2020年2月下旬、今回は「洞川キャンプ場」で冬キャンプしてきました!
今年は昨シーズンを上回るぐらいの暖冬が続き、なかなか関西の山では樹氷・霧氷が見れないシーズンになっています(´・ω・`)
樹氷の情報を集めるため登山レポなどを中心にネットを徘徊していましたが、やっぱりなかなか情報が得られませんでした…。
洞川キャンプ場近くの「洞川温泉」は、大峰山脈への山登りの拠点になる温泉街なので、ブログ主は何年も前から通い詰めているけれど、豪雪地帯の天川村でも今シーズンはあまり雪は多くないみたいでした。
それなら山登りじゃなくて、洞川でキャンプしてみるのはどうかな?と思い立ち、キャンプに向かうことに♪
ということで今回は、大峰山脈の山々に囲まれ、温泉街がすぐ近くにある「洞川キャンプ場」の情報をまとめつつ、冬のソロキャンプの様子をご紹介します!!
追記(2021年):管理者様が変わり、(旧:洞川キャンプ場)からキャンプ場名も「フォレスト・イン洞川キャンプ場」に変更されました!!
料金システム等も変更されたため、詳しくはキャンプ場の新しいHPでご確認ください↓
『天川村』のキャンプ場についてまとめました↓
フォレスト・イン洞川キャンプ場ってどんなキャンプ場?
「フォレスト・イン洞川キャンプ場」は奈良県天川村洞川にあるキャンプ場!”洞川=どろがわ”と読みます。
修験の山として名高い”大峰山”の麓にある、山々に囲まれたキャンプ場です。
「不便を楽しもう」「星空と遊ぼう」「グランピング」がテーマとなっており、豊かな自然の中で日常から離れてゆったり過ぎていく時間を存分に楽しむことができます!
最大収容人数がなんと約500名!音楽フェスや貸切イベントの会場としても利用できる非常に広大な敷地のキャンプ場です。
温泉街「洞川温泉」がすぐ近くにあるのも、こちらのキャンプ場の魅力の一つ!天川村の豊かな自然と温泉・観光も合わせて楽しめる好立地なキャンプ場だと思います♪
そんな「洞川キャンプ場」について詳しくご紹介します!
住所:〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川934-15
TEL:0747-64-0757
営業:通年
サイト:オート・フリー・屋根付き板間・バンガロー
チェックIN/OUT:11:00~/~翌10:30
場所・アクセス
マイカーの場合
- ナビの設定は「洞川キャンプ場」にセット
- 下市町→天川川合:国道309号線
- 天川川合→キャンプ場:県道21号線→48号線
公共交通機関の場合
- 近鉄吉野線「下市口」からバス
- 奈良交通バス「洞川温泉行き」※
- 洞川温泉バス停から徒歩20分
※洞川温泉行きバスは、5月~10月は1日6便、それ以外は1日3便
天川川合から県道21号線(すずかけの道)に入り、山間を登りながら洞川へ車を走らせます。
すると分岐があり、ここを右に行くと洞川温泉街。左へ進むとキャンプ場方面です。
”龍泉寺”の前で再び左折し県道48号線へ。少し先でキャンプ場の看板が見えてきます!看板のところで右折。
※県道48号線はここより先は冬期通行止め。
するとすぐにキャンプ場の受付が見えてきます。
チェックIN/OUT
キャンプ場の入口にある受付(管理棟)です!こちらで手続きをします。
オフシーズンなどのお客さんが少ない時期は、受付に管理人さんがおられない場合があります。管理棟の入口に連絡先が貼り出されているので、お電話して受付をお願いしました!
- IN:11:00~
- OUT:~翌10:30
ブログ主は当日11時30分頃にキャンプ場に到着しました!INの時間設定がお昼前からとなっていて、比較的早め。ランチタイムからゆっくりキャンプが楽しめます♪
翌日のOUTの時間はやや早めですが、管理人さん曰く「一応その時間が決まりになっているけど、お客さんが少ない場合は多少オーバーしても全然OKだよ~」とのこと。
実際に、前日に利用されていた方は12時ごろまで楽しんでおられました♪このあたりは、オフシーズンということもあると思います。
チェックOUTの際は、受付へ報告に行く必要はなく、撤収作業が終えた時点でそのままキャンプ場を出発してOKというシステムです!
予約について
予約方法は、直接キャンプ場に電話する方法とHPのメールフォームで予約する方法の2パターンがあります!
HPでも”電話での予約・お問い合わせを優先する”とのことなので、電話予約の方がオススメです!
かなりキャパの広いキャンプ場ですので、GWや夏休み期間などの混雑期以外は、前日頃に混雑状況を確認するぐらいで十分だと思います。
後ほどご紹介しますが「グランピングのセットレンタル」に関しては、数に限りがあるので早めの予約が必要です!また大人数のイベントの場合もお早めに。
キャンプサイトと利用料金
こちらがキャンプ場のマップです!管理棟や設備棟のある大きな広場が真ん中にあり、その周りに各キャンプサイトがあります!
洞川キャンプ場のサイトは、
- オートサイト
- テントサイト(屋根付き板間サイト)
- フリーサイト
- バンガロー
- セットレンタルのグランピング
とキャンプスタイルに応じてバリエーションが豊富です!それぞれの特徴と利用料金についてご紹介します。
利用料金は区画単位の料金ではなく、人数単位(一人あたり)の料金となります。※2019年4月より料金システムが変更され、”入村料”が廃止されました。
各サイトはGoogle Mapのストリートビューでも確認できます!サイトの様子だけでなく、シャワーやバンガローの内装まで360度ビューで確認できますよ♪
Google Mapを操作してサイトをチェック↓
オートキャンプサイト
まずはオートサイト!今回ブログ主もこちらのサイトを利用させていただきました♪
オートサイトは車の乗り入れができる区画整理されたサイトになります。特にファミリーやグループキャンプで人気があるサイトになります。
オートサイトには管理棟横の”オートサイトA”とキャンプ場奥の”オートサイトB”の2箇所のサイトがあります。
宿泊料金:大人2500円/子供1000円
日帰り:大人1600円/子供800円
区画追加:3500円
税抜/車1台/1区画4名まで/ペット○
メインのオートサイトB。
林間サイトなので木陰も多く、特に夏場は涼しく快適だと思います。それでいて時間帯によって日当たりも良くなるのでかなり過ごしやすいサイトでした♪
区画の広さは約8m×5m。区画内に車を乗り入れることを考えると、大型テントを張るには少し狭めの印象です。
各区画の定員が4名までとなっているので、それ以上でご利用される場合は別途料金を支払い区画の追加をすることで広々と利用できます。
受付から道路を挟んで向かい側がオートサイトA。区画数は少ないですが、広さは同じです。
オートサイトBはこの道をまっすぐ進んだ所にあります。
テントサイト(屋根付き板間サイト)
テントサイトは屋根付きの板間サイトになります!
ペグ打ちしなくてもテントを張ることができるので、初心者からおすすめのサイト!天候を問わず利用でき、高床式で屋根もあるので夏場でも快適にキャンプできます。
トイレ、炊事場が近いのも嬉しいポイント!
3m20×3m20・高さ188cmまでの大きさのテントが設営可能です。
宿泊料金:大人2500円/子供1000円
日帰り:大人1600円/子供800円
区画追加:3000円
税抜/車1台/1区画4名まで/ペット○
注意点として、川沿いサイト(①~⑨)は車の乗り入れができません。
またサイトの前にタープの設営もできません。でも川沿いで涼しく木陰が多いエリアなので夏場でも過ごしやすいと思います♪
川沿いはどちらかと言えばソロ~少人数でのキャンプでオススメです!
テント設営の張り綱は床の板間にクギが打たれているので、引っ掛けるだけで簡単に設営することができます!
フリーサイト
こちらがフリーサイト!
オートサイトのように車を乗り付けることはできませんが、他のサイトとは違い好みの場所に自由に設営できるメリットがあります!
やや日当たりがよくありませんが、林間のアウトドアな雰囲気が最も感じられるサイトだと思います!
またキャンプサイトの中で一番リーズナブルなのも嬉しいポイント!荷物の積み下ろしの手間はありますが、自由度の高いサイトでのんびり過ごせると思います。
宿泊料金:大人2000円/子供1000円
日帰り:大人1000円/子供800円
区画追加:1500円
税抜/車1台/1区画4名まで/ペット○
広場との位置関係はこんな感じ。広場から階段を降りるとフリーサイトがあります。
階段のすぐ近くに車を駐車することができるので、乗り付けはできませんが荷物の運搬はそれほど苦にならないと思います。
ブログ主は、もともとこちらを利用しようと考えていましたが、この日は他にお客さんもおられなかったので、オートサイトを利用することにしました。
林間サイトなので雪がなかなか溶けずにしっかり積もっていました。
2日目の朝に確認しましたが、フリーサイトは午前中の日当たりがよかったです。結露したテントを乾かすのも早いと思いますよ。
バンガロー
洞川キャンプ場はキャンプサイトだけでなくバンガローも豊富です!
こちらは定員6名までのログハウス(小)。丸太のログハウス風でアウトドアな雰囲気が良いバンガローです♪
こちらがバンガロー(大)。大人が20人も泊まれる大きなバンガロー。家族だけでなくサークル活動やイベントなどでも利用できるほどの広さがあります!
大人数でワイワイ楽しむにはうってつけだと思います♪
またキャンプ場コンセプトの1つ「不便を楽しもう」ということで、バンガローには”あえて”家電製品が一切設置されていません!
アウトドアの醍醐味を楽しむため普段何気なく使っている道具を無くすことで、日常にはない「不便」を共有できるので、一緒に泊まる家族や仲間とのコミュニケーションが増えます!
家族・仲間との絆が深まるきっかけになると思いますよ!
Google Mapでバンガローの内装が確認できます~♪
宿泊料金:大人3800円/子供2800円
日帰り:大人2500円/子供1000円
区画追加:12000円
税抜/1区画:小4名・大20名まで/ペット○
グランピング(事前予約制レンタル)
「グランピング」がテーマの洞川キャンプ場では、グランピング用品のレンタルが充実しています!
奈良県のキャンプ場でグランピングが楽しめるのは、吉野郡で洞川キャンプ場が初めて。
事前予約制となっていますので、利用される場合は早めの予約が肝心です!
人数やプランに応じたレンタルセットを現地で受け取り、「不便を楽しむこと」というコンセプトに沿って、設営は利用者自身の手で行います!
特にグランピングテントの購入を考えている方にはオススメのプラン!一度お試しでレンタルして、設営・撤収の体験をしながらグランピングしてみると、テント購入の参考にもなってイメージしやすいと思います♪
- 1月~6月、9月~12月
※5月の(GW期間)、7月~8月は混雑するため一時的に受付外
キャンプ場の設備
キャンプ場設備のご紹介です!運動場のように大きな広場の周りに設備棟が並んでいます。また各サイト内にも設備が充実しています。
管理棟
管理棟内には飲み物やお菓子・調味料などちょっとした買い足しができる売店があります。
オフシーズンの利用だったのでそれほど品揃えはありませんでしたが、夏場などはお酒や氷なども販売されています。
木炭や薪も手に入りますよ。薪一束700円。
また管理棟前に自動販売機も設置されています。
トイレ
続いてトイレ。トイレは管理棟横とオートサイトBの前の2箇所あります。
こちらは管理棟横のトイレ。
中はこんな感じ。
個室は全て洋式・水洗です!とっても清潔なトイレで利用しやすかったです♪
こちらがオートサイトBの前にあるトイレです。
キャンプ場の規模に比べてトイレの数はやや少なめ。GWや夏休み期間はおそらく混雑するかもです。
炊事場
続いて炊事場。こちらはトイレに併設する炊事場です。
こちらはテントサイト・バンガロー(小)が並ぶエリアにある六角形の炊事棟。
場内では一番規模の大きな炊事場になります。
こちらはフリーサイト近くの炊事場です。
トイレの数に比べて炊事場の数が非常に多かった印象です。混雑期でも炊事場で順番待ちになる心配はなさそうですね。
シャワー
シャワー室はコイン式。夏場は”川遊び”や”アマゴのつかみ取り”が楽しめるキャンプ場なのでうれしい設備です!もちろん温水シャワーです。
シャワー室の様子もGoogle Mapで確認できます!
遊具
広場には遊具もあります。ブランコやすべり台・ジャングルジムなど公園にある定番の遊具が並んでいるので、子どもたちも飽きること無くキャンプを楽しめます♪
その他の注意点
- 焚き火台OK!直火は禁止!
- 冬期は一部トイレ・炊事場が利用できない場合あり※
- ゴミは指定ゴミ袋購入(150円)or持ち帰り
- 花火は打ち上げ・ロケット花火は禁止
- 近くに買い出しできるスーパー・コンビニはありません
※冬期は凍結のため、管理棟横のトイレ・炊事場のみ利用できます。気温や混雑状況にもよりますので、管理人さんに確認しましょう。
お立ち寄りスポット
洞川キャンプ場周辺には、古くから山岳信仰の里として栄えた「洞川温泉」や美しい渓谷・名水を始めとしたお立ち寄りスポットがたくさんあります!!
個人的に天川村の洞川温泉周辺は大好きなエリアで、山登りの帰りによく立ち寄っています♪ここでは特にオススメしたいお立ち寄りスポットをまとめました!!
洞川温泉
”大峰山”の山麓である天川村洞川は「洞川温泉」という温泉街として知られています!
古くから山岳修験の里として行者・登山者の憩いの場として栄えた温泉地です。洞川は標高が820mほどの高地に位置する山里ですので、夏でも涼しくて過ごしやすく”関西の軽井沢”とも呼ばれます!!
温泉街には旅館・民宿が20軒以上も軒を連ね、どこか懐かしさを感じる温泉地の雰囲気が漂います。
お土産屋や特産品の和漢”陀羅尼助丸”を販売する商店が並んでいます!
キャンプ場から日帰り入浴するなら天川村村営の「洞川温泉センター」がオススメです!
お風呂は”吉野杉”を使った大浴場と、夏でも涼しい沢沿いの露天風呂。内湯にはジェットバスもあり疲労回復にももってこいです♪
温泉前の村営駐車場は温泉利用で90分間無料サービスとなります!
住所:奈良県吉野郡洞川13-1 Google Mapへ!
TEL:0747-64-0800
営業時間:11:00~20:00
定休日:毎週水曜日
料金:大人700円/小人200円
「ごろごろ水」採水場
天川村周辺は名水の宝庫としても知られています!
特に洞川温泉の「ごろごろ水」は遠方から水くみに来られるほどの名水。非常にナチュラルな水質で喉をスーッと抜けていくような清涼感のあるお水♪
温泉街を山手に抜けたところに採水場が設けられています!
駐車スペースごとに水汲み場があり、駐車料金はかかりますが、給水自体は無料なので大きなポリタンクやペットボトルをもって汲みに来られる方が多いです。
ちなみにごろごろ水はお土産屋さんなどでペットボトルでも販売されています。
住所:奈良県吉野郡天川村大字洞川686-1 Google Mapへ!
採水時間:9:00~18:00
TEL(ごろごろ茶屋):0747-64-0188
駐車料金(1h)※:車500円/バイク100円 歩行者無料
※採水は無料ですが、駐車料金が掛かります。
歩行者用の水汲み場もあります。歩きだと無料で利用できるのも嬉しいポイント!
ブログ主はいつも登山の帰りに折りたたみのソフトボトルに汲んで持ち帰っています♪
また天川村周辺はきれいなお水に恵まれているので豆腐作りが盛んな地域です!ごろごろ水で湯豆腐とか最高ですよ(*´∀`*)
みたらい渓谷
”みたらい渓谷”は近畿地方でも随一の美しさと讃えられる渓谷です!
大きな滝とエメラルドグリーンの滝壺、迫力満点の岸壁にそって遊歩道が整備されています!四季折々の植物も豊富で、春~秋には新緑がキラキラと輝き、夏場はひんやりと涼しく、秋は紅葉で色づき、冬は雪化粧。
川底まで透けて見えるほどの透明度と、美しいエメラルドグリーン。
巨岩から流れる落差のある滝も迫力満点です!
遊歩道は吊橋や底の透けた鉄橋、滑りやすい岩の道となりますので、サンダルなどはオススメしません。ウォーキングシューズやできればトレッキングシューズがオススメです!
駐車場は国道309号線沿いに有料駐車場がある他、観音峯登山口にも無料駐車場があります!
キャンプ翌日にみたらい渓谷を散策してきたので詳しい情報はこちらから↓
キャンプレポ:オートサイト
ということでここからは本題のキャンプの様子をご紹介します♪
キャンプ場には11時30分頃に到着!受付を済ませてオートサイトへ。ちょうど、前日のソロキャンプのお兄さんが撤収作業をされておられたので、挨拶して少し雑談しました。
前夜はすごく寒かったみたい。気温が-6℃まで冷え込み、なかなか寝付けなかったそうです。今年は暖冬だといっても、天川村は標高が800m以上もあるので朝晩の冷え込みは厳しそうです。
でもお兄さんはそれでもすごく楽しそうでした(*´∀`*)キャンプ大好きなんだろうな~。
どこにテントを張るか見て回り、少しだけ雪が残るこちらを選択しました。雪中キャンプとはいかないけれど、すこしだけ雪の雰囲気が楽しめそうです♪
今回は新兵器を導入しました!!
ソロキャンプの定番中の定番ですが「DODのバックインベット」を買いました(*´∀`*)
自宅出発の10分ほど前に注文していたこのコットが配達されたので、ダンボールのまま持ってきて、キャンプ場で箱出しです♪
それにしても最近のネットショップって配送手続きはやいよね。前日に注文したのに翌朝に到着しました。配送業者さんすごすぎる!
こちらも購入して2回目の軍幕「バンドックソロベース」!!
ソロベースはインナーも付いてるけど、コットとの相性が良さそうだったので、これでますます快適にキャンプが楽しめそうです♪
ソロベースのレビューはこちら↓
設営が一段落したので、キャンプ場を散策♪
雪が結構多い(゚∀゚)!バンガローの屋根も真っ白です。
夏にはホタルが飛び交う川も雪で真っ白でした。
川遊びもできるけど、それ用に整備された川ではないっぽい。水深は浅いから泳ぐというよりはキャンプでの納涼にピッタリ!
それにしても広いキャンプ場だな~。
今回、オートサイト側のトイレや炊事場が凍結防止の為使えないということなので、管理棟横までやや遠いかな~。お酒を飲んだあとの夜間は気をつけなくちゃ。
設営→散歩でお昼を過ぎたので、お昼ごはんの準備♪
お昼は焚き火でいろいろ焼いちゃいます♪このお肉はコストコの「肩ロースかたまり」を切り分けた際の切れ端です。
コストコ「肩ロースかたまり」の切り分け方はこちら↓
お肉は細かく切って”牛串”にしました(*´∀`*)
シーズンニングスパイスで味付け。めっちゃうまい!!
当然、アルコールが必要だね!!このワインはコストコで買ってきました。たぶんプライベートブランドだと思います。産地はスペイン。
ワインの知識は全く無いし、このワインもかなり安かったけど、キャンプ場の雰囲気も相まってとっても美味かったです♪
キャンプ場に向かう前に立ち寄ったスーパーで特売してた「珉珉セミ餃子」。
関西のスーパーでは超ド定番の餃子です!子供の頃から大好きな餃子。
ひっくり返すときにちょっと潰しちゃったけど美味しそうに焼けました♪
やっぱり木べらじゃ無理あるな~。鉄フライパン用にターナー買おっかな。
キャンプ場到着時は曇り空でしたが、お昼ごはんを食べているとすっかりいいお天気になってきました!
天気予報では当日の昼ごろから晴れマークで翌日は一日中快晴でした♪
林間のサイトだけど、キャンプ場のテーマが「星空と遊ぼう」となっているので、頭上はしっかり開けています!
青空を眺めながら、お昼ごはんをのんびり楽しみました♪
焚き火がしっかり消火できたのを確認して、洞川温泉を散策に向かいます!
キャンプ場からは徒歩で15分ほど掛かります。飲んじゃったから運転できないけど、ファミリーで観光される場合は洞川温泉センターの駐車場を利用するほうが良いと思います!
県道を下って温泉街へ!
お土産ステッカーだ(゚∀゚)!!”大峰山”のパロディステッカー!!おもしろい!
大峰山(山上ヶ岳)は、現代の日本で唯一の「女人禁制の山」!
川へ降りて大峰山方面。それにしてもめっちゃいい天気やー!
今年は雪が少ないけど、それでも山上ヶ岳周辺は雪化粧ですね!
キャンプ場から県道を下ったところにある”龍泉寺”。早速お参り!
龍泉寺の境内にある池。浮かんでいるのはなんだろう?
ガチャポンではないことは確か。電飾かな?
本堂にお参り。この龍泉寺は真言宗修験総本山醍醐寺(京都)の大本山で、世界遺産の大峯山寺の護持院でもあります。
山岳修験の祖「役の行者」が大峰を開山し修行していた時代に、山麓の洞川へ下りられ、岩場の中から水が湧き出る泉を発見されました。
その泉のほとりに八大龍王尊をお祀りしたのが龍泉寺の始まりとされています。
本堂前にあるこの石。ご存知の方も多いかもですが、「なで石」という伝承で知られる石です。
この石をなでて持ち上げると楽々持ち上がり、叩くと重くなる不思議な石。
ブログ主も試してみたけど、本当に撫でると軽くなって、叩くと重くなります。不思議だ…。
朱色の橋を渡って温泉街へ!!
登山の行き帰りで今まで何度も歩いているけど、洞川温泉の雰囲気がとにかく大好きです!木造のレトロな温泉宿が軒を連ねていて、昔にタイムスリップしたような楽しさがあります。
でも温泉宿に宿泊したことないんですよね~。泊まってみたいな~。
洞川といえば”陀羅尼助丸”!!
和漢の胃腸薬。1300年前から伝わる漢方薬!
役の行者が大峰開山の際、山の中に生える”キハダ”を煮て出たエキスを採ったところ、胃腸や内蔵・外傷にも効果があることを知りました。それから脈々と製法が受け継がれている漢方薬です。
お土産にもオススメです!!
陀羅尼助丸の起原。
お土産さんもレトロでいい感じ。こちらではごろごろ水も販売されていますよー。
温泉街って歩いてるだけで楽しいよね。旅してる感じがいい!お風呂に入っちゃうとこの季節のキャンプだと湯冷めしちゃいそうだから、今回は帰りに入ることにします。
行者さんの衣装。大峰山では山の中での挨拶が変わっていて”ようおまいり!”と声を掛け合います。
洞川の集落。右側の山の上に展望台があるのですが、今回はお酒も飲んじゃったしやめとこ。
洞川エコミュージアム。大峰山の自然と文化を楽しみながら体験もできる博物館です。
初めて洞川温泉に訪れる方はぜひお立ち寄りください。大峰山の険しい修験道を3D映像で体験できたりします!
キャンプ場に戻りました。徒歩だとやっぱりそこそこ遠い^^;
温泉街を散策して戻ってくるのに2時間ぐらいかかりました。
夕方も近くなり、昼間は気温がすごく高かったので、キャンプ場の雪も少しずつ溶け始めました。
お昼ごはんを食べ過ぎちゃったから、全然お腹が空かない…^^;
夕方になって肌寒くなってきたので暖かい紅茶♪外で飲む暖かい飲み物って最高!
焚き火を再開して、お酒のアテだけチリチリ炙って宴会してました。
管理人さんの話では、この日の予約がもう一組来られるはずだったのですが、結局ブログ主1人だけでした。
新釣りバカ日誌のドラマ版をスマホで観て過ごしました!
浜ちゃん役だった西田敏行さんのスーさん役もなかなか良いね!!観てるとたまに、ごっちゃになるけど。
濱田岳さんはそのまま名前が浜ちゃんだからわかりやすいし、キャラクター的にもはまり役ですね。広瀬アリスちゃんの美知子さん役はとにかく可愛い!
濱田岳さんは「平成夫婦茶碗」ってドラマで子役で出演してた時からお気に入りの役者さんです。金八先生もよかった。
そんなこんなでなかなかお腹も減らない中、お酒だけが進んでいって、8時頃になると眠たくなってしかたがありませんでした。
ゆっくり星空も眺めたかったけど、眠気が勝ってしまい、一旦眠ることにしました。
で、起きてみるとびっくり!もう6時になっていました。どんだけ寝んねん^^;コットが快適すぎて爆睡していました。
うっすら明るなってるから星空みれへんやん…。
朝は前日ほどではないけれど、それでも厳しい寒さでした。持参した気温計では-3℃となっていました。
寒いからとりあえず火起こし。前夜のために準備してきたお鍋を朝から食べます!
朝食完成!!ごはんもふっくら炊きあがりました。
自宅で仕込んできた、ピリ辛ごまみそ鍋!にんにくをしっかり効かした濃厚ダレ!
朝の冷え込みの中で食べるお鍋は体の芯から暖まって最高でした(*´∀`*)
締めにラーメンも投入!!
あかん…食べ過ぎや…。最後のラーメンが絶対余計だわ…。
なんでキャンプだと調子に乗って食べ過ぎちゃうんだろう。しかも炭水化物ばっかり。
腹ごなしに朝の散歩。雪解けの水たまりがカッチカチに凍っていました。
朝の日当たりがいいフリーサイトもまだまだ雪が残っています。
車の屋根もフロントガラスもカッチカチ。爆睡してたから気づかなかったけれど、夜間はかなり気温が下がっていたようですね。
その後、10時頃からのんびり撤収作業をして、11時前にキャンプ場を後にしました。
キャンプ場を出発して「みたらい渓谷」を散策!快晴で気持ちのいい中、エメラルドグリーンの渓谷美をのんびり楽しみ、散策後は温泉に浸かってスッキリして自宅へ帰りました。
キャンプ→渓谷散策→温泉と、2日間本当に楽しく過ごせました!
まとめ
ということで「洞川キャンプ場」での冬キャンプの様子でした!
洞川キャンプ場は非常に広々としていて、特にオフシーズンということもあり、貸切状態でのんびり過ごすことができました!
定番のオート・フリーサイトでのキャンプの他、初心者から楽しめるテントサイト・バンガロー、贅沢にアウトドアが楽しめるグランピングなど、スタイルに合わせてバリエーション豊かなキャンププランが提供されている洞川キャンプ場。
周辺にも、アウトドアアクティビティが楽しめるスポットが豊富で、しかも温泉街まである素晴らしい立地条件!!
個人的に天川村周辺は特にお気に入りのスポットなので、周辺レジャーも併せて楽しめるこちらのキャンプ場はとにかくオススメです!