『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!③千里駅・上野宿→津宿(津観音・津城址)→南が丘駅・高茶屋駅

登山・トレッキング

2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」に挑戦です!

この記事はそのパート③となります!

前回は、鈴鹿宿の町並みを散策し、そこから伊勢湾沿いまで一気に南下。白子港に広がる白子宿を巡り、不断のサクラで有名な子安観音寺にお参りして、千里駅まで進みました!

パート③では、「千里駅・上野宿~津宿~南が丘駅・高茶屋駅」までの区間を進みます!

上野宿からどんどん進んで江戸橋をわたり、津宿を散策!津観音や津城址に立ち寄りながら進み、南が丘駅・高茶屋駅を目指します!

パート①「四日市駅→神戸宿・鈴鹿市駅」はこちら↓

『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!①四日市駅→日永の追分→神戸宿(鈴鹿市駅・鈴鹿駅)
2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」を歩いてきました!お伊勢参りの本線で…

前回の「神戸宿~白子宿・千里駅」はこちら↓

『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!②鈴鹿市駅・鈴鹿駅→白子宿・子安観音寺→千里駅
2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」に挑戦です!この記事はそのパート②と…
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第3回目は「上野宿(千里駅)から津宿→南が丘駅・高茶屋駅」へ!

伊勢街道パート③では「千里駅・上野宿→津宿(津観音・津城址)→南が丘・高茶屋駅」の区間を進みます!

千里駅からスタート!国道を渡り、上野宿の通りを進みます!そこから国道を行ったり来たりしながら南下。途中。痔神社・逆川神社などに立ち寄りつつ進むと、江戸橋に到着!

江戸橋には常夜燈&追分道標があり、京都側からの「伊勢別街道」と合流!津駅前の街並みを進み、四天王寺に参拝!安濃川を渡ると津観音があり、その門前町が津宿の中心となります!

津観音から津城址にも立ち寄り、どんどん南下していきます!閻魔堂から南へ進んでいくと、南が丘駅との分岐。今回は見送り、そのままJR高茶屋駅にゴールです!

この区間の総距離は約19.8km!

標準コースタイムは約6時間です!

【今回のプラン】

  1. 千里駅 上野宿(5:30)→痔神社(6:23)→逆川神社(6:47)→江戸橋(7:26)
  2. 津駅(7:42)→四天王寺(7:54)→津観音・津宿(8:08)→津城址(8:28)
  3. 閻魔堂(9:02)→南が丘駅分岐(9:28)→高茶屋駅(9:55)
歩行データ!
  • 天候:くもり→小雨
  • 距離:19.8km
  • 活動時間:4:25

近鉄「てくてくマップ」ではこの区間のスタート地点を「豊津上野駅」に設定されています。前回と同様に駐車場の関係でこの記事では「千里駅」を起点としました!

また、ゴールの近鉄「南が丘駅」は伊勢街道の沿線から少し離れているため、今回はJR高茶屋駅をゴールとしました!

駐車場とアクセス

各駅周辺にコインパーキングあり!

今回のプラン中にある各駅に、コインパーキングがあります!

マイカーの場合は、駅前駐車場を利用してのパーク&ライドがオススメです!

注意点としては、ゴールに設定した「JR高茶屋駅」は住宅地にあるため、近くにコインパーキングがありませんでした!

【駅前パーキングの相場】

  • 千里駅前:250円~500円
  • 江戸橋駅・津駅・津新町駅:500円~1000円
  • 南が丘駅:500円前後
  • 高茶屋駅:なし

アクセス

〈マイカーの場合〉:千里駅へのアクセス

  • 名阪国道「関IC」から約30分
  • 東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約35分
  • 伊勢自動車道「芸濃IC」から約35分

〈公共交通機関の場合〉:近鉄線

  • 四日市駅→千里駅:490円
  • 松坂駅→千里駅:590円
  • 南が丘駅→千里駅:360円

※JR高茶屋駅から帰る場合は、津駅(JR・近鉄の複合駅)で近鉄線に乗り換えるのがオススメです!

伊勢街道を歩く!千里駅・上野宿→津宿→南が丘駅・高茶屋駅

千里駅→上野宿→痔神社→逆川神社→江戸橋

〈5:30〉それでは千里駅からスタートです!

まだ薄暗い中でスタート!実はもともとはあと1時間ぐらい遅くの明るくなってからスタートする予定だったんですが、この日の天候が前倒しで悪くなる予報に変わっちゃったんですよね。

一日中くもりの予報だったのに、前日夜に昼から雨の予報に変わっちゃいました。

まぁ市街地のコースだし、ずっと電車の路線が並走してるし、折りたたみ傘も持ってきたから、雨振っても大丈夫なんだけど、やっぱり雨のロングコースはペースダウンしてしんどいから、少し早めにスタートします!

では伊勢街道リスタート!千里駅から国道を渡って正面の旧道を進みます!

この国道23号は、伊勢神宮までずっと並走してる国道で、現在の伊勢街道にあたる道路です。

その沿線にある旧道を行ったり来たりしながら進んでいきます!

旧道に入り、田中川を渡ると、

ここからの通りが伊勢街道の宿場町・上野宿です!

伊勢上野城の城下町として発展し、江戸時代には宿内の家数が313軒もあったそうです!

ですが現在はほぼ住宅地に様変わりしていて、往時の姿は殆ど残っていません。

中心部にある上野公民館。

公民館の前には、上野宿の解説板と、元秋田家住宅跡の立て看板があります。

また通りには多数の寺社がならび、常夜燈などが残されています!

通りにある弘法井戸!

弘法井戸の伝説は紀伊半島の各地にありますよね!

弘法大師さまが地面に錫杖を指すと、清水が湧き出たっていう伝説ですね!

高野参詣道・高野七口|コースの見どころや難易度まとめ!
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今回は立ち寄りませんでしたが、上野城跡へも立ち寄ることができます!

上野城は、織田信長の弟・信包が築城して居城としたお城です!

その後、分部光嘉が城主となり、その城下町として上野宿は発展しました!

現在は跡地となりますが、展望台が整備されているので、天候が良ければ立ち寄るのがオススメです!

上野城跡への分岐を過ぎるとT時路があり、ここを左へ進んで国道を渡ると豊津上野駅があります。

てくてくマップ通りにこの区間を歩く場合は、ここで伊勢街道に合流です!

そのまま上野宿の通りを進んでいくと国道に出合います。ここは対岸に渡り、

旧道をどんどん進む!

するとまた国道に合流!伊勢街道はここからしばらく国道沿いを進みますが、「←痔神大明神」の案内があるので少し立ち寄ります!

〈6:23〉こちらが痔神社!!

全国的にも珍しい「痔」にご利益がある神社です!!

御神体は海をわたってきた白蛇とされ、元は「地の神」でしたが、それが転じて「痔の神」になったというユニークな神社!!

ブログ主はその悩みは抱えてないけど、一応予防の意味でしっかりお参りしました!

国道に戻り、暫く進む、すると右手に旧道が現れるのでそちらに進みます。

ここからしばらくは旧道を進む区間!

〈6:47〉その途中に逆川神社があります!

延喜式神名帳にも記載がある歴史ある古社です!

境内を流れる川が海とは反対方向に流れることから”逆川”という名前の由来となっています!

こちらの逆川神社は境内に伊勢神宮への遥拝所でもあります!

神社から通りに戻ると「寒紅梅」の看板がありました!

津市の地酒として有名な寒紅梅!!

看板をたよりに、少し手前の細道へ入ると、

寒紅梅酒造!!

寒紅梅は創業が安政元年(1854)の老舗酒造さんです!!あの幕末に繋がる大事件、安政の大獄の時期に創業なんですねー!!

幕末からの銘酒ですね!

通りを進むと、餃子の王将のところで国道に出合います。

伊勢街道は国道を渡って、三重大学前へ進んでいきます。

このあたりで右へ進んで、高田本山駅方面へ進むと、全国に600以上ある真宗高田派の総本山「専修寺」があります!

ブログ主も立ち寄るか検討していたのですが、その専修寺は伊勢街道の派生ルートである「伊勢別街道」の沿道にあります!

今回の伊勢街道メインルートを歩いたあとは、伊勢別街道も歩く予定なので、そのときに立ち寄ることにしました!

立ち寄った場合は、そのまま伊勢別街道を歩いていくと、この先の江戸橋で合流できるのでオススメです!

ということで国道から三重大学前に進む旧道へ入る。

この通りには、名残松や常夜燈などが立ち並んでいました!

そして三重大学前で再び国道を渡る!

国道をしばらく進むと、真正面に江戸橋があります!

ですがこちらは国道用の新・江戸橋で、この交差点で右手を見れば、

〈7:26〉こちらが伊勢街道の本来の江戸橋となります!

この伊勢街道は、津藩主の参勤交代ルートでもあり、江戸に向かうときの藩士の見送りもここまでとされました!

そのことから江戸への第一歩となる橋という意味で、江戸橋と名付けられました!

この橋の姿は江戸時代に刊行された「伊勢参宮名所図会」にも挿絵で描かれています!

橋の欄干にも参勤交代のデザイン画!!めっちゃ可愛い!!

またこの江戸橋は、伊勢街道の主要ルートの分岐(追分)でもあります!

橋をわたると常夜燈や追分の道標があり、この交差点の左が伊勢街道、正面が江戸橋駅方面、そして右手から「伊勢別街道」が本線と合流です!!

専修寺に立ち寄った場合もここで合流!

伊勢別街道は、東海道の関宿にある東追分から、ここで至る、伊勢街道のサブコース!

京都や滋賀からお伊勢参りする場合、四日市を経由すると遠回りになってしますため、近道として整備されたルートとなります!

関宿からここまで約20kmぐらいなので、また伊勢街道本線を踏破した後は、ブログ主も挑戦する予定です!!

津駅→四天王寺→津観音・津宿→津城址

では江戸橋から津宿へ向かいましょう!

津駅へ繋がる通りの1本道!この通りから、往時の姿が残る家屋もみられるようになります♪

こちらは江戸時代創業の醤油・味噌の老舗「阿部喜兵衛商店」さんです!建物は江戸時代後期築で津市指定の有形文化財です!

津駅への通りを進む!この通りには伊勢街道のマップや、

道標などもあり、新しい住宅地と旧街道の姿が混在していて面白い!

〈7:42〉駅前大通りで右手を見ると津駅!

〈7:54〉駅前からそのまま通りを真っ直ぐ進んでいくと四天王寺があります!

四天王寺の境内!

四天王寺は津市で最も古い歴史を持つ寺院!!

大阪の四天王寺が有名ですが、こちらの津市の四天王寺も非常に深い歴史があります!

開基は飛鳥時代に聖徳太子により建立されたと伝わります。

時代の変遷により、宗派なども変遷しますが、戦国時代には津藩の初代藩主・藤堂高虎や、織田信長の弟・信包などの、各時代の権力者から手厚い庇護や再興を受けました!

織田信長の母(土田御前)や、藤堂高虎の正室(久芳院)もこちらに眠る、津市の名刹です!

御本尊は木造薬師如来坐像!

また織田信長が祈願したと伝わる「三面大黒天」でも有名なお寺!!

3つの顔と6本も腕を持つ、非常に珍しいお姿の仏像です!1回のお参りで3つの神様のご利益を同時に得られるという強力な福の神とされています!!

この三面大黒天に、織田信長は天下統一や立身出世を祈願したと伝えられています!

四天王寺からそのまま進むと国道の塔世橋で安濃川を渡ります!

安濃川の北側(津駅周辺)は、県庁やホテルが多かったですが、南側(津新町駅側)は大きなデパートなどが多かったです!松阪牛の朝日屋さんとかもこっち!

その通りの横断歩道のあたりで、左にある旧道に入ると、

〈8:08〉津観音があります!正式名称は「恵日山 観音寺」!

事前にわかってたんですが、大門は現在補修工事中でした!

本来の姿はこんな感じ!

津観音は、浅草観音・大須観音と並び、日本三観音の1つに数えられる格式高い名刹!!

古くから伊勢街道の宿場町・津城の門前町として栄えた津のシンボルとして親しまれてきました!

室町時代には足利将軍家から篤い守護を受け、江戸時代には藤堂高虎が津藩の祈願所に定めました!

実は戦時中に津大空襲により本堂や五重塔などをすべて焼失するという悲劇がありましたが、1968年に本堂が、2001年には五重塔が再建され、現在の美しい境内へと復活を遂げています!!

御本尊は、聖観音菩薩!津観音は709年に漁師の網に引っかかった聖観音菩薩を祀ったのが始まりとされています!

本堂左には、阿弥陀堂に安置される国府阿弥陀!

平安時代の作とされる阿弥陀如来坐像で、津大空襲の際は住職さんが命がけで境内の井戸に沈めて守り抜いたという奇跡の仏像です!

国の重要文化財に指定されています!

その津観音の正面の通りが、津宿の中心!!

現在の門前町は大門商店街となっており、このエリアは津最大の歓楽街として賑わっています!!

津観音前には伊勢街道の石道標!!

今回はまだ朝早い時間帯だから、お立ち寄りはできませんが、この門前町はグルメ街としても大人気のスポットです!

実はあの”天むす”の発祥の地、としても知られていて、津観音のすぐ近くにある「千寿」さんが元祖!!

また地元民から絶大な人気を誇る「蜂蜜まん」の蜂蜜まん本舗さんも、すぐ目の前にあるので、津観音にお参りしたらそのまま食べ歩きするのがオススメです!!

ではでは津観音から進んでいきましょう!

伊勢街道は門前町の通りをそのまま、まーーっすぐ進んでいくのですが、

今回はフェニックス通りから、津城址にも寄り道します!

〈8:28〉国道を渡ると現れる津城址の立派な石垣!!

入口には初代津藩主・藤堂高虎の歌碑!!

津城は、織田信長の弟・信包が創築し、その後「築城の名手」として名高い藤堂高虎が大改修を行った名城です!!

当時、日本屈指の高石垣を持つ近代城郭のお城!!現在は公園として整備されており、1958年に復元された「丑寅櫓」は、現在の津城址のシンボルとなります!!

公園の全体はこんな感じ!

津城址の本丸跡!現在は広場と噴水があります!

藤堂高虎の像!!

ちなみに津城址公園は、津市内随一の桜の名所として人気!!秋も深まると紅葉が美しい公園なので、その時期に合わせての散策がオススメ!

津城趾の南側には、高山神社!!

こちらはその藤堂高虎公を祀る神社となります!!

閻魔堂→南が丘駅分岐→高茶屋駅

津城趾から国道で伊勢街道に復帰!岩田川を渡ります!

ちなみに津観音から真っ直ぐ南へ進んだ場合は、一つ隣の観音橋を渡ると、そのまま伊勢街道に合流できます!

橋の欄干から釣りしてる人がいっぱいでした!

国道に合流し、少し先の交差点から、

こちらの道へ入ります。目印は交差点の手前に製菓店「新月」さんがあります。

その先の、地図上で斜めに走る道が1本だけあり、それが伊勢街道です!

ここからは津観音周辺の賑わいはなくなり、住宅地をひたすら真っ直ぐ進んでいきます!

〈9:02〉しばらく進むと交差点!ここは右手の南下する通りに入ります。

この交差点の角には、閻魔堂と市杵島姫神社が並んでいます!

閻魔堂は高虎の息子でニ代目津藩主の藤堂高次が角町の守護としたお堂。閻魔大王坐像と十一面観音立像が安置されており、堂脇には子育延命地蔵尊があります。

閻魔堂から通りをまーーーすぐ!!

歩いているときには気づいてなかったのですが、通りを左へ逸れると結城神社と津八幡宮がありました!

鎌倉幕府の倒幕に貢献した結城宗広を祀る結城神社と、藤堂高次が遷座させ高虎の神霊を合祀した藤堂家の鎮守社の津八幡宮!どちらも重要なスポットなので立ち寄ることをオススメします!

そのまま通りを進めば、三重ダイハツの前で国道と交差!そのまま正面へ進む!

その先でJRの踏切を渡ります!

近鉄線のゴールである南が丘駅のニュータウンは右手の高台にあります!

で、JRはこのまま並走するので、伊勢街道沿いに高茶屋駅があります!

〈9:28〉ということでこの交差点を右手に高台へ登っていくと、南が丘駅があります!

目印は、交差点に成就寺というお寺があります!南が丘駅をゴールとする場合は、次回ここで伊勢街道に復帰すると次の行動がスムーズです!

今回はそのまま伊勢街道を進んで、

〈9:55〉高茶屋1丁目あたりまで進み、駅前の通りで左へ折れると、JRのゴール高茶屋駅に到着です!

この日はそのまま、次の区間を進み松阪駅を目指しました!

第4回へ続く!

ということで伊勢街道パート③「千里駅・上野宿→津宿・津観音→南が丘駅・高茶屋駅」でした!

この区間は、参勤交代や伊勢別街道の合流点「江戸橋」や、津宿の街並みと津観音や津城址の散策できて、非常に見どころの多い区間でした!

いよいよ伊勢街道もここで約半分!!後半戦も見どころの多い区間がたくさんあるので、今後の伊勢街道ハイクがますます楽しみになりました!

それではパート④「高茶屋駅・雲出宿→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅」へ続きます!

『伊勢街道(参宮街道)』を歩いてお伊勢参り!④南が丘駅・高茶屋駅→六軒茶屋→松坂宿・松阪駅
2026年10月中旬、今回はお伊勢参りのメインルート「伊勢街道」に挑戦です!この記事はそのパート④と…
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