとそこそこ沈みます。

山頂へのラストスパート!!カルスト地形らしいゴツゴツとして開けた山頂付近。

〈9:54〉高室山の山頂に到着!!

逆光だったから少しずらして、818mなり~!

ではでは景色を見ていきましょう!!

大展望の山頂

北側の展望!!

北側、真正面に見える山が”霊仙山”!いままで何度か登りましたが、いつもガスなんですよね…。カルストで広々とした景色のいい山なのに。

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霊仙山の肩にひょっこり見えるのはおそらく伊吹山。

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伊吹山から更に北の長浜市方面。奥の山脈は金糞岳があるあたりだと思う。それにしても金糞岳ってすごい名前。

続いて琵琶湖方面。

山頂から琵琶湖もバッチリ眺められました。彦根から近江八幡市、沖島も見えます。

琵琶湖を挟んで向こう側には比良山地。比良山地もびわ湖バレイ周辺から武奈ヶ岳にかけて真っ白ですね。

天気も良さそうだし、比良山地もこの日は大当たりじゃないかな?

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次は東側の展望。

真正面の一際大きな山が、鈴鹿山脈の最高峰”御池岳”。あちらも高室山や霊仙山と同じくカルスト地形の山頂ですよね。

鈴鹿山脈は特に北部にカルスト地形の山が多い印象です。

山頂からすぐ手前に見えるピークは倉骨山。高室山から片道10分ほどなので向かっても良かったのですが、雪が予想より多かったのと少し風があったので、この日は向かいませんでした。

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南側の景色。すぐ麓に先程から見えていた採掘場。

遠くに見える中央やや左の山が雨乞岳だと思うから、そのすぐ右が綿向山になると思います。

綿向山の少し手前がたぶん日本コバ。

綿向山も帰りに車から見た感じだと真っ白だったので、しっかり樹氷ができてたみたいですね♪

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景色を楽しみながら少し早めのランチタイム。テルモスに暖かいミルクティーを淹れてきました。メインはコストコで買ったスコーン。

コストコのパンってハズレほとんどないよね。このスコーンはリピート確定!

流石にこれだけ開けた山頂なだけあって、比較的穏やかな日でしたが、それでもそこそこ風がありました。

天気がしっかり晴れていても、かなり風が抜けやすい山頂だという印象なので、この季節でゆっくりできるのは条件がしっかり揃った日だけになると思います。

山頂付近には風紋もたくさん見られました。

しばらくのんびり景色を楽しみながらランチを楽しみました♪

この日を逃すと、また雪がなくなっちゃいそうなので、こんないいお天気の日に登れて本当にラッキーでした(*´∀`*)

同じルートで下山

日差しは強いけど、風で肌寒くなってきたので、ランチ後はすぐに荷物を背負い直しました。

ついでに1人記念撮影!

〈10:22〉山頂からの景色を見納めて下山開始です!

下りは景色を楽しみながら同じルートを辿ります。

登りでトレースをしっかり付けてきたので道順はわかりやすい♪

ヒップソリで滑りたい!でもこれだけサラサラした雪だから止まらなくなっちゃいそう。

フカフカで下りも気持ちいい。クッションになって膝にも優しい♪

ユンボを横目に林道を下る。林道もこれだけ雪があると気持ちよく歩けていいね。

登山口に向かって尾根を下る。登りでは樹氷っぽくなってたけど、気温が一気に上がったのでほとんど無くなっていました。

次第に足元の雪も少なくなりはじめ、

登りよりもだいぶ手前まで雪の境界線が上がっていました。ここでようやくアイゼンを外す。

〈11:16〉そして無事下山。佐目自然公園に戻ってきました。

下山中も5組ほどのハイカーさんが登って行かれました。

鈴鹿山脈の中ではマイナーな位置づけの高室山でしたが、カルストの山頂からの眺めはとっても美しく、また登山道も歩きやすくて距離も短め。

雪山としても初心者から登りやすいと感じたので、もっと人気の山になってもおかしくないという印象でした。

麓の佐目集落から高室山を見上げる。

少し離れて国道306号線から引でもう一枚。

まとめ

ということで今回は高室山での雪山ハイクの様子でした!

暖冬の影響で関西周辺の山々では、なかなか樹氷も雪山ハイクも楽しめない今シーズンですが、この日は天候にも恵まれ、しっかりと雪が積もった山歩きが楽しめました♪

佐目ルートは登山口に駐車場・トイレがありマイカーで計画しやすく、登山道も道順が非常にわかりやすくて、危険箇所もなかったので安心して歩くことができました。

雪が降ってすぐはトレースが消えがちですが、登山地図・GPSを確認しながら赤テープや看板を目印に登っていけば問題ないルートだと思います。

コースタイムも鈴鹿山脈の他の山々に比べれば短めなので、季節を問わずオススメできる山だと思います!

今回は久しぶりに雪山ハイクを堪能できて大満足の山行でした~(*´∀`*)!

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