天王山に登山!山崎駅・大山崎駅から天下分け目の古戦場を巡る!

登山・トレッキング

2023年5月中旬、今回は『天王山』に登ってきました!

『天王山』は大阪府島本町と京都府大山崎町の境に位置する270mの山

雌雄を決する重要な戦いのことを『天下分け目の天王山』と言いますが、その天王山こそ、今回登った山となります!!

「本能寺の変」で織田信長が自害した後、羽柴秀吉と明智光秀が激突したのが『山崎の戦い(合戦)』!そのとき、秀吉が本陣を築いたのが、天王山の中腹にある「宝積寺」!

この戦いに勝利したのち、秀吉は天王山の山頂に”山崎城”を築きました!

その戦いの古戦場として、現在も山内には数々の史跡が残されている山となり、それらを巡りながらハイキングが楽しめる人気の登山スポットです!

また麓には、世界的な国産ウイスキーブランド『サントリー山崎』の蒸留所や、大山崎歴史資料館、大山崎山荘美術館など、お立ち寄りできるスポットが多数あり、非常に見どころの多い山となります!

今回はそんな天王山へ、秀吉が本陣を築いた『宝積寺』から古戦場を巡り山頂を目指しました!!

『天王山』の基本データ!
  • 標高:天王山270m・サントリー山295m・小倉山305m・十方山304m
  • 場所:大阪府島本町・京都府大山崎町の境
  • 2万5000分の1図:淀

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天王山の登山コース!

代表的なルート

『天王山』の代表的なルートは、

【南東側】山崎駅・大山崎駅から

  • 観音寺(山崎聖天)ルート:観音寺→酒解神社→天王山
  • 宝積寺ルート:宝積寺→酒解神社→天王山
  • ミツマタ林道ルート:駅→ミツマタ林道→天王山
  • サントリー山ルート:サントリー蒸留所→サントリー山→天王山
  • 水無瀬の滝ルート:水無瀬の滝→十方山→小倉山→天王山

【北側】

  • 小倉神社ルート:西山天王山駅→小倉神社→天王山

【西側】

  • 柳谷ルート:柳谷観音→登山口→小倉山分岐→天王山

などの登山コースがあります!

メインとなるのはJR『山崎駅』・阪急『大山崎駅』を起点とする南東側からのルートです!

マイカー・公共交通機関ともにアクセス良好で、駅を起点とした周回プランが立てやすい山となります♪

各コースにそれぞれ見どころがあるので、何度登っても楽しめる山ですね!

その他には、北側の小倉神社からのコースや、西側の柳谷観音からのコースがあります!

ボリュームアップさせるなら、西隣にある『ポンポン山』から縦走するプランも魅力的です♪

『ポンポン山』の山行記事はこちら↓

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今回のプラン

今回は山崎駅を起点に、『宝積寺ルート』で登り、山内の各ピークを踏んで、『水無瀬の滝』へ下る周回コースを計画しました!

山崎駅からスタート!駅から参道を辿り『宝積寺』に参拝!境内から登山道へ入り酒解神社にお参りして、天王山の山頂へ!

天王山からは、サントリー山・小倉山・十方山と山内にある各ピークを踏みます!

十方山から尾根を下り、自然林から竹林の中を進むと、名神高速道路が見えてきます!高速道路の高架をくぐると『水無瀬の滝』!住宅地を抜けて線路沿いを進み山崎駅に戻りました!

このプランでの総距離は約7.3km

標準コースタイムは約3時間30分です!

〈今回のプラン〉

  1. 宝積寺ルート:山崎駅(5:55)→宝積寺(6:04)→酒解神社(6:37)→天王山(6:42)
  2. サントリー山(7:02)→小倉山(7:12)→十方山(7:21)
  3. 水無瀬の滝ルート:水無瀬の滝(7:56)→山崎駅(8:19)

山行データ!
  • 天候:晴れ♪
  • 距離:7.3km
  • 活動時間:2:24

登山口の駐車場とアクセス

山崎駅・大山崎駅周辺にコインパーキング多数あり!

マイカーの場合は、JR「山崎駅」・阪急「大山崎駅」周辺に多数のコインパーキングがあります!!

〈駅前コインPの相場〉

24時間最大:約800円~1000円

Google Mapsで「駐車場」と検索するだけで、これだけ多くのコインパーキングがありました!

アクセス

〈マイカーの場合〉

  • 名神高速道路・京都縦貫自動車道・京滋バイパス
  • 「大山崎IC・JCT」から約5分

〈公共交通機関の場合〉

  • JR京都線:梅田駅→山崎駅/480円
  • JR京都線:京都駅→山崎駅/230円
  • 阪急京都線:梅田駅→大山崎駅/330円
  • 阪急京都線:大宮駅→大山崎駅/280円

天王山に登山!

宝積寺ルート:山崎駅→宝積寺→酒解神社→天王山

〈5:55〉早朝の山崎駅!

今回は午後から用事ができてしまったので、午前中に自宅に帰れるように少し早めの時間帯からスタートします!

山崎駅の前には、『妙喜庵』があります!

江戸時代末期までここにあった地蔵寺の塔頭であったといい、1492~1500年に俳人であり連歌師であった”山崎宗鑑”が隠居所として創立したと伝わっています。

この庵には、2つの国指定の文化財があり、1つは千利休が山崎合戦(1582年)直後に創立した草庵風茶室の代表的な機構の待庵です。

この茶室は国宝にも指定されています!

もう1つの建物は、茶室から続く書院で、室町末期に創立されたと考えられています!

その妙喜庵の脇から線路沿いを進み、まずは宝積寺を目指しましょう!

線路沿いを少し進むと踏切があるので左へ渡る!

踏切の正面が『宝積寺』の参道です!!

ちなみに山崎駅・大山崎駅を起点とする各コースは、この線路沿いの道路にそれぞれ登山口があります!

電車でのアクセスがすごくいい山ですよね♪

大山崎駅からスタートする場合は、駅のすぐ近くに参道の入口があります!

この道を進むと踏切前で合流できます!

それでは天王山に登っていきましょう!

宝積寺の急な参道をしばらく登ると右手に石階段!

〈6:04〉石階段を登ると宝積寺の山門に到着です!

山崎の戦いで秀吉が本陣を築いた宝積寺!!

宝積寺は奈良時代に聖武天皇が僧”行基”に命じて建立したと言われる古寺です!

一般には”宝寺”の名前で知られており、大山崎町に現存する寺院の中で最も古い歴史を誇ります!

御本尊の十一面観音立像を始め、多くの寺宝は重要文化財に指定されています!

『宝積寺』の公式サイト

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また広い境内には山崎の戦いの後に、秀吉が一夜にして建立したと伝わる三重塔があります!

三重塔も重要文化財に指定!

合戦後も宝積寺は、山崎城の一部として利用されたとも伝わっています!

ご本殿の隣にある「小槌の宮」には大黒天神が奉られています!!

打出と小槌による福徳が授けてもらえる祈祷が行われています!金運アップ!!

その小槌の宮から奥へ進んでいくと、「ミツマタ林道」と合流できるので、そちらを選択する場合も宝積寺に立ち寄るほうが見どころが増えて魅力的♪

天王山の山頂へは、本堂の右手奥へ進んでいきます!

境内からそのまま登山道へ!

登山道に入ると、アーチの小さな橋と、天王山のハイキングマップがあります!

橋を渡ってからしばらくは、階段の九十九折!

天王山は非常に人気のハイキングスポットなので、山内にはレスキューポイントの看板と、道標がたくさん並んでいます!!

九十九折が終わっても、しばらくはこのような階段道が続きます!

〈6:22〉階段を登っていくと、左手に「青木葉谷広場」があります!!

この広場は、絶好の展望ポイント!!

麓の町並みや淀川が眺められます!!天王山の目の前は、淀川・桂川・木津川・宇治川などの代表的な河川が合流するポイント!

左奥に見える山並みは、生駒山地ですね!!ぽっこりしている山は主峰の生駒山で、肉眼では山頂付近に電波塔が並ぶ姿が確認できました!

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この広場からの展望は『乙訓景観十景』に選ばれています!

乙訓景観十景の説明板。

また広場には秀吉の歴史を紹介している解説板があります!!

この解説板は、山頂まで今回のコースの各スポットに設置されています!戦国三英傑の1人に数えられる秀吉の歴史!!

農民出身の秀吉が天下人に上り詰めるまでの道のり!!

広場からコースに復帰すると、右手から他のコースが合流!

合流してきたコースは『観音寺ルート』!

各コースに名所があるから、またプランを変えて登りに来なきゃですね♪

合流地点から少し進むと酒解神社の大きな鳥居が見えてきます!

鳥居の前には山崎の戦いの石碑!

石灯籠と旗立松!!

旗立松は、山崎の戦いの際に、羽柴秀吉が自らの旗を掲げ、山麓で戦う味方の軍勢を鼓舞したとされる松です!

そして展望台!!

展望台からは山崎の合戦の古戦場を一望することができます!!

ここからの展望も『乙訓景観十景』に選出!

遠くに見える山並みの左側が「音羽山」です!比叡山の南にある山!

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展望台には山崎の合戦での陣地図も解説されています!

鳥居をくぐると、山崎の合戦の大きな絵!!

今回のコースは歴史の勉強をしながら山に登れて本当に楽しい(*´ω`*)♪

それでは酒解神社の広い境内を巡っていきましょう!

鳥居から少し登ると分岐があります!

どちらからでも酒解神社のご本殿へ向かえるのでお好みで!

左へ行くと”近道”と書いていたのでそちらに進みました!

分岐から石段を登ると広場があり、

広場には「十七士の墓」があります!

幕末に起こる「禁門の変」により、京を追われた尊皇攘夷派の”真木和泉守保臣”をはじめとした17名の志士がこの地で自決。

この合戦を契機に時代は大きく動き、坂本龍馬の斡旋により薩長同盟が成立。のちの大政奉還へとつながっていきます!

時代が大きく変わるとき、山崎の地では何かが起こる!!!!!

広場裏手の道を進むと、先程分岐した道が合流!

合流点には「三社宮」があります!

天照大神・月読大神・蛭子神が奉られています!

合流して境内の奥へと進んでいくと、

〈6:37〉一際、存在感を放つ”神輿庫”が現れます!

酒解神社の創建は奈良時代まで遡るといわれ、平安時代の延喜式神名帳にも月次、新甞の官祭を受ける名神大社であることが記されています。

神名帳によると旧名を”山崎社”と称し、元正天皇の養老元年(717)に建立の棟札があったといいます。

この神輿庫は、非常に珍しいもので、一般によく用いられる校倉形式ではなく、厚板を積み上げた板倉形式で建てられています!

神輿庫は重要文化財に指定!

正面からお参りさせていただきました!

では天王山の山頂へ向かいましょう!

神輿庫の奥へそのまま道が続いています!

酒解神社から山頂までは、ほとんど標高差がないので、ここからはかなり緩やかな道となります♪

暫く進むと分岐があります!

山頂は左へ!右は山頂を迂回するルートです!

山頂からまた合流できるので、山頂へ向かいましょう!

分岐からほんの少し登ると、

広場に到着!

〈6:42〉ここが天王山の山頂です!!

270mなり~!!

サントリー山→小倉山→十方山

山頂の広場!

広場には解説板の最後の一幕!!

教科書でもよく見る豊臣秀吉、太閤様の肖像画!!

山頂の広場は、山崎の合戦の後、秀吉が築いた山崎城の城跡です!!

天主があった山頂の広場の他にも、曲輪跡らしい広場がぽつぽつあります!

それぞれにベンチあり!

また城跡には山崎城の井戸跡があります!

本来は木製の井桁が組まれ、水を汲み上げるための釣瓶があったと考えられています!廃城とともに失われたとされ、完成当時の深さは不明ですが、1970年ごろには約5mの深さだったそう!

深さ的に湧き水ではなく、雨水を貯めて利用していたのではないかと考えられています!

山頂からコースに復帰しましょう!

山頂の柱の裏から下だれそうだったので、こちらを下りましたが、結構急な道でした!

よく見ると左から、緩やかな道があったので、曲輪跡の広場から下れたっぽい!

山頂広場から下ると、山頂手前で分岐した迂回路と合流!

今回はここからサントリー山・小倉山・十方山とピークを縦走するのでここを左へ進みます!

山頂から各ピークへは、ほぼほぼフラットな道が続きます!

天王山が270m!この日の一番高いピークが小倉山の305mなので、ここからほぼ高低差がありません♪

サントリー山へ向かって、のんびり進んでいきましょう!

〈7:00〉しばらく進むと道の真ん中に切り株があります!!

左手に脇道があり、切り株にサントリー山への案内が書かれています!

脇道に入って、1分ほど登っていくと、

木のテーブルが並ぶ広場があります!

〈7:02〉ここがサントリー山です!!

標高295m!テーブルの上に山名板がありました♪

ウイスキーの絵だ(゚∀゚)!

名前の通り、このサントリー山からは、サントリー工場・蒸留所へ直通のルートがあります!!

今回は小倉山・十方山を経由しますが、ショートの周回プランの場合はこっちがおすすめ!

そのまま工場見学しても楽しそうですね!

サントリー工場と逆側に下って、コースに合流!

そのまま自然林の道をのんびり進んでいきます!

少し進むと分岐!右手に小倉神社ルートの下山路があります!

もう一つ先の分岐からでも小倉神社へ下だれます!

〈7:10〉ということで少し先の分岐!

ここで右へ進み、さらに先にある分岐で、小倉神社・柳谷観音(ポンポン山方面)の分岐があります!

ブログ主は分岐で左へ進んで小倉山方面へ!

分岐からすぐ先に「小倉山→」の札が木の枝にあり、

右手を見ると広場!

〈7:12〉ここが小倉山です!305m!今回のコースの最高点!

ピークから展望はありませんが、広場の中央にお花が植えられていました(*´ω`*)

コースに復帰して最後のピーク「十方山」へ!

小倉山から5分ほど進むとまた「十方山→」の札があり、

右を向くと広場!

〈7:21〉そして十方山の山頂に到着です!!

三角点にターッチ!!!

水無瀬の滝ルート:十方山→水無瀬の滝→山崎駅

それではそろそろ下山開始!

十方山からそのまま尾根を下り、水無瀬の滝を目指します!

尾根道をしばらくたどると、岩場にベンチがあります!!

ここからは南側の展望が眺められます!!この日最後の展望ポイント!

今回の各ピークはそれぞれ展望がなかったけど、コース上には所々に展望ポイントがありました!歴史探訪と展望!楽しい山ですね♪

岩場の展望台からは道が下り始めます!

自然林の中をのんびりと下れるコース♪

途中に何箇所か、ロープが張られた場所があります!

ここは傾斜が急というよりは、積もった落ち葉が滑りやすい感じ!

おそらく雨水の通り道になっているみたい!雨の次の日とかは足元注意!

自然林の中をどんどん下っていくと、次第に竹林ゾーンに入っていきます!

窪地とネットに囲まれた竹林の道を下っていくと、

竹林を抜けて舗装路に変わります!

〈7:52〉舗装路から名神高速道路!

そのまま舗装された林道を辿り、

高速道路の歩道橋を渡る!

道なりに下ると、T字路に突き当たります!

駅は右手に高架をくぐって進みますが、

左手に寄り道して高架をくぐると、

〈7:56〉水無瀬の滝があります!!

天王山を水源とする高さ20mの滝!この滝は水無瀬離宮を築き、水無瀬野での遊猟を楽しまれた後鳥羽上皇も御幸されるほど、古来より広く知られた滝となります!

水無瀬川とともに歌枕としても詠まれた滝!

滝の傍らには「八大竜神」「白姫竜神」「玉竜大神」などが奉られており、雨乞いの「竜神信仰」があったようです!

非常に美しく、付近もとっても涼しいスポットでした!

でも高速道路が結構うるさい!!!

T字に戻って高架をくぐり、

住宅地に入ります!

振り返ってここが水無瀬の滝への入口!

入口が住宅地の中にあるのでわかりにくいですが、このようにしっかりと道標が設置されています♪

道案内に従って住宅地を進み、ここを右へ進むと、

住宅地を抜けて、コンビニと線路が見えてきます!

あとは線路沿いを進んで山崎駅へ戻りましょう!

〈8:11〉線路沿いを暫く進むと踏切があります!

駅へ向かう場合は正面へ進んで駅近くで連絡通路の高架をくぐるか、右手へ踏切を渡って線路沿いを進みます!

踏切で左を見ると、サントリー山崎の蒸留所!!!!

世界に誇る国産ブランド『山崎』!!!!

奥に見えるのがサントリー山です!

今回は早朝スタートの午前中ゴールなので、見学はできませんでしたが、次来たら絶対に立ち寄る!!

「サントリー山崎蒸溜所」の公式サイト

サントリー山崎蒸溜所(大阪府)|ウイスキー蒸溜所見学
日本のウイスキーのふるさと、山崎蒸溜所。創業者の鳥井信治郎は日本人の繊細な味覚にあったウイスキーをつ...

後ろ髪を引かれる思いで、踏切を渡り駅へ向かう!

踏切を渡って左手の旧道を道なりに進みます!

旧道沿いには、西国街道『関大明神』があります!

こちらの始まりは不明とされていますが、この地が古代の摂津国と山背国(後の山城国)の関所である山崎の”関所”であったと考えられています!

現代でもここがちょうど京都府と大阪府の境となります!!

駅へは左手の道へ!

〈8:19〉小道を抜けると起点の山崎駅にゴールです!!

駅のホーム越しに振り返る天王山!!

今回はこのまま帰らなきゃだけど、麓のお立ち寄りスポットも本当にたくさんあるので、次回登る際は周辺のスポットも併せて楽しみたいと思います!

まとめ

ということで今回は天下分け目の『天王山』への登山でした!

非常によく名前が知られている有名な山なだけに、麓から山内に至るまで、非常に見どころの多い山行でした!

山崎の合戦の史跡や城跡、歴史に登場する神社仏閣と、戦国ロマンあふれる山でした!

また山内に展望ポイントも多く、道標・コースマップなど登山道も非常によく整備されている印象で、初心者の方から誰でも楽しめるハイキングスポットだと思います!!

周辺のお立ち寄りスポットと組み合わせると、さらに充実した山行になると思います!!

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