甘南備山に登山!一休さんゆかりの『酬恩庵』から「今昔物語集」の山を登る!

登山・トレッキング

2022年8月下旬、今回は甘南備山に登ってきました!

甘南備山(かんなびやま)は京都府南部の京田辺市にある山!すぐ西が大阪府枚方市、少し南へ下ると奈良県奈良市となり、3府県の境あたりに位置する山です!

なだらかな山容が特徴で、神奈備神社がある雄山(221m)と、三角点がある雌山(202m)によりなりたつ小さな山となります!

かつて山頂付近には『今昔物語集』に出てくる”神名備寺”があったとされ、また桓武天皇の平安遷都の折には、「南に天を祀る地」としてこの甘南備山を朱雀とし、この線上に朱雀大路と皇居を造営したという説があるほど歴史深い山となります!!

さらに東麓には、”とんち”でおなじみの『一休さん』で有名な「酬恩庵一休寺」があり、古都”京都”の山らしい歴史ロマンが魅力のスポットです!!

今回はそんな甘南備山を、京田辺駅を起点に巡ってきました!!

甘南備山の基本データ!
  • 標高:雄山221m・雌山202m
  • 山域:京都南部
  • 2万5000分の1図:田辺・枚方

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甘南備山の登山コース

代表的なルート

『甘南備山』の代表的なルート!

〈東・京田辺市側〉

  • ヒノキの小径
  • 雨乞いの小径
  • 管理道路
  • 旧登山道
  • にしきぎの小径 など

〈西・枚方市側〉

  • やすらぎの小径
  • 峰の小径
  • 日だまりの小径 など

〈北側〉

  • 松井山手駅→大住虚空座堂→甘南備山

甘南備山には非常に多くのハイキングコースがあります!!

地元の方々が、”朝の散歩”にもよく歩かれているほど親しまれている山なので、山内には無数のコース・遊歩道が整備されています!

コース内に道しるべ・マップがたくさん設置されているので、初心者からオススメのハイキングスポットですね♪

おそらくメインとなるのは東側・京田辺市からのルートだと思います!

「京田辺駅」から『酬恩庵一休寺』を巡るプランがオススメ!

甘南備山は標高も低く、比較的短時間で登れる山です!

計画をボリュームアップさせるなら、東麓の『酬恩庵一休寺』に立ち寄るプランがオススメ!!

特に公共交通機関でアクセスするなら、JR『京田辺駅』・近鉄『新田辺駅』を起点にすることができるので計画が立てやすいと思います♪

駅から酬恩庵までは『一休とんちロード』と呼ばれる道路が整備されています!

〈モデルコース〉

  • 『京田辺駅・新田辺駅』→『酬恩庵』→『甘南備山』→『駅』

『酬恩庵』は、”とんち”で有名な「一休さん(一休禅師)」が晩年を過ごされたお寺です!!

一休禅師のお墓も敷地内にあり、そのことから『一休寺』の名前で親しまれています!

境内の『方丈』や『方丈枯山水庭園』は必見!!

一休禅師を御本尊として奉る『方丈』は国の重要文化財に指定されており、その美しい庭園『方丈枯山水庭園』は国の名勝にも指定されています!!

また本堂周辺にはモミジが多く、秋の紅葉スポットとしても人気のお寺ですね!!

拝観には”拝観料”が必要です!!

一応、駐車場(有料)もあるのですが、あくまでも拝観者用となります!

登山目的の場合は長時間になってしまうので、ご迷惑にならないように別の駐車場を利用しましょう!

〈酬恩庵一休寺〉

  • 拝観時間:9:00~17:00(宝物殿9:30-16:30)
  • TEL:0774-62-0193

公式HPhttp://www.ikkyuji.org/

今回のプラン

今回は京田辺駅を起点に、『酬恩庵』→『甘南備山』を巡るプランで登りました!

京田辺駅の西口からスタート!駅前から西へ出て、府道22号の突き当りを右折、さらにT字路を左折すると『一休とんちロード』に出る!酬恩庵までは一本道!!

酬恩庵の拝観は帰りにして、まずは登山口へ!住宅地を抜けて川沿いを進み、京奈和自動車道の高架をくぐると甘南備山の登山口に到着です!

甘南備山への登りは、川沿いを迂回して『ヒノキの小径』から登ります!”昆虫の森”の分岐から『尾根の小径』へ入り、雌山→雄山へ縦走!神奈備神社を参拝します!

下山前に展望台に立ち寄り景色を楽しむ!下りはメインルートである『管理道路』の舗装路をのんびり下りました!

帰りは酬恩庵一休寺』に立ち寄り拝観京田辺駅に戻りました!

このプランの総距離は約8.9km!

標準コースタイムは約5時間です!!

〈今回のプラン〉

  1. 京田辺駅(5:47)→酬恩庵(6:04)→登山口(6:23)
  2. ヒノキの小径(6:31)→昆虫の森分岐(6:43)→雌山(6:50)→雄山(7:12)→展望台(7:19-8:24)→登山口(8:47)
  3. 『酬恩庵一休寺』を拝観(9:02-38)→京田辺駅(9:49)

山行データ!!
  • 天候:晴れ♪
  • 距離:9.7km
  • コースタイム:4:02

登山口へのアクセス・駐車場

駐車場①『京田辺駅』『新田辺駅』周辺にコインパーキングあり

『酬恩庵一休寺』を拝観するプランの場合は、駅前のコインパーキングがオススメ

『京田辺駅』『新田辺駅』周辺にコインパーキングが豊富です!

特に、京田辺駅前にある”アル・プラザ”のコインパーキングは第1~3まであり、キャパが広いため利用しやすいと思います!

24時間営業で、駅から徒歩3分!!

『タイムズ アル・プラザ京田辺店』

駐車場②「甘南備山登山口駐車場」

単純に甘南備山への単体登山の場合は、登山口に駐車場があります

台数は、約10台ほど!

注意点としては、登山口までの道幅が車1台分ぐらいの狭い道なので、農作業されている方や歩行者に注意してアクセスしましょう!!

『甘南備山登山口駐車場』
  • 京都府京田辺市薪甘南備山
  • Google Mapへ!
  • 台数:約10台 料金:無料

アクセス

〈マイカーの場合〉

  • 京奈和自動車道『田辺西IC』『田辺北IC』
  • それぞれのICから約10分

〈公共交通機関の場合〉

  • JRの場合:学研都市線『京田辺駅』
  • 近鉄の場合:京都線『新田辺駅』

甘南備山に登山!

京田辺駅→酬恩庵一休寺→登山口

〈5:47〉それでは『京田辺駅』から登山スタート!

京田辺駅の西口には、一休禅師の銅像が立っておられます(゚∀゚)!

あの有名な”一休さん”のお寺だもんなー!!小さい頃、アニメの再再再再再…放送をよく夕方に観てました!

それにしてもいいお天気♪

盆休みが終わってから、雷雨の夕立ちが降る不安定な天気ばっかりだったから、久しぶりの良いお天気でラッキー♪

銅像の足元には、『一休とんちロード』の説明・マップがありました!

それでは出発!!

西出口の前にある道路を西へ進みます!

いい感じのお店の前で、府道22号に突き当たります!ここで右折!

左手に棚倉孫神社を見送り、高架をくぐると、

〈5:56〉T字の交差点があります!!「⇐一休寺」の道路標識にしたがって左折!

交差点には、一休寺の石道標もありました(゚∀゚)!

で、この交差点からが『一休とんちロード』となります!!

ここから酬恩庵まで一本道!

電柱には、「一休かるた」を活用した案内板が掲げられています!!

一休さんにまつわるエピソードや”とんち話”を楽しみながら酬恩庵を目指しましょう!

しばらく進むと、「玉露のまち 京田辺」の看板がある交差点!

ここは「山手幹線(22号)」を正面へわたります!

あとは住宅地を抜けて、

立派な石垣が見てくると、

〈6:04〉『酬恩庵一休寺』に到着!!今回は先に甘南備山に登ってから帰りに拝観します!

というより、拝観時間が9時からだからまだ拝観できない^^;

盆休みが終わったと言っても、まだ8月だから熱中症対策で早朝にスタートしました!

酬恩庵から登山口に向かいましょう!!

山門の向かいにある住宅地の細道へ入ります!

少し進んで、ここで左折!

住宅の前に、甘南備山の道案内があります!

西光寺というお寺の前で左へ曲がる!

すると川沿いに抜けてきました!!後はこのまま道なりに進んでいくと登山口です!

京奈和自動車道の高架をくぐると、

ようやく姿が見えた甘南備山!!

この日は、夜中まで雨が降っていた影響で木津川からガスが出ていました!甘南備山にも薄いガス!!

麓を目指して田んぼ道を進んでいく!

この道が結構狭いから、登山口の駐車場を利用される方は運転に注意!!

〈6:23〉ということで登山口に到着しました!!

『ヒノキの小径』→甘南備山→展望台→登山口

登山口から山正面に進むと、『管理道路』『旧登山道』などのメインルートがあります!!駐車場もここのすぐ左手にあります。

正面から登って往復すると、約1時間ぐらいで戻ってこれちゃうから、それだと酬恩庵の拝観時間には早すぎる!

ということで、手前にあるここから、沢沿いに入り『ヒノキの小径』からぐるっと回って登ることにしました!

沢沿いの道をしばらく進む!

5分ほど歩くと、左手に『雨乞いの小径(A-17)』の入り口があります!

このコースは「吉やんの滝」という滝を巡って山頂を目指すコースです!

歩いてみたいけど、ここは見送って、

さらに沢沿いを進んでいく!

小さな砂防・竹やぶを横目に進んで、

〈6:31〉A-16の『ヒノキの小径』入り口に到着!!ここから山へ入ります!

ご覧の通り、コース入口や分岐にはレスキューポイントの番号が振られており、それぞれにコースマップが設置されています!

遊歩道が非常に多く整備されている山なので、地形自体は複雑ですが、道案内がとっても多いので道迷いの心配はなさそうですね♪

それでは登っていきましょう!名前の通り樹林帯を登っていきます!

山腹を横切るように整備されているコース!木橋や木の階段のよく整備されたコース♪

樹林帯をしばらく登っていくと、次第に自然林が増えてきます!

この大きな木のところで左を見ると、

がっつり登る階段!!この階段を登れば、

〈6:43〉分岐があります!

この分岐が『昆虫の森』の分岐!!ここで尾根に合流です!

この分岐から北へ進むと松井山手駅があります!

昆虫の森の分岐から『尾根の小径』へ入り、山頂を目指しましょう!!

分岐から少し間は登りですが、

すぐに道は平坦になります!楽々尾根道♪

朝の光のカーテンが素敵!!

コース脇には藤棚があるフラットな道をのんびり歩いていく♪

すると広場に出てきました!!

〈6:50〉ここが甘南備山の雌山になります!!標高201.6m!

三角点がある山頂です!

少し周りの木々が高いですが、山頂からは東側の展望が開けます!!

あれ雲海になってる?

雌山に到着した時点で、まだスタートから1時間!いいペースですが、このままでは一休寺に拝観には早すぎる!

マップを見ると『うめの小径』という散策路があったので雌山から少し寄り道!

『うめの小径』は名前のまま、道の両脇に梅の木々が並んでいます!梅の花の季節にくればよかった!!

で、コースの奥まで進むと藤棚がありました!

ブログ主が参考にしているガイドブックでは、ここから生駒山地北端にある『交野山』が見えると紹介されていましたが、木が邪魔で見えませんでした(´・ω・`)

夏で、木の葉っぱが多かったからかも!

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〈7:02〉というとこで「うめの小径」を一周して雌山に戻ってきました!

次は山頂の雄山を目指しましょう!

雌山から緩やかに下ってくると、舗装路に突き当たりました!

山内にあるマップを見ると、ここから少し下った所に駐車場があるみたい!

突き当りで左手を見ると、すぐの所に階段があります!ここを登って山頂へ!

少し登り、フラットな道を進むと、

山頂手前の分岐!右へ下る道が南西側からの『峰の小径』です!

案内に従って左の『神奈備神社』へ!

神社の石柵の脇を抜けると、

〈7:12〉神奈備神社の鳥居に到着!!

こちらが神奈備神社!!雄山(221m)の山頂に到着です!!

神奈備神社の説明板!!

神奈備神社の鳥居前は展望スポット!!雲海だー(゚∀゚)!!

雲の奥に見える山並みは『鷲峰山』!!行場巡りで有名な山ですね!!南山城地方の最高峰!

奈良県の大峰山(山上ヶ岳)に対して『北の山上』として知られる修験道場です!

また登りに行こっと!!

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神奈備神社から展望台へ!舗装された参道を下ると、

展望台への分岐があります!

正面が展望台!左へ進むと東正面からのメインルート『管理道路』に合流できます!

展望台で休憩したらここに戻って、「管理道路」から下山します。

〈7:19〉分岐からすぐに展望台に到着!!

早速、登ってみましたが安定のガス!!

まだ一休寺の拝観時間まで2時間ほど余裕がある!!ということで、ガスが晴れるのを願って、朝ごはんタイム!!

40分後!!ようやく晴れてきた(゚∀゚)!!!

京都市街が見渡せる素晴らしい展望!!

それでは景色を見ていきましょう!!

まずは東側!まだ少し雲がかかっていますが、東正面に「稲荷山」「大文字山」「比叡山」が連なるように眺められます!!

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北側!こっちは嵐山方面の展望!!

がっつり雲がかかっていますが、晴れていれば「烏ヶ岳」とその奥に「愛宕山」が眺められます!

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雲から頭を出しているのは「笠取山」かな?

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この日は晴れていたけれど、前日の雨で木津川からガスが昇っている時間帯だったので、周辺の山々に雲がかかっている状態でした!

たぶんあと1時間遅くにスタートしていたら、雲も晴れてちょうどよかったかもですね!

〈8:24〉そろそろ拝観時間が近づいてきたので、下山を開始しましょう!

展望台で1時間以上休憩してた!

展望台の脇にある道は「にしきぎの小径」。このコースの方がおそらく近道になるけど、時間はまだ余裕があるので、計画通りに『管理道路』から下ります!

ちなみに「にしきぎの小径」は、15分ほど下ると『管理道路』に合流します!

ということで展望台の分岐に戻り「管理道路」へ!

分岐から少し下るとすぐに合流!

ここからは管理道路の舗装路を下っていきます!

管理道路にそって公園の遊歩道がたくさん整備されています!

池の畔にも遊歩道!まさに自然公園ですね!

池の遊歩道脇にはトイレも有りました!!

このトイレの横にある道が、『雨乞いの小径』!

『ヒノキの小径』の手前にあったコースですね!

管理道路をのんびり下っていくと、「にしきぎの小径」が合流!

さらに下ると森の広場がありました!この広場は「京セラの森」!

「京セラの森」にはきれいなバイオトイレが設置されていました!

〈8:47〉展望台から25分ほどのんびり下っていくと、気づけば登山口に到着!!

登山口には車止めのチェーンがあります!チェーンのすぐ先にあるのが駐車場。

登山口を振り返って!車止めのチェーンがある方が『管理道路』、その右脇が『旧登山道』です!

ということで、麓のスタート地点に戻ってきました!

『酬恩庵一休寺』を拝観|酬恩庵→京田辺駅

では酬恩庵へ戻りましょう!

麓から振り返る甘南備山!!ガスも晴れてよく見える♪

〈9:02〉15分ほどで酬恩庵一休寺に到着!!拝観開始時刻ピッタリ!!!

一休寺の全景!!とっても広々とした境内です!!

酬恩庵は、元は”妙勝寺”という名前でした!

鎌倉時代、臨済宗の高僧「大應国師」が中国の虚堂和尚に禅を学び、ここに道場を建てたのが始まりとされています!

その後、元弘の戦火にかかり復興ならずにいたものを、一休禅師が室町時代に宇堂を再興!師恩に酬いる意味で、『酬恩庵』と名付けました!!

一休禅師は晩年をこの地で送り、81歳で大徳寺住職となった時もこの寺より通われました!

88歳で生涯を終えられたのもこの寺で、遺骨もここに眠っておられます!!

このように禅師が生涯の晩年を過ごされたことから『一休寺』の通称で知られるようになりました!

それでは拝観していきましょう♪

山門を潜ると、拝観料の受付があります!受付におられない場合は、そのまま入って『方丈』でお支払いしましょう!

受付のすぐ先に、一休禅師の墓所があります!あの有名な一休さんが眠る場所!

美しい境内!!正面に本堂がありますが、まずはその手前で右へ折れて、

『方丈』へ!!

酬恩庵の方丈は、1650年に加賀三代目の大名”前田利常”公により寄進されたもの。国の重要文化財に指定されています!

中はこんな感じ!この受付で拝観料をお支払いしました!

お茶や和菓子スイーツが楽しめるカフェもあった(゚∀゚)!!

奥の室!

境内を含め、写真撮影はOKとのこと♪

ですが、方丈でお奉りされている御本尊の一休禅師木像は撮影禁止となります!!

一休禅師が眺めておられる正面には、美しい枯山水庭園!!

こちらの庭園は、石川丈山・松花堂昭乗・佐川田喜六晶俊の三名合作といわれる江戸初期の枯山水庭園です!

南・東・北と方丈を囲むように3面に庭園があります!

南庭はサツキの刈込と白砂の庭!!

筋の入った白砂は、まさに京都のお寺って雰囲気で美しいですね♪

東庭は十六羅漢の庭!!

北庭は枯瀧落水の様子を表現した蓬莱庭園となっています!

詳しいことはわかりませんが、ぼんやり眺めていると心が洗われていくような美しいお庭でした!!

方丈で庭園を眺めて、次は本堂へ!!

本堂周辺はモミジが多く、秋の紅葉スポットです!!夏も青々とした葉が涼しげで美しかった!!

お!!「このはし わたる べからず」の橋だ(゚∀゚)!!!!!!

一休さんの”とんち”の代表作?だー!!!

絵馬の奉納所!!

絵馬は、トラの屏風のやつ(*´ω`*)♪

アニメ版の一休さん!!

一休禅師の肖像画は威厳のあるお顔をされているけど、やっぱり馴染み深いのはアニメ版だよね!!

たしか、一休さんと、新右衛門さん(蜷川新右衛門)と、屏風の虎退治でとんち対決した室町幕府の3代将軍”足利義満”は、実際は微妙に年代がズレているらしい!

新右衛門も”剣術の名人”ではなく、どちらかと言えば学問に優れた”インテリ”さんだったとか!!

〈9:38〉まだまだ紹介したいのですが、見どころが多くまとめきれないので、このあたりで、ひと休ひと休み!!

ぜひ酬恩庵一休寺に拝観しましょう!!

では駅に戻りましょ!この時間帯になると、バッチリなお天気に!!

山にかかっていた雲もなくなっていました!!展望台にいるときに晴れてくれていれば…。

〈9:49〉そして京田辺駅にゴール!!

まとめ

ということで今回は『甘南備山』への登山でした!

甘南備山は、非常にコース内の整備が行き届いており、入り口・分岐ごとに道しるべやコースマップが設置されています!初心者から安心して登れる山という印象です!

コース自体のバリエーションも豊富で、適度に展望スポットがあり、見どころも多い山!何度でも登りたい山ですね!

朝の散歩がてら登られている方も非常に多かったので、地元の方々を中心に親しまれている様子が伺えました!

今回は目的でもあった麓の『酬恩庵一休寺』への拝観も楽しめたので、充実した山行となりました!

誰もが知っているあの”一休さん”が晩年を過ごされ、『方丈』の美しい枯山水庭園!!

甘南備山への登山とあわせて、ぜひ訪れてほしいスポットです♪

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