2020年12月下旬、今回は「谷瀬つり橋オートキャンプ場」で冬キャンプしてきました!
いよいよ12月後半!今年も残すところあとわずかとなりました。
寒波が到来してすっかり冬らしくなってきた今日このごろですが、今回は2020年の年納めのラストキャンプ!紀伊山地のど真ん中にある日本一大きな村”十津川村”へ出かけました!!
ということで「谷瀬つり橋オートキャンプ場」の情報をまとめつつ、年末冬キャンプの様子をご紹介します!
谷瀬つり橋オートキャンプ場とは?
「谷瀬つり橋オートキャンプ場」は奈良県十津川村のキャンプ場!その名前の通り日本一のつり橋「谷瀬の吊り橋」の間近にあるキャンプ場です!
紀伊山地の山々に囲まれた自然豊かなロケーションと夏場は川遊びやBBQスポットとして賑わう河川敷、大きなつり橋を眺めながら広々としたサイトでゆったりアウトドアを満喫できる人気のキャンプ場です!
特徴として、チェックIN/OUTの自由度が高く、利用料金が非常にリーズナブルな設定♪特にバイカーさんなど”旅”を楽しむ方にうれしいシステムとなっています!
谷瀬のつり橋は長さ297m・高さ54mにもなる生活用としては”日本一”とされるつり橋です!
大迫力のつり橋を眺めるキャンプ場「谷瀬つり橋オートキャンプ場」について詳しくご紹介します!
場所:奈良県吉野郡十津川村上野地
TEL:0746-68-0118
営業:通年
サイト:川原・林間
チェックIN/OUT:6:00~17:00/~翌17:00
場所・アクセス
〈マイカーの場合〉
- ナビの設定は「谷瀬つり橋オートキャンプ場」
- 京奈和自動車「五條IC」から国道168号線で1時間
- 新宮市から国道168号線で1時間50分
〈公共交通機関の場合〉
- 最寄りバス停は「小栗栖バス停」
- 奈良交通「八木新宮特急バス」など
- ”谷瀬の吊り橋”の最寄りは「上野地バス停」
キャンプ場からつり橋まで徒歩10分ほど!
ちなみに谷瀬のつり橋の真下にあるキャンプ場が「つり橋の里キャンプ場」で、その隣(対岸)にあるキャンプ場が今回利用した「谷瀬つり橋オートキャンプ場」となります。
五條市方面からR168を南下する場合は、「谷瀬の吊り橋」の看板の少し手前にあるこちらの交差点を右へ下ります。
国道から少し下ると”谷瀬橋”の手前にキャンプ場の入口。左へ橋を渡ると「つり橋の里キャンプ場」があります。
場内へ入ると入口に受付があります!
チェックIN/OUT
〈チェックIN/OUT〉
- 宿泊:6:00~17:00/~翌17:00
- 日帰り:6:00~17:00
- GW・お盆期間は正午にチェックアウト
チェックインが早朝の6時から!チェックアウトも翌日の夕方まで利用できるので、非常に利用時間の自由度が高いのが特徴です♪
朝早くに入場して1日中キャンプやBBQが楽しめ、翌日はお昼ごはんを食べてもまだまだ余裕があります!
チェックアウトの際に受付へ届ける必要もないので、旅途中の方にもうれしいシステムですね!
受付を済ませてチェックインすると入場券・場内マップを受け取ります!入場券は車のダッシュボードなどの見えやすい場所に置いておくスタイルです!
利用料金は後ほどご紹介。
また早朝や作業中など管理人さんおられない場合はそのまま入場してもOK!後ほど料金を集金にきていただけます!
営業期間・定休日
- 営業期間:通年
- 定休日:年末年始
年末年始の休業以外は1年中利用できる”通年営業”のキャンプ場となります!
年末年始の正確な日付は告知されていませんので、その時期に利用される場合はお問い合わせしてください!
予約について
予約・お問い合わせは”電話”での受付!
- 予約TEL:0746-68-0118
予約が必要なのは”バンガロー”などの宿泊設備とキャンプサイトの”予約席”のみ!
それ以外のテントサイト(フリーサイト)は予約の必要がありません!!
今回、ブログ主も営業状況は電話で確認しましたが、予約はせずにキャンプ場へ向かいました!
テントサイト・利用料金
画像出典:Google Map
続いてキャンプ場の宿泊設備のご紹介です!こちらはGoogle Mapの航空写真で見たキャンプ場の全体図です!
「谷瀬の吊り橋オートキャンプ場」にはテントサイト(フリー・予約席)とバンガローなどの宿泊施設があります!
テントサイト(杉林・川原・予約席)
〈利用料金〉
【宿泊】1泊あたり
- 入場料:大人500円 中学生以上/小人300円 3才~
- テント1張り:1000円(2泊目半額)
- 駐車料金:1000円
【日帰り・BBQ】
- 入場料:大人300円/小人200円
- テント1張り:500円
- 駐車料金:500円
【その他】
- バイク:1000円(1人1泊テント込)
- キャンピングカー:2000円(駐車料金)
利用料金は「入場料+テント+駐車料金」となります!
今回はソロ・テント1張り・車での利用だったので、
500円+1000円+1000円=2500円で利用できました!
テントサイトで一番人気なのは杉林の林間サイト!木陰がしっかりできるので夏場でもタープ無しで快適に利用できます♪
杉林サイトは砂地のフラットな路面。トイレ・炊事場・売店も近く、車を横付けできるスペースも有り非常に設営しやすかったです♪
夏場は混雑すると予想されるので早朝にチェックINして場所取りするといいかもです!
杉林サイトの他にも河川敷にもテントが張れます!車の通行エリア以外はフリーサイトとなっています!
受付の反対側にある広い河原も設営OK!こちらは特に夏場のBBQ・川遊びなどで利用しやすそうです!
また区画整理された”予約席”もあります!GWなどの連休中は早めに予約をとっておくとことをオススメします!
ログハウス・バンガロー・コンテナハウス
〈利用料金〉
- ログハウス(1棟):15000円(布団5組付)
- バンガロー(計7棟):6000~20000円(6~15畳)
- コンテナハウス(計6棟):6000~8000円(4~8畳)
こちらのキャンプ場にはログハウス・バンガロー・コンテナハウスと3種類の宿泊施設があります!
バンガローなどが並ぶエリア!
ログハウスやバンガローなど広さも色々!
こちらはコンテナハウスです!
利用人数やスタイルに応じて選択できます♪
キャンプ場の設備
売店
受付の向かい側、入口付近にある売店!
売店横には自動販売機も設置されています。ですが今回利用した冬季は自動販売機の利用が休止中となっていました!
売店では炭・薪なども販売されていました!また調味料やレトルト食品などちょっとした買い足しもできます!
こちらのキャンプ場周辺にはスーパー・コンビニなどはありませんので、事前に買い出しを済ませてから訪れることをオススメします!
トイレ・炊事場
林間サイト側のトイレ。簡易トイレとなっていますが、水洗で非常に清潔!
林間サイト横の炊事場。
バンガロー・予約席側のトイレ。こちらには洋式便座もありました!
バンガロー・予約席側の炊事場。
こちらには洗面台もありました。
五右衛門風呂・コインシャワー
こちらのキャンプ場には”五右衛門風呂”があります!!キャンプ場内の一番奥のエリアにあります。
今回は真冬だったので利用しませんでしたが、HPで写真がアップされています!
利用料金はコイン式の温水器でお湯を貯める分。300円で8分目まで貯まるようです。
また五右衛門風呂の隣にはコインシャワーもあり!川遊びが楽しめるキャンプ場さんなので特に夏場はうれしい設備ですね♪
その他の注意点
- ゴミは持ち帰り!
- 直火禁止!焚き火台はOK!
- 音の出る花火は21時まで
- 携帯電話の電波は良好!docomo端末で確認
- 車の出入りは21時まで
周辺スポット
谷瀬の吊り橋
「谷瀬の吊り橋」まではキャンプ場から徒歩で約10分!お立ち寄りやキャンプ場からのお散歩にオススメです!
日本一大きな村”十津川村”にある日本一の吊橋!!
今回ブログ主も、キャンプ場から朝のお散歩で渡ったので詳細は本編で!!
大塔ふれあい交流館「夢乃湯」
最寄りの入浴施設は五條市の大塔ふれあい交流館「夢乃湯」!キャンプ場から車で約10分!
大きな内湯の大浴場や川沿いの露天風呂がある温泉!サウナもあり!
キャンプ場から近く、同じ国道168号線沿いにあるのでアクセスも良好!十津川温泉までは距離があるので、五條市の施設ですがこちらの温泉が利用しやすいと思います♪
場所:奈良県五條市大塔町宇井94
営業時間
平日・日曜・祝日:11:00~19:00
土曜:11:00~21:00
定休日:火曜・水曜
入浴料金:大人660円/小人330円
道の駅「吉野路大塔」
キャンプ場へのアクセスの休憩・買い出しにオススメなのが道の駅「吉野路大塔」!キャンプ場から約25分。
大塔コスミックパーク「星のくに」に隣接する道の駅です!UFOのような近未来的なデザインが特徴的な道の駅!
構内の物産館では、地元の食材やお土産物が販売されています!猪肉や鹿肉などの”ジビエ”も販売されていますよ!!
また喫茶店・レストランなどもあり、行き帰りの寄り道にオススメです!
場所:奈良県五條市大塔町坂本225-6
営業時間:9:00~17:15
定休日:第1.3.5水曜日※12月~2月は毎週水曜日
キャンプレポ:テントサイト(杉林)
それでは本題のキャンプレポ!
今回は午前中に用事があったので、自宅を出発したのがお昼過ぎになってしまい、キャンプ場に到着した時点でもう夕方近くになってしまいました!
急いでテントを設営!
今回は杉林の林間サイトを利用させていただきました!
管理人さん曰く、前日は宿泊客が9人・車6台も来られていたそうですが、この日はブログ主の1人のみ!
完全ソロキャンプです!!貸切だー(*´∀`*)!
テント設営を済ませるともうすっかり日暮れ!
購入した薪を割って、早速焚き火開始!!
今回はいつも使っているベルモント「TABI」じゃなく、久しぶりにボックス型の焚き火台を持ってきました!
晩御飯はステーキ!!
最近購入したばかりの”鉄板”でお肉を焼きました♪
厚みのある鉄板で焼くステーキって最高(*´ω`*)
いい色(゚∀゚)!!
鉄板ってお肉がふわっと焼けるから本当にいいわ~。焚き火とも愛用が良いし、これからはメインの調理器具として活躍しそう♪
お肉を焼いていると林間サイトはすぐに真っ暗になりました!やっぱり冬は日が短いですね~。
日が暮れると気温も下がってきましたが、この日は風がなかったので体感ではそれほど厳しい寒さではありませんでした!
ご飯を炊いて、シメはステーキ丼!!
食後は焚き火で暖をとりながら、谷瀬の吊り橋を眺めてぼんやり♪
夜間はライトアップされるんですね(゚∀゚)!吊橋の下、キャンプ場から川の対岸に見る建物が「つり橋の里キャンプ場」です。
さすが山深い紀伊山地のど真ん中にあるキャンプ場。夜間はしっかり暗くなり、満点の星空が広がっていました!!
「星のくに」のすぐ近くにあるキャンプ場だもんなー。
ちなみにキャンプ場内はこんな暗さになります。他にお客さんがおられないのもあると思いますが、夜間のトイレなどで移動する際は懐中電灯は必要だと思います。
翌朝は快晴!!夜間に少し雪が降ったのですが、朝には青空が広がっていました!
朝ごはんの準備!
朝はバターでパンを焼く!
表面カリッカリのホットドック♪ソーセージが短いけど…(´・ω・`)
焚き火が消えたら朝の散歩に出発!!谷瀬の吊り橋へ!
天気はよく晴れていますが、影になる山間は道路が凍結してツルツルでした。168号線は国道だから凍結防止剤が撒かれるけど、キャンプ場の入口付近や歩道はカチカチに凍っていました。危ない(´・ω・`)
おー!すごい景色(゚∀゚)!
右奥の山は雪で山頂が白くなってる!去年は暖冬だったから本当に雪が少なかったけど、今年の冬は期待できそうですね♪
左下がつり橋の里キャンプ場。対岸が利用した谷瀬つり橋オートキャンプ場です。
ということで谷瀬の吊り橋に到着!!
説明板。
早速渡ろうと思ったら、吊橋の板が凍結してるーΣ(゚Д゚)
ただでさえ恐いのに、こんな状態じゃ高所恐怖症のブログ主には難易度が高すぎるorz
ということでもう少し日が昇るまで周辺散歩。
谷瀬の吊り橋のすぐ近くには有料駐車場があります。でもキャンプ場から徒歩圏内だから歩いた方がお得!
しかも駐車場を利用すると、もれなく往復しなきゃだから…。
駐車場の前の商店では十津川・熊野の名物”めはり寿司”も販売されていますよー。
もう少し集落内を散策して「上野地バス停」まで歩きました。
昨年、熊野古道「小辺路」を歩いた際は、帰りに本宮から日本一長い路線バス「八木新宮特急バス」に乗って自宅に帰りました。
上野地バス停はその路線バスの休憩時間が設けられているバス停。路線バスでありながら谷瀬の吊り橋にもお立ち寄りできます♪
では橋の真ん中あたりまで日が当たり始めたので、そろそろ渡っていきます!いざ!!
谷瀬の吊り橋を渡るのは実は3回目になるのですが、それでも怖すぎる((((;゚Д゚))))
この橋の網から下が透けてて高度感がヤバい!しかも板の隙間からも下が見えちゃう…。
あと板を踏んだときの軋む音が怖すぎる…(´;ω;`)
でも周辺を見渡すとこの絶景!!できるだけ足元を見ないように景色を眺めながら渡りました。
ようやくゴール!片道7分ぐらいかかった…。
渡った所に吊橋茶屋。行楽時期にはこちらからバスが運行します。
ではキャンプ場へ戻りましょう。帰りは林道をそのまま下っていく。今回は上野地バス停側から渡りましたが、こっちの方がキャンプ場からは近かったりします。
しばらく下っていくと”黒木御所跡”。公園のように整備されています。
その公園すぐに「つり橋の里キャンプ場」の入口があります。
そのまま下っていく赤い谷瀬橋。
谷瀬橋から谷瀬つり橋オートキャンプ場を見渡す。
それにしてもすごく透明度の高い川ですね~。まさに清流!
夏は川遊びで大賑わいなんだろうなー。
ということでキャンプ場に戻ってきました!朝の散歩は1時間ぐらいでした。
20分ほど吊橋の凍結が溶けるまで日が昇るのを待っていたので、実質は40分ほどのお散歩コースになると思います。
キャンプ場から谷瀬の吊り橋!!こうやって見てみると、あんなところを人が歩いて渡るってなんかすごい!
その後、結露したテントや寝具をゆっくり乾かしながら、ダウンロードしてきた映画をのんびり観て撤収作業。
14時頃にチェックアウトしてキャンプ場を後にしました!
帰りに道の駅で休憩しましたが、結構しっかり雪が積もっていました!
年が明けたら雪中キャンプできるかな?
まとめ
ということで今回は十津川村「谷瀬つり橋オートキャンプ場」での冬キャンプでした!
日本一の吊橋”谷瀬の吊り橋”を眺めながら、河川敷でのんびり過ごせるキャンプ場。広々とした場内とゆったり過ごせる利用時間。シンプルでリーズナブルな料金設定と、とっても快適なキャンプ場でした!
特にソロキャンプやバイカーさんなど”旅”の途中の方にオススメしたいキャンプ場です。
また広い河原エリアは夏場はBBQ・川遊びに最適!山と清流の絶好のロケーションだと思います♪