明神平でテント泊!大又から桧塚、桧塚奥峰と薊岳に登る②日目

登山・トレッキング

2018年8月中旬に明神平で一泊二日のテント泊山行をしました!

前日は明神平にテントを張って拠点を作り、桧塚、桧塚奥峰へ往復して、明神平の美しい夕暮れを堪能した1日目でした。

この記事はその続きの記事ですので、よければ前回の記事を読んでくださいね(*´∀`)!

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テント泊2日目のルート、想定タイム

2日目のルート

明神平テント泊2日目は午前中に、明神平のテント場から前山、薊岳を往復します。その後、テントを撤収して、1日目のルートと同じ明神谷ルートで大又林道終点駐車場まで戻りました!

  • 薊岳往復 明神平~前山~薊岳~前山~明神平
  • 明神谷ルート(降り) 明神平(テント撤収)~明神谷~登山口~大又林道終点駐車場

想定タイム

  • 薊岳往復 2時間~2時間30分
  • 明神谷ルート(降り) 1時間15分~1時間45分

2日目の行動時間は全体で3時間30分~4時間30分ほどと想定しました!

2日目の予定はかなり時間に余裕があるので、ゆっくり歩きながら休憩などを多めに取り、テント撤収作業などものんびり作業する予定です。

ということでさっそく明神平テント泊山行2日目の様子を紹介していこうと思います!

明神平でテント泊 2日目

明神平~前山~薊岳往復

おはようございます!明神平の朝は少し肌寒さを感じる朝でした!明け方の一番気温が低い時間帯でだいたい10℃ぐらいだったと思います。この時期にしてはかなり気温は低め。

お湯を沸かして紅茶を飲みました♪ブログ主は実はコーヒーが苦手で山ではいつも紅茶。

天理大学山小屋裏手の林の中のテント場にも朝日が差し込む気持ちのいい朝でした♪

朝焼けの明神平。今日は天気が良さそうだ(*´∀`)

朝日はテントを張った林側から登ります。

南側の展望。日が昇ってくると今日はかなり遠くまで見渡すことができそう♪

これから向かう予定の薊岳。

あびし山荘付近から明神平全体が見渡せます。

日が昇り始め、美しい原生林のテント場はすこしポカポカ温かくなってきました(*´ω`*)

軽く朝食を食べて、薊岳に向かうための準備に取り掛かります。

いつも愛用しているSEA TO SAMMITのウルトラシルデイパック。手のひらサイズに収納できてとても便利。

かなり薄手で見た目は耐久性が心配になりますが、使ってみた感じでは全く耐久力に問題なし!ブログ主はもう5年以上使っているけれど、未だに破れも穴も空いていません♪

このデイパックにタオルや行動食など、必要なものだけ詰めて、薊岳に向かいます!

薊岳に向けて出発すると明神平にガスがかかってきました・ω・

これから向かう前山にもうっすらガスが…。

でも上には青空が広がっているので、すぐ晴れそうです。

前山山頂付近まで登ると、ガスもすっかり晴れて前山ゲレンデを朝日が照らしていました!

すっごくいい天気♪

水無山、国見岳方面も天気が良さそうですね!

前山に到着!

前山は木々に囲まれた山頂。

薊岳へ向かうには前山から西に進路を取ります。

薊岳は台高山脈の西側に伸びる支尾根のピーク。ここからは尾根の登山道が続きます。

朝早い時間帯の山歩きは静けさに包まれていて気持ちいいですよね♪

薊岳までは尾根歩きの一本道。特に迷いやすい場所もなく、道標もしっかりと設置されているので安心して歩くことができます。

テープも所々に貼られていました。

しばらく歩いていると、日が登ってきたのか登山道も明るくなってきました。

ん~朝日が気持ちいい(*´ω`*)朝日を浴びて体を伸ばしました♪

尾根から南側の展望。山肌くっきりのいいお天気。

登山道のすぐ南に谷が合流。このあたりの森がとてもきれいでした!

本当に歩きやすい登山道ですが、

数箇所、尾根が細くなっている箇所があるので注意。

あっ!倒れかけてる!周りの木々には倒れそうな形跡がないので、なんでここだけ?

しばらく進むと、薊岳手前のピーク。ここから尾根が少し南に折れます。

山頂に向けて、登りが増えてきました。

木々に囲まれた美しい登山道。

だんだんと尾根が細くなってきます。

このあたりはけっこう細い。

細い尾根を抜けると、山頂まではあと少しです。

すこし急な坂を登ると、

視界がひらけ、展望が広がります。

薊岳の山頂手前は切り立った道になるので、注意が必要。

ここを登り切ると、

薊岳山頂に到着です!明神平からは50分ほどかかりました!

南側には台高山脈の深い山々が一望できます!

北西方面。

明神平方面を見ると、伊勢辻山あたりの縦走路にガスが掛かっていました。

薊岳山頂は切り立った岩場の狭い足場。危険はありませんが、混雑しているとゆっくりすることはできなさそうですね。ブログ主が訪れた時間帯はまだまだ朝の早い時間帯だったので、1人でゆっくり過ごすことができました(*´ω`*)

岩肌にもたれかかり、まったり日光浴♪季節としては真夏ですがちょうどいい気温の山頂で、柔らかい日差しを全身に浴びてポカポカ気持ちいい山頂でした(●´ω`●)

山頂でゆっくり展望と日光浴を楽しんだあと、明神平に戻りました。

日も高くなってきて、谷筋の木々を木漏れ日がきれいに注ぐ様子を楽しみながら、足取り軽く歩きます♪

本当に歩きやすい尾根道でした♪

前山ゲレンデ付近に戻ってくると、お向かいの東側には雲がかかっていました。西側はいいお天気だったので時間帯が良かったのかも。

ここを境に曇り空と青空がくっきり分かれていました。

明神平に戻ってきました!帰りは40分ほどで到着です!

往復では山頂で30分ほどゆっくり過ごしたので、2時間ほどかかりました。

薊岳への登山道は尾根道の歩きやすい登山道で、途中に迷いやすそうな箇所もなく、ブナなどの原生林が美しい登山道でした♪

危険箇所も特になく、安心して歩くことができますが、山頂付近とその少し手前に尾根が細く痩せている箇所があるので、通過するときはすこし注意が必要な印象です。

明神平に戻ってからは、時間に余裕があるのでしばらくゆっくり過ごしました!その後、荷物の整理とテントの撤収作業をして、明神平をあとに駐車場がある大又林道終点まで明神谷ルートを戻ります。

明神谷ルート(降り) 明神平~大又林道終点駐車場

テントの撤収作業完了!周辺に忘れ物やゴミが無いか確認して、テント場をあとにします。

とても過ごしやすいテント場でのんびりテント泊を楽しむことができました♪また何度でも泊まりに来たくなる、そんな場所でした(*´∀`)

前日に登ってきた明神谷ルートで大又林道終点駐車場を目指します。

水場で水分補給。うまし(*´∀`)

今回のテント泊は全体的に天気が崩れたりしなかったので行動中もテント場でも作業がスムーズに進みました♪

明神谷に到着!

日差しが入り込むいい時間帯♪荷物を置いて谷の上の方まで登ってみました!

谷の核心部、明神の滝。

梯子のある渡渉箇所。テント泊の重い荷物で渡るので慎重に進みます。

やっぱりここが明神谷ルートで一番景色が好きだわ~(*´∀`)

最後の渡渉箇所を渡って、

明神谷ルートを降りてきました!

登山口まで林道を歩いて、

大又林道終点駐車場に到着しました!途中何度の人とすれ違ったので予想していましたが、駐車場はけっこう混雑して車がたくさん停まっていました。

ちょうど昨晩テント場で一緒だった方もおられたので、少しお話をしてから帰り支度をしました。

明神平からの明神谷ルートの降りはおよそ1時間ほどで下山。距離があまり長くないルートですがテント泊装備での下りだったので、ほどよい疲れがありました。

二日間の疲れを癒そうと、帰りは近くにある、やはた温泉でゆったり浸かってから、家路につきました(●´ω`●)

1泊2日のたのしい山旅でした~♪

追記:冬も明神平に訪れましたー↓

まとめ

今回は明神平を起点に1日目は桧塚、桧塚奥峰、二日目は薊岳を往復する1泊2日のテント泊山行でした!

明神平のテント場は今まで何度か泊まったことがありましたが、一日目の夕暮れにはガスが薊岳への稜線から流れ落ちる滝のように夕日に照らされる、美しい夕暮れを目にすることができて本当に良かったです(*´ω`*)

台風の影響なのか8月の夏真っ盛りの時期にもかかわらず、少し肌寒さを感じるような気候だったので、テントで蒸し暑い思いをすることもなく、快適な夜でした♪

明神平でテント泊するときに注意する点を挙げるなら、トイレがないという点だけですかね。人気のない所に行って穴を掘るか、持ち運びできる携帯トイレを持っていく必要があります。特に女性は準備して訪れるようにしてくださいね!

一日目の桧塚奥峰、二日目の薊岳ともに、とても歩きやすい登山道で危険箇所も無く、行程もそれほど長くないルートだったのでのんびり山旅を楽しむことができました!どちらか片方なら日帰りでも十分歩けるルートです。

明神平からはその他にも登ることができる山が豊富なので、ルートを変えてまた何度でも泊まりたくなるような、そんな素敵なテント場でした♪

ではまた~(^_^)/~

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