2019年4月中旬に和歌山県田辺市にある「渡瀬緑の広場キャンプ場」でソロキャンプしてきました!
3泊4日掛けてテント泊で熊野古道「小辺路」を歩き、熊野本宮までたどり着いたブログ主。今回のキャンプは熊野本宮到着後に、翌日バスで自宅へ帰る前の宿泊地として、本宮から歩いてキャンプ場へ訪れました!
普段のキャンプ紹介記事とは少し違いますが、「渡瀬緑の広場キャンプ場」の情報をまとめつつ、ソロキャンプの様子をご紹介できればと思います!
渡瀬緑の広場キャンプ場とは?
「渡瀬緑の広場キャンプ場」は和歌山県田辺市にあるキャンプ場!
熊野本宮大社から車で10分ほどの距離にあり、渡瀬温泉に併設するキャンプ場です!
熊野三山巡りを楽しみつつも、周辺に渡瀬温泉を含めて、世界遺産の岩風呂「つぼ湯」がある”湯の峰温泉”や、冬場に川一面が温泉になる「仙人風呂」で有名な”川湯温泉”など、熊野を代表する温泉地に囲まれる、温泉好きにはたまらない場所にあるキャンプ場ですね!
観光と温泉とキャンプが一緒に楽しめるのが最大の魅力です!
TEL:0735-42-1777
営業期間:通年
定休日:木曜日 ※受付の「おとなしの郷」の定休日
チェックIN/OUT:12:00/12:00
渡瀬緑の広場キャンプ場の場所、アクセス!
渡瀬緑の広場キャンプ場は熊野本宮大社から10分ほどの距離にあります!ナビの設定は「渡瀬緑の広場キャンプ場」か、併設している「渡瀬温泉センター おとなしの郷」でOKですね!
阪和自動車道南紀田辺ICからは、国道42号線→311号線経由で本宮町へ。そこから看板などに従って、キャンプ場を目指しましょう!
こちらの看板を目印に「渡瀬温泉センター」方面へ。
ここの小道を右折します!角の「焼き鳥屋さん」が目印です!
こちらが渡瀬緑の広場キャンプ場の入口。
こちらが駐車場。入口の前に20~30台ほど駐車可能です!
直接、フリーサイトに乗り付ける事はできませんが、駐車場から距離は離れていないので、荷物の運搬はそれほど大変では無いと思います!
キャンプ場の利用料金!受付は「おとなしの郷」へ!
こちらがキャンプ場の利用料金です!
重いザックを背負ってキャンプ場を訪れたブログ主。
今回は駐車料金が必要ないので、一泊二日で620円でした!安い(*´ω`*)
キャンプ場の利用受付は、150mほど離れた「渡瀬温泉センター おとなしの郷」で受付されています!
こちらが「渡瀬温泉センター おとなしの郷」
白い建物でキャンプ場の受付をします!
料金を支払うと、領収書とキャンプ場利用許可証を受け取ります!
利用許可証はテントに結びつけておくスタイルです!
翌日のチェックアウトは、おとなしの郷まで行かなくても、キャンプ場に設置されている、許可証返却ポストに入れるだけでOK!
12:00までなら自由な時間にチェックアウトできます!翌日、早朝から予定がある場合は便利ですよね!バイカーさんや旅の途中で立ち寄るときもうれしいシステムです♪
定休日は翌朝後払いでOK!
キャンプ場の受付でもある「渡瀬温泉センターおとなしの郷」の定休日は木曜日ですが、キャンプ場自体は定休日でも利用することができます!
料金は翌日の朝に受付に申し出ればOK!
ちょうどブログ主が訪れた日も定休日でしたが利用できました!
たまたまですが、別の業務で管理人の方が居られたので、休業日でしたが、特別に木曜日に受付もさせていただけました。翌日、早朝のバスに乗りたかったので助かったー(゚∀゚)
渡瀬緑の広場キャンプ場の2種類のテントサイト!
フリーサイト!
まずはブログ主も利用した、フリーサイト!
フリーサイトは一面芝生!というわけではありませんが、フラットな路面で、川辺りに木が立ち並び木陰ができるので、テントは張りやすかったです♪
並ぶベンチを目安にしつつ、場所を確保するといいかも(゚∀゚)
フリーサイトの眼の前には川が流れているので、夏場などは川遊びも楽しめます!バーベキューにも良いロケーションですよね♪
おそらく夏場は利用者も多そうなので、静かなキャンプが好みの方は夏場以外がオススメです!
テラスサイト!(オートサイト)
キャンプ場にはフリーサイトの他にも、テラスサイト(オートサイト)があります!
こちらは専用の炊事場やテーブルがあるので、グループキャンプにオススメ!専用の出入り口があるので、車を横付けすることが可能です!
料金は3000円となっています!
渡瀬緑の広場キャンプ場の設備!
管理棟!
こちらがキャンプ場の入り口。
一応、管理棟となっていますが、人は常駐しないかもですね!
備品のレンタルや薪などの販売もされているようです!レンタルや販売の受付も、キャンプ場の受付と同じく「おとなしの郷」にて申し出てください!
テーブルとイスも2セットありました!ファミリーキャンプならここの近くにテントを設営すると良いかもですね!
駐車場には自動販売機もありました!周辺にお買い物できる施設は少ないので、自動販売機は本当に助かります♪
トイレはきれいな洋式トイレ!
キャンプ場のトイレは入口のすぐ近くにあります!
トイレはきれいに管理されている印象でした!
男性トイレしか確認はできていませんが、2つある個室はどちらも洋式のトイレでした!
トイレットペーパーなどもしっかり常備されているので、気持ちよく利用することができました!
広い炊事場!
炊事棟はキャンプ場の規模に比べて、しっかりした広さがあり、真ん中にテーブルも設置されているので、非常に使い勝手がよかったです♪
水回りもしっかりお手入れされている印象。
炭焼き場も一列十分な数がありました!よっぽどの混雑期以外は炊事場も渋滞することはないと思います!
バーベキューの後の炭も回収していただけるので、後処理も楽ちん♪
ゴミは分別して回収してもらえる!
キャンプ場で出たゴミは分別して回収していただけます!
ゴミ捨て場が炊事棟のすぐ外にあるのも手間いらずでいいですよね♪
入浴は渡瀬温泉へ!
渡瀬緑の広場キャンプ場は受付でもある「渡瀬温泉センター」に併設しています!
キャンプ楽しみながら温泉に入れるのはいいですよね(*´ω`*)
しかし、ブログ主が訪れた日は温泉センターの定休日の木曜日でしたorz 事前にしっかり下調べしてから訪れるべきでした…。
でも、このキャンプ場は渡瀬温泉を初め、川湯温泉と湯の峰温泉に囲まれた高立地なキャンプ場!入浴施設には困りません(`・ω・´)ゞ
ブログ主は湯の峰温泉で「つぼ湯」に入ってきました!詳細は下記で!
住所:〒647-1733 田辺市本宮町渡瀬45-3
TEL:0735-42-1777
営業時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
定休日:木曜日
料金:大人620円/小人310円(3~12歳まで)
周辺観光!
熊野三山巡りや熊野古道を歩こう!
なんと言っても、渡瀬緑の広場キャンプ場は熊野三山の1つ「熊野本宮大社」のすぐ近くにあるキャンプ場。熊野本宮へのお参りは外せません!
マイカーで訪れるなら、熊野速玉大社、熊野那智大社へも足を延ばし、「熊野三山巡り」で聖地熊野の魅力を満喫するプランがオススメです!
熊野本宮大社へお参りした後は、熊野詣の参詣道「熊野古道」を歩いてみましょう!
熊野本宮~湯の峰温泉の区間は、中辺路「大日越」と呼ばれるコースで、距離は3kmほどと比較的短時間で歩くことができ、熊野古道入門コースとしてオススメです!
熊野本宮周辺はバスの運行が豊富で、日帰りで楽しめる熊野古道のコースがたくさんあるので、古くから参詣道として栄えた熊野古道の雰囲気を肌で感じましょう!
こちらも人気コースの1つ!「発心門王子」コースです↓
湯の峰温泉で世界遺産「つぼ湯」に入ろう!
湯の峰温泉は、開湯1800年の歴史を誇る”日本最古の湯”として、今なお昔ながらの温泉街の雰囲気が残る温泉。
熊野古道「中辺路」の道沿いにあり、熊野詣の旅の途中に、長い道中で汚れた体を清め、疲れを癒やす”湯垢離場”として、重要な役割を担ってきた温泉です!
川辺りには天然温泉の岩風呂「つぼ湯」があります!
こちらの温泉は日本で最古の共同浴場と言われていて、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つとして、温泉としては唯一の世界遺産に登録されています!
ブログ主が訪れたときは、湯船が青白っぽいお風呂でしたが、実はつぼ湯は天候、気温、時間帯によって色が変化するとっても不思議な温泉!日によっては7回も色が変化するんだとか!
他にも「渡瀬緑の広場キャンプ場」の近くには”川湯温泉”もあり、渡瀬温泉も含めて、付近には3つも温泉街があります!
川湯温泉は、その名前の通り、川を掘ると温泉が湧き出る温泉で、特に冬場は川の一角が「仙人風呂」という入浴可能な温泉になります!
ブログ主はまだ冬場に訪れたことはありませんが、川湯温泉近くの「川湯野営場 木魂の里」でキャンプした際に、川湯温泉を利用しました(*´ω`*)硫黄の香るいいお湯でした♪
渡瀬緑の広場キャンプ場でソロキャンプ!
ではここからはキャンプの様子をご紹介!
とは言っても、今回のキャンプは熊野古道「小辺路」を歩き終えた最終日のキャンプなので、普段のキャンプの様に、テーブルとかチェアとか、快適に過ごせるグッズを何も持って来ていない最小限のテント泊。ザック1つで訪れました!
前日に山中で雨が降ったので、テントもビチョビチョの水浸し(´・ω・`)
とりあえずテントを設営して、乾かしました!濡れた服も乾かします。
設営場所は夕方に木陰ができそうな川辺り♪テーブルとイス代わりのベンチがあってよかった(*´∀`*)
吊橋がある!吊橋には鯉のぼりが風になびいて泳いでいました(*´∀`*)
もうすぐ5月だもんね~!平成も終わっちゃうな~。考えてみれば、今回のキャンプが平成最後のキャンプだ!令和になってもいっぱいキャンプするぞー(^○^)
吊橋はおとなしの郷とわたらせ温泉「大露天風呂」を繋ぐ吊橋のみたいですね!わたらせ温泉にも入りたかったけど、定休日なのが残念だ(´・ω・`)
その後、テントが乾くまで、湯の峰温泉へ行ってきました!キャンプ場から湯の峰温泉は徒歩で20分ぐらいです!
つぼ湯が最高でしたー(*´∀`*)
湯の峰温泉からキャンプ場へ帰宅!温泉に入っている間に、テントはすっかり乾いていました♪
よーし、晩御飯作るぞー!今回は小辺路テント泊の残り物を処理していきます!
まずはご飯を炊こう♪
普通のお米だと1合200mlが水が目安ですが、今回は無洗米なので1割ほど多めの220mlのお水を用意!まぁ目分量なので適当ですが…。
お米に水を含ませていると、山の方からガサガサとした音と獣の鳴き声がΣ(゚Д゚)
しばらく注意深く、音の方を見ていると、山から猿の群れが降りてきました!全部で7~8人ほどのお猿さんがキャンプ場まで入ってきて、草をパクパク食べていました!
山の方が草いっぱいありそうだけど、こっちの方が食べやすいのかな?
あの子はやんちゃな子だわ!ずっと木を揺らしてキーキー鳴いてました!
このキャンプ場は、山のすぐ麓にあるキャンプ場なので野生動物には注意しましょう!食べ物の残り物なんかをしまい忘れると、動物たちがイタズラするかもしれません!
いいお天気になってよかったー(*´∀`*)昨日は雨が降ったので結構心配でした。
お猿さんを遠目に眺めてボーっとしていると、お米にしっかり水分が浸透したようです!
では、炊飯開始!ど定番ですが、エスビットポケットストーブに固形燃料で放置炊飯します!この組み合わせ本当に便利ですよね♪今回のテント泊山行では、大活躍でした!
炊飯方法はこちら↓
固形燃料が燃え尽きるまでしばらく放置。
燃え尽きたら、タオルで巻いてひっくり返し、保温バックに入れて、30分ほど蒸らします!
この川辺りの木は桜かな?もうすっかり花は散ってしまいましたが、4月頭ぐらいだときれいなんだろうな~(*´ω`*)
このキャンプ場で花見するのも良さそうですね!
思いっきり手抜きの晩ごはん!笑
湯の峰温泉の売店で見かけたとき、コレだー!ってなりました(゚∀゚)
山中でもずっと食べたかったんですよね~カップ焼きそば♪ちなみにブログ主は”一平ちゃん”がカップ焼きそばで一番だと思っています!※異論は認めます!
そろそろお米の蒸らしもちょうど良さそうなので、カップ焼きそば作り♪お湯を沸かしまーす!
ということで、この日の晩ごはんはカップ焼きそばとふりかけご飯!炭水化物とカロリーの化物だー(^○^)
湯の峰温泉の湯筒で作ったゆで卵を添えてみました♪このゆで卵、びっくりするぐらいうまいです!
湯の峰温泉に訪れたら、ぜひ作ってみてください!詳しくは湯の峰温泉の記事で紹介しています。
当然、ビールやね(*´∀`*) なんとなくマグカップについでみました♪
ご飯食べてたら、すっかり暗くなったキャンプ場。吊橋は夜間ライトアップされるんだね!
この日もテント装備で20kmほど歩いたブログ主。ご飯を食べてお腹いっぱいになったら、疲れで爆睡!
結局、明け方まで9時間ぐらい深ーい眠りに落ちました!
おはようございます!山間のキャンプ場なので明け方は少しだけひんやりした気温。
朝一のバスで帰る予定なので、朝食は軽く済ませて、やや急ぎ気味にテントを撤収!
ゴミや忘れ物などの見回りをして、キャンプ場使用許可証を返却ポストに入れてキャンプ場を出発しました!
朝の渡瀬の景色。ほんとにのどかで静かな夜をすごせました(*´∀`*)次来るときは、ゆったり過ごしたいなー♪
わたらせ温泉にも入ってみたいし!
7時前に、日本一長い路線バス「八木新宮特急バス」で帰りました!
近鉄「大和八木駅」まで、5時間30分も掛かる、山間をゆったり走るバスですが、途中に十津川村温泉で休憩があったり、日本一長い吊橋「谷瀬の吊り橋」に寄り道できたりと、楽しい路線バスの旅でした♪
「八木新宮特急バス」の詳細はこちらから↓
まとめ
ということで、熊野本宮にほど近い「渡瀬緑の広場キャンプ場」でのソロキャンプの様子でした!
必要な設備はしっかり揃ったフリーサイトのシンプルなキャンプ場。利用料金がとってもお手頃で、川辺りののどかな景色が広がる素敵なキャンプ場でした♪
周辺には渡瀬温泉をはじめ、仙人風呂で有名な「川湯温泉」、世界遺産”つぼ湯”で人気の「湯の峰温泉」と、熊野を代表する3つの温泉に囲まれた、温泉好きにはたまらない立地!
熊野三山巡りや熊野古道も併せて楽しめる、観光面でも充実したオススメのキャンプ場です!
熊野に立ち寄る際は、こちらのキャンプ場を利用してみてはどうでしょうか?ではまた~(^_^)/~