2019年11月初旬、今回は高野参詣道「黒河道」を歩いてきました!
黒河道は高野山に通じる高野七口の1つ!2016年に世界遺産に追加登録されたばかりの参詣道です!
道中はなかなか険しい道のりでしたが、空の高い秋晴れが気持ちいい天候の中、約20kmのロングコースをのんびり散策してきましたー♪
「高野参詣道・高野七口」についてまとめました↓
高野参詣道「黒河道」とは?
「黒河道」は高野七口の1つ黒河口に至る高野参詣道で、橋本市賢堂から国城山東麓の明神ヶ田和を越え、藁谷から市平で丹生川を渡り、久保から子継峠(粉撞峠)を越えて、高野山内の千手院谷に入る登山道です!
橋本から高野山への近道とされ、大和国(奈良県)からの参詣客がよく利用したことから”大和口”とも呼ばれます!
距離は約20kmと橋本からは最短ですが、道中は他の参詣道と比べて険しかったため、黒河道の西に並走する”京大坂道”を利用する参詣客が多かったそうです。でも文禄3年(1594)に豊臣秀吉が高野参詣に訪れた際は帰路にこの”黒河道”を用いられたと言われています。
高野参詣道の中では”町石道”と”小辺路”が2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部として世界遺産に登録されましたが、その後2016年の登録範囲の変更により、京大坂道不動坂、女人道と共に”黒河道”も世界遺産に追加登録されました!
起点:定福寺 終点:黒河口女人堂跡
距離:18.1km(橋本駅から)
標準コースタイム:7時間35分
その他:世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)
今回のプラン!
高野参詣道「黒河道」:タイム5時間52分
- 定福寺(6:53)→明神ヶ田和(7:42)→市平橋(8:24)
- 久保小学校跡(10:19-30)→子継峠(11:32)
- 転軸山公園(11:58-12:30)→黒河口女人堂跡(12:45)
高野山散策:金剛峯寺・壇上伽藍→不動坂口女人堂(13:20)
帰り:極楽橋駅(13:57)→学文路駅(14:40)→駐車場(14:57)
参考にしたマップ!
今回、「黒河道」を歩くにあたって参考にさせていただいたマップの紹介です!
普段の登山と同じく昭文社”山と高原地図”を持参し、+αで”わかやま観光情報「高野参詣道街道マップ」”も持っていきました!
この街道マップはコースタイムや距離だけでなく、順路のわかりにくい箇所の図解や史跡の説明、帰りの交通情報など非常に情報量豊富なマップです!
高野山周辺の街道や熊野古道に挑戦される方にはおなじみのマップですね♪
わかやま観光情報のHPからPDF形式でダウンロードできます↓
アクセスと駐車場
起点「定福寺」へのアクセス
黒河道の起点である「定福寺」へは、橋本駅から徒歩で約20分!距離は1.5kmです!
「黒河道」を歩かれる方は橋本駅をスタート地点にされる方が多いです。わかやま観光情報の街道マップでも橋本駅がスタート地点として紹介されています!
一応、定福寺の最寄り駅は南海高野線「紀伊清水駅」ですが、橋本→極楽橋駅の区間は電車の本数があまり多くないので、JRと南海電鉄の両方の駅である「橋本駅」の方がスタート地点として利用しやすいと思います!
バス:不動坂口女人堂→高野山駅 ※220円~
ケーブル:高野山駅→極楽橋駅 500円
電車:極楽橋駅→橋本駅 450円
※バスは乗り場により料金が異なります。
『橋本駅』から『定福寺』への順路はこちらの記事をごらんください↓
今回は「南馬場緑地公園」の駐車場をお借りした
今回は紀の川沿いにある「南馬場緑地公園」の駐車場をお借りしました!
橋本駅周辺の有料駐車場の利用を考えていたのですが、駐車場の数が多く料金も少しばらつきがあり、どの駐車場が利用しやすいか考えがまとまりませんでした^^;
「黒河道」を歩かれた方々のレポを覗いてみたところ、「南馬場緑地公園」を利用されている方が多かったので参考にさせていただきました。この公園から「定福寺」までは距離がありますが、帰りは最寄りの「学文路駅」から近かったため利用しやすかったです。
ちなみに「学文路(かむろ)」駅は橋本駅の2つ手前の駅になります!
「黒河道」で高野山へ!
定福寺→明神ヶ田和→市平橋
〈6:15〉では南馬場緑地公園から黒河道の起点「定福寺」へ向かいましょう!
南馬場緑地公園からは紀の川沿いの遊歩道を進みます!
駐車場でヤマップのアプリを立ち上げようとタップしてみると、なぜか立ち上がらない…。何度かスマホを再起動して試してみましたが、画面がブラックアウトする・ω・
少し時間が経ってから試してみようと思いそのまま行動開始しました!
※結局、行動中にアプリを起動することができませんでした。下山後、自宅で調べてみるとAppアプリ版の不具合だったみたいです!現在は削除→再インストールで復旧しています。
紀の川沿いをしばらく進む!朝方はガスがかかっていました!紀の川付近はよくガスが発生するスポット。もしかして雲海になってる?
橋が見えたあたりで遊歩道を離れて道路に出ました!
道路に出て定福寺へ。
紀伊清水駅の前を通過し、
すぐ先の小学校の前で南海高野線の踏切を渡ります!渡って道なりに進めば定福寺です!
定福寺の手前には自動販売機がありました!ここから先、高野山に到着するまで自動販売機はありませんので、補給するならここで。
〈6:50〉ということで起点の「定福寺」に到着しました!
定福寺は橋本市賢堂にある高野山真言宗の寺院です。本尊は阿弥陀如来。高野七口押印帳のスタンプがありました!
スタート前に境内でお参り!
定福寺の前には世界遺産に追加登録されたことを祝う幟が並んでいました(*´∀`)!
定福寺を出発して黒河道を進みましょう!定福寺前の道をそのまま登り、ここで右側の山道へ入ります!
山道に入ったあたりで振り返ってみると、紀の川に沿ってこの雲海!!向かい側に見える山は岩湧山のあたりかな?
山道を少し登ると一旦車道と合流します!出口付近の幟に描かれているキャラクターは橋本市のマスコットキャラクター”はしぼう”君です!ハイキングの格好してる♪
でも、はしぼう君の特徴である柿の帽子が隠れちゃってるじゃん。
車道に合流してからしばらくは登りが続きます。
道脇には黒河道のポイントを示す番号道標が設置されています。この番号道標は起点の定福寺①~子継峠㉖まで500m間隔で設置されています!距離の目安になっていいですね♪
柿の畑の間を進みここを右へ。
民家?の軒先を抜けていきます!熊野古道などでもよくある民家の中を通る道♪
〈7:13〉民家を抜けて登るとP3に”五軒畑岩掛観音”というお地蔵さんが並んでおられます!この観音さんの目の前には、
こんな景色が広がっていました(*´∀`*)
雲海がきれいだ♪紀の川の対岸にはダイトレの山並み。一番右に見える山が”金剛山”です!
雲海を眺めて少し休憩した後、少し山道を進むと簡易トイレがありました。
でも、この簡易トイレは緊急用のトイレのようです!黒河道には高野山に到着するまでコース内にトイレはありません!
再び山道へ。
P4は通過すると、
〈7:28〉鉢状弘法井戸という湧き水がありました。
井戸からしばらくはなだらかな山道が続きます。
並走する林道に降りて進めば、
民家が並ぶ集落に出てきます!
〈7:42〉この集落が明神ヶ田和の集落です!黒河道をスタートしてから最初の峠になります。
民家の前から左へ下っていく林道を進みます。
ちなみに右手に登っていく林道を進むと、”国城神社”が山頂にある「国城山」があります!!
この分岐から片道30分ほどで登れます!
「国城山」は展望の良い山なので、黒河道と組み合わせるプランも魅力的♪
林道を下っていく!この時間帯から日が昇りはじめて、出発時の肌寒さも和らぎポカポカとした秋の陽気になってきました♪
林道を藁谷(わらんだに)に向かって下ります。
P7を通過。このあたりは路面が湿っていて滑りやすかったです。
舗装路が終わると、藁谷の沢沿いに道が続きます。
沢の流れの音を聞きながらなだらかな道を進みます。
しっかりとした木橋が設置されていますが、この橋がかなり滑りやすく、一度ズルっと滑ってヒヤッとする場面がありました(´・ω・`)
とくに表面のツルツルした丸太の橋には要注意です!!
途中にある藁谷の滝。落差もそこそこあって立派な滝でした♪
道が沢を離れ始めると、やや道が細くなります。このあたりは沢側が切れ落ちているので少し注意しながら進みました。
お!景色が開けてきた♪それにしてもええ天気やな~(*´∀`*)
藁谷を抜けました!道路に降りて丹生川沿いを右へと進みます!
光のカーテン(゚∀゚)!
〈8:24〉道路に出るとすぐに丹生川に架かる”市平橋”に到着です!
藁谷の沢沿いは木橋などが整備されていますが、日が当たらないので路面が少し滑りやすい箇所が多く、黒河道のコース内では特に注意が必要なポイントだと思います!
あと、藁谷は台風の影響を受けやすそうなので、コースの状態を確かめてから歩いたほうがいいと思います!
市平橋→久保小学校跡→子継峠
黒河道は市平橋を渡ってコースが続きます!市平橋の手前には簡易トイレがありますが、このトイレも緊急用のトイレのようでした!
市平橋を渡った所にP11の番号道標があります。ここから⑮まではややキツめの登りが続きます!道中長いから、体力温存してゆっくり進もっと!
日差しが眩しい林道歩き♪
カーブミラーには九度山町の文字!ちょうど丹生川が境なのかな?
〈8:35〉P12に到着しました!
ここをしっかり覚えておいてください!!!
P12の目の前にはポツンと一軒家!!市平集落とマップには書いていましたが、おそらくこの一軒だけじゃないかな?
P12に到着時からワンちゃんがめっちゃ吠えてくる(´・ω・`)
可愛らしいワンちゃん♪
丹生川の対岸に見える山は少しだけ紅葉が始まっているようでした。高野山はどうだろう?紅葉見れたらいいな~♪
ワンちゃんに向かって手を振りながら、そのまま林道を登ってしまいました!
P13の番号道標まだかな~と、不思議に思いながらひたすら林道を登りました。P13を見逃したかな?と結局そのまま林道を登りきったところで道間違いに気付く!
マップを確認してみるとP12の集落前でコースが林道を離れていることに気づきましたorz
林道を引き返し、P12に向かって走って戻りました。走って下っても15分ほど掛かったので、おそらく片道1~2kmぐらい林道を進んでしまったようでした(´;ω;`)往復40分のロス!!
〈9:09〉P12に戻りました!吠えてたワンちゃんに気を取られてやらかしたーorz
道標にはちゃんと矢印で道順が示されていました…。右の畑に続く道が正解でした。
最近GPSアプリに頼り切っていた弊害が…(´・ω・`)ちゃんと自分で確認しなきゃですね。反省します。
道標に従い畑の小道を進みます。これ…あってる?
畑を抜けると黒河道の標識が立っていましたε-(´∀`*)ホッ
畑を抜けた所に立派な”桂の木”がありました。この桂の木は市平集落の氏神社「春日神社」にある木で、樹齢は推定で300年。九度山町の文化財に指定されています!
明治時代には18本もの桂の木が並んでいたそうです。
P13の番号道標!君に逢いたかったんや~。道間違いで体力面もそうだけど、何より心が削られたで~(´・ω・`)
やっと見つけて安心したことで、写真を撮る手元もブレブレでした。
P15まではしばらくキツめの登りが続き、さらに追い打ちをかけてきますorz
急登が終わり、なだらかになってくると、
〈9:38〉ベンチのあるP15に到着です!あ~疲れたー!黒河道全体を通してですが、休憩ポイントが結構少なかった印象です。
P15の番号道標!クマ注意がちょっと怖い…。
ベンチに腰掛け体力復活のためにエネルギー補給!このウィダインゼリーはコンビニの福引で当たりました♪
カントリーマアムって行動食にもってこいですよね~。
15分ほど休憩して行動再開!やっぱりエネルギー補給するとやる気も戻ってきますね♪正直、道間違いした時はちょっと心折れかけてました。
P15から少し下り、開けた場所に出てきました!
開けた湿地?の真ん中には祠がありました!ススキも穂先が風になびいて綺麗でした♪
P17辺りから道はしばらく平坦な道に。P15まで急坂が多かったので、このあたりから足取り軽やかに進めて距離をぐんぐん稼ぐことができました♪気温も少し上がって気持ちのいい陽気。
途中、小さな池がありました。たぶん管理されてる池っぽい。
池のすぐ先には民家。
民家の軒先には道に沿って白い花がたくさん咲いていました。たぶん椿かな?
民家を過ぎてもなだらかな道が続き、
〈10:19〉P19の所で車道と合流し、「久保小学校跡」に到着です!
久保小学校跡では子継峠への本コースと黒河峠へのコースの分岐があります!黒河峠へのコースは倒木が多く通行止めになっていました!
久保小学校跡の校舎は木造平屋建てのどこか懐かしい建物。2017年から「くどやま森の童話館」としてリニューアルされ、木や森に関する絵本や童話、高野山関連の専門書などの書籍などが置かれています。
こんな森の中の可愛い校舎の学校に通ってみたかった(*´∀`*)映画とかアニメとか物語の世界に入り込んだような、それこそ”童話”の中にいるような素敵な校舎でした♪
運動場のベンチに座って校舎を眺めながら、しばらくゆっくり休憩しました!
校舎の時計は3時10分で止まっていました。子供たちが楽しく遊んでいる時間帯!なんだか妄想を掻き立てるような学校。
久保小学校跡を出発!校舎の裏側を進み、ここを右に曲がります。
ここから子継峠(粉撞峠)までは3.8km!そろそろ終盤に差し掛かってきました!
P20!10km!あっ、違うわ。定福寺が①でスタートしてるから9.5kmや。でもなんだか、12kmは歩いてる気がする…なんでや!道間違えたからやろ…。
平坦な道♪木漏れ日が気持ちいい。
道脇になにかお堂?のような建物。マップでは”茶屋跡”となっている。
その茶屋跡を過ぎるとかなりの急登が始まります!後半にこの登りは結構辛い…。
P22番!子継峠がP26だからもうちょっと!
〈11:05〉辛い急登を登り終えると、峠に出ました!
ここから子継峠まではあと30分ほど!
山腹をトラバースする平坦な道が子継峠まで続きます!
途中、やや崩れかかった箇所や道が細い箇所もありますが、道自体は樹林帯を抜ける緩やかな道で歩きづらさはありませんでした!
〈11:32〉そして子継峠(粉撞峠)に到着です!ここに到着するともうゴールしたようなもの♪
番号道標も26!黒河道の番号道標はここまで!
この子継峠では高野七口・高野三山を巡る”女人道”と合流します!
女人道は9月に歩いたので、そちらの記事もよろしくおねがいします!!
黒河口女人堂跡→高野山散策
子継峠から高野山内に向かって下っていきます!この道は女人道と重複したコースになります。
しばらく下ると穏やかな小川が流れる平坦な道に。今までの道のりに比べるとご褒美のような気持ちのいいコース♪
お!ちょっと色づいているねー(*´∀`*)
ススキもいっぱい♪
沢沿いを進むと道路に突き当たります!左に進むと奥之院方面。ブログ主は右に進み黒河口女人堂跡を目指します!
右に曲がってすぐのところには高野三山の1つ”転軸山”の登山口があります!登ってもそれほど時間はかかりませんが、先日登ったばかりなのでここはスルーしてそのまま車道を進みます。
〈11:58〉車道をぐるっと半周周って公園側の転軸山の登山口に到着しました!この登山口前の公園は休憩に最適のスポット!
長らくなかったトイレもあり、
食事にちょうどいいテーブルが並んでいます!
ちょうど12時で、正午を知らせるメロディが高野山内に流れていました!ブログ主もお腹ペコペコ。テーブルで荷物を下ろしてお昼ごはんタイム♪
食後は靴も脱いで30分ぐらい寝そべって休憩しました!
〈12:30〉荷物を整理して行動開始!
軒先の木々も紅葉が綺麗でした!これは高野山内の紅葉も期待できるかも!
民家を抜けて、鶯谷のバス停に到着!
車道の脇には、
〈12:45〉黒河口の看板が立っていました!
こっちには”黒河口女人堂跡”の看板!文字がうっすらで見落としやすいかも。
ゴール地点をどこにするか迷ったけど、女人堂跡なのでここをゴールにします!ここからは高野山内の散策です♪
高野町役場の前を過ぎて山内に入り、
高野山真言宗の総本山「金剛峰寺」にお参り!
金剛峰寺から壇上伽藍へ参道を歩きます♪
参道は紅葉が綺麗でした!まだ少し早そうですが、おそらく11月の中旬頃には高野山内の紅葉も綺麗に色づくと思います!
境内は観光の方々がいっぱい!団体ツアーの方々も多く、世界中から沢山の方々が訪れていました。中国の団体さんの中には”僧侶”の格好をされた一団もお参りされていました。
そして聖地高野山の中心”壇上伽藍”。
根本大塔の朱色と秋晴れの青色のコントラストが美しい(*´∀`*)黒河道の険しい道のりを歩いてたどり着いたから感動も飛び切りなものでした♪
不動坂→極楽橋駅→学文路駅
〈13:20〉高野山内の散策を終えて、不動坂口女人堂に到着しました!
本来の計画ではここからバスに乗り、ケーブル高野山駅へ向う予定でしたが、予想よりも時間にかなり余裕があったのでこのまま、京大坂道不動坂を下り極楽橋駅まで歩きました!
バス停の少し先にあるここが不動坂の入り口。
不動坂には林道の整備されたコース(赤)と旧道である山道(ピンク)があります!今回は旧道の方を下っていきます!
追記:2020年1月に京大坂道を歩いてきました!
旧道はやや荒れ気味ですが、道順はわかりやすくそれほど急ではありません。
一旦、林道と合流しますがすぐ先で再び山道へ。
旧道を下り終えると高野山ケーブルの線路をくぐり、
赤色の極楽橋を渡って、
〈13:57〉極楽橋駅に到着しました!到着から10分後にちょうど橋本行きの電車がありました♪駅構内のアナウンスではこの電車を逃すと、次の電車まで1時間ほど間隔が空くみたい。ラッキー♪
電車に乗り込むと、別車線に高野山を旅する特別列車”天空”がホームに到着しました!南海高野線が走る山間の風景を楽しめるように座席配置が工夫されている列車なんだそうです。
乗ってみたい(*´∀`*)
〈14:40〉山間をゆっくり走る各駅列車に揺られて”学文路駅”に到着しました!
学文路駅の前には和泉山脈。
駐車場に向かって紀の川沿いの遊歩道を歩きました!
〈14:57〉ということでゴール!!南馬場緑地の駐車場に帰ってきました!
予想では夕方5時頃になるかな~と思っていましたが、幸い電車の時刻もスムーズだったので、早い時間帯に戻ってくることができました♪
まとめ
ということで今回は高野参詣道「黒河道」を歩きました!
町石道などの他のコースに比べると、アップダウンもありやや険しいコースではありましたが、歩いてみた感想では見所もたくさんあり、道標もしっかり設置されているので歩きやすいコースだったな~という印象です。
注意する箇所としては、藁谷の沢沿いが少し滑りやすい箇所があるので滑落に注意!またP11~14までとP20~24までの区間が急登ですので、体力温存を意識して歩くほうがいいと思います!
黒河道が世界遺産に追加されたのはまだまだ最近のことなので、これから挑戦する人が増えてくると、より整備もされ歩きやすいコースになると思います!
今回はGPSアプリが起動できなかったり、道を間違えちゃったりとややトラブルがありましたが、終わってみると早くゴールすることができて、予定よりもスムーズに行動できました!
高野参詣道は、今まで歩いたコースの他にもまだまだコースがあるので、また挑戦したいと思います♪
「高野参詣道・高野七口」についてまとめました↓