2026年9月下旬、今回は大和葛城山から岩橋山へ縦走してきました!
大和葛城山(959m)と岩橋山(658.8m)は、金剛山地の北部にあり「ダイヤモンドトレール」の稜線上にある山となります!
抜群の展望とツツジ・ススキの名所としても大人気の「大和葛城山」!
名石めぐりや麓の平石地区の棚田で知られる「岩橋山」!
どちらも単体でも、縦走でも、何度も登ったことがある山なのですが、今回は久しぶりに金剛山地をガッツリ歩きたい!と思い立ったので、大阪側の麓にある西行法師の終焉地「弘川寺」を起点に、ダイトレの縦走を絡めたロングコースの周回プランを組んで歩いてきました!!
- 標高:959m・658m
- 場所:金剛山地 大阪府・奈良県の境
- 2万5000分の1図:御所・大和高田
- その他:大和葛城山(300名山・関西百名山)
大和葛城山・岩橋山の登山コース
代表的なルート

大和葛城山・岩橋山それぞれの代表的なルートは、
【大和葛城山】
- 北尾根コース
- 櫛羅の滝コース
- ダイトレ(水越峠→大和葛城山)
- 天狗谷コース
- 弘川寺道コース
- 葛城山麓公園コース(忍海道)
【岩橋山】
- Aコース:平石峠経由
- Bコース:名石めぐり
- Cコース:胎内くぐり
- Dコース:岩橋峠経由
【ダイヤモンドトレール】:竹内峠→平石峠→岩橋山→持尾辻→大和葛城山→水越峠
などがあります!
大和葛城山の登山コースや、ダイヤモンドトレールについては別記事にて詳しくまとめています!


また、「岩橋山」の登山コースについては、【河南町の公式HP】で麓の平石地区からの各コースやマップがご紹介されています!

ホーム>観光ガイド>自然>岩橋山登山マップができました
今回のプラン

今回は大阪側の麓「弘川寺」を起点に、ダイトレを絡めた二山の縦走プランで歩きました!
1.「弘川寺道」:弘川寺からスタート!境内入口脇の林道から登り始める。碓井谷林道と合流し、五ツ辻を経て大和葛城山に登る!
2.「ダイトレ」:大和葛城山から北へ縦走する。持尾辻を過ぎ、岩橋峠からの急登を登れば岩橋山の山頂に到着です!
3.「Dコース」:岩橋峠へ戻り平石地区へ下る!登山道の途中で鉄塔を二度潜り、下っていくと林道と合流。そのまま平石地区へ
4.平石地区からの帰りは、持尾城趾に立ち寄る。南河内フルーツロードに合流して弘川地区へ。起点の弘川寺にゴールです!

このプランの総距離は約17.2km!
標準コースタイムは約8時間30分です!
〈今回のプラン〉
- 弘川寺道:弘川寺(5:35)→碓井谷林道出合(6:27)→大和葛城山(7:15-39)
- ダイトレ;持尾辻(8:26)→岩橋峠(8:51)→岩橋山(9:01)
- Dコース:岩橋峠(9:07)→登山口(9:36)→平石地区(9:47)
- 帰り:持尾城趾(10:11)→弘川寺(10:50)
- 天候;晴れ 時々 くもり
- 距離:17.2km
- 活動時間:5:16
登山口の駐車場とアクセス
マイカーでの駐車場

マイカーの場合は、「弘川寺」に駐車場があります!
注意点として、お寺自体の駐車場は参拝者用なので、登山での長時間利用には向きません!


ですが、境内入口の右手にある林道(弘川寺道の登山道)を少し登ったところに、登山でも利用できる駐車場が整備されています!!
公衆トイレもありました♪
- 場所:大阪府南河内郡河南町弘川62
- Googleマップへ!
- 料金:無料/15台ほど トイレあり
「弘川寺」の公式サイト
アクセス

〈マイカーの場合〉
- 南阪奈道路「太子IC」から南河内グリーンロード(フルーツロード)で約20分
〈公共交通機関の場合〉:金剛ふるさとバス「河内行き」
- 近鉄「富田林駅」→「河内バス停」/380円
- バス停から徒歩5分
大和葛城山・岩橋山を縦走!
弘川寺道↑|弘川寺→大和葛城山

〈5:35〉それでは弘川寺の前から登山スタートです!
今回はロングコースなので、少し早めの時間帯から登り始めました。まだ薄暗い時間帯だったのもあり、弘川寺へのお参りは戻ってきてからにします!
境内入口の右手にある林道を登っていきましょう!

この弘川寺道は、大和葛城山への登山コースの中でも比較的距離が長いコースとなります。
距離は片道で5km以上ありますが、だいたい半分ぐらいはこのような林道を歩くコース。特に弘川寺からの序盤の区間はこの林道の勾配もキツめなので、体力を温存しながら、ゆっくり登ることをオススメします!

また、弘川寺道はこのように複数の分岐があり、弘川城趾に立ち寄るサブコースもあります。
このあたりは、以前「弘川寺道」を往復で歩いた記事があるので、そちらを読んでください↓


しばらく林道を登っていくと、ようやく登山道が現れます!
ここは分岐って言うより、林道の終点ですね!

それでは登っていきましょう!途中に分岐がありますが、基本的には階段などが整備されているメインの道を辿っていきます!

しばらく登ると尾根に合流!

このあたりから木々の隙間に少しだけ展望があります。

記事冒頭のコース紹介にあるマップが掲示された場所の先に、分岐があります。
ここは左へ。正面は行き止まりと書かれていました。

左へ下ると交差点があります。
弘川寺道はここを左へ進みます。

このようにしっかりと道標も設置されていました。

〈6:27〉交差点から少し進んだところで、林道に出合います。
この林道が碓井谷林道で、ここから山頂まではこの林道を登っていきます!

この林道もかなり登りがしんどい!今日は長い山行プランだから、ゆーーーっくり登りました!

林道を進んでいくと、車止めのゲートがあります。歩行者はゲート脇から抜けれる!

ゲートから少し登ったところが五ツ辻です!
ここはそのまま右手に林道が続くだけで、交差点っぽくはなかったですが、左に薄い踏み跡がある道が合流します。

そのまま林道を進むと、分岐が現れます。ここが弘川寺分岐で、左へ行くとすぐにダイトレに合流できます。
ただそのまま林道を進むと、大和葛城山の山頂すぐにあるキャンプ場(テント場)の方に抜けられるので、今回はそのまま林道を進みました!

林道を進んでいくと、右手から登山道が合流!このコースは水越峠からの「天狗谷道」です!


さらに進むと、キャンプ場の脇でダイトレに合流!

あとはいつも通り、白樺食堂の前から、

ススキの原っぱを登って、

〈7:15〉大和葛城山に到着です!!
スタートから1時間40分!弘川寺道の標準コースタイムは2時間半ぐらいなので、なかなかいいペース♪
この時間帯はうっすらガスが出ていましたが、

すぐに消えて、見事な秋晴れに♪
お隣の金剛山もバッチリ!!


奈良県側はまだガスが残っていて、この日は少し展望は見えなかったけど、

大阪側は素晴らしい展望が広がっていました!

大阪中心地のビル群も眺められ、

なによりこの日は空気が澄んでいたのか、明石海峡大橋や淡路島までバッチリ眺められました♪

ススキの見頃まではまだもう少し掛かりそうだけど、ようやく”秋”が来た!!って感じの爽快な気候でめっちゃ気持ちよかったです♪
ダイトレ|大和葛城山→持尾峠→岩橋峠・岩橋山

〈7:39〉それではダイトレを北へ縦走していきましょう!

キャンプ場の脇を抜けて進んでいきます!
この日はシルバーウィーク中だったのもあり、キャンプ場のデッキやテント場に、いくつものテントが張られていました!
ダイトレを縦走するのかな?

キャンプ場を抜けて、電波塔の脇を進むと、分岐があります。
こちらが先程の登りで分岐した弘川寺道との合流地点です。

ダイトレ名物の長ーーーーーい階段道を下る!
今回の区間は大和葛城山が最高点だから、まだ下りなだけマシですねー♪

階段を下り切ると、大和葛城山のメインコース「北尾根」との分岐があります。


分岐を見送ってどんどん進んでいきましょう!

もくもくと進んでいくと、T字路があります。ダイトレは左へ。
右の道は葛城山麓公園から登山コースです!


しばらく進むと、コース上にトイレがあります!
ダイトレは整備状況も含めて本当に歩きやすいですよね!というかランの人にも人気!道が広いから走りやすいんだろうな~。
シルバーウィークってこともあって、かなりたくさんのハイカー・ランナーさんとすれ違いました。

〈8:26〉そんなこんなで持尾辻に到着!
ここから大阪側の持尾地区にも下れるのですが、そのコースは登山マップなどでは破線ルートとなっているのでコース状況はあまり良くないそうです。
今回は平石地区に下ってから、持尾地区にある持尾城趾にも立ち寄るプランとなります!

持尾辻のダイトレ石碑!

持尾辻からしばらくはこのような窪地を下っていく!

しばらく下ると「久保辻」分岐があります!

こちらは奈良県側の新庄方面へ下るルートです。このコースは実線ルートとして紹介されていることが多いから、コース状況は悪くないのかも。
ブログ主はまだ歩いたことがないルートです。

久保辻から少し登って、

〈8:51〉一気に下れば、岩橋峠に到着です!!
今回はここからDコースで平石地区へ下るので、岩橋山に登った後はここに引き返します。

で、この峠から岩橋山への登りか今回のプランで最大の傾斜!!
めちゃめちゃ急な階段道を一気に登っていきます!

〈9:01〉距離は短いけどキッツイ階段を登りきれば、岩橋山に到着です!

岩橋山の三角点と石碑!
きつい階段を登っても、展望とかのご褒美はなし!!
Dコース|岩橋峠→平石地区

タッチして岩橋峠へ戻ります。
岩橋山から下り始めたところで、右手に登山道があります。この道がBコースとCコースの入口。
Aコースは岩橋山の北にある平石峠から。
Bコースは以前登りましたが、ユニークな巨岩・奇岩が並ぶとっても面白いコースでした!!

ちなみに自治体ホームページの情報では、現在(2026年9月時点)はCコースが台風の影響で通行止めになっているようです。

ということで岩橋峠に戻りました!

ここからDコースで平石地区までは2.2km!距離はあまり長くない!

〈9:07〉ではDコースを下っていきましょう!

このコースは、このように谷に沿って進む場面が多く、少しだけ道幅が狭い箇所もあります。
でも道の状態がかなり良いのと、谷自体が浅いので高度感とかはなし!
非常に歩きやすい登山コースとなります!

こんな感じでしっかりと道標も設置されています!

しばらく下ると鉄塔が現れます。
ここはそのまま正面へ進んでしまいそうになりますが、

鉄塔の真下あたりで右手を見るとトレースがあります。
でもそのトレースも草で見えにくいので見逃さないように注意!

鉄塔から再び樹林帯を下っていきます。

しばらく下っていくと、

2つ目の鉄塔があります!ここはそのまま正面でOK!!

鉄塔の真下から!!

最後に窪地のザレザレした道を下っていけば、

〈9:36〉林道の登山口に到着です!

振り返ってDコースの登山口!入口の露岩が滑りやすいので下りでは足元注意!

では平石地区まで林道を辿っていきましょう!
登山口すぐに右手から、別の林道が合流します。その道がCコースです。

林道を辿ると田んぼが見えてくる!すると平石はもうすぐ!
帰ってから気づいたのですが、この写真の場所の左手に「モミジの滝」っていう滝があったみたい。
調べたらちゃんと道標とかも立っていたので、単純に見逃しちゃいました^^;

ということで平石地区に下ってきました!
平石地区は”棚田”で有名な地域!!この後に向かう持尾地区や弘川地区も棚田が多いので、長閑な風景を楽しみつつゴールの弘川寺を目指しましょう!

民家が増えてきたところで、右手からBコースが合流。

〈9:47〉道なりに下って平石地区の中心に到着です!
ここを右へ行けば高貴寺とAコースの登山口。左へ下れば平石バス停があります。

高貴寺からは磐船神社を経て「近つ飛鳥 風土記の丘」へ繋がる散策路も整備されているので、そちらに進むプランも魅力的です!
麓|平石→持尾城趾→弘川寺

平石地区から持尾→弘川寺へ向かうには、その交差点の手前にあるこちらの分岐から、

持尾城趾への案内に従って進みます。
このコースも「近つ飛鳥 風土記の丘」からの散策路『自然と歴史の散歩道』の一部となります!

ということでこのようにしっかりとした道標が設置されているので、辿りながら進んでいきましょう!

棚田を眺めながら、

林道のような散策路を進んでいきます!

美しい棚田風景!10月ぐらいの収穫間際だと、もっと綺麗なんでしょうねー!!
まだ少し緑がかってるけど、黄金にキラキラ輝くんだろうなー♪
左奥にあるピークが先ほど登った岩橋山です!山と棚田!良い風景だな~!

道標を辿って進んでいくと、持尾地区に到着!

地区の中心にある交差点で左へ進むと、

持尾城趾の入口があります!

〈10:11〉入口から少し進むと磐船神社の分社があります。

その目の前に持尾城趾の入口!

登ると広場と東屋があり、

持尾城趾の石碑があります!持尾城は楠木正成公が築いた城で、金剛山の赤坂城の支城の1つ!
「元弘の変」には平岩氏が拠って戦った城といわれています。
実は少し前に、金剛山の赤坂古道「令和の町石道」を歩いた際に、赤坂城趾へも立ち寄ったので、その流れで持尾城趾に立ち寄る為に今回の山行を計画したっていうのもあったりします♪
赤坂古道は金剛山の最長ルートで、なかなかしんどいけど、赤坂城含めて魅力的なコースですよ!


山城である持尾城趾からは、大阪平野が一望できます!!少し雲は増えてきたけど、秋らしい青空♪

持尾城趾から下っていく!民家の脇を下っていくと、

左手から林道が合流します。この林道がおそらく、ダイトレ上の持尾辻からの登山道だと思います。

それではゴールの弘川寺へ向かいましょう!

麓から眺めるダイトレ・金剛山地の稜線!

道なりに進んでいくと、カーブのところに短い地道区間の入口があります。

こんな感じの道で歩きやすいですが、クモの巣がめっちゃ多かったー(´・ω・`)
車道をそのまま進めばよかった…。

車道と合流すると、その道路はすぐに南河内グリーンロードとも合流します。

そして突き当りで左へ進めば、弘川地区です!

ということで弘川寺の入口から少し登れば、

〈10:50〉起点の弘川寺にゴールです!!
結構長かったー!!久しぶりにガッツリ金剛山地を歩いたなーって感じで、かなり充実感と達成感がありました!!

最後に弘川寺にお参り!
弘川寺は、約1300年前の天武天皇の頃に建立された古刹!
なんといっても歌聖「西行法師」が最後を迎えられた地として有名なお寺です!
吉野山の西行庵とか、西行法師も役行者や弘法大師と同じく、関西の山登ってたらよく耳にする人物ですよねー!!
実は吉野山の桜の美しさを全国に伝えたのは、行脚していた西行法師だったっていう説もあります。

まとめ
ということで今回は弘川寺を起点とした、大和葛城山→岩橋山への縦走でした!
ようやく秋らしい気候となったので、夏なら蒸し暑い金剛山地も歩きやすい季節となりましたね!今回はそこそこのロングコースだったけど、カラッとした気候でとっても気持ちよく過ごせた一日でした!
コースは全体を通して危険箇所もなく、非常にスムーズに行動できました!
注意点としては、やはりロングコースなので体力温存しつつのペースを保ちたいのと、あとは岩橋山からのDコース途中にある鉄塔付近が少しトレースが埋もれていて分かりにくかった、ということぐらいだと思います。
体力は必要だけど、コース自体の難易度は高くなく、非常に軽快に進めるコースプランだと思いました!!
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